JP3149711B2 - 計器用変流器への配線断線試験回路 - Google Patents
計器用変流器への配線断線試験回路Info
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- JP3149711B2 JP3149711B2 JP30339494A JP30339494A JP3149711B2 JP 3149711 B2 JP3149711 B2 JP 3149711B2 JP 30339494 A JP30339494 A JP 30339494A JP 30339494 A JP30339494 A JP 30339494A JP 3149711 B2 JP3149711 B2 JP 3149711B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は計器用変流器への配線断
線試験回路に関し、計器用変流器を備えている各種の製
品に適用して有用なものである。
線試験回路に関し、計器用変流器を備えている各種の製
品に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】計器用変流器(以下CTという)には例
えば三相の電線ラインに装備される零相変流器(以下Z
CTという)や三相変流器(以下3φCTという)など
があるが、何れも二次側がオープンになっていないかど
うかを確認するため、配線の断線試験が行われる。
えば三相の電線ラインに装備される零相変流器(以下Z
CTという)や三相変流器(以下3φCTという)など
があるが、何れも二次側がオープンになっていないかど
うかを確認するため、配線の断線試験が行われる。
【0003】図3は従来技術に係る配線断線試験回路の
回路図、図3はZCTの概略構成を示す説明図である。
ZCT11は、図4に示すように、三相の電線ライン1
3を取り囲む鉄心11と、この鉄心11に巻回された二
次巻線12とを有しており、電線ライン13の地絡が発
生すると、このときに流れる零相電流によって鉄心16
中に磁束を生じ、この磁束によって二次巻線12に電流
が流れるというものである。かかるZCT11の二次巻
線12には、図3に示すように、二次端子TB2に接続
された配線18を介して、抵抗R2が並列に接続されて
おり、この抵抗R2は、オペアンプ等を用いて構成され
た増幅回路であるアナログ回路14を介してマイクロコ
ンピュータ(以下マイコンともいう)15に接続されて
いる。そして、このZCT11には試験用巻線17が設
けられており、この試験用巻線17の試験用端子TB1
にはリレーRy及び抵抗R1を介して、本配線断線試験回
路を備えた製品の内部電源V1′が接続されている。
回路図、図3はZCTの概略構成を示す説明図である。
ZCT11は、図4に示すように、三相の電線ライン1
3を取り囲む鉄心11と、この鉄心11に巻回された二
次巻線12とを有しており、電線ライン13の地絡が発
生すると、このときに流れる零相電流によって鉄心16
中に磁束を生じ、この磁束によって二次巻線12に電流
が流れるというものである。かかるZCT11の二次巻
線12には、図3に示すように、二次端子TB2に接続
された配線18を介して、抵抗R2が並列に接続されて
おり、この抵抗R2は、オペアンプ等を用いて構成され
た増幅回路であるアナログ回路14を介してマイクロコ
ンピュータ(以下マイコンともいう)15に接続されて
いる。そして、このZCT11には試験用巻線17が設
けられており、この試験用巻線17の試験用端子TB1
にはリレーRy及び抵抗R1を介して、本配線断線試験回
路を備えた製品の内部電源V1′が接続されている。
【0004】従って、抵抗R1やリレーRyを介して製品
内の電源V1′から試験用巻線17に電流I1を流すと、
配線18が断線していない場合には、二次巻線12に電
流I2が流れ抵抗R2の両端に電圧VRが発生するため、
この両端電圧VRがアナログ回路14を介してマイコン
15に検出され、その結果マイコン15は配線18が断
線していないと判断する。一方、配線18が断線してい
る場合には、二次巻線12に電流I2が流れず、従って
抵抗R2の両端電圧VRもゼロであるため、マイコン15
は配線18が断線していると判断する。かくして断線試
験が行われる。
内の電源V1′から試験用巻線17に電流I1を流すと、
配線18が断線していない場合には、二次巻線12に電
流I2が流れ抵抗R2の両端に電圧VRが発生するため、
この両端電圧VRがアナログ回路14を介してマイコン
15に検出され、その結果マイコン15は配線18が断
線していないと判断する。一方、配線18が断線してい
る場合には、二次巻線12に電流I2が流れず、従って
抵抗R2の両端電圧VRもゼロであるため、マイコン15
は配線18が断線していると判断する。かくして断線試
験が行われる。
