JP3150075B2 - 電気信号分岐アダプタ - Google Patents
電気信号分岐アダプタInfo
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R31/00—Coupling parts supported only by co-operation with counterpart
- H01R31/06—Intermediate parts for linking two coupling parts, e.g. adapter
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
- H01R12/716—Coupling device provided on the PCB
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2107/00—Four or more poles
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電気信号分岐アダプ
タに関し、特におす側コネクタ及びめす側コネクタ間に
接続されて電気信号を取り出すための電気信号分岐アダ
プタに関する。
タに関し、特におす側コネクタ及びめす側コネクタ間に
接続されて電気信号を取り出すための電気信号分岐アダ
プタに関する。
【０００２】
【従来の技術】コネクタで接続された２つの電子装置や
電子回路（以下電子装置等という）の間で、どのような
信号が伝達されているかを確認することは、システム開
発、回路解析等を行う際に重要なことである。このよう
な信号の確認には、２つの電子装置等を接続するおす側
コネクタとめす側コネクタとの間に、これらコネクタの
端子やピンと接続してこれらを伝達する信号を取り出す
電気信号分岐アダプタが用いられる。このような電気信
号分岐アダプタは、例えば、実開昭６２−２５４８９号
公報、特開昭６２−１７０１７９号公報、実開昭６２−
１６９４８２号公報、実開平２−１４６７７８号公報、
実開平３−８４５６１号公報、実開平６−８８０８６号
公報などにより、数多く提案されている。
電子回路（以下電子装置等という）の間で、どのような
信号が伝達されているかを確認することは、システム開
発、回路解析等を行う際に重要なことである。このよう
な信号の確認には、２つの電子装置等を接続するおす側
コネクタとめす側コネクタとの間に、これらコネクタの
端子やピンと接続してこれらを伝達する信号を取り出す
電気信号分岐アダプタが用いられる。このような電気信
号分岐アダプタは、例えば、実開昭６２−２５４８９号
公報、特開昭６２−１７０１７９号公報、実開昭６２−
１６９４８２号公報、実開平２−１４６７７８号公報、
実開平３−８４５６１号公報、実開平６−８８０８６号
公報などにより、数多く提案されている。
【０００３】これら公知例による従来の電気信号分岐ア
ダプタの代表的な一例を図４に示す。
ダプタの代表的な一例を図４に示す。
【０００４】この電気信号分岐アダプタ１０ｘは、電子
装置３００ａに設けられためす側コネクタ２００ｘの複
数のコネクタめす側端子２０１ｘそれぞれと対応して挿
入され電気的に接続する複数のコネクタピン１６と、こ
れら複数のコネクタピン１６それぞれと対応接続しかつ
ケーブル４００を介して電子装置３００ｂと接続するお
す側コネクタ１００ｘの複数のコネクタピン１０１ｘそ
れぞれを対応して挿入し電気的に接続する複数のコネク
タめす側端子１７と、これら複数のコネクタめす側端子
１７及びコネクタピン１６それぞれと対応接続する複数
のチェック用端子１８とを備えた一体形成された構成と
なっている。
装置３００ａに設けられためす側コネクタ２００ｘの複
数のコネクタめす側端子２０１ｘそれぞれと対応して挿
入され電気的に接続する複数のコネクタピン１６と、こ
れら複数のコネクタピン１６それぞれと対応接続しかつ
ケーブル４００を介して電子装置３００ｂと接続するお
す側コネクタ１００ｘの複数のコネクタピン１０１ｘそ
れぞれを対応して挿入し電気的に接続する複数のコネク
タめす側端子１７と、これら複数のコネクタめす側端子
