JP2004309243A - 液漏れ検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液漏れ検出用温度センサ1にはヒーター12から熱量Qが供給されている。ヒーター12には、電力モニタ14と電力制御器16により、電力設定器15に入力された一定の電力が常に供給されるようになっており、熱量Qは常に一定である。液漏れ検出用温度センサ1から、校正時に液漏れ検出用温度センサ基準温度記憶機構4に記憶した基準値を比較器7で引くことで校正時と現在の温度差が得られ、同様に、周囲温度測定用温度2から、校正時に周囲温度測定用温度センサ基準温度記憶機構5に記憶した基準値を比較器8で引くことで校正時と現在の温度差が得られる。両方の温度差の差を比較器10を用いてを求めることにより液漏れ検出用温度センサ1の熱抵抗変化を測定することができ、液漏れが検出できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する分野】
本発明は、液体クロマトグラフ等の分析機器や産業用機器に用いられる、液体の漏れを検出する液漏れ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液漏れ検出方法として、電気伝導度を検出する方式、屈折率変化を検出する方式、熱放散量(熱抵抗)の変化を検出する方式がある。電気伝導度を検出する方式では、装置が簡単で感度も高いという長所を有しているが、電気伝導度の低い液体は検出できない、電気伝導度を測定する電極の汚染・腐食で感度が低下するといった短所もある。屈折率を検出する方式では、検出可能な液体に制約はないが、装置が複雑となる短所がある。熱放散量の変化を検出する方式は、検出可能な液体に制限は無く、装置も比較的簡単であるが、周囲温度でセンサ出力が変化するという欠点がある。
【0003】
熱放散量検出型液漏れ検出装置の基本原理を図4に示す。サーミスタ等の温度センサ41には弱い熱量が与えられており、周囲温度より高い状態に保たれている。温度センサ41の出力電圧は温度によって変化するが、ゼロ点記憶機構45で得られる基準電圧と比較器43で比較する。温度センサ41に与える熱量をQ(W)、センサの周囲が空気の場合の周囲に対する熱抵抗をRa(℃/W)、周囲温度をT0(℃)とすると、温度センサ41の温度は熱量と熱抵抗で、ある平衡温度に達する。周囲が空気の場合の平衡温度をTa(℃)とすると、温度センサ の温度は(1)式で表される。
Ta=T0+Q・Ra………(1)
この温度Taをゼロ点記憶機構45に基準値記憶値として記憶させる。ここで、温度センサ41の周囲が液体に接すると、一般的には空気より液体のほうが熱抵抗が小さいので、周囲に対する熱抵抗が減少する。接液状態の熱抵抗がRb(℃/W)に変化すると、この時温度センサ41の温度は(2)式のT1に変化する。
T1=T0+Q・Rb………(2)
したがって、温度センサ41の周囲が空気の場合に対して(3)式のΔTの温度差が生じる。
ΔT=T1−Ta=Q(Rb−Ra)………(3)
比較器43を用い、ゼロ点記憶機構45に記憶させたTaとT1とを比較し、この温度差ΔTを検出することで、温度センサ41を液漏れ検出器として使用することができる。すなわち、基準値記憶値として温度センサ41の周囲が空気の場合のセンサ出力を記憶しておき、現在のセンサ出力値から基準値を引いた値をモニタし、液漏れなどにより液に触れたときその値が一定量変化したら、液漏れがあったとみなす。ここでは、温度差を検出するとしたが、サーミスタの抵抗など、温度と相関のある他の測定値を検出しても同様に動作する。
【0004】
上記熱放射量検出型液漏れ検出装置に関連する先行技術文献情報を調査したが発見されなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
熱放散量検出型液漏れ検出装置において、上記のような方法では、温度センサ41の周囲が空気のときに基準値を測定して記憶し、周囲が液体になったときの比較基準値として使用するが、これは基準値記憶時と測定時の周囲温度T0が変化しないという前提がある。実際には周囲温度は変化するので、これを考慮して(3)式を計算しなおすと、基準値記憶時の周囲温度がT0a、測定時の周囲温度がT0Iのとき、温度センサ周囲が液体の場合と周囲が空気の場合の温度センサ41における温度差ΔTは(4)式で表される。
ΔT=(T0I+Q・Rb)−(T0a+Q・Ra)=(T0I−T0a)+Q(Rb−Ra)………(4)
つまり、液を検出した場合だけでなく、周囲温度が変化しても、温度センサ41の測定温度が変化してしまう。このようなセンサを液漏れセンサとして使用すると、温度変化があった場合、実際には液漏れがないのに液漏れを報告する、液が漏れたのに検出できない、という誤動作が起こる。
【0006】
