JP3148160U - 濡れると絵が浮き出る傘 - Google Patents

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Abstract

【課題】張り布部が水で濡れる事により水を弾く素材と水分を布部に留まる効果を組み合わせ図柄が浮き出たようにし、そして生地が変化したように視覚的演出することにより雨の日にこの傘を使用する事で見た人に衝撃と興味と驚きと楽しませる効果が可能な外観的品質の高い傘を提供する。【解決手段】雨水を受ける張り布部材が骨部材に取り付けられ、柄部を手で把持して使用する傘であって、上記張り布部材の表面の所定位置に、水に濡れることによって所定の図柄が出現する隠し絵表示部が設けられたことを特徴とする。張り布部材表面の所定部分が雨で濡れることによって骨部材に張り布材が水を弾く力を利用して絵、図柄、が現れ、この効果が見た人に驚きと衝撃を与え、雨の日にこの傘をさしての外出を楽しくする。【選択図】図1

Description

考案の詳細な説明
本考案は雨天時に使用する傘に関する。
従来の傘の張り布部材は、単色無模様のものと、所定の図柄が予め描画されているものとが存在していた。
雨天時に傘をさして外出することは、晴天時の外出と比べて面倒であると共に、傘は雨よけを目的とした機能が重視されており、上記傘の張り布部材のデザインは無模様、若しくは決まった図柄模様のものが一般的であった。
従って、傘を開いた場合の視覚的インパクトが少なかった。
本考案の解決課題は、張り布部材が水で濡れることにより視覚的な興趣が得られ、外観的品質が良好な傘を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の考案に係る傘は、雨水を受ける張り布部材が骨部材に取り付けられ、柄部を手で把持して使用する傘であって、上記張り布部材の表面の所定位置に、水に濡れることによって所定の図柄が出現する隠し絵表示部が設けられたことを特徴とする。
従って、雨天時に傘を開くと、上記張り布部材が湿潤し、上記隠し絵表示に所定の図柄が現れる。
また、請求項2記載の考案に係る傘は、上記張り布部材は、生地材と上記生地材の表面に施された撥水コーティング層と、上記生地材の裏面に施された防水コーティング層とから形成されると共に、上記隠し絵表示部は、上記生地材の表面において、上記撥水剤コーティング層を有さない部分によって形成されていることを特徴とする。
従って、張り布部材の表面において、上記隠し絵表示部の生地材は、雨水が浸入して湿潤し、その他の部分は浸潤しないことから、隠し絵表示部が、その他の部分から視覚的に浮き出た状態となる。
また、請求項3記載の考案に係る傘は、上記張り布部材は、生地材と上記生地材の表面に施された撥水コーティング層と、上記生地材の裏面に施された防水コーティング層とから形成されると共に、上記隠し絵表示部は、上記撥水コーティング層の表面に配設された吸水部材によって形成されていることを特徴とする。
従って、上記張り布部材の表面において、上記吸水部材が湿潤することで、上記隠し絵表示部がその他の部分から視覚的に浮き出た状態となる。
また、請求項4記載の考案に係る傘は、上記生地材は、湿潤時に、乾燥時とは異なる色に変色することを特徴とする。
また、請求項5記載の考案に係る傘は、上記吸水部材は、湿潤時に、乾燥時とは異なる色に変色することを特徴とする。
従って、隠し絵表示部とそれ以外の部分のコントラストがより明確になる。
請求項1〜6記載の考案においては、雨水に濡れることによって、上記隠し絵表示部に図柄が現れるため、視覚的なインパクトが大きく、外観品質が良好な傘を提供することができる。
特に請求項2記載の考案にあっては、上記張り布部材は、生地材と上記生地材の表面に施された撥水コーティング層と、上記生地材の裏面に施された防水コーティング層とから形成されると共に、上記隠し絵表示部は、上記生地材の表面において、上記撥水剤コーティング層を有さない部分によって形成されていることから、撥水コーティング層の有無によって、任意形状の模様を容易に作成することができる。
また、請求項3記載の考案にあっては、上記張り布部材は、生地材と上記生地材の表面に施された撥水コーティング層と、上記生地材の裏面に施された防水コーティング層とから形成されると共に、上記隠し絵表示部は、上記撥水コーティング層の表面に配設された吸水部材によって形成されていることから、無模様の傘に対しても、上記吸水部材を後から配設することで、一般的な市販品の傘にであっても、隠し絵表示部を容易に付加することが可能となる。
更に請求項4記載の考案にあっては、上記生地材は、湿潤時に、乾燥時とは異なる色に変色する。
また、請求項5記載の考案に係る傘は、上記吸水部材は、乾燥時は上記生地材と同色であると共に、湿潤時は上記生地材と異なる色に変色することから、隠し絵表示部とそれ以外の部分とのコントラストがより明確になり、隠し絵表示部が映えるため、より外観品質が向上する。
以下、図を用いて本考案の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る傘10は、雨水20を受ける張り布部材12が骨部材11に取り付けられ、柄部13を手で把持して使用する。
上記張り布部材12の表面の所定位置には、水に濡れることによって所定の図柄が出現する隠し絵表示部14が設けられている。
また、図3に示すように、上記張り布部材12は、水分を吸収して湿潤すると、乾燥時と異色に変色する性質を有する生地材15と、上記生地材15の表面15aに施された撥水剤コーティング層16と、上記生地材15の裏面15bに施された防水コーティング層17とから形成されると共に、上記隠し絵表示部14は、上記生地材15の表面15aにおいて、上記撥水コーティング層16を有しない部分によって形成されている。
本実施の形態に係る傘が、一般的な洋傘である場合を例として、実施例の構成について図面を用いて説明する。
図1に示すように、本実施の形態にかかる傘10は、石突18から放射状に延びた複数の骨部材11と、上記骨部材11上に張設された、略球冠状の張り布部材12と、上記石突18から下方に向かって取り付けられた柄部13と、上記柄部13の下端部に延設され、略J字形状に形成された手元19とから構成されている。