１７及びコネクタピン１６それぞれと対応接続する複数
のチェック用端子１８とを備えた一体形成された構成と
なっている。
【０００５】この電気信号分岐アダプタ１０ｘを使用し
て電子装置３００ａ，３００ｂ間で授受される（伝達さ
れる）信号の内容を確認するには、まず、電子信号分岐
アダプタ１０ｘの複数のコネクタピン１６を電子装置３
００ａに設けられためす側コネクタ２００ｘの複数のコ
ネクタめす側端子２０１ｘに挿入して接続し、続いて、
めす側コネクタ２００ｘに接続された電気信号分岐アダ
プタ１０ｘの複数のコネクタめす側端子１７に、電子装
置３００ｂと接続するおす側コネクタ１００ｘの複数の
コネクタピン１０１ｘを挿入して接続し、電子装置３０
０ａ，３００ｂを動作状態として、電気信号分岐アダプ
タ１０ｘの複数のチェック用端子１８に観測用機材を接
続して行う。
て電子装置３００ａ，３００ｂ間で授受される（伝達さ
れる）信号の内容を確認するには、まず、電子信号分岐
アダプタ１０ｘの複数のコネクタピン１６を電子装置３
００ａに設けられためす側コネクタ２００ｘの複数のコ
ネクタめす側端子２０１ｘに挿入して接続し、続いて、
めす側コネクタ２００ｘに接続された電気信号分岐アダ
プタ１０ｘの複数のコネクタめす側端子１７に、電子装
置３００ｂと接続するおす側コネクタ１００ｘの複数の
コネクタピン１０１ｘを挿入して接続し、電子装置３０
０ａ，３００ｂを動作状態として、電気信号分岐アダプ
タ１０ｘの複数のチェック用端子１８に観測用機材を接
続して行う。
【０００６】電子装置３００ａ，３００ｂ間の信号の内
容を確認する必要がない通常の動作状態では、電気信号
分岐アダプタ１０ｘを取りはずしておす側コネクタ１０
０ｘをめす側コネクタ２００ｘに直接挿入して接続す
る。
容を確認する必要がない通常の動作状態では、電気信号
分岐アダプタ１０ｘを取りはずしておす側コネクタ１０
０ｘをめす側コネクタ２００ｘに直接挿入して接続す
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電気信号分
岐アダプタ１０ｘでは、おす側コネクタ１００ｘの複数
のコネクタピン１０１ｘを挿入して接続する複数のコネ
クタめす側端子１７を必要とするため、コネクタピン１
０１ｘの長さより大きい寸法の厚さが必要となり、おす
側コネクタ１００ｘとめす側コネクタ２００ｘとの間が
狭く、ある程度の広さが確保できない場合には、この電
気信号分岐アダプタ１０ｘを接続することができず、回
路解析等に支障を来たすという問題点があり、また、コ
ネクタピンをコネクタめす側端子に挿入接続する部分
が、２箇所直列に入るため（２段構成）、おす側コネク
タ１００ｘとめす側コネクタ２００ｘとを直接接続する
場合に比べて、その接触抵抗が２倍に増大し、電子装置
３００ａ，３００ｂの動作に影響を及ぼしたり、正確な
信号の状態が確認できなくなる、という問題点がある。
岐アダプタ１０ｘでは、おす側コネクタ１００ｘの複数
のコネクタピン１０１ｘを挿入して接続する複数のコネ
クタめす側端子１７を必要とするため、コネクタピン１
０１ｘの長さより大きい寸法の厚さが必要となり、おす
側コネクタ１００ｘとめす側コネクタ２００ｘとの間が
狭く、ある程度の広さが確保できない場合には、この電
気信号分岐アダプタ１０ｘを接続することができず、回
路解析等に支障を来たすという問題点があり、また、コ
ネクタピンをコネクタめす側端子に挿入接続する部分
が、２箇所直列に入るため（２段構成）、おす側コネク
タ１００ｘとめす側コネクタ２００ｘとを直接接続する
場合に比べて、その接触抵抗が２倍に増大し、電子装置
３００ａ，３００ｂの動作に影響を及ぼしたり、正確な
信号の状態が確認できなくなる、という問題点がある。
【０００８】本発明の目的は、おす側コネクタとめす側
コネクタとの間が狭くても挿入，接続することができて
回路解析等を支障なく行うことができ、また、接触抵抗
が増大するのを防ぎ、電子装置の動作に影響を与えるこ
となく、かつ信号の状態を正確に確認することができる
電気信号分岐アダプタを提供することにある。
コネクタとの間が狭くても挿入，接続することができて
