JP3150216U - 筋交受け金具付き柱脚金物。 - Google Patents
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Abstract
【課題】木造住宅の堅牢さ及び耐久性向上の推進を追求をする為、躯体構造材の剛性を高め、筋交いの定着度の向上を図った筋交受け金具付き柱脚金物を提供する。【解決手段】木造住宅建築に際し、木柱の柱脚部位及び柱頭部位を金属板で囲う事で木材の腐れ・変形・割れ等による木材及び躯体の剛性強度低下を防ぎ、尚筋交いの取付けを確実なものとする、木柱が差し込まれる上部が、木柱断面寸法に見合う開口を有する金属製角筒の外側面に、羽根状又は板状の筋交い受けとなる金具を設け、前記金属製角筒の開口部の反対側に木柱のほぞが差込まれる金属製ほぞ孔型を設けてなる。【選択図】図1
Description
本考案は、木造建築物の木軸工法に関するものである。
木造住宅構築方法の内、土台及び柱においては離脱防止策及び腐れ防止薬品は講じられているが完全といえず又、柱と交わる胴差し、桁、筋交い等においては取り付き部位の強度保全、保持などに関して改善が進んでいないのが現状である。
木造住宅の土台と柱、柱と胴差し及び桁、梁、筋交いの定着に関わる躯体構造材の剛性強度の維持及び経年による木質材の劣化、変化による建築物全体の強度低下を防ぐ事が課題である。
木造住宅で垂設する躯体構造材である木柱の、柱脚部位および柱頭部位を柱脚金物で囲うことで柱に剛性を持たせ、更に筋交い受け金具となる釘穴を空けた平板状又は羽根状の金具を柱脚金物に、筋交いが取り付く必要方向に溶接され固着する筋交受け金具付き柱脚金物を用いることが手段である。
又、筋交いを要しない柱に於いては、柱脚金物のみを柱脚部位及び柱頭部位に連用するものである。
又、筋交いを要しない柱に於いては、柱脚金物のみを柱脚部位及び柱頭部位に連用するものである。
以下の様な効果を有するものである。
1、柱脚金物は収縮変形が無く、金属の種類及び処置方法により長期使用が可能である。
2、柱脚金物は木柱の腐れ防止及び剛性強度の低下を防ぐことができる。
3、柱脚金物は地震による木柱の土台との離脱防止効果が大きい。
4、柱脚金物は建築物各階の木柱の、根元部位及び頭部位に用いることができる。
5、筋交受け金具は柱脚金物に溶接で固着されるので剥離等が無く、筋交いの安全、安定に繋がる。
1、柱脚金物は収縮変形が無く、金属の種類及び処置方法により長期使用が可能である。
2、柱脚金物は木柱の腐れ防止及び剛性強度の低下を防ぐことができる。
3、柱脚金物は地震による木柱の土台との離脱防止効果が大きい。
4、柱脚金物は建築物各階の木柱の、根元部位及び頭部位に用いることができる。
5、筋交受け金具は柱脚金物に溶接で固着されるので剥離等が無く、筋交いの安全、安定に繋がる。
以下、図面に示す実施例に従い本考案の実施態様について説明する。
図1 住宅設計図書の柱位置図における建築物の辺長部位に建つ、筋交い9の二方向
脚金物1である、又筋交い9を要しない柱においては筋交受け金具2の付帯しない柱脚金物1を用いる。
図2 柱位置図において建築物の角の部位に建つ、筋交い9の二方向を要す木柱7の
図3 柱位置図において建築物の辺がT字型に交差する部位に建つ、筋交い9の三方
柱脚金物1。
図4 柱位置図において建築物の辺が十字型に交差する部位に建つ、筋交い9の四方
柱脚金物1。
図5 筋交受け金具2付き柱脚金物1の下向き状態を示しており木柱頭部に用い、木柱の差込後釘孔8を介して釘又はビスを打ち込み固着させる。
図6 筋交受け金具2付き柱脚金物1の上向き状態で柱脚部に用い、木柱の差込後釘
他方向の形状を示す。
め込む土台6を示し、尚横架材4及び、筋交受け金具2に取り付く筋交い9の状態を示している。又、柱頭部において筋交受け金具2付き柱脚金物1が下向
に向かう筋交い9及び横架材4を示す。
斜視図及び、合致の方向を示す。
図1 住宅設計図書の柱位置図における建築物の辺長部位に建つ、筋交い9の二方向
脚金物1である、又筋交い9を要しない柱においては筋交受け金具2の付帯しない柱脚金物1を用いる。
図2 柱位置図において建築物の角の部位に建つ、筋交い9の二方向を要す木柱7の
図3 柱位置図において建築物の辺がT字型に交差する部位に建つ、筋交い9の三方
柱脚金物1。
図4 柱位置図において建築物の辺が十字型に交差する部位に建つ、筋交い9の四方
柱脚金物1。
図5 筋交受け金具2付き柱脚金物1の下向き状態を示しており木柱頭部に用い、木柱の差込後釘孔8を介して釘又はビスを打ち込み固着させる。
図6 筋交受け金具2付き柱脚金物1の上向き状態で柱脚部に用い、木柱の差込後釘
他方向の形状を示す。
め込む土台6を示し、尚横架材4及び、筋交受け金具2に取り付く筋交い9の状態を示している。又、柱頭部において筋交受け金具2付き柱脚金物1が下向
に向かう筋交い9及び横架材4を示す。
斜視図及び、合致の方向を示す。
Claims (1)
- 木造住宅建築にあたり、木柱の柱脚部位及び柱頭部位を金属板で囲うことで木材の腐れ、変形等の木材の剛性強度低下を防ぎ、尚筋交いの取り付きを確実なものとする事のできる筋交受け金具付き柱脚金物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008743U JP3150216U (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | 筋交受け金具付き柱脚金物。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008743U JP3150216U (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | 筋交受け金具付き柱脚金物。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3150216U true JP3150216U (ja) | 2009-05-07 |
Family
ID=54854729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008008743U Expired - Fee Related JP3150216U (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | 筋交受け金具付き柱脚金物。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3150216U (ja) |
-
2008
- 2008-11-17 JP JP2008008743U patent/JP3150216U/ja not_active Expired - Fee Related
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