また、上記張り布部材12の所定位置には、図柄が浮き出る隠し絵表示部分14が設けられている。
また、図3に示すように、上記張り布部材12は、合成繊維布等で形成された生地材15と、上記生地材15の表面15aに施された、透明、若しくは上記生地材15と同色の撥水コーティング層16と、上記生地材15の裏面15bに施された防水コーティング層17とから形成されている。
また、上記張り布部材12の表面において、上記隠し絵表示部14の図柄描画部14aは、上記撥水コーティング層16を有していない。
また、図3に示すように、上記の通り撥水コーティング層16は透明、又は上記生地材15と同色に形成されていることから、上記生地材15が乾燥した状態においては、図2に示すように、隠し絵表示部14とそれ以外の部分が同色となるため、上記隠し絵表示部14は視認されない。
上記実施例の作用について以下説明する。
図1に示すように、雨天時に傘10を開いた場合は、張り布部材12表面に雨水20が降り注ぐ。
上記撥水コーティング層16を有する部分については、上記撥水コーティング層16によって雨水20が弾かれるため、生地材15が湿潤することが無い。
しかしながら、上記隠し絵表示部14の図柄描画部14aについては、上記撥水コーティング層16を有していないため、生地材15に直接雨水20が当たり、上記図柄描画部14aの生地材15は、内部に雨水が浸透して湿潤する。
これにより、上記図柄描画部14aに対応する部分のみ、上記生地材15が変色し、上記張り布部材12の表面に、上記図柄描画部14aによる特定の図柄が浮き出る。
また、上記傘10の使用後は、上記生地材15を乾燥させることで、上記生地材15の変色は回復し、図柄が消失する。
従って、使用時にのみ図柄が現れることで、視覚的インパクトが大きく、従来の傘と比較して外観品質が良好な傘を提供することができる。
上記隠し絵表示部14は、図4に示すように、描画する図柄の形状に合わせて形成された吸水部材21を、張り布部材12の撥水コーティング層16上に配設することで形成することもできる。
上記吸水部材21は、乾燥時には透明、又は張り布部材12と同色であり、雨水の水分を吸収して湿潤すると、乾燥時とは異色に変色する性質を有している。
従って、上記吸水部材21が乾燥した状態においては、図2に示すように、隠し絵表示部14は視認されない。
図4に示すように、張り布部材12表面に雨水20が降り注ぐと、上記吸水部材21に雨水20が浸透して湿潤する。
これにより、上記吸水部材21が変色し、上記張り布部材12の表面に特定の図柄が浮き出る。
また、上記傘10の使用後は、上記吸収部材21を乾燥させることで、上記吸収部材21の変色は回復し、図柄が消失する。
従って、実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお、張り布部材12の隠し絵表示部14以外の部分については、色彩及び模様の有無の制約は無く、例えば予め模様を付しておき、水に濡れることで、上記隠し絵表示部14が現れることで、上記模様との組み合わせによって別の模様に変化するような構成とした場合であっても、上記実施例と同様の作用効果を得ることが可能である。
また、実施例においては隠し絵表示部14により描画されるのは、図柄であるとしているが、図柄の他、特定の文字であっても、作用効果は同一である。
また、隠し絵表示部の構造については、上記実施例に示した構造に限定されるものではなく、例えば、上記実施例1及び2の隠し絵表示部の構造を複数箇所において併用した構造としでも良い。
本考案は、雨天時に使用する傘において広く適用が可能である。
本考案に係る傘の一実施の形態を示し、実施例の構成において、雨天時に傘を開いた場合の全体側面図である。 本考案に係る傘の一実施の形態を示し、実施例の構成において、雨天時以外に傘を開いた場合の全体側面図である。 本考案に係る傘の一実施の形態を示し、実施例1の構成における隠し絵表示部の拡大断面図である。 本考案に係る傘の一実施の形態を示し、実施例2の構成における隠し絵表示部の拡大断面図である。
符号の説明
10 傘
11 骨部材
12 張り布部材
13 柄部
14 隠し絵表示部
14a 図柄描画部
15 生地材
15a 生地材の表面側
15b 生地材の裏面側
16 撥水コーティング層
17 防水コーティング層
18 石突
19 手元
20 雨水
21 吸水部材

Claims (5)

  1. 雨水を受ける張り布部材が骨部材に取り付けられ、柄部を手で把持して使用する傘であって、
    上記張り布部材の表面の所定位置に、水に濡れることによって所定の図柄が出現する隠し絵表示部が設けられたことを特徴とする傘。
  2. 上記張り布部材は、生地材と上記生地材の表面に施された撥水コーティング層と、上記生地材の裏面に施された防水コーティング層とから形成されると共に、
    上記隠し絵表示部は、上記生地材の表面において、上記撥水剤コーティング層を有さない部分によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の傘。
  3. 上記張り布部材は、生地材と上記生地材の表面に施された撥水コーティング層と、上記生地材の裏面に施された防水コーティング層とから形成されると共に、
    上記隠し絵表示部は、上記撥水コーティング層の表面に配設された吸水部材によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の傘
  4. 上記生地材は、湿潤時に、乾燥時とは異なる色に変色することを特徴とする請求項2記載の傘。
  5. 上記吸水部材は、湿潤時に、乾燥時とは異なる色に変色することを特徴とする請求項3記載の傘。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109738430A (zh) * 2019-03-02 2019-05-10 福建集成伞业有限公司 酸碱指示功能伞

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