JP3149716U - 仕掛け巻き - Google Patents

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中道 成之
成之 中道
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株式会社オーナーばり
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【課題】仕掛けを巻き取る際に、巻き枠が回転することによる発生する巻き取り音が耳障りでない仕掛け巻きを提供する。【解決手段】蓋付のケース内に巻き枠が回転可能に収納された仕掛け巻きのケースの底身に複数の切り込み6を入れ、前記切り込み6をケース内側に向けて反らせ、かつ、切り込み6の先端部はケース底身に対して水平な状態にする。また、前記切り込み6の先端部の上面側に突起物7を形成し、前記突起物7と巻き枠の底面が適度な強さで密着するようにする。【選択図】図3

Description

本考案は、主に鮎釣りの仕掛けを巻き取るための仕掛け巻きに関するものである。
従来の蓋付のケースに仕掛けを巻き取る為の巻き枠を収容した構成を取る仕掛け巻きは、ケースの蓋身に回動自在な回転板が付いており、これを回転させることによりケースに収容された巻き枠が回転し、仕掛けを巻き取る仕組みになっている。
また、図8のように、前記巻き枠の周囲には鋸歯状の突起16が形成され、ケース底身には巻き枠に形成した鋸歯状突起16に掛かるような爪17が設けらている。強い力で巻き枠を回転させると、前記鋸歯状突起16は前記爪17を押し反らして通過する事ができるが、仕掛け巻きに振動等が加わって巻き枠が前後に動く程度の弱い力では、前記鋸歯状突起16が前記爪17で掛かり止まることになり、巻き枠が空回りする事を防ぐ事ができる。
巻き枠を回転させて仕掛けを巻き取る際、前記鋸歯状突起16が、前記爪7を押し反らしながら通過する際、カチカチとした高音の摩擦音が発生する。釣り場でこの音が発するのは耳障りであり、魚を警戒させる一因になり、魚が釣れにくくなる。
特開平10−174544号公報
解決しようとする問題点は、巻き枠の空回りを防止するために設けられた機構である前記巻き枠に設けられた鋸歯状突起16と、前記鋸歯状突起16に掛かるように蓋付ケースの底身に設けられた爪17が擦れる際に発する耳障りな高音が発生する点である。
また、図9に示すように鋸歯状突起の片辺18と前記鋸歯状突起の隣に位置する鋸歯状突起の片辺19のどちらかに爪が当たることにより、巻き枠の空回りを防ぐ事は出来るが、前記鋸歯の片辺18及び、隣の鋸歯状突起の片辺19間の距離分だけ遊びが生じ、巻き枠はわずかに前後に動いてしまう。仕掛け巻きをポケットやかばんに入れている際に、振動で前記巻き枠は前記遊びの分だけ何度も前後に揺れ動くことになり、巻き枠に巻き付けた仕掛けがゆるむ場合がある。
本考案は、蓋付ケース内に収納された巻き枠が空回りするのを防ぐ為の機構として、蓋付ケースの底身に複数の切り込み6を入れ、前記各切り込み6をケース内側に向けて反らせる。反らせる角度は下記する突起物7が適度な強さで巻き枠3の底面に接する事ができるように設定する。また、切り込み6の先端部はケース底身に対して水平な状態にし、前記切り込み6の先端部の上面側に突起物7を形成し、突起物7が巻き枠3の底面に接するようにした事を特徴とする。
本考案の仕掛け巻きは、蓋付ケースの底身に入れた複数の切り込み6を内側に反らせ、底身と平行に形成した各切り込み6の先端部に突起物7を形成している。前記突起物は巻き枠の底面に接しており、この接点での抵抗が巻き枠3の空回りを防ぐ。
仕掛けを巻き取る為に巻き枠3が回転する際、巻き枠3の底面は前記突起物7に接しながら回転することになるが、前記巻き枠3は突起物7とは点で接しているため摩擦音は非常に小さくなる。
また、巻き枠3の底面と前記複数の切り込み6の先端部に形成した突起物7との接点に生ずる抵抗により、巻き枠3はしっかり固定される。本考案仕掛け巻きをポケットやかばんに入れている際に振動が加わっても、この接点の抵抗により巻き枠3は微動しない。
以下、本考案の実施例を図面を用いて説明する。図1、図2は、それぞれ本考案仕掛け巻きのケースが閉じた状態の斜視図、ケースが開いた状態の斜視図である。本考案仕掛け巻きは開閉可能な蓋身10と底身11からなるケース本体と表面に回転板指掛け部1を形成し、裏面に巻き枠の凹状部9と掛かり合いするように形成した凸状部8を複数有し、回動可能にケース蓋身10に取り付けられた回転板2とケースに収容される開閉蓋5を備え、かつ、回転板2の凸状部8と掛かり合いするための凹状部9を複数備えた巻き枠3とで構成される。蓋身10を閉じた状態で回転板指掛け部1に指を掛け、回転板2を回転させると前記凸状部8と前記凹状部9との掛かり合いにより巻き枠3は回転する。