【0005】他の断線試験方法としては、製品内の電源
V1とは別の電源を用意し、この別電源からZCT11
の試験用巻線17に電流I1を流して前述の如く配線1
8の断線試験を行ったり、また試験用巻線のない3φC
Tを三相の電線ラインに装備する場合には、この電線ラ
インに前記別電源から電流を流して、3φCTの二次側
の配線の断線試験を行うという方法がある。
V1とは別の電源を用意し、この別電源からZCT11
の試験用巻線17に電流I1を流して前述の如く配線1
8の断線試験を行ったり、また試験用巻線のない3φC
Tを三相の電線ラインに装備する場合には、この電線ラ
インに前記別電源から電流を流して、3φCTの二次側
の配線の断線試験を行うという方法がある。
【0006】なお上記の内容は低圧用のCTの場合に限
定する。
定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、ZCT
には試験用巻線17を備えたものがあり、これによって
断線試験を行うことができるが、3φCTには特に試験
用巻線がないため、3φCTの断線試験を行うには、別
電源等を用意しなければならず、作業が面倒である。ま
た試験用巻線17を備えたZCT11は大型で高価であ
り、試験用巻線17に接続されるリレーRyも大型で高
価である。
には試験用巻線17を備えたものがあり、これによって
断線試験を行うことができるが、3φCTには特に試験
用巻線がないため、3φCTの断線試験を行うには、別
電源等を用意しなければならず、作業が面倒である。ま
た試験用巻線17を備えたZCT11は大型で高価であ
り、試験用巻線17に接続されるリレーRyも大型で高
価である。
【0008】なお、CTというのは二次側がオープンに
なると、このCTが動作したときに損傷してしまうた
め、CTを使用した製品が出荷された後も、作業員等に
よってCTの二次側がオープンになっていないかどうか
を確認する必要がある。またCT自体の特性は永い間使
用してもあまり変化がないため、前記製品の出荷後は、
大がかりな特性試験は必要がなく、断線試験という簡易
な試験が求められている。更には前記製品の小型化、低
価格化が求められている。
なると、このCTが動作したときに損傷してしまうた
め、CTを使用した製品が出荷された後も、作業員等に
よってCTの二次側がオープンになっていないかどうか
を確認する必要がある。またCT自体の特性は永い間使
用してもあまり変化がないため、前記製品の出荷後は、
大がかりな特性試験は必要がなく、断線試験という簡易
な試験が求められている。更には前記製品の小型化、低
価格化が求められている。
【0009】従って本発明は上記従来技術に鑑み、CT
への配線の断線試験を簡単に行うことができると共に、
CTを使用した製品の小型化、低価格化を実現すること
ができるCTへの配線断線試験回路を提供することを目
的とする。
への配線の断線試験を簡単に行うことができると共に、
CTを使用した製品の小型化、低価格化を実現すること
ができるCTへの配線断線試験回路を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、計器用変流器の二次巻線に配線を介して並
列に接続された第1の抵抗と、トランジスタを有して構
成されこのトランジスタのベースに入力されるマイクロ
コンピュータからの指令信号によってONするトランジ
スタスイッチと、このトランジスタスイッチと前記第1
の抵抗との間に介設された第2の抵抗と、前記第1の抵
抗と前記トランジスタスイッチとに接続され、前記トラ
ンジスタのベースに指令信号を与えて前記トランジスタ
スイッチをONさせると共に、このときの前記第1の抵
抗の両端電圧に基づき前記配線が断線しているか否かを
判断するマイクロコンピュータとを備えたことを特徴と
する。
明の構成は、計器用変流器の二次巻線に配線を介して並
列に接続された第1の抵抗と、トランジスタを有して構
成されこのトランジスタのベースに入力されるマイクロ
コンピュータからの指令信号によってONするトランジ
スタスイッチと、このトランジスタスイッチと前記第1
の抵抗との間に介設された第2の抵抗と、前記第1の抵
抗と前記トランジスタスイッチとに接続され、前記トラ
ンジスタのベースに指令信号を与えて前記トランジスタ
スイッチをONさせると共に、このときの前記第1の抵
抗の両端電圧に基づき前記配線が断線しているか否かを
判断するマイクロコンピュータとを備えたことを特徴と
する。
【0011】
【作用】上記構成の本発明によれば、マイクロコンピュ
ータからの指令信号によってトランジスタスイッチがO
Nすると、二次巻線と第1の抵抗とを接続する配線が断
線していない場合には、第1の抵抗の両端電圧がほぼゼ
ロとなり、その結果マイクロコンピュータは前記配線が
断線していないと判断する。一方、前記配線が断線して
いる場合には、第1の抵抗の両端電圧が、この第1の抵