このような問題を解決する手段としては次のような方法が考えられる。まず、温度センサに与える熱量を大きくし、温度センサの周囲の温度変化(T0I−T0a)が無視できるようにする。この方法は実現が容易であるが、温度センサ部分の温度が高くなるため、可燃性の液体には使用できないという欠点がある。次に、温度センサの周囲温度を測定し、温度変化を補正する方法がある。この方法では、温度センサの温度をあげることなく、温度センサ周囲の温度変化の影響を高精度で補正することができるが、温度センサ周囲の温度変化を測定するもう一つの温度センサが必要となる。
【0007】
有機溶剤を使用する液体クロマトグラフ等の機器では、センサ温度をあまりあげることができないので、温度補正によって温度変化を吸収する方法が有効である。ところが、(4)式では、基準値記憶時と測定時で熱量Qが変化しないことが前提となるが、一般的には熱量は周囲温度変化と共に変化する。これを考慮して(4)式を補正すると(5)式のように表される。
ΔT=(T0I+Qb・Rb)−(T0a+Qa・Ra)=(T0I−T0a)+Qb・Rb−Qa・Ra………(5)
これから、単に温度センサ周囲の温度を測定するだけでは補正は難しいことがわかる。
【0008】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、センサの周囲温度が変化しても正常に動作する液漏れセンサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本発明の液漏れセンサは、周囲温度より高い温度に加熱もしくは自己発熱した温度センサからの熱放散量が液体の有無により変化し、この変化を計測することにより液漏れを検出する液漏れ検出装置において、温度センサおよび温度センサの周囲温度を測定する手段を有し、温度センサに一定の熱量を供給する手段を有し、さらに温度センサが測定する温度と温度センサの周囲温度を測定する手段が測定する温度との差を測定する手段を有するものである。温度センサとしては、サーミスタ、熱電対、白金抵抗体等がある。温度センサに一定の熱量を供給する手段としては、例えば供給する熱量を設定する電力設定器と供給する熱量を測定する電力モニタおよび電力設定器における設定値と電力モニタからの測定値との差を無くすように動作する電力制御器との組み合わせがある。
【0010】
(4)式を変形し(4’)と表すことができる。
Q(Rb−Ra)=ΔT−(T0I−T0a)………(4’)
現在の温度センサの温度T0Iから、校正時に記憶した基準値記憶時の温度センサの温度T0aを引くことで、(4’)式のΔTが得られ、同様に、温度センサの周囲温度の現在温度から、校正時に記憶した周囲温度の基準値を引くことで、(4’)式の(T0I−T0a)が得られる。これらより、Q(Rb−Ra)を求めることができる。熱量Qは一定値となるように制御されているので、Q(Rb−Ra)は温度センサの、周囲が液の場合と周囲が空気の場合の熱抵抗変化に比例するため、これを判定基準と比較することで、液漏れが検出できる。
【0011】
また、本発明の液漏れセンサは、周囲温度より高い温度に加熱もしくは自己発熱した温度センサからの熱放散量が液体の有無により変化し、この変化を計測することにより液漏れを検出する液漏れ検出装置において、温度センサおよび温度センサの周囲温度を測定する手段を有し、温度センサに供給する熱量を測定する手段を有し、さらに温度センサが測定する温度と温度センサの周囲温度を測定する手段が測定する温度との差を測定する手段を有するものである。温度センサに供給する熱量を測定する手段としては、電力モニタ等がある。
【0012】
(1)式より、温度センサの熱抵抗は、このときの熱量をQ、周囲温度をT0とすると、(6)式のように求めることができる。
R=(T1−T0)/Q(℃/W)………(6)
熱量Qは熱量を測定する手段により求められるので、液漏れが起こっていないときの熱抵抗と現在の熱抵抗の差を求めることで、熱抵抗変化を求めることができ、液漏れが検出できる。
【0013】
また、本発明の液漏れセンサは、周囲温度より高い温度に加熱もしくは自己発熱した温度センサからの熱放散量が液体の有無により変化し、この変化を計測することにより液漏れを検出する液漏れ検出装置において、温度センサおよび温度センサの周囲温度を測定する手段を有し、温度センサと周囲温度との温度差を一定に保つ手段を有し、さらに温度センサが測定する温度と温度センサの周囲温度を測定する手段が測定する温度との差を測定する手段を有するものである。温度センサと周囲温度との温度差を一定に保つ手段としては、例えば温度センサと周囲温度との温度差を測定する2つの温度検出器と、温度差をあらかじめ設定しておく温度設定器と、実際の温度差と設定している温度差との差をなくすように温度センサに熱を供給するヒータの制御を行うヒータ駆動回路との組み合わせがある。
【0014】
