JP3148193U - 防虫ネット - Google Patents

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敏雅 土田
敏雅 土田
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Abstract

【課題】使用者が息苦しさを感じることなく、ネットを適切に絞り込むことを可能にする防虫ネットを提供する。【解決手段】防虫ネット100は、上端111及び下端112が開口しているネット本体110と、ネット本体の前上端が内側に閉じる方向に付勢力を与える締め付け力付与手段120と、ネット本体の中心よりも下端に近い位置においてネット本体に取り付けられている付勢手段130と、からなる。付勢手段は、紐部材131と、ネット本体の周囲に取り付けられ、紐部材を内部に通すことができる中空部材132と、からなる。中空部材はネット本体の前側から後側に向かうにつれてネット本体の下端に対して徐々に上方に位置し、ネット本体の後側において最上位置にある。【選択図】図1

Description

本考案は防虫ネットに関する。
農作業時における防虫用具として種々の防虫ネットが提案されている。
そのような防虫ネットの一つとして特開2006−89853号公報に記載されたものがある。
同公報に記載された防虫ネットは上端及び下端が開口している筒状のネットからなり、開口している上端においてネットを帽子に被せることができるようになっている。
しかしながら、この防虫ネットは下端が開放されているため、ここから虫が中に入り込むおそれがあった。
このため、同公報の図8に示すように、ネットの下端より上方に絞り部を設け、この絞り部により、ネットを内側に絞り込み、ネットを使用者の体に密着させ、ネットの中に虫が入り込まないようにすることが可能であるようになっている。
しかしながら、上記の絞り部は使用者の首の回りにおいてネットを絞り込むようになっているため、強く絞り込むと使用者が息苦しさを感じるという欠点があった。
この欠点を回避するためには、使用者の首よりも下方に絞り部を配置すればよい。防虫ネットを使用する作業としては、除草作業などの前かがみになって行う作業が多い。この場合、仮に、絞り部がネットの周囲に水平に取り付けられていると、ユーザが前かがみになったときに、ネットの下端がネットの前方側において開き気味になり、そこから虫が入り込むという新たな問題が発生していた。
本考案は以上のような従来の防虫ネットにおける問題点に鑑みてなされたものであり、使用者が息苦しさその他の不快感を覚えることなく、ネットを適切に絞り込むことを可能にする防虫ネットを提供することを目的とする。
以下に、「考案の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「実用新案登録請求の範囲」の記載と「考案の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「実用新案登録請求の範囲」に記載されている考案の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本考案は、上端(111)及び下端(112)が開口しているネット本体(110)と、前記ネット本体(110)の前記上端(111)に取り付けられており、開口している前記上端(111)が内側に閉じる方向に付勢力を与える締め付け力付与手段(120)と、前記ネット本体(110)の中心よりも前記下端(112)に近い位置において前記ネット本体(110)に取り付けられている付勢手段(130)と、からなる防虫ネット(100)であって、前記付勢手段(130)は、紐部材(131)と、前記ネット本体(110)の周囲に取り付けられ、前記紐部材(131)を内部に通すことができる中空部材(132)と、からなり、前記中空部材(132)は前記ネット本体(110)の前側において開口しており、前記中空部材(132)は前記ネット本体(110)の前側から後側に向かうにつれて前記ネット本体(110)の前記下端(112)に対して徐々に上方に位置し、前記ネット本体(110)の後側において最上位置にあるものである防虫ネット(100)を提供する。
