JP3149874B1 - ショートアーク型高圧水銀ランプ - Google Patents

ショートアーク型高圧水銀ランプ

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Abstract

【要約】 【課題】 補助ガラス管にクラックが発生することがな
く、従って、十分な耐圧を有するショートアーク型高圧
水銀ランプを提供すること。また、電極の位置が正確に
規制され、従って、安定した動作特性を有するショート
アーク型高圧水銀ランプを提供すること。 【解決手段】 ショートアーク型高圧水銀ランプは、石
英ガラスからなり、発光管部と封止管部とを有する放電
容器を具え、前記発光管部内に、一対の電極が電極間距
離が3.0mm以下となる状態で対向配置されると共
に、0.15mg/mm3 以上の水銀が封入されてなる
ショートアーク型高圧水銀ランプにおいて、少なくとも
一方の電極の基端側部分が貫通孔を有する補助ガラス管
に挿通されると共に、当該補助ガラス管が前記封止管部
に溶着されており、前記補助ガラス管の貫通孔の内周面
にコイル材が固着されており、当該コイル材により、当
該電極棒の基端側部分が保持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】例えば、液晶プロジェクタの
光源として用いられるショートアーク型高圧水銀ランプ
に関し、具体的には、発光管部内に0.15mg/mm
3 以上の水銀が封入されてなるショートアーク型高圧水
銀ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば投射型の液晶ディスプレイ装置な
どの光源として、例えば極めて高い水銀蒸気圧、例えば
200bar(約197気圧)以上のショートアーク型
の高圧水銀ランプが使用されている。このショートアー
ク型の高圧水銀ランプは、例えば石英ガラスよりなる、
球形または楕円球形の発光管部と、この両端に連設され
た封止管部とを有する放電容器を具え、当該発光管部内
に陽極と陰極とが対向配置され、これらの電極を先端に
有する電極棒が封止管部に埋設された金属箔に接続さ
れ、この金属箔によって気密シールが形成されている。
【0003】このような液晶プロジェクタ装置の光源と
して使用されるショートアーク型の高圧水銀ランプであ
って、水銀封入量が多いものにおいては、従来のメタル
ハライドランプに比べて点灯時に陽極が過熱状態となり
やすい。そして、このような現象を防止するために、陽
極それ自体の熱容量を大きくする必要があることから、
陽極は外径の大きいものとなり、これを発光管部内に挿
入するために封止管部の内径も大きいものとされてい
る。その結果、封止管部において気密シールを形成する
際に、陽極の位置が変位しやすく、陽極を発光管部内に
高い位置精度で配置させることが困難であり、陰極また
は放電容器に対して偏心した状態となる。そして、放電
容器の管軸上に陽極および陰極が整列して存在しない場
合には、例えば反射鏡などによる光の放射状態が変化す
るので、所望の光照射状態を得ることが困難となって、
光の利用率が大幅に低下することとなり、あるいは発光
管部内における温度分布が偏る結果、発光管部の内部に
おける封入ガスの対流のバランスが乱れてアークが不安
定となる。
【0004】以上のような問題を解決するため、従来の
ショートアーク型の高圧水銀ランプにおいては、電極棒
を石英ガラスよりなるパイプ状の補助ガラス管に挿通さ
せた状態で封止管部内に挿入して、陽極を発光管部内に
配置させ、補助ガラス管を封止管部に溶着させる方法が
利用されている。
【0005】しかしながら、このような構成では、電極
棒が補助ガラス管に直接保持されているため、点灯消灯
に伴う温度変化による電極棒の膨張、収縮により、電極
棒と補助ガラス管の両者の熱膨張率の差に起因して、補
助ガラス管にクラックが生ずるようになる。すなわち、
十分な耐圧を得ることができず、特に、発光管部内に
0.15mg/mm3 以上の水銀が封入されている場合
には、点灯時の内部圧力が極めて高くなって、放電容器
が破裂することがある。
【0006】また、電極棒と補助ガラス管とが固定され
ていないので、封止管部内における補助ガラス管の位置
を必ずしも十分に高い位置精度で規制することが困難で
ある。そして、以上のような問題は、特に小型のショー
トアーク型高圧水銀ランプにおいて顕著に現れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に基づいてなされたものであり、その目的は、補