温度センサの温度を一定に保つために必要な熱量は放散した熱量に等しい、という事実を用いて、熱の放散量を計測することで、周囲温度に依存しない液漏れ検出を行うことができる。式(2)は式(2’)のように変形できる。
T1−T0=Q・Rb………(2’)
ここで、温度センサと周囲温度との温度差を一定値ΔTsとすると、(2’)は(7)式のように表される。
ΔTs=Q・RB
Rb=ΔTs/Q………(7)
すなわち、温度センサに供給した熱量(電力)を測定することで、温度センサの熱抵抗Rbを測定することができる。この値から、校正時に記憶した、温度センサの周囲が空気の場合の熱抵抗Raを引くことで、熱抵抗変化が得られ、これをある閾値を比較することで液漏れが検出できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を参照しながら詳細に説明する。本発明の液漏れ検出器の一実施例のブロック図を図1に示す。本発明の液漏れ検出器は、液漏れ検出用温度センサ1と、周囲温度測定用温度センサ2と、液漏れ検出用温度センサ基準温度記憶機構4と、周囲温度測定用温度センサ基準温度記憶機構5と、比較器7、8、10と、ヒーター12と、電流増幅器13と、電力モニタ14と、電力設定器15および電力制御器16から構成されている。液漏れ検出用温度センサ1および周囲温度測定用温度センサ2はサーミスタである。
【0016】
液漏れ検出用温度センサ1にはヒーター12から熱量Qが供給されている。ヒーター12には、電力モニタ14と電力制御器16により、電力設定器15に入力された一定の電力が常に供給されるようになっており、熱量Qは常に一定である。液漏れ検出用温度センサ1から、校正時に液漏れ検出用温度センサ基準温度記憶機構4に記憶した基準値を比較器7で引くことで(4’)式のΔTが得られ、同様に、周囲温度測定用温度センサ2から、校正時に周囲温度測定用温度センサ基準温度記憶機構5に記憶した基準値を比較器8で引くことで(4’)式の(T0I−T0a)が得られる。これらより、比較器10を用いてQ(Rb−Ra)を求めることができる。熱量Qは一定値となるように制御されているので、Q(Rb−Ra)は液漏れ検出用温度センサ1の、周囲が液の場合と周囲が空気の場合の熱抵抗変化に比例するため、これを判定基準と比較することで、液漏れが検出できる。
【0017】
図2に本発明の第2の実施例のブロック図を示す。本実施例は液漏れ検出用温度センサ1と、周囲温度測定用温度センサ2と、熱抵抗基準値記憶機構23と、比較器25、29と、熱抵抗測定器27と、ヒーター12および電力モニタ14から構成されている。
【0018】
本実施例の液漏れ検出装置は(6)式により液漏れ検出用温度センサ1の熱抵抗を直接求めることにより液漏れを検出するものである。液漏れ検出用温度センサ1にはヒーター12から熱量Qが供給されている。熱量Qは変動しても良いがその値は常に電力モニタ14により測定されている。液漏れ検出用温度センサ1と周囲温度測定用温度センサ2の温度差(T1−T0)が比較器25より得られ、これを熱抵抗測定器27において、電力モニタ14で求められる電力から計算される熱量Qで除すと、液漏れ検出用温度センサ1の周囲への熱抵抗Rbが直接計算できるので、校正時に熱抵抗基準値記憶機構23に記憶させておいた液漏れが起こっていない状態の熱抵抗Raと現在の熱抵抗Rbとを比較器29で比較する。周囲が空気の場合の熱抵抗は周囲が液で満たされた場合の熱抵抗より大きいので、例えばRbがRaより50%減少したら液漏れとみなす、という判定を行うことにより液漏れを検出することができる。
【0019】
電力モニタ14の構成を図5に示す。電力モニタ14は抵抗51と、サーミスタ53および電圧計55から構成されている。抵抗51は抵抗値Rを有している。サーミスタ53を抵抗51により電圧Vccでプルアップし、そのときのサーミスタ電圧Vthを電圧計55でモニタする。この回路において、サーミスタ53における電流Ithは8式で示される。
Ith=(Vcc−Vth)/R………(8)
したがって、サーミスタ53の発熱電力Pthは9式で求められる。
Pth=Ith・Vth=Vth(Vcc−Vth)/R………(9)
VccおよびRはあらかじめ決まっている値であるので、発熱電力Pthは電圧計55によりVthを測定することにより常にモニタすることができる。
【0020】
図3に本発明の第3の実施例のブロック図を示す。本実施例は液漏れ検出用温度センサ1と、周囲温度測定用温度センサ2と、ヒーター12と、ヒーター駆動回路35と、温度設定器33と、電力モニタ14と、熱抵抗測定器27と、比較器30、31、39および熱抵抗基準値記憶機構23から構成されている。
【0021】
