JP3150238U - 自動二輪車 - Google Patents

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ダルドン アレックス
ダルドン アレックス
博生 斉藤
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Abstract

【課題】車体の車幅方向寸法を大きくすることなく、転倒時の燃料タンクへの衝撃を抑制できる自動二輪車を提供する。【解決手段】車体フレームに棒状部材25を、該棒状部材25の先端部25cが、燃料タンクの車幅方向外縁部より内側に位置し、かつ車両を横倒しした状態でのタイヤ7a及び燃料タンクの接地点同士を結ぶ接地ラインAより車幅方向外側に突出するよう設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、車体フレームを車幅方向に跨ぐように搭載された燃料タンクを備えた自動二輪車に関する。
この種の自動二輪車では、車体を横倒ししたときの燃料タンクへの衝撃を抑制する構造を採用する場合がある。例えば、特許文献1には、車体フレームに、保護部材を燃料タンクの外縁より外側に位置するよう取り付けた構造のものが提案されている。
特開平8−198158号公報
ところで、前記従来構造では、保護部材を燃料タンクの外縁より外側に位置させて取り付ける構造であることから、保護部材の分だけ車体の車幅方向寸法が大きくなるという問題がある。
本考案は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、車体の車幅方向寸法を大きくすることなく、車体を横倒ししたときの燃料タンクへの衝撃を抑制できる自動二輪車を提供することを課題としている。
本考案は、車体フレームと、該車体フレームを車幅方向に跨ぐように搭載された燃料タンクとを備えた自動二輪車であって、前記車体フレームに棒状部材を、該棒状部材の先端部が、前記燃料タンクの車幅方向外縁部より内側に位置し、かつ車両を横倒しした状態でのタイヤ及び燃料タンクの接地点同士を結ぶ接地ラインより車幅方向外側に突出するよう設けたことを特徴としている。
本考案に係る自動二輪車によれば、棒状部材を、その先端部が横倒しした状態での接地点を結ぶ接地ラインより車幅方向外側に突出するよう配置した。そのため車体を横倒ししたときには棒状部材の先端部が燃料タンクより先に接地することとなり、燃料タンクへの衝撃を抑制できる。また、棒状部材の先端部は燃料タンクの外縁部より内側に位置しているので、棒状部材を設けたことにより車体の車幅方向寸法が大きくなることはない。
本考案の一実施形態による自動二輪車の正面図である。 記自動二輪車の燃料タンクが搭載された車体フレームの側面図である。 前記車体フレームの側面図である。 前記燃料タンクの底面図である。 前記燃料タンクの下方に配置された棒状部材の一部断面正面図である。
以下、本考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本考案の一実施形態による自動二輪車を説明するための図であり、図1は自動二輪車の正面図、図2は自動二輪車の側面図、図3は車体フレームの側面図、図4は車体フレームに搭載された燃料タンクの底面図、図5は燃料タンクの一部断面正面図である。なお、本明細書で前,後、左,右という場合は、特記なき限りシートに着座した状態で見た場合の前,後、左,右を意味する。
図において、1は本実施形態に係るオフロードタイプの自動二輪車を示している。この自動二輪車1は、車体フレーム2と、該車体フレーム2に搭載されたエンジン3と、前記車体フレーム2のヘッドパイプ4により左右操向自在に支持されたフロントフォーク5と、前記車体フレーム2により上下揺動自在に支持されたリヤアーム6とを備えている。
前記フロントフォーク5の下端部には前輪7が回転自在に支持され、上端部には操向ハンドル8が固定されている。また前記リヤアームの6後端部には後輪9が回転自在に支持されている。
前記自動二輪車1は、前記車体フレーム2に該車体フレーム2を車幅方向に跨ぐように搭載された燃料タンク10と、該燃料タンク10の後側に搭載された鞍乗型のシート11とを備えている。該シート11の前部11aは、前記燃料タンク10上面後部を覆うように配置されている。
前記車体フレーム2は、前記ヘッドパイプ4の上部から車幅方向外側に拡開しつつ後斜め下方に延びる左,右のメインフレーム12,12と、前記ヘッドパイプ4の下部から斜め下方に略直線状に延びる1本のダウンチューブ13と、前記左,右のメインフレーム12の中途部から後方に略直線状に延びる左,右のシートレール14と、該シートレール14の後部と前記メインフレーム12の下部とを接続する左,右のシートステー15とを有する。
前記操向ハンドル8の前方には、ヘッドライト17及びスクリーン18が配置されており、該ヘッドライト17,スクリーン18は前記ヘッドパイプ4にブラケット等を介して取り付けられている。
前記ヘッドライト17とヘッドパイプ4との間は、フロントカバー20により覆われている。また前記燃料タンク10の左,右側面は、タンクカバー21により覆われている。さらにまた前記エンジン3のシリンダ部の左,右側方は、エンジンカバー22により覆われている。
前記燃料タンク10は、樹脂製で、左,右のメインフレーム12上に配置されたタンク本体部10aと、該タンク本体部10aの左,右側部から車幅方向外側に拡開しつつ前方に延びる左,右タンク部10b,10bとを有する。該左,右タンク部10bは、車両側方から見ると、前記ヘッドパイプ4を側方から覆うように前方に延びている。
前記タンク本体部10aの上端壁には、燃料注入口10cが形成されている。またタンク本体部10aの後縁には、左,右一対の後取付け部10d,10dが形成されている。該左,右の後取付け部10dは、前記左,右のシートレール14に弾性部材を介在させて取り付けられている。
前記左,右タンク部10bの底壁10hの内縁部には、前取付け部10e,10eが下方に突出形成されている。該左,右の前取付け部10eには、挿通孔10fが車幅方向に貫通するよう形成され、該挿通孔10f内にはゴム等の弾性部材26を介在させてカラー27が挿入されている。
前記弾性部材26は、前記挿通孔10fの内周面に当接する円筒部26cと、前取付け部10eの左,右側面に当接する内,外フランジ部26a,26bを有する。また前記カラー27は、前記円筒部26c内に挿入された筒体部27bと、該筒体部27bの外周縁に形成され、前記外フランジ部26bの外面に当接するフランジ部27aを有する。
前記車体フレーム2のダウンチューブ13には、車幅方向外側に突出するボス部13a,13aが一体に形成されている。該左,右のボス部13aは、前記ダウンチューブ13に溶接により結合されたパイプ部材13bと、該パイプ部材13b内に挿入固定されたナット13cとを有する。
前記左,右のボス部13aの外端面に前記燃料タンク10の前取付け部10eが内フランジ部26aを介在させて対向している。
そして前記車体フレーム2には、車両を横倒ししたとき前記燃料タンク10より先に接地する棒状部材25が設けられている。
前記棒状部材25は、その先端部25cが、前記燃料タンク10の車幅方向外縁部10gより車幅方向内側に位置し、かつ車両を横倒しした状態での前輪7のタイヤ7a及び燃料タンク10の接地点同士を結ぶ接地ラインAより車幅方向外側に突出するよう車体フレーム2に固定されており、詳細には以下の構造を有する。
前記棒状部材25は、前記燃料タンク10の左,右タンク部10bの底壁10hより下方に配置され、車両側方から見ると、前記タンクカバー21により覆われて隠れている。また前記底壁10hの棒状部材25に対応する部分には、該棒状部材25に沿って延びる凹部10iが上方に凹設されている(図4参照)。
前記タンクカバー21の内側面には、前記先端部25cが当接する緩衝部材28が貼着されている。
前記棒状部材25は、棒体部25aと、該棒体部25aの基端部に小径に形成された固定部25bとを有する。前記棒体部25aの段部25dが前記カラー27のフランジ部27aに当接している。
そして棒状部材25は、固定部25bをカラー27内に挿入し、前記ボス部13aのナット13cにねじ込むことにより、前記前取付け部10eと共にダウンチューブ13に固定されている。
本実施形態によれば、棒状部材25を、その先端部25cが燃料タンク10の外縁部10gより内側に位置し、かつ横倒しした状態で接地ラインAより車幅方向外側に突出するよう車体フレーム2に取り付けたので、棒状部材25を設けたことにより車幅方向寸法が大きくなることはなく、かつ転倒時には棒状部材25が燃料タンク10より先に接地するので該燃料タンク10への衝撃を抑制できる。
前記棒状部材25を、燃料タンク10の底壁10hより下方に配置したので、上方から見えにくく、外観の低下を回避できる。
本実施形態では、前記棒状部材25を、燃料タンク10の左,右側面を覆うタンクカバー21の内側に配置して該タンクカバー21により覆ったので、棒状部材25が外方から見えることはなく、この点からも外観の低下を回避できる。
また前記タンクカバー21の内側面に、前記棒状部材25の先端部25cが当接する緩衝部材28を貼着したので、走行中に棒状部材25がタンクカバー21に当たることによる擦れ音等の発生を防止できる。
本実施形態では、前記棒状部材25を、前記車体フレーム2のダウンチューブ13に形成されたボス部13aに、前記燃料タンク10の前取付け部10eと共に固定したので、燃料タンク10を取り付けるためのボス部13aを利用して棒状部材25を固定でき、部品点数が増えるのを防止できる。
1 自動二輪車
2 車体フレーム
7a タイヤ
10 燃料タンク
10e 前取付け部
10g 外縁部
10h 底壁
13aボス部
21 タンクカバー
25 棒状部材
25c 先端部
28 緩衝部材
A 接地ライン