本考案は、さらに、上端(111)及び下端(112)が開口しているネット本体(110)と、前記ネット本体(110)の前記上端(111)に取り付けられており、開口している前記上端(111)が内側に閉じる方向に付勢力を与える締め付け力付与手段(120)と、前記ネット本体(110)の中心よりも前記下端(112)に近い位置において前記ネット本体(110)に取り付けられている付勢手段(130)と、からなる防虫ネット(100)であって、前記付勢手段(130)は、紐部材(131)と、前記ネット本体(110)の周囲に取り付けられ、前記紐部材(131)を内部に通すことができる中空部材(132)と、からなり、前記中空部材(132)は前記ネット本体(110)の前側において開口しており、前記中空部材(132)は前記ネット本体(110)の前側から後側に向かうにつれて前記ネット本体(110)の前記下端(112)に対して徐々に上方に位置し、前記ネット本体(110)の前側と後側の中間の位置において最上位置にあり、前記ネット本体(110)の後側に向かうにつれて徐々に下方に位置し、前記ネット本体(110)の後側において前記ネット本体の前側における位置よりも上方の位置にあるものである防虫ネット(100)を提供する。
さらに、本考案は、頭頂部(211)と、鍔部分(212)と、前記頭頂部(211)と前記鍔部分(212)とを接続する側壁部分(213)とからなる帽子(210)と、上端(111)及び下端(112)が開口しているネット本体(110)と、前記ネット本体(110)の中心よりも前記下端(112)に近い位置において前記ネット本体(110)に取り付けられている付勢手段(130)と、からなる防虫ネット(200)であって、前記ネット本体(110)は前記上端(111)において前記帽子(210)の側壁部分(213)に取り付けられており、前記付勢手段(130)は、紐部材(131)と、前記ネット本体(110)の周囲に取り付けられ、前記紐部材(131)を内部に通すことができる中空部材(132)と、からなり、前記中空部材(132)は前記ネット本体(110)の前側において開口しており、前記中空部材(132)は前記ネット本体(110)の前側から後側に向かうにつれて前記ネット本体(110)の前記下端(112)に対して徐々に上方に位置し、前記ネット本体(110)の後側において最上位置にあるものである防虫ネット(100)を提供する。
さらに、本考案は、頭頂部(211)と、鍔部分(212)と、前記頭頂部(211)と前記鍔部分(212)とを接続する側壁部分(213)とからなる帽子(210)と、上端(111)及び下端(112)が開口しているネット本体(110)と、前記ネット本体(110)の中心よりも前記下端(112)に近い位置において前記ネット本体(110)に取り付けられている付勢手段(130)と、からなる防虫ネット(200)であって、前記ネット本体(110)は前記上端(111)において前記帽子(210)の側壁部分(213)に取り付けられており、前記付勢手段(130)は、紐部材(131)と、前記ネット本体(110)の周囲に取り付けられ、前記紐部材(131)を内部に通すことができる中空部材(132)と、からなり、前記中空部材(132)は前記ネット本体(110)の前側において開口しており、前記中空部材(132)は前記ネット本体(110)の前側から後側に向かうにつれて前記ネット本体(110)の前記下端(112)に対して徐々に上方に位置し、前記ネット本体(110)の前側と後側の中間の位置において最上位置にあり、前記ネット本体(110)の後側に向かうにつれて徐々に下方に位置し、前記ネット本体(110)の後側において前記ネット本体(110)の前側における位置よりも上方の位置にあるものである防虫ネット(200)を提供する。
上記の防虫ネット(300)においては、前記帽子(210)の前記側壁部分(213)は、第一の側壁部分(213a)と、前記第一の側壁部分(213a)の外側に位置する第二の側壁部分(213b)と、からなり、前記第二の側壁部分(213b)は、その上端において、前記第一の側壁部分(213a)に対して折り曲げ自在に前記第一の側壁部分(213a)に接続し、その下端において、前記第一の側壁部分(213a)に対して取り外し自在に取り付けられており、前記ネット本体(110)は前記第一の側壁部分(213a)と前記第二の側壁部分(213b)との間に収納可能であることが好ましい。
防虫ネットを使用する作業としては、除草作業などの前かがみになって行う作業が多い。この場合、仮に、付勢手段(絞り部)がネット本体の周囲に水平に取り付けられていると、ユーザが前かがみになったときに、ネット本体の下端がネット本体の前方側において開き気味になりやすい。
