JP3149597B2 - 体液成分測定装置 - Google Patents

体液成分測定装置

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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】臨床検査において、種々の生体試
料中の特定成分を、迅速に精度よくかつ簡易に測定する
体液成分測定装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、酵素の有する特異的触媒作用を利
用した種々のバイオセンサが開発され、特に臨床分野へ
の応用が試みられている、検査項目及び検体数が増加し
ている現在、迅速に精度よく測定できるバイオセンサが
望まれている。
【0003】グルコースセンサを例にとると、糖尿病の
増加が著しい今日、血液中の血糖値を測定し管理するに
は、従来のように血液を遠心分離して血漿を測定するの
では非常に時間を要するため、全血で測定できるセンサ
が要求されている。簡易型としては、尿検査の時に使用
されている検査紙と同様に、スティック状の支持体に糖
(グルコース)にのみ反応する酵素と、酵素反応時また
は酵素反応の生成物により変化する色素とを含有する担
体を設置したものがある。この担体上に血液を滴下し、
一定時間後の色素の変化を目視または光学的に測定する
方式であるが、血液中の着色物による妨害が大きく精度
は低い。
【0004】そこで、図1のような多層式の分析担体が
提案されている(実開昭54−178495号公報)。
これは透明な支持体1の上に試薬層2、展開層3、防水
層4、濾過層5が順に積層された構造となっている。血
液サンプルを上部から滴下すると、まず濾過層5により
血液中の赤血球、血小板などの固形成分が除去され、防
水層4にある小孔6から展開層3へ均一に浸透し、試薬
層2において反応が進行する。反応終了後、透明な支持
体1を通して矢印の方向から光を照射し、比色分析によ
り基質濃度を測定する方式である。従来の簡易なスティ
ック状の担体と比較すると複雑な構造であるが、血球除
去などにより精度は向上した。しかし、血液の浸透およ
び反応に時間がかかるため、サンプルの乾燥を防ぐ防水
層4を必要とし、また、反応を速めるために高温でのイ
ンキュベートを要するなど、装置および担体が複雑化す
るという問題がある。
【0005】一方、血液などの生体試料中の特定成分に
ついて、試料液の希釈や撹拌などの操作を行なうことな
く高精度に定量する方式としては、図2に示すようなバ
イオセンサが提案されている(例えば、特開昭59−1
66852号公報)。このバイオセンサは、絶縁基板9
にリード7、8を各々有する白金などからなる測定極1
0および対極11を埋設し、これらの電極系の露出部分
を酸化還元酵素および電子受容体を担持した多孔体12
で覆ったものである。試料液を多孔体上へ滴下すると、
試料液中に酸化還元酵素と電子受容体が溶解し、試料液
中の基質との間で酵素反応が進行し、電子受容体が還元
される。反応終了後、この還元された電子受容体を電気
化学的に酸化し、このとき得られる酸化電流値から試料
中の基質濃度を求める。
【0006】しかし、このような構成では、多孔体につ
いては測定毎に取り替えることにより簡単に測定に供す
ることができるが、電極については洗浄等の操作が必要
である。一方、電極系をも含めて測定毎の使い捨てが可
能となれば、測定操作上、極めて簡易になるものの、白
金等の電極材料や構成等の面から、非常に高価なものに
ならざるを得ない。また白金電極の構成方法として、ス
パッタ法や蒸着法を用いることもできるが、製造上高価
なものとなる。
【0007】また、電極系をも含めて使い捨てにし得る
方式としては、特開昭61−294351号公報に記載
のバイオセンサを提案した。このバイオセンサは、図3