本実施例の液漏れ検出装置は(7)式により、液漏れ検出用温度センサ1と周囲温度測定用温度センサ2との温度差を一定に保つことで液漏れ検出用温度センサ1の熱抵抗を測定でき、これにより液漏れを検出するものである。液漏れ検出用温度センサ1はヒーター12により熱量Qが供給され周囲温度より高温に保たれている。液漏れ検出用温度センサ1と周囲温度測定用温度センサ2との温度差ΔTsが比較器30により常に測定されている。温度設定器33には液漏れ検出用温度センサ1と周囲温度測定用温度センサ2との温度差があらかじめ設定されており、温度設定器33に設定されている値と比較器30で測定されるΔTsとの差が比較器31により測定される。比較器31からの信号はヒーター駆動回路35に伝えられ、液漏れ検出用温度センサ1と周囲温度測定用温度センサ2との温度差ΔTsが温度設定器33に設定された温度と常に一致するように制御される。また、ヒーター12に供給される熱量Qは電力モニタ14により測定されており、この熱量Qと液漏れ検出用温度センサ1と周囲温度測定用温度センサ2との温度差ΔTsを用いて(7)式に従って熱抵抗測定器27により液漏れ検出用温度センサ1の熱抵抗が計算される。校正時に熱抵抗基準値記憶機構23に記憶させておいた液漏れが起こっていない状態の熱抵抗Raと現在の熱抵抗Rbとを比較器39で比較する。例えばRbがRaより50%減少したら液漏れとみなす、という判定を行うことにより液漏れを検出することができる。
【0022】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の変更を行うことができる。例えば、上記実施例では液漏れ検出用温度センサ1の熱抵抗を測定することにより液漏れを検出しているが、熱伝導度を測定することにより液漏れを検出することも可能である。この場合は、周囲が空気の場合の熱伝導度は周囲が液で満たされた場合の熱伝導度より小さいので、例えばRbがRaの150%に達したら液漏れとみなす、ということで判定を行うことができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、液漏れ検出用温度センサの周囲温度を測定し、さらに液漏れ検出用温度センサに供給する熱量を一定に保っているので、周囲温度が変化しても液漏れを正確に検出することができる。また、液漏れ検出用温度センサの周囲温度を測定し、さらに液漏れ検出用温度センサに供給する熱量を直接測定することにより、周囲温度が変化しても液漏れを正確に検出することを可能としている。また、液漏れ検出用温度センサの周囲温度を測定し、さらに液漏れ検出用温度センサと周囲温度の差を一定に保つことにより周囲温度が変化しても液漏れを正確に検出することを可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液漏れ検出装置の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の液漏れ検出装置の第二の実施例のブロック図である。
【図3】本発明の液漏れ検出装置の第三の実施例のブロック図である。
【図4】従来の熱放散量検出型液漏れ検出装置の基本原理図である。
【図5】電力モニタの構成図である。
【符号の説明】
1−−−液漏れ検出用温度センサ
2−−−周囲温度測定用温度センサ
4−−−液漏れ検出用温度センサ基準温度記憶機構
5−−−周囲温度測定用温度センサ基準温度記憶機構
7、8、10−−−比較器
12−−−ヒーター
13−−−電流増幅器
14−−−電力モニタ
15−−−電力設定器
16−−−電力制御器
Claims (3)
- 周囲温度より高い温度に加熱もしくは自己発熱した温度センサからの熱放散量が液体の有無により変化し、この変化を計測することにより液漏れを検出する液漏れ検出装置において、温度センサおよび温度センサの周囲温度を測定する手段を有し、前記温度センサに一定の熱量を供給する手段を有し、前記温度センサが測定する温度と前記温度センサの周囲温度を測定する手段が測定する温度との差を測定する手段を有することを特徴とする液漏れ検出装置。
- 周囲温度より高い温度に加熱もしくは自己発熱した温度センサからの熱放散量が液体の有無により変化し、この変化を計測することにより液漏れを検出する液漏れ検出装置において、温度センサおよび温度センサの周囲温度を測定する手段を有し、前記温度センサに供給する熱量を測定する手段を有し、前記温度センサが測定する温度と前記温度センサの周囲温度を測定する手段が測定する温度との差を測定する手段を有することを特徴とする液漏れ検出装置。
- 周囲温度より高い温度に加熱もしくは自己発熱した温度センサからの熱放散量が液体の有無により変化し、この変化を計測することにより液漏れを検出する液漏れ検出装置において、温度センサおよび温度センサの周囲温度を測定する手段を有し、前記温度センサと周囲温度との温度差を一定に保つ手段を有し、前記温度センサが測定する温度と前記温度センサの周囲温度を測定する手段が測定する温度との差を測定する手段を有することを特徴とする液漏れ検出装置。
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