JP3148919B2 - 車両のオ−バフエンダとサイドステツプ間のスプラツシユ防止構造 - Google Patents

車両のオ−バフエンダとサイドステツプ間のスプラツシユ防止構造

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JP3148919B2
JP3148919B2 JP33700694A JP33700694A JP3148919B2 JP 3148919 B2 JP3148919 B2 JP 3148919B2 JP 33700694 A JP33700694 A JP 33700694A JP 33700694 A JP33700694 A JP 33700694A JP 3148919 B2 JP3148919 B2 JP 3148919B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はオ−バフエンダを形成
した車両のオ−バフエンダと、これに連なるサイドステ
ツプとの係合面に形成される隙間から、サイドステツプ
の上面への泥水等の飛散すなわちスプラツシユを防止す
べき提案に係る。
【0002】
【従来の技術】従来はオ−バフエンダaを形成した車両
bを略示する図7と、この図7のA部の拡大斜視図であ
る図8と、この図8のIX-IX線に沿う拡大断面図である
図9において、オ−バフエンダaとサイドステツププレ
−トbの端部に設定されたコ−ナピ−スcとは、車両の
タイヤdに隣接している部分でありながら、アツパボデ
−(オ−バフエンダ側)とアンダボデ−(サイドステツ
ププレ−ト側)に別れているため、ある程度の隙間が必
要であり、この両者間の隙間から、タイヤdからの泥水
等がサイドステツププレ−トb上にふき出して、サイド
ステツププレ−トbの上面が、スプラツシユにより汚れ
るという問題があつた。
【0003】これに対して図10に示すように、オ−バ
フエンダaの下部にマツドガ−ドeを設定して、サイド
ステツププレ−トb上へ泥水等がかかることを防止する
という構造が提案されているが、これではフロントフエ
ンダaとサイドステツププレ−トbのコ−ナピ−スcと
の間に、マツドガ−ドeが介在することになり、それだ
け構造が複雑となり、部品点数が多くなるという問題が
あつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記したよ
うな事態に鑑み、部品点数を増やすことなく、サイドス
テツププレ−トの上面が、スプラツシユした泥水等で汚
されることのない構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、オ
−バフエンダとサイドステツププレ−トのコ−ナピ−ス
との間の係合面において、このコ−ナピ−ス側に凹所あ
るいは突部を設け、前記オ−バフエンダ側にこの凹所に
突入する突部あるいは突部に対する凹所を形成し、前記
係合面のコ−ナピ−ス側に水抜き穴を設けたことを特徴
とする、車両のオ−バフエンダとサイドステツプ間のス
プラツシユ防止構造を提案し、かつその実施に当つて、
前記コ−ナピ−スの水抜き穴を、前記凹所の底部からこ
の凹所サイドステツプ側の頂部近くにまで延長して形成
するものである。
【0006】さらにこの発明はオ−バフエンダを形成し
た車両の前記オ−バフエンダとコ−ナピ−スの係合面の
車両前部あるいは後部の少なくとも一方に、この係合面
を覆う突起をオ−バフエンダかコ−ナピ−スに形成した
ことを特徴とする車両のフロントフエンダとサイドステ
ツプ間のスプラツシユ防止構造を提案するものである。
【0006】
【作用】上記構成からなるこの発明の構造において、車
両の走行によつてタイヤから跳ね飛ばされた泥水等が、
オ−バフエンダの下面とサイドステツププレ−トのコ−
ナピ−スとの間の隙間から、コ−ナピ−ス3に形成した
凹所あるいは突部とオ−バフエンダ側の突部あるいは凹
所との係合面の間に入り込んだ場合に、前記泥水等は前
記係合面に形成した水抜き穴から下方へ流出し、かつこ
の際、サイドステツププレ−トの下面側には車両の走行
中負圧が形成されるため、前記泥水等を水抜き穴から吸
い出すという作用がある。
【0008】
【実施例】次にこの発明を図1ないし図7によつて詳細
に説明する。図1及び図2はオ−バフエンダ1とサイド
ステツププレ−ト2のコ−ナピ−ス3との係合部分を示