に示すように絶縁性の基板13の上にスクリーン印刷等
の方法でカーボンなどからなる電極系14(14’)、
15(15’)、16(16’)を形成し、絶縁層17
を設けた後、電極系の上を酸化還元酵素と電子受容体を
担持した多孔体19で覆い保持枠18とカバー20で全
体を一体化したものである。試料液を多孔体上へ滴下す
ると、多孔体に担持されている酸化還元酵素と電子受容
体が試料液に溶解し、試料液中の基質との間で酵素反応
が進行し電子受容体が還元される。反応終了後、この還
元された電子受容体を電気化学的に酸化し、このとき得
られる酸化電流値から試料液中の基質濃度を求める。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、ヒト免疫不全症
候群ウイルス(HIV)、肝炎ウイルスなどが問題視さ
れる中、体液を扱う検査では、検査者の感染防止、さら
に検体の廃棄作業、廃棄までの間の取り扱いなど、検査
環境の改善が求められている。
【0009】一方、体液成分測定装置を用いて種々の生
体試料中の特定成分を、迅速に精度よくかつ簡易に測定
できるため、個人的にも使用される場合が増大しつつあ
る。
【0010】もし被検者が体液を媒介とする伝染性のウ
イルス感染者であった場合その検体の適切な処理方法が
不可欠となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも体
液と酵素反応を利用する体液成分測定装置において、前
記測定装置を構成する部材の少なくとも一部に抗菌剤ま
たは抗ウイルス性剤を担持させたことをを特徴とする体
液成分測定装置である。また、本発明は測定器を有する
体液成分測定装置であって、該装置の本体部である前記
測定器は筺体の一部にバイオセンサの装着部を有し、前
記測定器の一部に抗菌剤または抗ウイルス性剤を担持さ
せたことを特徴とする体液成分測定装置である。さら
に、本発明は、体液採取器具を有し、前記体液採取器具
は筺体中に交換可能な刺針部を有してなり、前記筺体ま
たは刺針部などの体液採取器具の少なくとも一部に抗菌
剤または抗ウイルス性剤を担持させたことを特徴とす
る。また、本発明はバイオセンサ部は包装部材で梱包さ
れており、前記包装部材のの少なくとも一部に抗菌剤ま
たは抗ウイルス性剤を担持させたことを特徴とする。さ
らに本発明は、抗菌または抗ウイルス性材料として銀、
銀イオン、銀錯塩を用いることを特徴とする。
【0012】
【作用】体液成分測定装置を取り扱う際に手に触れ易い
部分、即ちバイオセンサのみならず体液成分測定装置の
本体である測定器や体液採取器具、さらにはバイオセン
サの包装部材などの表面に抗菌剤あるいは抗ウイルス性
剤を担持することにより測定器などの器具に付着した体
液中のウイルスを殺すことができ、汚染の伝搬を防ぐこ
とができる。さらに体液採取時などに直接手指に付着し
た体液が体液成分測定装置に付着介在する二次汚染も、
測定器などに担持させた抗菌あるいは抗ウイルス性剤に
より防止できる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下の実施例の説明用図面において、共通
する要素には同一番号を付し、一部説明を省略する。
【0014】バイオセンサの一例として、グルコースセ
ンサについて説明する。図4は本発明のバイオセンサの
一実施例として作製したグルコースセンサの分解斜視図
であり、図5はその外観図、また図6は、図5に示すバ
イオセンサを長手方向に中央部で切断した場合の断面図
である。なお、図4には、図6に示す反応層274は示
されていない。
【0015】以下に、センサの作製方法について説明す
る。ポリエチレンテレフタレートからなる絶縁性の基板
21に、スクリーン印刷により銀ペ−ストを印刷しリ−
ド22,23(23′)を形成する。次に、樹脂バイン
ダーを含む導電性カーボンペーストを印刷し、加熱乾燥
することにより、測定極24、対極25(25′)から
