JP3149040B2 - 薄膜トランジスタ・マトリクス及びその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタ・マトリクス及びその製造方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、液晶ディスプレイを駆動する為
の薄膜トランジスタ(thin film trans
istor:TFT)マトリクス及びその製造方法の改
良に関する。
【0002】現在、TFTマトリクス駆動液晶ディスプ
レイは、市場を拡大しつつあり、大型テレビジョンやラ
ップ・トップ型パーソナル・コンピュータ(ラップ・ト
ップ型パソコン)のディスプレイに多用されようとして
いる。
【0003】従って、大型のTFTマトリクス駆動液晶
ディスプレイを製造歩留り良く多量生産しなければなら
ないが、それには、TFTマトリクスのなかでも比較的
に製造歩留りが良好で低コスト化が可能であるとされて
いるスタガ型TFTマトリクスの構造を更に改良すると
共に製造を容易にしなければならない。
【0004】
【従来の技術】図10及び図11は従来の技術に依る製
造工程を解説する為の工程要所に於けるスタガ型TFT
を表す要部切断側面図である。
【0005】図10参照 10−(1) ガラスなどの透明絶縁性基板1上にITO(indiu
m tin oxide)などからなる透明導電膜から
なるソース電極2S及びドレイン電極2Dを形成する。
尚、ソース電極2S及びドレイン電極2Dの対向する各
エッジ間はチャネル領域を設けるべき部分となることは
云うまでもない。 10−(2) Mo膜を形成してから、そのパターニングを行ってデー
タ・バス・ライン3を形成する。尚、データ・バス・ラ
イン3の厚さは、例えば2000〔Å〕程度である。
【0006】図11参照 11−(1) n+ アモルファス(以下、アモルファスはaで表す)S
iからなるオーミック・コンタクト層4Aを形成してか
ら、チャネル領域を設けるべき部分を再度生成させる為
のパターニングを行う。 11−(2) 活性層となるa−Siからなる半導体層5、SiNx
らなるゲート絶縁膜6を順に積層形成する。
【0007】11−(3) ゲート絶縁膜6、半導体層5、オーミック・コンタクト
層4Aのパターニングを行う。 11−(4) SiNx からなる厚いゲート絶縁膜7を形成する。 11−(5) データ・バス・ライン3の端子部分上に在るゲート絶縁
膜7を選択的に除去し、その端子部分を表出させる。
尚、端子部分は図11の切断面の関係で図示されていな
い。 11−(6) Al膜を堆積させてからパターニングを行って走査バス
・ライン8を形成する。 11−(7) この後、通常の技法を適用してスタガ型TFTマトリク
スを完成させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図10及び図11につ
いて解説したスタガ型TFTマトリクスを製造する方法
に依った場合、データ・バス・ライン3の抵抗値を低く
維持する為に厚く形成してあると、ゲート絶縁膜7に依
る被覆性が悪く、また、データ・バス・ライン3に対し
て、ゲート絶縁膜7を介して交差するように形成される
走査バス・ライン8は、図示されているように、交差部
分で段差切れを生じてしまう。当然のことながら、前記
のような段差切れが一箇所でも発生した場合には、マト
リクスは正常に動作することが不可能となり、その液晶
ディスプレイは不良品になってしまう。
【0009】本発明は、構造及び製造工程に簡単な改変
を加えることで、走査バス・ラインなどの段差切れを皆
無にしようとする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1図及び第2図は本発
明の原理を解説する為の工程要所に於けるスタガ型TF
Tマトリクスを表す要部切断側面図であり、図10及び
図11に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或
いは同じ意味を持つものとする。
【0011】図1の場合 1−(1) ガラスなどからなる透明絶縁性基板1上にITOなどか
らなる透明導電膜を形成する。 1−(2) 透明導電膜を所定の形状にパターニングしてソース電極
2S及びドレイン電極2Dを形成する。 1−(3) Al膜、Mo膜を下から順に積層形成する。 1−(4) Mo膜、Al膜のパターニングを行ってAl膜3A及び
Mo膜3Bからなるデータ・バス・ライン3を形成す
る。
【0012】図2の場合 2−(1) ソース電極2S及びドレイン電極2Dを形成するまで
は、図1の場合と同じであり、その後、Mo膜、Al膜
を下から順に積層形成する。 2−(2) Al膜、Mo膜のパターニングを行ってMo膜3B及び
Al膜3Aからなるデータ・バス・ライン3を形成す
る。