回路解析等を支障なく行うことができ、また、接触抵抗
が増大するのを防ぎ、電子装置の動作に影響を与えるこ
となく、かつ信号の状態を正確に確認することができる
電気信号分岐アダプタを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、電子装
置のめす側コネクタの端子におす側コネクタのコネクタ
ピンを挿入することにより前記端子と前記コネクタピン
間で信号が授受され、この授受される信号を確認する電
気信号分岐アダプタにおいて、前記めす側コネクタと前
記おす側コネクタとの間に設けられたピン貫通アダプタ
部を有し、前記ピン貫通アダプタ部は、前記おす側コネ
クタの複数のコネクタピンそれぞれが挿入されて貫通す
る複数の基板貫通孔が形成され前記コネクタピンの長さ
より十分小さい寸法の厚さをもつ基板と、この基板の複
数の基板貫通孔それぞれに設けられ対応する前記コネク
タピンが挿入されて貫通したときこのコネクタピンと接
触して電気的に接続し前記基板貫通孔と共にピン接続貫
通孔を形成し、かつ前記基板貫通孔の近傍のみに位置す
る複数の接続端子と、前記基板の側面側に設けられ前記
複数の接続端子それぞれと対応接続する複数の信号取出
し端子と、前記接続端子と前記信号取出し端子とを接続
する基板内配線と、前記基板の側面をカバーするアダプ
タケースと、前記基板の前記接続端子および前記基板内
配線が設けられた主面をカバーするケースカバーとを備
えた電気信号分岐アダプタにある。
置のめす側コネクタの端子におす側コネクタのコネクタ
ピンを挿入することにより前記端子と前記コネクタピン
間で信号が授受され、この授受される信号を確認する電
気信号分岐アダプタにおいて、前記めす側コネクタと前
記おす側コネクタとの間に設けられたピン貫通アダプタ
部を有し、前記ピン貫通アダプタ部は、前記おす側コネ
クタの複数のコネクタピンそれぞれが挿入されて貫通す
る複数の基板貫通孔が形成され前記コネクタピンの長さ
より十分小さい寸法の厚さをもつ基板と、この基板の複
数の基板貫通孔それぞれに設けられ対応する前記コネク
タピンが挿入されて貫通したときこのコネクタピンと接
触して電気的に接続し前記基板貫通孔と共にピン接続貫
通孔を形成し、かつ前記基板貫通孔の近傍のみに位置す
る複数の接続端子と、前記基板の側面側に設けられ前記
複数の接続端子それぞれと対応接続する複数の信号取出
し端子と、前記接続端子と前記信号取出し端子とを接続
する基板内配線と、前記基板の側面をカバーするアダプ
タケースと、前記基板の前記接続端子および前記基板内
配線が設けられた主面をカバーするケースカバーとを備
えた電気信号分岐アダプタにある。
【００１０】
【００１１】更にまた、一端をピン貫通アダプタ部の複
数の信号取出し端子それぞれと対応接続する複数のケー
ブル心線を含むケーブルと、このケーブルの複数のケー
ブル心線それぞれの他端と対応接続する複数のチェック
端子を備えたチェック端子部とを設けるか、ピン貫通ア
ダプタ部の所定の位置に、このピン貫通アダプタ部の複
数の信号取出し端子それぞれと対応接続する複数のチェ
ック端子を備えたチェック端子部を設けて構成される。
数の信号取出し端子それぞれと対応接続する複数のケー
ブル心線を含むケーブルと、このケーブルの複数のケー
ブル心線それぞれの他端と対応接続する複数のチェック
端子を備えたチェック端子部とを設けるか、ピン貫通ア
ダプタ部の所定の位置に、このピン貫通アダプタ部の複
数の信号取出し端子それぞれと対応接続する複数のチェ
ック端子を備えたチェック端子部を設けて構成される。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【００１３】図１（Ａ），（Ｂ）は本発明の第１の実施
の形態のおす側コネクタ及びめす側コネクタと接続する
状態を示す斜視図及び側面図である。
の形態のおす側コネクタ及びめす側コネクタと接続する
状態を示す斜視図及び側面図である。
【００１４】この第１の実施の形態は、おす側コネクタ
１００の複数のコネクタピン１０１それぞれが挿入され
て貫通し、かつこれらコネクタピン１０１と接触して電
気的に接続する複数のピン接続貫通孔１１、及びこれら