助ガラス管にクラックが発生することがなく、従って、
十分な耐圧を有するショートアーク型高圧水銀ランプを
提供することにある。また、本発明の他の目的は、電極
の位置が正確に規制され、従って、安定した動作特性を
有するショートアーク型高圧水銀ランプを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のショートアーク
型高圧水銀ランプは、石英ガラスからなり、発光管部と
当該発光管部に連設された封止管部とを有する放電容器
を具え、前記発光管部内に、一対の電極が電極間距離が
3.0mm以下となる状態で対向配置されると共に、
0.15mg/mm3 以上の水銀が封入されてなるショ
ートアーク型高圧水銀ランプにおいて、少なくとも一方
の電極の基端側部分が貫通孔を有する補助ガラス管に挿
通されると共に、当該補助ガラス管が前記封止管部に溶
着されており、前記補助ガラス管の貫通孔の内周面にコ
イル材が固着されており、当該コイル材により、当該電
極棒の基端側部分が保持されていることを特徴とする。
【0009】上記のショートアーク型高圧水銀ランプ
は、直流点灯型のショートアーク型高圧水銀ランプであ
って、陽極を先端に有する電極棒の基端側部分が貫通孔
を有する補助ガラス管に挿通されると共に、当該補助ガ
ラス管が封止管部に溶着されており、前記補助ガラス管
の貫通孔の内周面にコイル材が固着されており、当該コ
イル材により、当該電極棒の基端側部分が保持されてい
ることが好ましい。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、電極棒がコイル材により
固定的に保持されていることにより、電極棒が温度変化
によって膨張、収縮した場合であっても、電極棒がコイ
ル材に対して微小に変位することが可能であるので、補
助ガラス管に歪みやクラックが発生することが防止さ
れ、結局、封止管部を十分な耐圧を有するものとするこ
とができる。また、補助ガラス管の貫通孔の内周面にコ
イル材が固着され、このコイル材により電極棒が固定的
に保持されているので、封止管部に対する補助ガラス管
の位置を正確に規制することにより、電極を所期の位置
に高い位置精度で配置することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のショートアーク型
高圧水銀ランプについて、図面を参照して詳細に説明す
る。図1は、本発明のショートアーク型高圧水銀ランプ
の構成の一例を示す説明用断面図である。このショート
アーク型高圧水銀ランプは、直流点灯型のものであり、
その放電容器10は、石英ガラスにより形成され、楕円
球形の発光管部11と、この発光管部11の両端から外
方に伸びるよう連設されたロッド状の封止管部12、1
3とを有する。
【0012】発光管部11内には、放電容器10の管軸
上において、電極間距離が例えば3.0mm以下となる
状態で陰極14と陽極15とが互いに対向配置されてお
り、陽極15を先端に有する電極棒16(以下「陽極
棒」という。)が一方の封止管部12内を伸び、当該封
止管部12の外端部において気密に埋設された金属箔1
8を介して外部リード棒19に接続されて気密シールが
形成されている。陰極14についても、同様の構成とさ
れている。図において、17は陰極棒である。そして、
発光管部11内には、例えば0.15mg/mm3 以上
の水銀、および例えばアルゴンなどの希ガスよりなる封
入ガスが封入されている。これにより、波長380〜7
80nmの可視光の連続スペクトルを放射することがで
き、例えば液晶プロジェクタの光源として好適に用いる
ことができる。
【0013】一方の封止管部12内においては、貫通孔
21を有する石英ガラスよりなる補助ガラス管20が、
陽極棒16の基端側部分16Aが挿通された状態で配置
されており、この補助ガラス管20の外周面は、一方の
封止管部12の内周面に一体に溶着されている。
【0014】補助ガラス管20は、その内端22の管軸
L方向の位置が、一方の封止管部12の基端12Aを基
準として、その外方に変位しており、その変位距離Sは
1.0〜1.6mmであることが好ましい。変位距離S
が1.0mmに満たない場合には、一方の封止管部12
をその外周から加熱して補助ガラス管20を溶着させる
場合に、補助ガラス管20の内端部分を十分に加熱する
ことができないために確実に溶着させることができず、
従って、一方の封止管部12に十分な耐圧が得られない
おそれがある。一方、変位距離Sが1.6mmを超える
場合には、当該補助ガラス管20の内端22の温度が低
くなるために水銀の一部が未蒸発となり、十分な水銀蒸