【0013】図3はリン酸(H3 PO4 ):酢酸(CH
3 COOH):水(H2 O)=15:3:1の溶液(以
下、単に「溶液」と呼ぶ)に硝酸(HNO3 )を混入し
たエッチャントを用いてAl膜並びにMo膜のエッチン
グを行う場合のエッチング・レートを説明する線図であ
り、縦軸にはエッチング・レートを、また、横軸にはH
NO3 の混入率をそれぞれ採ってある。
【0014】図3から看取されるように、溶液に混入す
るHNO3 の割合を0.7〔%〕〜10〔%〕とするこ
とで、Mo膜のエッチング・レートをAl膜のそれに比
較して大きくすることができ、HNO3 を10〔%〕混
入した場合には20倍にもなり、従って、図1に見られ
るように、データ・バス・ライン3の断面を階段状にす
ることができる。
【0015】図4は溶液に混入するHNO3 の割合を
0.6〔%〕〜0〔%〕としてAl膜並びにMo膜のエ
ッチングを行う場合のエッチング・レートの変化を図3
のデータの一部と併記して表した線図であり、縦軸には
エッチング・レートを、また、横軸にはHNO3 の混入
率をそれぞれ採ってある。
【0016】図4から看取されるように、溶液に混入す
るHNO3 の割合を0.6〔%〕〜0〔%〕とすること
で、Al膜のエッチング・レートをMo膜のそれに比較
して大きくすることができ、HNO3 を0.1〔%〕に
低減した場合は7倍になり、従って、図2に見られるよ
うに、Mo膜、Al膜が下から順に積層されている場合
にも、データ・バス・ライン3の断面を階段状にするこ
とができる。
【0017】図5は溶液にHNO3 を5〔%〕混入した
エッチャントを用いてAl膜並びにMo膜のエッチング
を行う場合のエッチング・レートと温度との関係を表す
線図であり、縦軸にエッチング・レートを、また、横軸
には温度をそれぞれ採ってある。
【0018】図5から看取される傾向からすれば、Mo
膜のエッチング・レートは、高温で大きくなり過ぎるこ
とが理解されよう。実験に依れば、高温の場合には、M
o膜が僅か2〔秒〕〜3〔秒〕でエッチングされてしま
い、制御が殆どできない状態が発生した。そこで、エッ
チャントの液温を0〔℃〕乃至40〔℃〕の範囲にした
ところ、制御性を確保することができた。
【0019】さて、前記したように、データ・バス・ラ
イン3を図1及び図2に見られるように、断面が階段状
になるように形成することができれば、図10及び図1
1に見られるようなゲート絶縁膜7のカバレイジの問題
は解消され、従って、走査バス・ライン8の段差切れの
問題も解消されることは自明である。
【0020】このようなことから、本発明に依るTFT
マトリクス及びその製造方法に於いては、 (1)Al膜(例えば3A)並びにMo膜(例えば3
B)の積層体で構成され且つ基板(例えばガラスからな
る透明絶縁性基板1)側になった膜の幅に比較して表面
側になった膜の幅が狭小化されて横断面の形状が階段状
をなし且つ薄膜トランジスタに於けるドレイン電極(例
えばITOからなるドレイン電極2D)とコンタクトす
るデータ・バス・ライン(例えばデータ・バス・ライン
3)を備えてなることを特徴とするか、或いは、
【0021】(2)基板上に薄膜トランジスタに於ける
ドレイン電極と何れか一方がコンタクトするAl膜並び
にMo膜を積層して形成する工程と、次いで、混合する
硝酸の量を制御したエッチャント(例えばH3 PO4
CH3 COOH+HNO3 +H2 Oからなるエッチャン
ト)を用い基板側になった膜の幅に比較して表面側にな
った膜の幅が狭小化されて横断面の形状が階段状をなす
ように前記Al膜並びにMo膜のパターニングを行って
データ・バス・ラインを形成する工程とが含まれてなる
ことを特徴とする。
【0022】
【作用】前記手段を採ることに依り、データ・バス・ラ
インの段差は比較的緩徐に変化する形状にすることがで
きることから、それを覆って積層されるゲート絶縁膜の
カバレイジは良好であり、従って、その上に形成される
走査バス・ラインの断線は発生しないので、TFTマト
リクスを用いた液晶ディスプレイの製造歩留りを向上さ
せることができ、しかも、この構成は、従来の技術に依
るTFTマトリクスの構造及び製造工程に簡単な改変を
加えるのみで実現される。
【0023】
【実施例】図6乃至図9は本発明一実施例を解説する為
の工程要所に於けるスタガ型TFTマトリクスを表す要
部切断側面図であり、図1及び図2に於いて用いた記号
と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものと
する。
【0024】図6参照 6−(1) スパッタリング法を適用することに依り、ガラスからな
る透明絶縁性基板1上に厚さ例えば500〔Å〕のIT
Oからなる透明導電膜を成膜する。 6−(2) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス、及び、