複数のピン接続貫通孔１１それぞれと対応接続し所定の
位置に設けられた複数の信号取出し端子（図示省略）を
備え、複数のコネクタピンそれぞれの長さより十分小さ
い寸法の厚さをもつピン貫通アダプタ部１と、一端をピ
ン貫通アダプタ部１の複数の信号取出し端子それぞれと
対応接続する複数のケーブル心線（図示省略）を含むケ
ーブル２と、このケーブル２の複数のケーブル心線の他
端それぞれと対応接続する複数のチェック端子３１を備
えたチェック端子部３とを有する構成となっている。
１００の複数のコネクタピン１０１それぞれが挿入され
て貫通し、かつこれらコネクタピン１０１と接触して電
気的に接続する複数のピン接続貫通孔１１、及びこれら
複数のピン接続貫通孔１１それぞれと対応接続し所定の
位置に設けられた複数の信号取出し端子（図示省略）を
備え、複数のコネクタピンそれぞれの長さより十分小さ
い寸法の厚さをもつピン貫通アダプタ部１と、一端をピ
ン貫通アダプタ部１の複数の信号取出し端子それぞれと
対応接続する複数のケーブル心線（図示省略）を含むケ
ーブル２と、このケーブル２の複数のケーブル心線の他
端それぞれと対応接続する複数のチェック端子３１を備
えたチェック端子部３とを有する構成となっている。
【００１５】そしてピン貫通アダプタ部１は、電子装置
３００のめす側コネクタ２００とおす側コネクタ１００
との間で授受される電気信号の状態をチェックすると
き、これらめす側コネクタ２００及びおす側コネクタ１
００間に挿入され、授受される電気信号を分岐し、これ
ら電気信号はケーブル２を介してチェック端子部３のチ
ェック端子３１に伝達される。これらチェック端子３１
に伝達された電気信号を観測することにより、おす側コ
ネクタ１００，めす側コネクタ２００間で授受されてい
る電気信号の状態を確認することができる。
３００のめす側コネクタ２００とおす側コネクタ１００
との間で授受される電気信号の状態をチェックすると
き、これらめす側コネクタ２００及びおす側コネクタ１
００間に挿入され、授受される電気信号を分岐し、これ
ら電気信号はケーブル２を介してチェック端子部３のチ
ェック端子３１に伝達される。これらチェック端子３１
に伝達された電気信号を観測することにより、おす側コ
ネクタ１００，めす側コネクタ２００間で授受されてい
る電気信号の状態を確認することができる。
【００１６】この第１の実施例では、おす側コネクタ１
００，めす側コネクタ２００間に挿入されるピン貫通ア
ダプタ部１の厚さが、コネクタピン１０１の長さより十
分小さい寸法となっているので、ピン貫通アダプタ部１
が挿入されていてもコネクタピン１０１がめす側コネク
タ２００のコネクタめす側端子２０１と十分な長さをも
って直接かん合しているので、おす側コネクタ１００と
めす側コネクタ２００との間の接触抵抗は、ピン貫通ア
ダプタ部１が挿入されていない場合と同じであり、従来
例の２段構成のように接触抵抗が増大することはない。
従って、電子装置の動作に影響を与えることなく、かつ
電気信号の状態を正確に確認することができる。
００，めす側コネクタ２００間に挿入されるピン貫通ア
ダプタ部１の厚さが、コネクタピン１０１の長さより十
分小さい寸法となっているので、ピン貫通アダプタ部１
が挿入されていてもコネクタピン１０１がめす側コネク
タ２００のコネクタめす側端子２０１と十分な長さをも
って直接かん合しているので、おす側コネクタ１００と
めす側コネクタ２００との間の接触抵抗は、ピン貫通ア
ダプタ部１が挿入されていない場合と同じであり、従来
例の２段構成のように接触抵抗が増大することはない。
従って、電子装置の動作に影響を与えることなく、かつ
電気信号の状態を正確に確認することができる。
【００１７】また、おす側コネクタ１００とめす側コネ
クタ２００との間が狭く、十分なスペースが取れない場
合でもピン貫通アダプタ部１の厚さはコネクタピン１０
１の長さより十分小さい寸法となっているので、これを
容易に挿入することができて授受される電気信号の状態
を確認することができ、回路解析等を支障なく行うこと
ができる。
クタ２００との間が狭く、十分なスペースが取れない場
合でもピン貫通アダプタ部１の厚さはコネクタピン１０
