JP3150142U - 管継ぎ手 - Google Patents
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Abstract
【課題】継ぎ手部において管体が回転しても管体を挟持する爪により損傷しない管継ぎ手を提供する。【解決手段】本体1、フェルール2、ロックリング3および押出部により構成する。フェルールは、内周面に溝21および管体挟持部22を有し、本体1の収納部11内に配置され、本体1との間には、フェルールの回転を許容する空隙が設けられている。ロックリングは、複数の爪31を有し、フェルールの溝内に回転可能に嵌合し、押出部は、管体を相通する開口及び管体外周に沿って延長された押出突起を有する。管体が外部からの力を受けて回転すると、ロックリングおよびフェルールも連動して回転するため、管体が爪により損傷されることはない。【選択図】図5
Description
本考案は、管継ぎ手に関し、特に、管体、該管体を挟持するロックリング及びフェルールがともに回転することにより、管体周囲が爪により損傷されるのを防ぎ、2段式回転を同時に行う管継ぎ手に関する。
以下、特許文献1に開示された従来技術を図面に基づいて説明する。図1および図2を参照する。図1は、従来の管継ぎ手を示す分解斜視図である。図2は、従来の管継ぎ手を示す断面図である。図1および図2に示すように、本体86は、内部にパッキン85、止めリング84およびロックリング83を設けている。本体86は、固定リング82により固定されている。また、本体86は、一方の端部に環垣811を有するカバーリング81を螺着しており、水管9がカバーリング81の環垣811から貫通されて本体86に挿着される。水管9がロックリング83の爪831上に嵌合されて水管9の位置決めが行われる。本体86とカバーリング81とは、相互に螺着しているため、カバーリング81が回転すると、カバーリング81と本体86との螺着程度が調節される。カバーリング81が下方の本体86の方向に螺旋移動してカバーリング81の環垣811がロックリング83の爪831を押し込むと、水管9に嵌合する爪831の力が緩み、水管9が管継ぎ手から外れる。
上記の管継ぎ手は、水管9の着脱が可能であったが、図2に示すように、水管9がロックリング83の爪831に嵌合され、ロックリング83が固定リング82の凸縁821と止めリング84との間に挟まれるように固定されて動かないため、水管9が外部からの力により回転されると、水管9の91周囲がロックリング83の爪831により傷つけられ破損しやすかった。また、水管9が何度も着脱を繰り返されると、水管9がロックリング83の爪831上に嵌合され、ロックリング83が固定リング82の凸縁821と止めリング84との間に挟まれるように固定されているため、水管9の91周囲が爪831に圧迫され、水管9の91周囲は、ロックリング83の爪831により傷つけられ破損しやすかった。そのため、水管9の寿命は、大幅に短縮され、管継ぎ手に緊密に結合することができなくなった。
本考案の目的は、管体がその挟持、固定する爪により傷つけられて破損するのを防ぐ管継ぎ手を提供することにある。
本考案は、上述の目的を達成する管継ぎ手を提供する。本考案の管継ぎ手は、本体、フェルール、ロックリング及び押出部を含む。本体は、内部に収納部を設けている。フェルールは、ロックリングの爪を嵌合する溝および管体挟持部を有し、本体の収納部内に設けられている。フェルールと本体との間には、本体に対してフェルールの回転を許容する隙間が設けられている。フェルールの一方の端部には、カバーリングが配置され、もう一方の端部には、パッキンが配置されている。ロックリングは、複数の爪を有し、フェルールの溝内に固定されない状態で嵌合されている。押出部は、開口および押出突起を有する。押出突起は、本体の収納部内に挿入される。
本考案の管継ぎ手は、以下の4つの長所を有する。管体周囲が爪により傷つけられて破損するのを防ぐことができる。管体がロックリングおよびフェルールを連動して回転させ、2段式回転が実現した。直径の規格の異なる管体を挟んで固定することができる。大幅に管体の寿命を延長させることができる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図3および図4を参照する。図3は、本考案の実施形態による管継ぎ手を示す分解斜視図である。図4は、本考案の実施形態による管継ぎ手を示す斜視図である。図3および図4に示すように、本考案の管継ぎ手は、本体1、フェルール2、ロックリング3および押出部4により構成する。
図5を参照する。図5は、本考案の管継ぎ手と管体とを相互に挿着する動作を示す断面図である。図5に示すように、本体1は、内部に収納部11を設けている。フェルール2は、溝21および挟持部22を有し、本体1の収納部11内に配置されている。フェルール2と本体1内側との間には、フェルールを本体に対して回転を許容する空隙23が設けられている。フェルール2の一方の端部には、カバーリング5が配置され、もう一方の端部には、パッキン6が配置されている。ロックリング3は、複数の爪31を有し、フェルール2の溝21内に固定されずに設けられている。押出部4は、開口41および押出突起42を有する。押出突起42は、本体1の収納部11内に挿入される。
図3および図5を参照する。押出部4は、開口41を設け、管体7を開口41中に挿入させ、カバーリング5の方向に移動させる。管体7がカバーリング5の方向に移動して、管体7がロックリング3の爪31に接触すると、爪31が弾性によりフェルール2の方向に曲って(図6参照)、管体7を挟持して固定する。
図6および図7を参照する。図6は、本考案の爪が管体を挟持して固定している動作を示す断面図である。図7は、本考案のロックリングが管体とともに回転する動作を示す図である。図6および図7に示すように、爪31が管体7を挟むように固定されているため、管体7が外部からの力を受けて回転すると、ロックリング3がフェルール2の溝21内に固定されずに設けられていることにより、管体7とともに爪31およびロックリング3が回転する。これにより、管体7が爪31により損傷されるのを防ぐことができる。