Claims (5)

  1. 車体フレームと、
    該車体フレームを車幅方向に跨ぐように搭載された燃料タンクと
    を備えた自動二輪車であって、
    前記車体フレームに棒状部材を、該棒状部材の先端部が、前記燃料タンクの車幅方向外縁部より内側に位置し、かつ車両を横倒しした状態でのタイヤ及び燃料タンクの接地点同士を結ぶ接地ラインより車幅方向外側に突出するよう設けた
    ことを特徴とする自動二輪車。
  2. 請求項1に記載の自動二輪車において、
    前記棒状部材は、前記燃料タンクの底面より下方に配置されている
    ことを特徴とする自動二輪車。
  3. 請求項1に記載の自動二輪車において、
    前記燃料タンクには、該燃料タンクの外側面を覆うタンクカバーが配置され、
    車両側方から見ると、前記棒状部材は、前記タンクカバーにより覆われている
    ことを特徴とする自動二輪車。
  4. 請求項3に記載の自動二輪車において、
    前記タンクカバーの内側面には、前記棒状部材の先端部が当接する緩衝部材が貼着されている
    ことを特徴とする自動二輪車。
  5. 請求項1に記載の自動二輪車において、
    前記車体フレームには、車幅方向外側に突出するボス部が形成され、
    前記燃料タンクの底部には、前記ボス部の外端面に位置する取付け部が形成され、
    前記棒状部材は、前記取付け部と共に前記ボス部に固定されている
    ことを特徴とする自動二輪車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010137621A1 (ja) * 2009-05-27 2010-12-02 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車
JP2012526696A (ja) * 2009-05-13 2012-11-01 コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン モーターサイクル用スキッドプレート

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