JP3149934U - 装飾照明具付き衣装又は身飾品 - Google Patents

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美智子 田渕
美智子 田渕
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Abstract

【課題】発光ダイオードの光により華やかさを演出するとともに、その配線が目立たない装飾照明具が取り付けられた衣装又は身飾品を提供する。【解決手段】衣装又は身飾品は、電源と発光ダイオード21とが極細のリード線22で接続された装飾照明具2を取り付けて構成する。各種衣装、又は髪飾り、コサージュなどの身飾品に取り付けられた装飾照明具の電源と発光ダイオードとが極細のリード線で接続されているので、リード線による配線自体を目立たなくすることができる。したがって、使用者が装飾照明具が取り付けられた各種衣装や髪飾り、コサージュ等の身飾品を間近で見た際にも配線が目障りにならない。そして、各種衣装や髪飾り、コサージュ等の身飾品において、発光ダイオードの光による華やかさを演出することができる。【選択図】図4

Description

この考案は、装飾照明具が取り付けられた衣装又は髪飾り、コサージュなどの身飾品に関するものである。
パーティー用ドレスやステージ衣装等の各種衣装、また、コサージュ、髪飾り等の身飾品は、その素材の選択や全体デザインなどで華やかさや美しさが表現されるものであるが、より華やかさ等を演出する場合、これに宝石やラインストーン、電飾などの装飾を更に施すことがある。
実用新案登録第3132857号公報
宝石やラインストーンなどを施した場合、その装飾的効果を得るには光が必要となり、暗いところではあまり目立たない。また、明るいところでも反射光による装飾となるので、その輝きは比較的弱いものとならざるを得ない。
他方、電飾を施した場合には光源が自発光するため、暗いところでも明るいところでも比較的目立ち、十分な装飾的効果を得ることができる。
ところで、各種衣装や身飾品に電飾を施すためには電源との配線が必要となる。距離を置いて電飾の施された衣装や身飾品を見るとそれほど配線は気にならないが、これらを実際に使用する者は間近で電飾の施された衣装や身飾品を見ることとなるので、美しくデザインされた衣装やブーケ等から見え隠れする電飾の配線によってあたかも舞台裏が見えてしまったかの如く印象を与え、その美しさが減殺される場合がある。
この考案は、発光ダイオードの光により華やかさを演出するとともに、その配線が使用者の目障りにならない装飾照明具が取り付けられた衣装又は身飾品を得ることを課題とするものである。
この考案の衣装又は身飾品は、電源と発光ダイオードとが極細のリード線で接続された装飾照明具を外部から配線が目立たないようにして取り付けて構成する。リード線の径は、0.2mm以下とすることが好ましい(請求項3)。
前記リード線は防水加工を施すのがよい(請求項2)。前記防水加工としては、防水剤を塗布する等の既存の防水加工が考えられる。
この考案によれば、各種衣装、又は髪飾り、コサージュなどの身飾品に取り付けられた装飾照明具の電源と発光ダイオードとが極細のリード線で接続されているので、リード線による配線自体を目立たなくすることができる。したがって、使用者が装飾照明具が取り付けられた各種衣装や髪飾り、コサージュ等の身飾品を間近で見た際にも配線が目障りにならない。
そして、各種衣装や髪飾り、コサージュ等の身飾品において、発光ダイオードの光による華やかさを演出することができる。
また、リード線に防水加工を施すものとすれば、生花等水分を含んだ髪飾りやコサージュなどにも安全に用いることができる(請求項2)。
図1は、この考案の髪飾りの実施例である。
髪飾り1は生花やプリザーブドフラワーその他の装飾品を束ねて構成されている。この髪飾り1には、複数の発光ダイオード21と図示しないボタン型バッテリー及び0.2mm以下の極細リード線とで構成された装飾照明具が、ボタン型バッテリーを髪飾り1の裏側(土台部分など)に、極細リード線を髪飾り1の各構成パーツ間に這わせ、かつ、複数の発光ダイオード21間の間隔が適度な間隔を置くようにして取り付けられている。前記複数の発光ダイオードは直列に接続してある。ボタン型バッテリーは髪飾り1の裏側に取り付けられており、リード線の径は0.2mm以下と極細であり、かつ、髪飾り1の各構成パーツ間を這わせるようにして(リード線を花びらに引っかけて)取り付けてあるので、これらは髪飾り1の外観上目立たず、近くで見ても発光ダイオードの光のみが浮かび上がって見えるので、髪飾り1を華やかに演出することができる。
図2は、この考案のコサージュの実施例であるが、その構成は髪飾りの実施例の場合と同様であり、生花等を束ねて構成されたコサージュ3の裏側(土台部分など)にボタン型バッテリーを取り付け、0.2mm以下の径の極細リード線を各構成パーツ間に這わせ、かつ、複数の発光ダイオード21間の間隔が適度な間隔を置くようにして取り付けて構成されている。
図3及び4は、この考案の衣装及び身飾品を用いてコーディネートされたウェディングドレススタイルとしての実施例を示す図である。
ウェディングドレス4の裾部(レース部分)には複数の発光ダイオード21と0.2mm以下の径の極細リード線22と図示しないバッテリーとで構成された装飾照明具2が編み込まれて取り付けられている。発光ダイオード21の取り付け位置や間隔は使用者の要望に応じて適宜選択でき、図3のように裾部に比較的密集させて取り付けてもよいし、ドレスの任意の位置に散らばらせて取り付けたり、あるいは何らかの模様を描くように取り付けてもよい。
発光ダイオードは消費電力が小さいのでボタン電池などの小型バッテリーで点灯させることができ、ウェディングドレス1の目立たない部位(例えばフリルの裏側や裏地等)に取り付けることができる。
ブーケ5及び髪飾り1にも同様に装飾照明具2が取り付けられている。バッテリーはブーケ3の持ち手部分や髪飾り4の土台部分などに取り付けてある。
この考案は、装飾照明具が取り付けられた衣装又は、髪飾り、コサージュなどの身飾品に関するものであって、産業上の利用可能性を有するものである。
この考案の髪飾りの実施例を示す図 この考案のコサージュの実施例を示す図 この考案の衣装、髪飾りを用いてコーディネートされたウェディングドレススタイルを示す図 同じく装飾照明具の衣装への取り付け部分の一部を拡大した図
符号の説明
1 髪飾り
2 装飾照明具
21 発光ダイオード
22 リード線
3 コサージュ
4 ウェディングドレス
5 ブーケ

Claims (3)

  1. 電源と発光ダイオードとが極細のリード線で接続された装飾照明具を外部から配線が目立たないようにして取り付けた衣装又は身飾品。
  2. リード線及び発光ダイオードは、防水加工が施された請求項1記載の衣装又は身飾品。
  3. リード線の直径は0.2mm以下とした請求項1又は2記載の衣装又は身飾品
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