抗と第2の抵抗との比に応じた電圧となり、その結果マ
イクロコンピュータは前記配線が断線していると判断す
る。
ータからの指令信号によってトランジスタスイッチがO
Nすると、二次巻線と第1の抵抗とを接続する配線が断
線していない場合には、第1の抵抗の両端電圧がほぼゼ
ロとなり、その結果マイクロコンピュータは前記配線が
断線していないと判断する。一方、前記配線が断線して
いる場合には、第1の抵抗の両端電圧が、この第1の抵
抗と第2の抵抗との比に応じた電圧となり、その結果マ
イクロコンピュータは前記配線が断線していると判断す
る。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
明する。
【0013】図1は、本発明の実施例に係る断線試験回
路の回路図である。同図に示すように、ZCT1には試
験用の巻線がなく、二次巻線2のみが設けられている。
この二次巻線2には、二次端子TB2に接続された配線
6を介して、並列に抵抗Rが接続されている。この抵抗
Rは、オペアンプ等を用いて構成された増幅回路である
アナログ回路4を介して、マイコン5に接続されてお
り、二次巻線2に流れる電流ICT(流れる方向は電線ラ
イン13に流れる電流による)を電圧に変換すると共
に、後述する抵抗RLとの比によって断線検出レベルを
決定している。
路の回路図である。同図に示すように、ZCT1には試
験用の巻線がなく、二次巻線2のみが設けられている。
この二次巻線2には、二次端子TB2に接続された配線
6を介して、並列に抵抗Rが接続されている。この抵抗
Rは、オペアンプ等を用いて構成された増幅回路である
アナログ回路4を介して、マイコン5に接続されてお
り、二次巻線2に流れる電流ICT(流れる方向は電線ラ
イン13に流れる電流による)を電圧に変換すると共
に、後述する抵抗RLとの比によって断線検出レベルを
決定している。
【0014】そして、この配線断線試験回路にはトラン
ジスタスイッチ7及び抵抗RLが設けられている。トラ
ンジスタスイッチ7は、PNP型のトランジスタT
rと、トランジスタTrのベースBとエミッタEとの間及
びベースBとマイコン5との間に各々介設されてトラン
ジスタTrの動作レベルを決定する抵抗RBE及びRBと、
トランジスタTrのコレクタCとエミッタEとの間に接
続されたダイオードDとによって構成されている。抵抗
RLは、コレクタCと抵抗Rとの間に介設されており、
トランジスタTrのコレクタ電流ICの値を決定してい
る。なおエミッタEには、本配線断線試験回路を備えた
製品の内部直流電源V1が接続されている。またマイコ
ン5の電源は0V−5Vであり、COMは0V、指令は
5V(トランジスタTrOFF)→0V(トランジスタ
TrON)である。
ジスタスイッチ7及び抵抗RLが設けられている。トラ
ンジスタスイッチ7は、PNP型のトランジスタT
rと、トランジスタTrのベースBとエミッタEとの間及
びベースBとマイコン5との間に各々介設されてトラン
ジスタTrの動作レベルを決定する抵抗RBE及びRBと、
トランジスタTrのコレクタCとエミッタEとの間に接
続されたダイオードDとによって構成されている。抵抗
RLは、コレクタCと抵抗Rとの間に介設されており、
トランジスタTrのコレクタ電流ICの値を決定してい
る。なおエミッタEには、本配線断線試験回路を備えた
製品の内部直流電源V1が接続されている。またマイコ
ン5の電源は0V−5Vであり、COMは0V、指令は
5V(トランジスタTrOFF)→0V(トランジスタ
TrON)である。
【0015】従って上記実施例によれば、通常は電線ラ
イン13が地絡して零相電流が流れると、この零相電流
に対応した電流ICTが流れ、この電流ICTが抵抗Rによ
って電圧VRに変換されると共にアナログ回路4に増さ
れてマイコン5に検出される。その結果マイコン5は電
線ライン13が地絡したと判断し、この判断に基づいて
図示しない保護回路が動作する。
イン13が地絡して零相電流が流れると、この零相電流
に対応した電流ICTが流れ、この電流ICTが抵抗Rによ
って電圧VRに変換されると共にアナログ回路4に増さ
れてマイコン5に検出される。その結果マイコン5は電
線ライン13が地絡したと判断し、この判断に基づいて
図示しない保護回路が動作する。
【0016】これに対し、断線試験時には、マイコン5
からトランジスタTrのベースBへ低レベルの指令信号
が出力され、この指令信号によってトランジスタスイッ
チ7(トランジスタTr)がONする。トランジスタス
イッチ7がONすると、配線6が断線していない場合に
は、抵抗RLによって決まる値のコレクタ電流ICが流
れ、二次巻線2の電圧降下がほぼゼロであることから、
抵抗Rの両端電圧VRがほぼゼロとなるため、マイコン
5は配線6が断線していないと判断する。一方、配線6
が断線している場合には、トランジスタスイッチ7がO