これに対して、本考案に係る防虫ネットによれば、紐部材が通されている中空部材がネット本体の後方側よりも前方側において低くなっているため、ネット本体が前方側において開き気味になることを防止することができる。
従来の防虫ネットにおいては、ネット本体の前方側が開き気味になるため、ここからネット本体の中に虫が入ることがあったが、本考案に係る防虫ネットによれば、そのような事態を防止することが可能である。
(第一の実施形態)
図1(A)は本考案の第一の実施形態に係る防虫ネット100を前方から見た場合の正面図であり、図1(B)は防虫ネット100を後方から見た場合の背面図である。
図1(A)及び図1(B)に示すように、本実施形態に係る防虫ネット100は、上端111及び下端112がともに開口しているネット本体110と、ネット本体110の上端111に取り付けられており、開口している上端が内側に閉じる方向に付勢力を与える締め付け力付与手段120と、ネット本体110の中心よりも下端112に近い位置においてネット本体110に取り付けられている付勢手段130と、から構成されている。
ネット本体110はメッシュ状の素材からなる。
ネット本体110の全長(図1(A)及び図1(B)における上下方向の長さ)は約60乃至70cmである。
ネット本体110の上端111の外周は外側に折り返されてネット本体110に縫い合わされており、これにより、内部が空洞状の通路が形成されている。この通路の内部に締め付け力付与手段120としてのリング状の平ゴムが通されている。このリング状の平ゴムの収縮力により、ネット本体110はその上端111において内側に閉じる方向に付勢されている。
付勢手段130は、紐部材131と、ネット本体110の周囲に縫い付けられ、紐部材131を内部に通すことができる中空部材132と、から構成されている。
図1(A)に示すように、中空部材132はネット本体110の前側において開口部133を有している。この開口部133において、中空部材132の中に通されている紐部材131の両端が中空部材132から外部に出ており、紐部材131の両端を相互に結ぶことができるようになっている。
紐部材131としては、例えば、伸縮性のある紐を用いることができる。
中空部材132としては、例えば、布地をネット本体110に対して半円形状に縫い付けることにより構成することが可能である。
図1(A)及び図1(B)に示すように、中空部材132はネット本体110の前側から後側に向かうにつれてネット本体110の下端112に対して徐々に上方に位置するように傾斜した状態でネット本体110に取り付けられている。中空部材132はネット本体110の後側において最上位置にある(図1(B))。
上記のような構造を有する本実施形態に係る防虫ネット100は以下のようにして使用される。
まず、ユーザは帽子を被り、帽子の上から本実施形態に係る防虫ネット100を被る。ネット本体110の上端111が帽子の鍔の根元に当接し、締め付け力付与手段120の付勢力により、ネット本体110はその上端111において帽子に締め付けられる。これにより、防虫ネット100は帽子から外れなくなる。
次いで、ユーザは紐部材131を絞り、ネット本体110をユーザの体に密着させ、ユーザとネット本体110との間に隙間ができないようにした後、紐部材131を相互に結び付ける。これにより、防虫ネット100はユーザの体に対して固定される。
本実施形態に係る防虫ネット100は以下のような効果を奏する。
防虫ネット100を使用する作業としては、除草作業などの前かがみになって行う作業が多い。この場合、仮に、付勢手段130がネット本体110の周囲に水平に取り付けられていると、ユーザが前かがみになったときに、ネット本体110の下端112がネット本体110の前方側において開き気味になりやすい。
これに対して、本実施形態に係る防虫ネット100によれば、紐部材131が通されている中空部材132がネット本体110の後方側よりも前方側において低くなっているため、ネット本体110が前方側において開き気味になることを防止することができる。
従来の防虫ネットにおいては、ネット本体の前方側が開き気味になるため、ここからネット本体の中に虫が入ることがあったが、本実施形態に係る防虫ネット100によれば、そのような事態を防止することが可能である。
(第二の実施形態)
図2(A)は本考案の第二の実施形態に係る防虫ネット200を前方から見た場合の正面図であり、図2(B)は防虫ネット200を後方から見た場合の背面図である。