１の長さより十分小さい寸法となっているので、これを
容易に挿入することができて授受される電気信号の状態
を確認することができ、回路解析等を支障なく行うこと
ができる。
【００１８】図２はこの第１の実施の形態のピン貫通ア
ダプタ部１の詳細な構造を示す部分分解斜視図である。
ダプタ部１の詳細な構造を示す部分分解斜視図である。
【００１９】このピン貫通アダプタ部１は、おす側コネ
クタ１００の複数のコネクタピン１０１それぞれが挿入
されて貫通する複数の貫通孔１１ｂ（１個のみ表示、以
下他の部分も同様）が形成されたフィルム基板１３と、
このフィルム基板１３の複数の貫通孔１１ｂそれぞれの
位置に設けられた複数の端子受け１１ｃと、これら複数
の端子受け１１ｃそれぞれに挿入されてかん合し挿入さ
れたコネクタピン１０１それぞれと接触して電気的に接
続する複数の接続端子１１ｄと、フィルム基板１３の所
定の位置に設けられケーブル２のケーブル心線２１の一
端と対応接続する複数の信号取出し端子１４と、これら
複数の信号取出し端子１４と複数の接続端子１１ｄとの
間を対応接続する複数の基板内配線１２と、端子受け１
１ｃ，接続端子１１ｄ及び基板内配線１２が設けられた
フィルム基板１３を内蔵固定すると共に、複数のコネク
タピン１０１それぞれを挿入貫通させる複数の貫通孔１
１ａが形成されたアダプタケース１９及びケースカバー
１５とを含む構造となっている。
クタ１００の複数のコネクタピン１０１それぞれが挿入
されて貫通する複数の貫通孔１１ｂ（１個のみ表示、以
下他の部分も同様）が形成されたフィルム基板１３と、
このフィルム基板１３の複数の貫通孔１１ｂそれぞれの
位置に設けられた複数の端子受け１１ｃと、これら複数
の端子受け１１ｃそれぞれに挿入されてかん合し挿入さ
れたコネクタピン１０１それぞれと接触して電気的に接
続する複数の接続端子１１ｄと、フィルム基板１３の所
定の位置に設けられケーブル２のケーブル心線２１の一
端と対応接続する複数の信号取出し端子１４と、これら
複数の信号取出し端子１４と複数の接続端子１１ｄとの
間を対応接続する複数の基板内配線１２と、端子受け１
１ｃ，接続端子１１ｄ及び基板内配線１２が設けられた
フィルム基板１３を内蔵固定すると共に、複数のコネク
タピン１０１それぞれを挿入貫通させる複数の貫通孔１
１ａが形成されたアダプタケース１９及びケースカバー
１５とを含む構造となっている。
【００２０】そして、貫通孔１１ａ，１１ｂ、端子受け
１１ｃ及び接続端子１１ｄにより、ピン接続貫通孔１１
を形成している。
１１ｃ及び接続端子１１ｄにより、ピン接続貫通孔１１
を形成している。
【００２１】接続端子１１ｄは、弾力のある金属で形成
されて端子受け１１ｃに挿入しかん合すると共に、その
根本部分が基板内配線１２に半田付け等により接続固定
されている。コネクタピン１０１が挿入されると、接続
端子１１ｄはこれと接触して確実に電気的に接続し、こ
のコネクタピン１０１を介して授受される電気信号を分
岐し、この電気信号は基板内配線１２，信号取出し端子
１４及びケーブル２を介してチェック端子部３に伝達さ
れる。
されて端子受け１１ｃに挿入しかん合すると共に、その
根本部分が基板内配線１２に半田付け等により接続固定
されている。コネクタピン１０１が挿入されると、接続
端子１１ｄはこれと接触して確実に電気的に接続し、こ
のコネクタピン１０１を介して授受される電気信号を分
岐し、この電気信号は基板内配線１２，信号取出し端子
１４及びケーブル２を介してチェック端子部３に伝達さ
れる。
【００２２】図３は本発明の第２の実施の形態を示す斜
視図である。
視図である。
【００２３】この第２の実施の形態は、複数のチェック
端子３１ａを含むチェック端子部３ａを、ピン貫通アダ
プタ部１ａの上部に直接設け、これらを一体化したもの
である。
端子３１ａを含むチェック端子部３ａを、ピン貫通アダ
プタ部１ａの上部に直接設け、これらを一体化したもの
である。
【００２４】この第２の実施の形態では、第１の実施の
形態におけるケーブルが不要となるので、その分接続箇
所が少なくなり、またケーブル線の断線という不具合も
なくなり、信頼性の向上をはかることができる。また、