Nしたときに抵抗RLとRとによって決まる値のコレク
タ電流ICが流れ、抵抗Rの両端電圧VRが、抵抗RとR
Lとの比によって決まる値となるため、マイコン5は配
線6が断線していると判断する。
からトランジスタTrのベースBへ低レベルの指令信号
が出力され、この指令信号によってトランジスタスイッ
チ7(トランジスタTr)がONする。トランジスタス
イッチ7がONすると、配線6が断線していない場合に
は、抵抗RLによって決まる値のコレクタ電流ICが流
れ、二次巻線2の電圧降下がほぼゼロであることから、
抵抗Rの両端電圧VRがほぼゼロとなるため、マイコン
5は配線6が断線していないと判断する。一方、配線6
が断線している場合には、トランジスタスイッチ7がO
Nしたときに抵抗RLとRとによって決まる値のコレク
タ電流ICが流れ、抵抗Rの両端電圧VRが、抵抗RとR
Lとの比によって決まる値となるため、マイコン5は配
線6が断線していると判断する。
【0017】以上のように上記実施例によれば、マイコ
ン5からの指令信号によってトランジスタスイッチ7を
作動させることにより、簡単に配線6の断線試験を行う
ことができる。またリレーRyのかわりに面実装のトラ
ンジスタTr等の部品からなるトランジスタスイッチ7
を用いるため、配線断線試験回路の小型化、低価格化を
実現することができ、延いてはかかる配線断線試験回路
を備えた製品の小型化、低価格化を実現することができ
る。またZCTには試験用巻線が不要となるため、ZC
Tの小型化、低価格化を実現することもできる。
ン5からの指令信号によってトランジスタスイッチ7を
作動させることにより、簡単に配線6の断線試験を行う
ことができる。またリレーRyのかわりに面実装のトラ
ンジスタTr等の部品からなるトランジスタスイッチ7
を用いるため、配線断線試験回路の小型化、低価格化を
実現することができ、延いてはかかる配線断線試験回路
を備えた製品の小型化、低価格化を実現することができ
る。またZCTには試験用巻線が不要となるため、ZC
Tの小型化、低価格化を実現することもできる。
【0018】なお上記実施例では、ZCTの場合につい
て示したが、勿論、3φCTや単相CTについても上記
実施例と同様の断線試験回路を適用することができる。
また上記実施例ではPNP型のトランジスタTrを用い
てトランジスタスイッチを構成したが、NPN型のトラ
ンジスタTrを用いてトランジスタスイッチを構成して
もよい。但しNPN型のトランジスタTrを用いる場合
には図2に示すような回路構成とする。即ちトランジス
タTrのコレクタCを抵抗RLを介して電源V1に接続し
エミッタEを抵抗Rの一端に接続すると共に、抵抗Rの
他端とマイコン5との間にアナログ回路4を介設する。
またマイコン5の指令は0V(トランジスタTrOF
F)→5V(トランジスタTrON)とする。
て示したが、勿論、3φCTや単相CTについても上記
実施例と同様の断線試験回路を適用することができる。
また上記実施例ではPNP型のトランジスタTrを用い
てトランジスタスイッチを構成したが、NPN型のトラ
ンジスタTrを用いてトランジスタスイッチを構成して
もよい。但しNPN型のトランジスタTrを用いる場合
には図2に示すような回路構成とする。即ちトランジス
タTrのコレクタCを抵抗RLを介して電源V1に接続し
エミッタEを抵抗Rの一端に接続すると共に、抵抗Rの
他端とマイコン5との間にアナログ回路4を介設する。
またマイコン5の指令は0V(トランジスタTrOF
F)→5V(トランジスタTrON)とする。
【0019】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、マイクロコンピュータからの指令信
号によってトランジスタスイッチを動作させることによ
り、簡単に配線の断線試験を行うことができる。また従
来のリレーのかわりにトランジスタスイッチを用いるた
め、配線断線試験回路の小型化、低価格化を実現するこ
とができ、延いてはこの配線断線試験回路を備えた製品
の小型化、低価格化を実現することができる。またZC
Tに適用する場合には、ZCTに試験用巻線を設ける必
要がなくなり、ZCTの小型化、低価格化を実現するこ
ともできる。
に本発明によれば、マイクロコンピュータからの指令信
号によってトランジスタスイッチを動作させることによ
り、簡単に配線の断線試験を行うことができる。また従
来のリレーのかわりにトランジスタスイッチを用いるた
め、配線断線試験回路の小型化、低価格化を実現するこ
とができ、延いてはこの配線断線試験回路を備えた製品
の小型化、低価格化を実現することができる。またZC
Tに適用する場合には、ZCTに試験用巻線を設ける必
要がなくなり、ZCTの小型化、低価格化を実現するこ
ともできる。
【図1】本発明の実施例に係る配線断線試験回路の回路
図である。