気圧が得られないために所望の連続発光スペクトルが放
射されない。ここに、「基準」とは、発光管部11と一
方の封止管部12の境界をいう。
【0015】図2に拡大して示すように、補助ガラス管
20の貫通孔21の内周面には、基端部が補助ガラス管
20の外端23から突出する状態でコイル材30が固着
されており、このコイル材30により陽極棒16が固定
的に保持されている。このコイル材30は、コイル材用
金属線が巻回されて構成されており、その材質として
は、例えばタングステン、モリブデン、タンタルおよび
これらの合金などが用いられる。また、コイル材30
は、例えばその突出部分31を陽極棒16に溶接させる
ことにより、または係止あるいはカシメにより、一体的
に連結されている。
【0016】上記のショートアーク型高圧水銀ランプを
製造する方法について説明する。先ず、円柱状の成型空
間を有する型内に、予め金属線を巻回して作製したコイ
ル材30を配置した上で、当該コイル材30の先端部分
が突出するようシリカ粉末を充填し、これを焼結処理す
ることにより、コイル材30が一体に固着された補助ガ
ラス管20が製造される。
【0017】そして、得られた補助ガラス管20の貫通
孔21、具体的にはコイル材30に、陽極棒16を挿通
させてコイル材30の突出部分31でスポット溶接して
当該陽極棒16を固定的に保持させ、補助ガラス管2
0、コイル材30、陽極棒16および陽極15が一体と
なった陽極構造体を形成する。次いで陽極棒16の基端
部に金属箔18を介して外部リード棒19を接続する。
一方、陰極棒17の先端部分に金属コイル17Aを巻回
することにより陰極14を形成し、この陰極棒17の基
端側部分にコイル材30が装着されると共に、金属箔1
8を介して外部リード棒19に接続されて陰極構造体が
形成される。
【0018】また、放電容器材料のそれぞれの封止管部
の内径は、陽極構造体および陰極構造体の最大外径より
も若干大きいものとされ、例えば陽極構造体が挿入され
る封止管部の内径は、陽極構造体の最大外径、すなわち
補助ガラス管の外径より例えば0.2mm大きいものと
される。
【0019】そして、管軸が垂直となるよう放電容器材
料を配置し、陰極構造体を当該放電容器材料の他方の封
止管部に挿入して所定の位置となるよう配置して、例え
ばバーナー等で当該封止管部をその外周から加熱するこ
とにより、金属箔18により当該封止管部の気密シール
を形成する。そして、放電容器材料を一旦冷却させた
後、水銀および封入ガスなどの封入物を充填する。その
後、陽極構造体を放電容器材料の一方の封止管部に挿入
して、補助ガラス管20が所定の位置となるよう配置し
て、例えばバーナー等で当該封止管部を加熱することに
より、補助ガラス管20の外周面と当該封止管部の内周
面とを溶着させると共に、ピンチシールすることにより
金属箔18によって気密シールを形成する。
【0020】以上において、本発明のショートアーク型
高圧水銀ランプにおける寸法例の一例を挙げると、以下
のとおりである。発光管部11の最大外径は10〜13
mm、内容積は150〜300mm3 とされる。また、
封止管部12、13の外径は6〜10mm、長さは10
〜60mmとされる。陽極15の最大外径は2.5〜
4.0mm、陽極棒16の外径は0.5〜1.5mm、
補助ガラス管20の長さは2.0〜6.0mm、コイル
材30の長さは2.0〜7.0mm、コイル材30を構
成する金属線径は0.1〜0.3mmである。
【0021】以上のショートアーク型高圧水銀ランプに
よれば、陽極棒16がコイル材30により固定的に保持
されていることにより、陽極棒16が温度変化によって
膨張、収縮した場合であっても、陽極棒16がコイル材
30に対して微小に変位することが可能であるので、補
助ガラス管20に歪みやクラックが発生することが防止
され、結局、封止管部12を十分な耐圧を有するものと
することができる。
【0022】また、補助ガラス管20の貫通孔21にコ
イル材30が固着され、このコイル材30により陽極棒
16が固定的に保持されているので、封止管部12に対
する補助ガラス管20の位置を正確に規制することによ
り、電極を所期の位置に高い位置精度で配置することが
できる。
【0023】上記のショートアーク型放電ランプにおい
ては、点灯時におけるアークの状態を安定に維持するた
めに、通常、陽極が陰極の上方に位置される垂直点灯方
式で点灯される。
【0024】本発明の封止構造は、電極間距離が3.0
mm以下であり、封止管部の外径が10.0mm以下、
その肉厚が1.5〜2.5mm以下、陽極棒の径が1.