一体構造となっているので携帯性に優れている。
形態におけるケーブルが不要となるので、その分接続箇
所が少なくなり、またケーブル線の断線という不具合も
なくなり、信頼性の向上をはかることができる。また、
一体構造となっているので携帯性に優れている。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、おす側コ
ネクタの複数のコネクタピンそれぞれが挿入されて貫通
しかつこれらコネクタピンと接触して電気的に接続する
複数のピン接続貫通孔と、これら複数のピン接続貫通孔
それぞれと対応接続し所定の位置に設けられた複数の信
号取出し端子とを備え、複数のコネクタピンそれぞれの
長さより十分小さい寸法の厚さをもつピン貫通アダプタ
部を、おす側コネクタ及びめす側コネクタ間に挿入する
構造とすることにより、おす側コネクタのコネクタピン
が直接めす側コネクタのコネクタめす側端子に挿入しか
ん合するので、これらおす側コネクタ及びめす側コネク
タ間の接触抵抗が増大するのを防いで電子装置の動作に
影響を与えることなく、かつ電気信号の状態を正確に確
認することができ、また、おす側コネクタ・めす側コネ
クタ間が狭くても容易に挿入，接続できて回路解析等を
支障なく行うことができるという効果がある。
ネクタの複数のコネクタピンそれぞれが挿入されて貫通
しかつこれらコネクタピンと接触して電気的に接続する
複数のピン接続貫通孔と、これら複数のピン接続貫通孔
それぞれと対応接続し所定の位置に設けられた複数の信
号取出し端子とを備え、複数のコネクタピンそれぞれの
長さより十分小さい寸法の厚さをもつピン貫通アダプタ
部を、おす側コネクタ及びめす側コネクタ間に挿入する
構造とすることにより、おす側コネクタのコネクタピン
が直接めす側コネクタのコネクタめす側端子に挿入しか
ん合するので、これらおす側コネクタ及びめす側コネク
タ間の接触抵抗が増大するのを防いで電子装置の動作に
影響を与えることなく、かつ電気信号の状態を正確に確
認することができ、また、おす側コネクタ・めす側コネ
クタ間が狭くても容易に挿入，接続できて回路解析等を
支障なく行うことができるという効果がある。
【図１】本発明の第１の実施の形態のおす側コネクタ・
めす側コネクタ間に挿入される状態に示す斜視図及び側
面図である。
めす側コネクタ間に挿入される状態に示す斜視図及び側
面図である。
【図２】図１に示された第１の実施の形態のピン貫通ア
ダプタ部の詳細な構造を示す部分分解斜視図である。
ダプタ部の詳細な構造を示す部分分解斜視図である。
【図３】本発明の第２の実施の形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図４】従来の電気信号分岐アダプタの一例のおす側コ
ネクタ・めす側コネクタ間に挿入される状態を示す斜視
図である。
ネクタ・めす側コネクタ間に挿入される状態を示す斜視
図である。
１，１ａ ピン貫通アダプタ部 ２ ケーブル ３，３ａ チェック端子部 １０ｘ 電気信号分岐アダプタ １１ ピン接続貫通孔 １１ａ，１１ｂ 貫通孔 １１ｃ 端子受け １１ｄ 接続端子 １２ 基板内配線 １３ フィルム基板 １４ 信号取出し端子 １５ ケースカバー １６ コネクタピン １７ コネクタめす側端子 １８ チェック用端子 ２１ ケーブル心線 ３１，３１ａ チェック端子 １００，１００ｘ おす側コネクタ １０１，１０１ｘ コネクタピン ２００，２００ｘ めす側コネクタ ２０１，２０１ｘ コネクタめす側端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01R 31/04 H01R 12/24 - 12/28 H01R 13/11 H01R 27/02 H01R 31/00 - 31/06
Claims (3)
- 【請求項１】 電子装置のめす側コネクタの端子におす
側コネクタのコネクタピンを挿入することにより前記端
子と前記コネクタピン間で信号が授受され、この授受さ
れる信号を確認する電気信号分岐アダプタにおいて、 前記めす側コネクタと前記おす側コネクタとの間に設け