図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る配線断線試験回路の
回路図である。
回路図である。
【図3】従来技術に係る配線断線試験回路の回路図であ
る。
る。
【図4】ZCTの概略構成を示す説明図である。
1 ZCT 2 二次巻線 4 アナログ回路 5 マイコン 6 配線 7 トランジスタスイッチ 13 電線ライン D ダイオード R,RB,RBE,RL 抵抗 TB2 二次端子 Tr トランジスタ V1 直流電源
Claims (1)
- 【請求項1】 計器用変流器の二次巻線に配線を介して
並列に接続された第1の抵抗と、 トランジスタを有して構成されこのトランジスタのベー
スに入力されるマイクロコンピュータからの指令信号に
よってONするトランジスタスイッチと、 このトランジスタスイッチと前記第1の抵抗との間に介
設された第2の抵抗と、 前記第1の抵抗と前記トランジスタスイッチとに接続さ
れ、前記トランジスタのベースに指令信号を与えて前記
トランジスタスイッチをONさせると共に、このときの
前記第1の抵抗の両端電圧に基づき前記配線が断線して
いるか否かを判断するマイクロコンピュータとを備えた
ことを特徴とする計器用変流器への配線断線試験回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30339494A JP3149711B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 計器用変流器への配線断線試験回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30339494A JP3149711B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 計器用変流器への配線断線試験回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08162332A JPH08162332A (ja) | 1996-06-21 |
JP3149711B2 true JP3149711B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=17920500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30339494A Expired - Fee Related JP3149711B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 計器用変流器への配線断線試験回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3149711B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002044856A (ja) * | 2000-07-25 | 2002-02-08 | Mitsubishi Electric Corp | 漏電リレー |
FR2891093B1 (fr) * | 2005-09-16 | 2007-10-26 | Schneider Electric Ind Sas | Declencheur electronique pourvu de moyens de surveillance, disjoncteur comportant un tel declencheur et procede de surveillance. |
JP4869103B2 (ja) * | 2007-02-22 | 2012-02-08 | 三菱電機株式会社 | 漏電リレー |
JP4926015B2 (ja) * | 2007-12-05 | 2012-05-09 | 三菱電機株式会社 | 漏電リレー |
JP6362837B2 (ja) * | 2012-08-29 | 2018-07-25 | 京セラ株式会社 | 零相変流器、地絡電流検出装置、パワーコンディショナ、及び零相変流器の故障検出方法 |
JP2020197396A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | アイシン精機株式会社 | 電流検出装置 |
-
1994
- 1994-12-07 JP JP30339494A patent/JP3149711B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08162332A (ja) | 1996-06-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001219 |
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