なる電極系を形成する。さらに、電極系を部分的に覆
い、電極の露出部分の面積を一定とし、かつリ−ドの不
要部を覆うように絶縁性ペーストを印刷し、加熱処理を
して絶縁層26を形成する。
【0016】次に、電極系24、25(25′)の露出
部分を研磨後、空気中で100℃にて4時間熱処理を施
した。このようにして電極部分を構成した後、親水性高
分子として、カルボキシメチルセルロ−ス(以下CMC
と略す)の0.5wt%水溶液を電極上へ展開、乾燥しC
MC層を形成する。そしてこのCMC層を覆うように、
酵素としてグルコースオキシダーゼ(GOD)をリン酸
緩衝液に溶解したものを展開し、乾燥させ、CMC−G
OD層からなる反応層27を形成した。この場合、CM
CとGODは部分的に混合された状態で厚さ数ミクロン
の薄膜状となっている。
【0017】次に、この基板21と樹脂板からなるスペ
−サ28とカバ−29の3つの部材について、図4に示
す様に、各部材間が破線で示す位置関係になるように接
着し、図5の外観図に示すように一体化した。ここで、
スペ−サは約300μmの厚みを有し、その中央部を幅
2mmで長さ方向にU型に切りとった形状をしており、切
りとられた部分の端部は一体化したときに試料液の導入
口30となり、中央部は空間部31を形成する。また、
カバ−29は直径2mmの穴を有しており、一体化したと
きに空間部内の空気の排出口32となる。
【0018】このように作製されたバイオセンサの電極
リード部を除く表面に抗菌、抗ウイルス性の銀シリカゲ
ル系抗菌剤粒子を混練した塗料を塗布する。
【0019】上記塗料は、ウレタン系塗料に塗料樹脂成
分の5wt%の銀シリカゲル系の抗菌、抗ウイルス性の
粒子を分散混練させたもので、溶剤により適宜希釈した
ものである。
【0020】次に上記銀シリカゲル系抗菌、抗ウイルス
性剤粒子についてその製法と共に説明する。
【0021】酢酸銀などの水溶性銀塩100重量部を塩
素を含まない水に加えて溶解させ、亜硫酸ナトリウムお
よび亜硫酸水素ナトリウムの混合物450重量部、およ
びチオ硫酸ナトリウムの水溶性塩300重量部を順次、
充分撹拌しながら混合し溶解させ、銀錯塩水溶液を得
た。なお、チオ硫酸ナトリウムの重量は、その水和物N
223・5H2Oの重量として示される。
【0022】本実施例の銀シリカゲル系抗菌、抗ウイル
ス性剤粒子に用いる担体は、「JIS Z 0701包
装用シリカゲル乾燥剤」に記載のB型のシリカゲル粉末
である。このB型シリカゲル粉末は、低湿度では吸湿率
が低く、高湿度では吸湿率が高く、かつ高湿度における
総吸湿量の高いシリカゲル粉末であり、その平均粒径は
8μm程度である。
【0023】上記シリカゲル粉末を180℃で2時間以
上乾燥させた。得られたシリカゲル100重量部に対
し、銀成分として2重量部になるように前記チオスルフ
ァト銀錯塩水溶液を混合した。次いで、速やかに溶媒お
よび担体中に吸収された水分を除去した。次いで、これ
を所定の粒径に粉砕して、銀錯塩を担持したシリカゲル
を得た。
【0024】コーティング材料としてテトラエトキシシ
ラン100重量部をエチルアルコール100重量部に希
釈混合させた溶液に、上記シリカゲル100重量部を分
散させた後、これに純水20重量部を加えてテトラエト
キシシランを加水分解させ、上記シリカゲルの表面の少
なくとも1部をコーティングした。次いでこれを乾燥さ
せて銀シリカゲル系抗菌、抗ウイルス性剤粒子を得た。
【0025】(実施例2)内部に演算回路を、表面中央
に血糖値、GOT値、GPT値、尿酸値、コレステロー
ル値、乳酸値などを表示する表示部を有する5cmX1
0cmX1cm厚みの体液成分測定装置の本体である測
定器の筺体は、ABS樹脂で構成されている。また、こ
の測定器には前記体液成分を検知するバイオセンサの装
着部を有している。
【0026】このABS樹脂を成型する原料樹脂に1.