られたピン貫通アダプタ部を有し、 前記ピン貫通アダプタ部は、前記おす側コネクタの複数
のコネクタピンそれぞれが挿入されて貫通する複数の基
板貫通孔が形成され前記コネクタピンの長さより十分小
さい寸法の厚さをもつ基板と、この基板の複数の基板貫
通孔それぞれに設けられ対応する前記コネクタピンが挿
入されて貫通したときこのコネクタピンと接触して電気
的に接続し前記基板貫通孔と共にピン接続貫通孔を形成
し、かつ前記基板貫通孔の近傍のみに位置する複数の接
続端子と、前記基板の側面側に設けられ前記複数の接続
端子それぞれと対応接続する複数の信号取出し端子と、
前記接続端子と前記信号取出し端子とを接続する基板内
配線と、前記基板の側面をカバーするアダプタケース
と、前記基板の前記接続端子および前記基板内配線が設
けられた主面をカバーするケースカバーとを備えたこと
を特徴とする電気信号分岐アダプタ。 - 【請求項２】 一端をピン貫通アダプタ部の複数の信号
取出し端子それぞれと対応接続する複数のケーブル心線
を含むケーブルと、このケーブルの複数のケーブル心線
それぞれの他端と対応接続する複数のチェック端子を備
えたチェック端子部とを設けた請求項１記載の電気信号
分岐アダプタ。 - 【請求項３】 ピン貫通アダプタ部の所定の位置に、こ
のピン貫通アダプタ部の複数の信号取出し端子それぞれ
と対応接続する複数のチェック端子を備えたチェック端
子部を設けた請求項１記載の電気信号分岐アダプタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33390696A JP3150075B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 電気信号分岐アダプタ |
| KR1019970068426A KR100280063B1 (ko) | 1996-12-13 | 1997-12-13 | 커넥터핀관통구멍을갖는전기신호분기어댑터 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33390696A JP3150075B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 電気信号分岐アダプタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10172698A JPH10172698A (ja) | 1998-06-26 |
| JP3150075B2 true JP3150075B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=18271285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33390696A Expired - Fee Related JP3150075B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 電気信号分岐アダプタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3150075B2 (ja) |
| KR (1) | KR100280063B1 (ja) |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP33390696A patent/JP3150075B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-12-13 KR KR1019970068426A patent/KR100280063B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10172698A (ja) | 1998-06-26 |
| KR19980064113A (ko) | 1998-10-07 |
| KR100280063B1 (ko) | 2001-02-01 |
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