図3は、ケース本体のみを開いた状態の斜視図である。底身11は巻き枠収容枠12を形成し、略T字状の切り込み6を3箇所形成し、前記切り込み6の周囲1mm位を切り欠き、隙間を設けている。前記切り込み6は根本から内側に向けて傾いて形成され、又、先端部の略T字の”−”付近は底身11と平行になるように形成され、かつ、前記”−”部の両端付近にそれぞれ突起部7を形成している。また、底身11の中心部は下記する巻き枠3に形成された巻き枠底面の凹部14と嵌合するための軸部13を形成している。
図4は、巻き枠3の平面図である。巻き枠3の表面に回転板2に形成した凸状部8に掛かり合いする為の凹状部9を形成し、また、開閉蓋5を形成している。図5は巻き枠の開閉蓋を開けた状態の斜視図である。巻き枠に仕掛けを巻き付けていく過程において釣り糸に取り付けたサカサ針や鼻環は巻き枠に巻き付けず、前記開閉蓋5を開けて巻き枠の中に収納するようにする。図6は巻き枠の背面図である。巻き枠の底面中央にはケース底身の軸部13に嵌合する為の凹部14を形成しており、軸部13と凹部14が嵌合することにより巻き枠3は軸部13を中心に安定した軌道で回転する事が出来る。また巻き枠底面の外縁部付近には放射状に凹部15を形成している。凹部15はケース底身の切り込み部6に形成した突起部7に掛かり合うような間隔で形成する。また、凹部は切り込み部6に設けた突起部7が丁度収まる幅とする。
本考案に係る仕掛け巻きの実施例は上記のような構成をとり、仕掛けを巻き取るには、ケース指掛け部4に指を掛けケースを開閉し、内包されている巻き枠3を取り出し、開閉蓋5を開け、仕掛けに付いている鼻環やサカサ針を中に収容する。そして開閉蓋5を閉じて再度、ケース内に収容し、仕掛けの糸を糸口20に通して前記ケースの蓋身を閉じる。そして回転板指掛け部1に指を掛け回転板2を回転させると、回転板2の裏面に形成した凸状部8と巻き枠3の表面に形成した凹状部9との掛かり合いにより、回転板の回転力が巻き枠3に伝わり、巻き枠3が回転し、仕掛けが巻き取られることになる。
また、巻き枠3の底面に放射状に設けた凹部15のいずれかとケース底身の切り込み部6に設けた各突起部7とは係り合いながら常に接していることになり、これら接点での抵抗が巻き枠の空回りを防ぐことになる。さらにはケース蓋身を閉じることにより生じる圧着力が、回転板2の凸状部8と巻き枠3の表面の凹部9の接点にかかることも相まって、上下両面から巻き枠3は押さえられることになり、振動などが加わっても巻き枠3は微動することもない。本考案仕掛け巻き使用時においては、巻き枠3の底面の放射状に形成された凹部15を含む外縁部は、切り込み部6の突起部7上を滑りながら回転し、接点で抵抗が発生するが、これによる抵抗は回転板2を回転させる上で負担になる程のものではない。
同時に巻き枠3が回転する際、巻き枠3の底面の放射状に形成された凹部15を含む外縁部が切り込み部6の突起部7上を滑りながら回転する時に発生する摩擦音は耳障りな高音にはならない。
鮎釣りの仕掛けのように長尺で複数の部材が付いた仕掛けを耳障りな音を発せずに巻き取りたいという釣り人のニーズに答えることが出来る。
本考案仕掛け巻きのケースが閉じた状態の斜視図 本考案仕掛け巻きのケースが開いた状態の斜視図 ケース本体を開いた状態の斜視図 巻き枠の平面図 巻き枠の開閉蓋を開けた状態の斜視図 巻き枠の背面図 切り込み部6の中央断面拡大図 従来の仕掛け巻きのケースが開いた状態の底身の斜視図 鋸歯状の突起の周辺拡大図
1 回転板指掛け部
2 回転板
3 巻き枠
4 ケース指掛け部
5 開閉蓋
6 切り込み
7 突起部
8 凸状部
9 凹状部
10 ケース蓋身
11 ケース底身
12 巻き枠収容枠
13 軸部
14 巻き枠凹部
15 放射状に形成した凹部
16 鋸歯状突起
17 爪
18 鋸歯状突起の片辺
19 隣の鋸歯状突起の片辺
20 糸口

Claims (1)

  1. 蓋付のケース内に巻き枠が回転可能に収納された仕掛け巻きにおいて、前記蓋付ケースの底身に複数の切り込み6を入れ、前記切り込み6をケース内側に向けて反らせ、かつ、切り込み6の先端部はケース底身に対して水平な状態にし、前記切り込み6の先端部の上面側に突起物7を形成した事を特徴とする仕掛け巻き。
JP2009000357U 2009-01-28 2009-01-28 仕掛け巻き Expired - Lifetime JP3149716U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102349293B1 (ko) 2021-11-09 2022-01-11 대한민국 휴대 기기의 증강현실을 이용한 재실자의 피난 경로 안내 방법 및 이를 위한 시스템

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