5mm以下であるような小型のショートアーク型高圧水
銀ランプに特に好適である。
【0025】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明においては、種々の変形を加えることがで
きる。例えば、コイル材は補助ガラス管の内端から突出
していてもよい。また、コイル材は二重に巻回されて構
成されていてもよい。さらに、コイル材は、コイル材を
構成する金属線を陽極棒の外周に巻き付ることにより形
成されてもよい。この場合には、例えば陽極棒の外周に
金属線が巻き付けられた状態で型内に配置し、シリカ粉
末を充填して焼結処理することにより、コイル材が一体
に固着された補助ガラス管を製造することができる。
【0026】陰極側の封止管部における封止構造は、陽
極側の封止管部における封止構造と同様の構成とするこ
とができるが、特に、陽極側の封止構造が上記のような
構成であることにより、目的とする効果を十分に得るこ
とができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明のショートアーク型高圧水銀ラ
ンプの実施例について具体的に説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。 <実施例1>図1に示す構成に従って、下記の仕様によ
る本発明のショートアーク型高圧水銀ランプを作製し
た。 放電容器(10):材質;石英ガラス、寸法;放電容器
(10)の全長160mm、発光管部(11)の外径1
2.6mm、発光管部(11)の内径7.4mm、封止
管部(12)の長さ47mm、封止管部(12)の外径
7.3mm、補助ガラス管(20)の長さ3.7mm、
金属箔(18)の長さ36mm、金属箔(18)の幅
1.5mm、金属箔(18)の厚み20μm、 陽極(14):材質;タングステン、寸法;陽極(1
5)の最大外径3mm、陽極(15)の長さ6.5m
m、陽極棒(16)の長さ7.9mm、陽極棒(16)
の外径0.8mm、陰極(14)と陽極(15)との離
間距離:1.5mm、 コイル材(30):材質;タングステン、寸法;コイル
材(30)の長さ4.2mm、コイル材(30)を構成
する金属線径0.1mm、 定格電力:200W、 定格電圧:82V、 封入物:アルゴンガス(封入時圧力13kPa),水銀
0.2mg/mm3 、 管壁負荷:1W/mm2
【0028】このようにして作製された放電ランプ30
本について、陽極が陰極の上方に位置される姿勢の垂直
点灯方式により、定格条件に従って連続点灯させたとこ
ろ、いずれのものも、点灯時間が2000時間を超えて
もなお所望の連続発光スペクトルが得られた。また、封
止管部に異常は見られなかった。
【0029】<比較例1>コイル材を有さないことの他
は、実施例1と同様の仕様により、比較用のショートア
ーク型放電ランプを作製し、実施例1と同様の実験を行
ったところ、あるランプでは、実施例1におけるショー
トアーク型高圧水銀ランプに比べて、70%程度の光束
しか得られず、また、あるランプでは、点灯時間が10
00時間経過した時点で、封止管部の基端にクラックが
生じて放電容器が破裂するなど、いずれのものも、十分
な信頼性が得られなかった。
【0030】
【発明の効果】本発明のショートアーク型高圧水銀ラン
プによれば、電極棒がコイル材により固定的に保持され
ていることにより、電極棒が温度変化によって膨張、収
縮した場合であっても、電極棒がコイル材に対して微小
に変位することが可能であるので、補助ガラス管に歪み
やクラックが発生することが防止され、結局、封止管部
を十分な耐圧を有するものとすることができる。また、
補助ガラス管の貫通孔にコイル材が固着され、このコイ
ル材により電極棒が固定的に保持されているので、封止
管部に対する補助ガラス管の位置を正確に規制すること
により、電極を所期の位置に高い位置精度で配置するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショートアーク型高圧水銀ランプの構
成の一例を示す説明用断面図である。
【図2】図1に示すショートアーク型高圧水銀ランプの
一方の封止管部の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 放電容器 11 発光管部 12、13 封止管部 12A 基端 14 陰極 15 陽極 16 電極棒(陽極棒) 16A 基端側部分 17 陰極棒 17A 金属コイル 18 金属箔 19 外部リード棒 20 補助ガラス管 21 貫通孔 22 内端 23 外端 30 コイル材 31 突出部分 S 変位距離 L 管軸
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−162779(JP,A) 特開 平7−50153(JP,A) 特開 平11−213952(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/36 H01J 61/073 H01J 61/20 H01J 61/86

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石英ガラスからなり、発光管部と当該発
    光管部に連設された封止管部とを有する放電容器を具
    え、前記発光管部内に、一対の電極が電極間距離が3.
    0mm以下となる状態で対向配置されると共に、0.1
    5mg/mm3以上の水銀が封入されてなるショートア
    ーク型高圧水銀ランプにおいて、 少なくとも一方の電極の基端側部分が貫通孔を有する補
    助ガラス管に挿通されると共に、当該補助ガラス管が前
    記封止管部に溶着されており、 前記補助ガラス管の貫通孔の内周面にコイル材が固着さ
    れており、当該コイル材により、当該電極棒の基端側部
    分が保持されていることを特徴とするショートアーク型
    高圧水銀ランプ。
  2. 【請求項2】 直流点灯型のショートアーク型高圧水銀
    ランプであって、陽極を先端に有する電極棒の基端側部
    分が貫通孔を有する補助ガラス管に挿通されると共に、
    当該補助ガラス管が封止管部に溶着されており、 前記補助ガラス管の貫通孔の内周面にコイル材が固着さ
    れており、当該コイル材により、当該電極棒の基端側部
    分が保持されていることを特徴とする請求項1に記載の
    ショートアーク型高圧水銀ランプ。
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