エッチャントを(HCl+HNO3 )混合液とするウエ
ット・エッチング法を適用することに依って、前記工程
6−(1)で形成した透明導電膜を所定形状にパターニ
ングし、ソース電極2S及びドレイン電極2Dを形成す
る。
【0025】図7参照 7−(1) スパッタリング法を適用することに依り、厚さ例えば5
00〔Å〕のAl膜と厚さ例えば500〔Å〕のMo膜
とを順に積層成膜する。 7−(2) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス、及び、
エッチャントを温度30〔℃〕のH3 PO4 :CH3
OOH:HNO3 :H2 O=15:3:1:1からなる
混合液としたウエット・エッチング法を適用することに
依って、前記工程7−(1)で形成したMo膜並びにA
l膜を所定形状にパターニングし、Al膜3A及びMo
膜3Bからなるデータ・バス・ライン3を形成する。こ
のデータ・バス・ライン3は、その横断面形状が表面か
ら階段状に立ち下がる状態に構成されることは云うまで
もない。
【0026】図8参照 8−(1) プラズマ化学気相堆積(plasma chemica
l vapourdeposition:P−CVD)
装置内に於いて、PH3 /Arを用いたプラズマ雰囲気
に曝し、例えば1×1022〔cm-3〕程度の燐(P)を被
着させる。この際、PはITOからなるソース電極2S
及び2D上にのみ被着され、ガラスからなる透明絶縁性
基板1上には被着されない。
【0027】8−(2) 真空中でプラズマ化学気相堆積(plasma che
mical vapour deposition:P
−CVD)法を適用することに依り、活性層である厚さ
例えば500〔Å〕のa−Siからなる半導体層5及び
厚さ例えば500〔Å〕のSiNx からなるゲート絶縁
膜6を連続して成膜する。
【0028】ここで形成したa−Si層5のうち、ソー
ス電極2S並びに2Dとコンタクトしている部分は、前
記工程8−(1)に於いて被着させたPが高濃度に拡散
されるので、n+ −a−Siに変換されて導電性化され
る。従って、この導電性化された部分をn+ −a−Si
からなるオーミック・コンタクト層4Aと呼ぶことにす
る。
【0029】8−(3) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス、及び、
エッチング・ガスをCF4 系ガスとする反応性イオン・
エッチング(reactive ionetchin
g:RIE)法を適用することに依って、ゲート絶縁膜
6及び半導体層5及びオーミック・コンタクト層4Aの
パターニングを行う。
【0030】図9参照 9−(1) P−CVD法を適用することに依り、厚さ例えば250
0〔Å〕のSiNxからなるゲート絶縁膜7を全面に形
成する。この場合、前記したように、データ・バス・ラ
イン3の横断面は階段状に変化する形状になっているこ
とから、ゲート絶縁膜7に段差切れなどは発生すること
はなく、その表面に於ける段差も比較的緩徐な状態を維
持することができる。 9−(2) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス、及び、
エッチング・ガスをCF4 系ガスとするRIE法を適用
することに依り、ゲート絶縁膜7を選択的にエッチング
し、データ・バス・ライン3の端子部分を表出させる。
尚、端子部分は、図9の切断面の関係で図示されていな
い。
【0031】9−(3) スパッタリング法を適用することに依り、厚さ例えば6
000〔Å〕のAl膜を形成する。 9−(4) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス、及び、
エッチャントをH3PO4 +CH3 COOH+HNO3
+H2 Oとするウエット・エッチング法を適用すること
に依り、前記工程9−(2)で形成したAl膜のパター
ニングを行ってゲート電極並びに走査バス・ライン8を
形成する。尚、図では、切断面の関係上、走査バス・ラ
インは表すことができず、ゲート電極のみが表されてい
るのであるが、勿論、走査バス・ラインは、データ・バ
ス・ライン3に直交して形成されている。
【0032】前記した工程を採って作成されるスタガ型
TFTマトリクスに於いては、断線に起因する不良発生
が激減したことは云うまでもない。
【0033】ところで、前記実施例では、オーミック・
コンタクト層4Aを形成する際、ソース電極2S及びド
レイン電極2D上にPを被着させてからa−Si膜を形
成して、そのa−Si膜をn+ −a−Si膜に変換する
方法を採っているが、これに限られることはなく、例え
ば、最初からn+ −a−Si膜を形成し、リソグラフィ
技術に於けるレジスト・プロセス、及び、エッチング・
ガスをCF4 系ガスとするRIE法を適用することに依