5wt%の実施例1で述べた銀シリカゲル系抗菌、抗ウ
イルス性剤粒子を混練しカラードペレットを得る。この
カラードペレットで射出成型し、上記筺体が得られる。
【0027】(実施例3)体液採取器具を有する体液成
分測定装置における一実施例について説明する。
【0028】体液採取器具は筺体中に交換可能な刺針部
を有するものであり、前記筺体や前記刺針部をはじめと
して、体液採取器具の少なくともいずれか一部分に抗菌
剤または抗ウイルス性剤を担持させることができる。
【0029】ポリプロピレン樹脂に対し2%の上記銀シ
リカゲル系抗菌剤粒子を混練しカラードペレットを得
る。このカラードペレットで体液採取器具に用いる刺針
を成形型に保持させて射出成型し、ホルダーつき刺針部
が得られる。実施例2同様、ABS原料樹脂に1.5w
t%の上記銀シリカゲル系抗菌剤粒子を混練したカラー
ドペレットで射出成型し、体液採取具筺体が得られる。
【0030】(実施例4)実施例1のバイオセンサは使
用直前まで滅菌された状態などを保持するため包装部材
に収納されている。この包装部材としてはは例えばアル
ミ箔に樹脂フィルムをラミネートしたものであり、包装
部材内部に上記銀シリカゲル系抗菌、抗ウイルス性剤粒
子をバイオセンサの導入口などに直接触れない様な形態
で配している。すなわち銀シリカゲル剤を、樹脂フィル
ム表面に塗布ししたり、混錬した樹脂フィルム最も内側
に積層するなどの方法により配している。さらには包装
部材内に収納されている乾燥剤などと同梱されている。
【0031】上記実施例1〜4の抗菌、抗ウイルス処理
した部材について下記に示すような抗ウイルス試験を行
った。その結果を(表1)に示す。(表1)より、本実
施例の抗菌抗ウイルス性材料は実用的な抗ウイルス性能
を有することがわかる。
【0032】抗ウイルス試験:ポリオウイルス、はしか
ウイルス、HIVを始め種々のウイルスを用い、各ウイ
ルスを検体と1:1の割合で混合し、1時間後アフリカ
ミドリザル腎臓由来vero細胞106cells/m
lに感染させ1週間の細胞の生死及び形態変化により評
価を行った。検体は銀シリカゲル系抗菌、抗ウイルス性
剤粒子1mgに対して1mlの培養液を加えて30分間抽
出して検体としたものを1、10、100 nM, 1、1
0、100 μMの各濃度で用いた。
【0033】上記実施例においては抗菌抗ウイルス性材
料として銀シリカゲル系抗菌剤粒子を用いたが、チオス
ルファト銀錯塩及び銀、銀イオンの少なくとも1種の抗
菌抗ウイルス性材料を混合して用いることもできる。
【0034】(比較例1)実施例2において、ABS樹
脂のみを成型して、実施例2と同様の形状の樹脂筺体を
得、この樹脂筺体について、実施例2と同様にして抗ウ
イルス試験を行った。その結果を(表1)に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】体液成分測定装置を取り扱う際に手に触
れ易い部分、即ちバイオセンサのみならず体液成分測定
装置の本体である測定器や体液採取器具などの表面に抗
菌、抗ウイルス性剤を配することにより、体液採取に伴
う汚染の伝搬を防ぐことができる。また体液採取者の体
液採取検査作業に対する感染の危険性を防ぐことができ
る。
【0037】さらに、体液採取後の検体に対する抗ウイ
ルス性により使用済み検体による環境汚染が低減され、
滅菌設備の無い家庭でも容易に検査を実施することがで
きるという効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の多層式の分析担体の説明図
【図2】従来例のバイオセンサの説明図
【図3】従来例のバイオセンサの説明図
【図4】本発明の一実施例のバイオセンサであるグルコ
ースセンサの分解斜視図
【図5】同実施例のバイオセンサの外観図
【図6】同実施例のバイオセンサを長手方向に中央部で
切断した場合の断面図
【符号の説明】