図2(A)及び図2(B)に示すように、本実施形態に係る防虫ネット200は、上端111及び下端112がともに開口しているネット本体110と、ネット本体110の上端111に取り付けられており、開口している上端が内側に閉じる方向に付勢力を与える締め付け力付与手段120と、ネット本体110の中心よりも下端112に近い位置においてネット本体110に取り付けられている付勢手段130と、から構成されている。
ネット本体110はメッシュ状の素材からなる。
ネット本体110の全長(図2(A)及び図2(B)における上下方向の長さ)は約60乃至70cmである。
ネット本体110の上端111の外周は外側に折り返されてネット本体110に縫い合わされており、これにより、内部が空洞状の通路が形成されている。この通路の内部に締め付け力付与手段120としてのリング状の平ゴムが通されている。このリング状の平ゴムの収縮力により、ネット本体110はその上端111において内側に閉じる方向に付勢されている。
付勢手段130は、紐部材131と、ネット本体110の周囲に縫い付けられ、紐部材131を内部に通すことができる中空部材132Aと、から構成されている。
図2(A)に示すように、中空部材132Aはネット本体110の前側において開口部133を有している。この開口部133において、中空部材132Aの中に通されている紐部材131の両端が中空部材132Aから外部に出ており、紐部材131の両端を相互に結ぶことができるようになっている。
紐部材131としては、例えば、伸縮性のある紐を用いることができる。
中空部材132Aとしては、例えば、布地をネット本体110に対して半円形状に縫い付けることにより構成することが可能である。
図2(A)及び図2(B)に示すように、中空部材132Aはネット本体110の前側から後側に向かうにつれてネット本体110の下端112に対して徐々に上方に位置するように傾斜しており、ネット本体110の前側と後側の中間の位置において最上位置にある。さらに、中空部材132Aは、ネット本体の後側に向かうにつれて最上位置から徐々に下方に位置するように傾斜している。中空部材132Aはネット本体110の後側においてはネット本体110の前側における位置よりも上方の位置にある(図2(B))。
すなわち、中空部材132Aのネット本体110の前側における高さ(ネット本体110の下端112からの高さ)をH1、ネット本体110の前側と後側の中間の位置における高さをH2、ネット本体110の後側における高さをH3とすると、
H1<H2 H3<H2 H1<H3
H3
となる。
なお、「ネット本体110の前側と後側の中間の位置」とは使用者の肩の位置に相当している。
上記のような構造を有する本実施形態に係る防虫ネット200は以下のようにして使用される。
まず、ユーザは帽子を被り、帽子の上から本実施形態に係る防虫ネット200を被る。ネット本体110の上端111が帽子の鍔の根元に当接し、締め付け力付与手段120の付勢力により、ネット本体110はその上端111において帽子に締め付けられる。これにより、防虫ネット200は帽子から外れなくなる。
次いで、ユーザは紐部材131を絞り、ネット本体110をユーザの体に密着させ、ユーザとネット本体110との間に隙間ができないようにした後、紐部材131を相互に結び付ける。これにより、防虫ネット200はユーザの体に対して密着した状態の下に固定される。
本実施形態に係る防虫ネット200は以下のような効果を奏する。
防虫ネット200を使用する作業としては、除草作業などの前かがみになって行う作業が多い。この場合、仮に、付勢手段130がネット本体110の周囲に水平に取り付けられていると、ユーザが前かがみになったときに、ネット本体110の下端112がネット本体110の前方側において開き気味になりやすい。
これに対して、本実施形態に係る防虫ネット200によれば、紐部材131が通されている中空部材132Aがネット本体110の後方側よりも前方側において低くなっているため、ネット本体110が前方側において開き気味になることを防止することができる。
従来の防虫ネットにおいては、ネット本体の前方側が開き気味になるため、ここからネット本体の中に虫が入ることがあったが、本実施形態に係る防虫ネット200によれば、そのような事態を防止することが可能である。
(第三の実施形態)
図3は本考案の第二の実施形態に係る防虫ネット300の斜視図である。
本実施形態に係る防虫ネット300は、帽子210と、締め付け力付与手段120を除いた状態の第一の実施形態に係る防虫ネット100と、から構成されている。