図8を参照する。図8は、本考案の挟持部と爪とがそれぞれ管体を挟持して固定している動作を示す断面図である。図8に示すように、フェルール2が挟持部22を設けていることにより、管体7がカバーリング5の方向に進むと、管体7の外径がフェルール2の挟持部22より大きい場合、管体7は、フェルール2の挟持部22により挟持、固定されるが、管体7の外径がフェルール2の挟持部22より小さい場合は、管体7は、ロックリング3の爪31により挟持されて固定される。このように、本考案の管継ぎ手は、異なる規格の管体7を挟持して固定することができ、管体7と管継ぎ手とを緊密に結合することができる。
図8および図9を参照する。図9は、本考案のフェルールおよびロックリングが管体とともに回転する動作を示す図である。図8および図9に示すように、管体7は、フェルール2の挟持部22とロックリング3の爪31とによりそれぞれ挟持、固定され、フェルール2と本体1との間には、空隙23が設けられているため、管体7が外部からの力を受けて回転すると、ロックリング3およびフェルール2も連動して回転する。これにより、管体7が爪31により損傷されるのを防ぎ、同時に2段式回転の実現により、管体7の損傷、摩耗を低減して寿命を大幅に向上させることができる。
図10を参照する。図10は、本考案の押出突起および爪の動作を示す断面図である。図10に示すように、爪31から管体7を外すときは、押出部4に押圧して押出部4をカバーリング5の方向に移動させる。押出部4の押出突起42がロックリング3の爪31を押し上げるとともに、爪31の弾性により爪31は、フェルール2の方向に曲がる。これにより、ロックリング3の爪31の内径と管体7の外径との間に隙間43ができ、管体7を簡単に抜き出すことができる。
本考案では好適な実施形態を前述の通りに開示したが、これらは決して本考案を限定するものではなく、当該技術を熟知する者は誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の保護の範囲は、実用新案請求の範囲で規定したとおりである。
1 本体
2 フェルール
3 ロックリング
4 押出部
5 カバーリング
6 パッキン
7 管体
11 収納部
21 溝
22 挟持部
23 空間
31 爪
41 開口
42 押出突起
43 隙間
2 フェルール
3 ロックリング
4 押出部
5 カバーリング
6 パッキン
7 管体
11 収納部
21 溝
22 挟持部
23 空間
31 爪
41 開口
42 押出突起
43 隙間
Claims (5)
- 内部に収納部を設けた本体と、
内周にロックリングを嵌合する溝及び管外周を挟持する挟持部を有し、前記本体の前記収納部内に配置されるフェルールと、
内外周に複数の爪を有し、前記フェルールの前記溝内に固定されない状態で嵌合されると共に前記爪により管外周を挟持するロックリングと、
管外周に嵌合され、前記本体の前記収納部内に挿入されて、
管外周に沿って押圧して移動されることにより前記管外周を挟持するロックリングの爪を管外周から押し開いて管外周から離す押出突起を有する押出部と、から構成されることを特徴とする管継ぎ手。 - 前記フェルールは、前記本体との間にその回転を許容する空隙を設けていることを特徴とする請求項1に記載の管継ぎ手。
- 前記押出部は、管体を挿通する開口を有することを特徴とする請求項1に記載の管継ぎ手。
- 前記フェルールは、一方の端部にカバーリングを配置していることを特徴とする請求項1に記載の管継ぎ手。
- 前記フェルールは、もう一方の端部にパッキンを配置していることを特徴とする請求項1に記載の管継ぎ手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000756U JP3150142U (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 管継ぎ手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009000756U JP3150142U (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 管継ぎ手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3150142U true JP3150142U (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=54854665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009000756U Expired - Lifetime JP3150142U (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 管継ぎ手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3150142U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011220467A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Nasco Fitting Kk | 管継手 |
JP2021041035A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 株式会社Tok | 回転支持装置及び美容器 |
-
2009
- 2009-02-16 JP JP2009000756U patent/JP3150142U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011220467A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Nasco Fitting Kk | 管継手 |
JP2021041035A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 株式会社Tok | 回転支持装置及び美容器 |
JP7305125B2 (ja) | 2019-09-13 | 2023-07-10 | 株式会社Tok | 回転支持装置及び美容器 |
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