って、n+ −a−Si膜の選択的エッチングを行い、ソ
ース電極2S及びドレイン電極2Dの各エッジ間にチャ
ネル領域形成予定部分を確保する為の開口を形成してか
らa−Siからなる半導体層5を形成するようにしても
良い。
【0034】
【発明の効果】本発明に依る薄膜トランジスタ・マトリ
クス及びその製造方法に於いては、薄膜トランジスタの
ドレイン電極とコンタクトするデータ・バス・ラインを
Al膜とMo膜との積層体で構成し且つ基板側になった
膜の幅に比較して表面側になった膜の幅を狭小化して横
断面の形状を階段状にする。
【0035】前記構成を採ることに依り、データ・バス
・ラインの段差は比較的緩徐に変化する形状にすること
ができることから、それを覆って積層されるゲート絶縁
膜のカバレイジは良好であり、従って、その上に形成さ
れる走査バス・ラインの断線は発生しないので、TFT
マトリクスを用いた液晶ディスプレイの製造歩留りを向
上させることができ、しかも、この構成は、従来の技術
に依るTFTマトリクスの構造及び製造工程に簡単な改
変を加えるのみで実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を解説する為の工程要所に於ける
スタガ型TFTマトリクスを表す要部切断側面図であ
る。
【図2】本発明の原理を解説する為の工程要所に於ける
スタガ型TFTマトリクスを表す要部切断側面図であ
る。
【図3】H3 PO4 :CH3 COOH:H2 O=15:
3:1の溶液にHNO3 を混入したエッチャントを用い
てAl膜並びにMo膜のエッチングを行う場合のエッチ
ング・レートを説明する線図である。
【図4】溶液に混入するHNO3 の割合を0.6〔%〕
〜0〔%〕としてAl膜並びにMo膜のエッチングを行
う場合のエッチング・レートの変化を図3のデータの一
部と併記して表した線図である。
【図5】溶液にHNO3 を5〔%〕混入したエッチャン
トを用いてAl膜及びMo膜のエッチングを行う場合の
エッチング・レートと温度との関係を表す線図である。
【図6】本発明一実施例を解説する為の工程要所に於け
るスタガ型TFTマトリクスを表す要部切断側面図であ
る。
【図7】本発明一実施例を解説する為の工程要所に於け
るスタガ型TFTマトリクスを表す要部切断側面図であ
る。
【図8】本発明一実施例を解説する為の工程要所に於け
るスタガ型TFTマトリクスを表す要部切断側面図であ
る。
【図9】本発明一実施例を解説する為の工程要所に於け
るスタガ型TFTマトリクスを表す要部切断側面図であ
る。
【図10】従来の技術に依る製造工程を解説する為の工
程要所に於けるスタガ型TFTを表す要部切断側面図で
ある。
【図11】従来の技術に依る製造工程を解説する為の工
程要所に於けるスタガ型TFTを表す要部切断側面図で
ある。
【符号の説明】
1:基板 2S:ソース電極 2D:ドレイン電極 3:データ・バス・ライン 3A:Al膜 3B:Mo膜 4A:オーミック・コンタクト層 5:半導体層 6:ゲート絶縁膜 7:ゲート絶縁膜 8:ゲート電極及び走査バス・ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−73620(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/786 G02F 1/1368 H01L 21/3205

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Al膜並びにMo膜の積層体で構成され且
    つ基板側になった膜の幅に比較して表面側になった膜の
    幅が狭小化されて横断面の形状が階段状をなし且つ薄膜
    トランジスタに於けるドレイン電極とコンタクトするデ
    ータ・バス・ラインを備えてなることを特徴とする薄膜
    トランジスタ・マトリクス。
  2. 【請求項2】基板上に薄膜トランジスタに於けるドレイ
    ン電極と何れか一方がコンタクトするAl膜並びにMo
    膜を積層して形成する工程と、 次いで、混合する硝酸の量を制御したエッチャントを用
    い基板側になった膜の幅に比較して表面側になった膜の
    幅が狭小化されて横断面の形状が階段状をなすように前
    記Al膜並びにMo膜のパターニングを行ってデータ・
    バス・ラインを形成する工程とが含まれてなることを特
    徴とする薄膜トランジスタ・マトリクスの製造方法。
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KR102068870B1 (ko) 2016-06-17 2020-01-21 주식회사 엘지화학 전극 구조체, 이를 포함하는 전자 소자 및 이의 제조방법

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