図2に示すように、帽子210は、ほぼ円形の頭頂部211と、鍔部分212と、頭頂部211と鍔部分212とを接続する側壁部分213と、からなる。
ネット本体110はその上端111において側壁部分213の下端に縫い付けられている。すなわち、防虫ネット100は帽子210と一体に結合されている。
第一の実施形態に係る防虫ネット100を使用する場合には、別途、帽子を用意する必要があったが、本実施形態に係る防虫ネット300は帽子210を内蔵しているため、帽子を別途用意する必要はない。
すなわち、本実施形態に係る防虫ネット300によれば、第一の実施形態に係る防虫ネット100による効果に加えて、帽子を別途用意する必要がなくなるという追加的な効果を奏する。
なお、本実施形態に係る防虫ネット300は、締め付け力付与手段120を除いた状態の第一の実施形態に係る防虫ネット100に代えて、締め付け力付与手段120を除いた状態の第二の実施形態に係る防虫ネット200を用いることも可能である。
(第四の実施形態)
図4は、本考案の第四の実施形態に係る防虫ネット400における帽子210の部分的な縦断面図である。
図4に示すように、本実施形態に係る防虫ネット400においては、帽子210の側壁部分213は二重構造になっている。すなわち、帽子210の側壁部分213は、第一の側壁部分213aと、第一の側壁部分213aの外側に位置する第二の側壁部分213bと、からなっている。
第二の側壁部分213bは、その上端において、第一の側壁部分213aに対して折り曲げ自在に第一の側壁部分213aの上端に接続されている。
さらに、第二の側壁部分213bは、その下端において、第一の側壁部分213aに対して取り外し自在に取り付けられている。
具体的には、第一の側壁部分213aの下端には雌ホック214aが取り付けられ、第二の側壁部分213bの下端には雄ホック214bが取り付けられている。雄ホック214bを雌ホック214aに嵌め込むことにより、第二の側壁部分213bは第一の側壁部分213aに対して連結され、雄ホック214bを雌ホック214aから外すことにより、第二の側壁部分213bは第一の側壁部分213aから外れる。
本実施形態に係る防虫ネット400は、帽子210の側壁部分213の構造が異なる点を除いて、第三の実施形態に係る防虫ネット300と同一の構造を有している。このため、第三の実施形態に係る防虫ネット300と同一の構成要素に対しては同一の参照符号を用いる。
本実施形態に係る防虫ネット400においては、防虫ネット100は、非使用時においては、第一の側壁部分213aと第二の側壁部分213bとの間に形成されているスペース内に収納されている。
図5は、雄ホック214bを雌ホック214aから外し、第二の側壁部分213bを第一の側壁部分213aに対して広げた状態を示す斜視図である。
図5に示すように、雄ホック214bを雌ホック214aから外し、第二の側壁部分213bを第一の側壁部分213aに対して上方に広げることにより、第一の側壁部分213aと第二の側壁部分213bとの間のスペースに収納されていた防虫ネット100は帽子210の下方に垂れ下がり、使用可能な状態となる。
このように、本実施形態に係る防虫ネット400によれば、防虫ネット100の非使用時においては、防虫ネット100を帽子210の第一の側壁部分213aと第二の側壁部分213bとの間に収納しておくことが可能であるため、本実施形態に係る防虫ネット400は通常の帽子としても使用することが可能である。
図1(A)は本考案の第一の実施形態に係る防虫ネットを前方から見た場合の正面図であり、図1(B)は防虫ネットを後方から見た場合の背面図である。 図2(A)は本考案の第二の実施形態に係る防虫ネットを前方から見た場合の正面図であり、図2(B)は防虫ネットを後方から見た場合の背面図である。 図3は本考案の第三の実施形態に係る防虫ネットの斜視図である。 図4は、本考案の第四の実施形態に係る防虫ネットにおける帽子の部分的な縦断面図である。 図5は、本考案の第四の実施形態に係る防虫ネットにおいて、第二の側壁部分を第一の側壁部分に対して広げた状態を示す斜視図である。
符号の説明
100 本考案の第一の実施形態に係る防虫ネット
110 ネット本体
111 上端
112 下端
120 締め付け力付与手段
130 付勢手段
131 紐部材
132、132A 中空部材
133 開口部
200 本考案の第二の実施形態に係る防虫ネット
300 本考案の第三の実施形態に係る防虫ネット
210 帽子
211 頭頂部
212 鍔部分
213 側壁部分