す斜視図及びII-II断面図であつて、図2によつて明ら
かなように、前記コ−ナピ−ス3の上面に、凹所4を形
成し、一方前記オ−バフエンダ1の下端面に、前記凹所
4に係合する突部5を形成してある。
【0009】前記凹所4にはその底部からこの凹所4の
サイドステツププレ−ト2側の頂部近くにかけて水抜き
穴6を形成し、これによつて、前記オ−バフエンダ1と
コ−ナピ−ス3との係合面の間に形成される隙間7から
矢印Fのように侵入した泥水等は、前記水抜き穴6から
下方へ排出されるのであつて、車両の走行中は前記サイ
ドステツププレ−ト2の下面側には負圧が形成されるた
め、泥水等を前記水抜き穴6から吸い出す作用が得られ
るのである。
【0010】図3は、前記凹所4に形成した水抜き穴6
をル−バ状に形成したものであつて、この水抜き穴6か
らの泥水等の流出に当つて水切れをよくする作用が得ら
れる。
【0011】図4は、上記図2に示した側とは反対に前
記凹所4がオ−バフエンダ1の下面に形成され、この凹
所4との間の係合面に隙間7が形成される突部5をコ−
ナピ−ス3側に形成したものであつて、この場合、前記
水抜き穴6は突部5側の下部から頂部近くにかけて設け
るものとする。
【0012】図5は、前記オ−バフエンダ1のタイヤ側
の下縁に下方に向かう突起8を突設することにより、前
記隙間7に入り込む泥水等の勢力を減殺させる例を示す
ものである。
【0013】また図6は、前記コ−ナピ−ス3のサイド
ステツプ側上縁に上方に向かう突起9を突設することに
より、前記隙間7から更にサイドステツププレ−ト2の
上面への泥水の流出を阻止する例を示すものである。
【0014】
【発明の効果】この発明によればオ−バフエンダとサイ
ドステツププレ−トのコ−ナピ−スとの間に、マツドガ
−ドのような部品を付加することなく、車両のタイヤか
ら跳ね飛ばされた泥水等が、オ−バフエンダとコ−ナピ
−スとの間の隙間から、サイドステツププレ−ト上に飛
散してその上面を汚すような事態が避けられるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部斜視図である。
【図2】図1のII-II断面図である。
【図3】一部分の変形例を示す断面図である。
【図4】更に他の変形例を示す断面図である。
【図5】他の部分の変形例を示す断面図である。
【図6】更に他の部分の変形例を示す断面図である。
【図7】車両の車体の略図的側面図である。
【図8】図7のA部の従来例の拡大斜視図である。
【図9】図8のIX-IX線に沿う断面図である。
【図10】従来例の他の例の斜視図である。
【符号の説明】
1 オ−バフエンダ 2 サイドステツププレ−ト 3 コ−ナピ−ス 4 凹所 5 突部 6 水抜き穴 7 隙間 8,9 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/16 B62D 25/18 B62D 25/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オ−バフエンダを形成した車両のオ−バ
    フエンダとサイドステツププレ−トのコ−ナピ−スとの
    間の係合面において、このコ−ナピ−ス側に凹所あるい
    は突部を設け、前記オ−バフエンダ側にこの凹所に突入
    する突部あるいは突部に対する凹所を形成し、前記係合
    面のコ−ナピ−ス側に水抜き穴を設けたことを特徴とす
    る、車両のオ−バフエンダとサイドステツプ間のスプラ
    ツシユ防止構造。
  2. 【請求項2】 前記水抜き穴を、前記コ−ナピ−スの凹
    所の底部からこの凹所のサイドステツプ側の頂部近くに
    まで延長して形成した、請求項1記載の車両のフロント
    フエンダとサイドステツプ間のスプラツシユ防止構造。
  3. 【請求項3】 オ−バフエンダを形成した車両の前記オ
    −バフエンダとサイドステツププレ−トのコ−ナピ−ス
    との係合面の車両前部あるいは後部の少なくとも一方
    に、この係合面を覆う突起をオ−バフエンダかコ−ナピ
    −スに形成したことを特徴とする車両のフロントフエン
    ダとサイドステツプ間のスプラツシユ防止構造。
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