1 支持体 2 試薬層 3 展開層 4 防水層 5 濾過層 6 小孔 7 リード 8 リード 9 絶縁基板 10 測定極 11 対極 12 多孔体 13 絶縁性の基板 14 電極系 15 電極系 16 電極系 17 絶縁層 18 保持枠 19 多孔体 20 カバー 21 絶縁性の基板 22 リード 23(23’) リード 24 測定極 25(25’) 対極 26 絶縁層 27 反応層 28 スペ−サ 29 カバ− 30 試料液の導入口 31 空間部 32 排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01N 27/327 G01N 27/30 353Z (72)発明者 星野 賢二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 西野 敦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 南海 史朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 吉岡 俊彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 足立 欣一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−152263(JP,A) 特開 平4−295755(JP,A) 特開 平4−164454(JP,A) 特開 昭61−154564(JP,A) 特開 平1−178876(JP,A) 特開 平1−291153(JP,A) 特開 平5−119013(JP,A) 特開 平5−340915(JP,A) 特開 平6−88804(JP,A) 特開 平6−88805(JP,A) 特開 平6−94672(JP,A) 特開 平6−109698(JP,A) 特開 平6−138080(JP,A) 特開 平6−213858(JP,A) 特開 平5−196596(JP,A) 特開 昭62−161377(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/28 G01N 27/28 331 A61B 5/15 C12M 1/34 G01N 1/10 G01N 27/327 G01N 33/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体液と酵素反応を利用する体液成分測定装
    置において、前記測定装置を構成する部材の少なくとも
    一部に抗菌剤または抗ウイルス性剤を担持させたことを
    を特徴とする体液成分測定装置。
  2. 【請求項2】筺体の一部にバイオセンサの装着部を有
    し、前記バイオセンサにおける反応層と体液による電気
    化学変化を計測、演算し、種々の生体試料中の特定成分
    量に変換表示する測定器において、前記測定器を構成す
    る部材の少なくとも一部に抗菌剤または抗ウイルス性剤
    を担持させたことを特徴とする請求項1記載の体液成分
    測定装置。
  3. 【請求項3】バイオセンサは、電極系と反応層を有する
    基板上に前記反応層を含む空間部を形成し、前記空間部
    に被検液を導入する導入口と、前記空間部の気体を前記
    被検液の流入によって排出する排出口を具備し、前記電
    極系は少なくとも測定極と対極を備え、前記反応層には
    少なくとも酵素を担持してなり、前記酵素と前記被検液
    の反応に際しての物質濃度変化を前記電極系を介し測定
    器本体に入力し、前記被検液中の基質濃度を測定するも
    のであり、前記バイオセンサを構成する部材表面の少な
    くとも一部に抗菌剤または抗ウイルス性剤を担持させた
    ことを特徴とする請求項1記載の体液成分測定装置。
  4. 【請求項4】体液採取器具を有する体液成分測定装置に
    おいて、前記体液採取器具は筺体中に交換可能な刺針部
    を有してなり、前記体液採取器具の少なくとも一部分に
    抗菌剤または抗ウイルス性剤を担持させたことを特徴と
    する請求項1記載の体液成分測定装置。
  5. 【請求項5】バイオセンサ部は包装部材で梱包されてお
    り、前記包装部材のの少なくとも一部に抗菌剤または抗
    ウイルス性剤を有する請求項1記載の体液成分測定装
    置。
  6. 【請求項6】抗菌剤または抗ウイルス性剤として銀、銀
    イオン、銀錯塩のすくなくと一種を用いることを特徴と
    する請求項1、2、3、4または5記載の体液成分測定
    装置。
  7. 【請求項7】抗菌剤または抗ウイルス性剤は、シリカゲ
    ルにチオスルファト銀錯塩を担持した後、少なくともそ
    の表面の一部をテトラアルコキシシランの加水分解で被
    覆してなることを特徴とする請求項6記載の体液成分測
    定装置。
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