400 本考案の第四の実施形態に係る防虫ネット
213a 第一の側壁部分
213b 第二の側壁部分
214a 雌ホック
214b 雄ホック

Claims (5)

  1. 上端及び下端が開口しているネット本体と、
    前記ネット本体の前記上端に取り付けられており、開口している前記上端が内側に閉じる方向に付勢力を与える締め付け力付与手段と、
    前記ネット本体の中心よりも前記下端に近い位置において前記ネット本体に取り付けられている付勢手段と、
    からなる防虫ネットであって、
    前記付勢手段は、紐部材と、前記ネット本体の周囲に取り付けられ、前記紐部材を内部に通すことができる中空部材と、からなり、
    前記中空部材は前記ネット本体の前側において開口しており、
    前記中空部材は前記ネット本体の前側から後側に向かうにつれて前記ネット本体の前記下端に対して徐々に上方に位置し、前記ネット本体の後側において最上位置にあるものである防虫ネット。
  2. 上端及び下端が開口しているネット本体と、
    前記ネット本体の前記上端に取り付けられており、開口している前記上端が内側に閉じる方向に付勢力を与える締め付け力付与手段と、
    前記ネット本体の中心よりも前記下端に近い位置において前記ネット本体に取り付けられている付勢手段と、
    からなる防虫ネットであって、
    前記付勢手段は、紐部材と、前記ネット本体の周囲に取り付けられ、前記紐部材を内部に通すことができる中空部材と、からなり、
    前記中空部材は前記ネット本体の前側において開口しており、
    前記中空部材は前記ネット本体の前側から後側に向かうにつれて前記ネット本体の前記下端に対して徐々に上方に位置し、前記ネット本体の前側と後側の中間の位置において最上位置にあり、前記ネット本体の後側に向かうにつれて徐々に下方に位置し、前記ネット本体の後側において前記ネット本体の前側における位置よりも上方の位置にあるものである防虫ネット。
  3. 頭頂部と、鍔部分と、前記頭頂部と前記鍔部分とを接続する側壁部分とからなる帽子と、
    上端及び下端が開口しているネット本体と、
    前記ネット本体の中心よりも前記下端に近い位置において前記ネット本体に取り付けられている付勢手段と、
    からなる防虫ネットであって、
    前記ネット本体は前記上端において前記帽子の側壁部分に取り付けられており、
    前記付勢手段は、紐部材と、前記ネット本体の周囲に取り付けられ、前記紐部材を内部に通すことができる中空部材と、からなり、
    前記中空部材は前記ネット本体の前側において開口しており、
    前記中空部材は前記ネット本体の前側から後側に向かうにつれて前記ネット本体の前記下端に対して徐々に上方に位置し、前記ネット本体の後側において最上位置にあるものである防虫ネット。
  4. 頭頂部と、鍔部分と、前記頭頂部と前記鍔部分とを接続する側壁部分とからなる帽子と、
    上端及び下端が開口しているネット本体と、
    前記ネット本体の中心よりも前記下端に近い位置において前記ネット本体に取り付けられている付勢手段と、
    からなる防虫ネットであって、
    前記ネット本体は前記上端において前記帽子の側壁部分に取り付けられており、
    前記付勢手段は、紐部材と、前記ネット本体の周囲に取り付けられ、前記紐部材を内部に通すことができる中空部材と、からなり、
    前記中空部材は前記ネット本体の前側において開口しており、
    前記中空部材は前記ネット本体の前側から後側に向かうにつれて前記ネット本体の前記下端に対して徐々に上方に位置し、前記ネット本体の前側と後側の中間の位置において最上位置にあり、前記ネット本体の後側に向かうにつれて徐々に下方に位置し、前記ネット本体の後側において前記ネット本体の前側における位置よりも上方の位置にあるものである防虫ネット。
  5. 前記帽子の前記側壁部分は、第一の側壁部分と、前記第一の側壁部分の外側に位置する第二の側壁部分と、からなり、
    前記第二の側壁部分は、その上端において、前記第一の側壁部分に対して折り曲げ自在に前記第一の側壁部分に接続し、その下端において、前記第一の側壁部分に対して取り外し自在に取り付けられており、
    前記ネット本体は前記第一の側壁部分と前記第二の側壁部分との間に収納可能であることを特徴とする請求項3または4に記載の防虫ネット。
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