JP3147081U - 線香 - Google Patents

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Abstract

【課題】コーヒー豆の成分による各種の疾患等の改善に役立つことができる線香を提供する。
【解決手段】本体部1は、たぶ(椨)の木の粉、白檀の木の粉、焙煎されたコーヒー豆の粉、コーヒーの香が調合されたオイル、木粉、糊料を材料として形成する。これ等の材料と、35〜40℃の温水が1対1で加えられて20〜25分間撹拌混合され、やや硬めのペースト状に練上げられる。練上げられた材料は、圧縮機,押出機等で棒状に成形され後、50℃を22時間維持して乾燥されて製品(本体部1)となる。棒状の本体部1は、一端部11に着火されると他端部12に向けて緩慢に燃焼が進行して薫煙されるものである。なお、この本体部1については、一端部11から他端部12に向けて同一の断面が連続しない形状の変形の棒状とすることも可能である。
【選択図】図1

Description

本考案は、リラクゼーション,ヒーリング等のために薫煙される線香に係る技術分野に属する。
最近、リラクゼーション,ヒーリング等のために嗅覚を刺激することが有効であるとされ、薫煙によって芳香を発生させる線香の需要が高まっている。線香は、通常、材料としての植物(機,草等)の粉が練られて棒状に成形され着火により緩慢に燃焼されて薫煙されるものである。
また、最近のコーヒー豆の研究によれば、含まれている成分がリラクゼーション,ヒーリングの外に各種の疾患等の改善にも有効であるとされている。このため、コーヒー豆の成分を取入れた線香の開発が期待されるようになってきている。
従来、コーヒーを利用した線香としては、例えば、特公昭60−58201号公報に記載のものが知られている。
この従来の線香は、コーヒー豆殻の内皮粉末を蚊取り線香として利用するもので、木粉にコーヒー豆殻の内皮粉末を加えることで、成形を容易にするとともに薫煙の際の刺激臭,異臭の発生を防止するものである。
前述の従来の線香では、コーヒー豆殻の内皮粉末が利用されるのみでコーヒー豆の成分が有効に取入れられていないため、コーヒー豆の成分による各種の疾患等の改善に役立たないという問題点がある。
本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、コーヒー豆の成分による各種の疾患等の改善に役立つことのできる線香を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本考案に係る線香は、実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、植物の粉が練られて棒状に成形され着火により薫煙される線香において、植物の粉として焙煎されたコーヒー豆の粉が含まれていることを特徴とする。
この手段では、焙煎されて成分が多様に化学変化したコーヒー豆の粉が材料としての植物の粉に含まれる。
また、請求項2では、請求項1の線香において、植物の粉として、たぶの木の粉が50重量%、白檀の木の粉が17重量%、焙煎されたコーヒー豆の粉が3重量%含まれていることを特徴とする。
この手段では、材料としての植物の粉の配合が薫煙におけるコーヒーの香の確保のためにたぶの木の粉が50重量%,白檀の木の粉17重量%,焙煎されたコーヒー豆の粉3重量%の特定される。
また、請求項3では、請求項1または2の線香において、植物の粉にコーヒーの香が調合されたオイルが混入されていることを特徴とする。
この手段では、植物の粉にコーヒーの香が調合されたオイルが混入されることで、薫煙におけるコーヒーの香が強調される。
本考案に係る線香は、焙煎されて成分が多様に化学変化して安定化されたコーヒー豆の粉が材料としての植物の粉に含まれるため、コーヒー豆の成分による各種の疾患等の改善に役立つことができる効果がある。また、薫煙によってコーヒーの香が発生するため、飲料として親しまれているコーヒーの香を楽しむことができる効果がある。
さらに、請求項2として、材料としての植物の粉の配合が薫煙におけるコーヒーの香の確保のためにたぶの木の粉が50重量%,白檀の木の粉17重量%,焙煎されたコーヒー豆の粉3重量%の特定されるため、薫煙によってコーヒーの香を確実に楽しむことができる効果がある。
さらに、請求項3として、植物の粉にコーヒーの香が調合されたオイルが混入されることで、薫煙におけるコーヒーの香が強調されるため、薫煙によってコーヒーの香をより強く楽しむことができる効果がある。効果がある。
以下、本考案に係る線香を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
この形態は、図1に示すように、丸棒(図1(A)),角棒(図1(B),(C))等の棒状に形成されている。棒状の本体部1は、一端部11に着火されると他端部12に向けて緩慢に燃焼が進行して薫煙されるものである。なお、この本体部1については、一端部11から他端部12に向けて同一の断面が連続しない形状の変形の棒状とすることも可能である。
本体部1は、たぶ(椨)の木の粉A,白檀の木の粉B,焙煎されたコーヒー豆の粉C,コーヒーの香が調合されたオイルD,木粉E,糊料Fを材料として形成されている。
たぶの木の粉Aは、線香に汎用的に利用されるクスノキ科に属する常緑高木のたぶの木を乾燥して粉砕したもので、100MASH程度のパウダー状に粉砕されて50重量%が配合される。
白檀の木の粉Bは、線香に汎用的に利用されるビャクダン科ビャクダン属に属する香木の白檀の木を乾燥して粉砕したもので、100MASH程度のパウダー状に粉砕されて17重量%が配合される。
焙煎されたコーヒー豆の粉Cは、アカネ科コーヒーノキ属に属するコーヒーの種子を焙煎して粉砕したもので、100MASH程度のパウダー状に粉砕されて3重量%が配合される。コーヒー豆(種子)は、含まれているアミノ酸,たんぱく質,脂質,ポリフェノール,ジテルペン等の成分が焙煎によって多様に化学変化して安定化され、覚醒作用の外に疲労回復,利尿,消化器や代謝性疾患の改善,血圧の昇圧,降圧,殺菌,心筋梗塞の予防,抗癌等の作用があるとされている。
コーヒーの香が調合されたオイルDは、人工的にコーヒーの香が調合され加熱によって香が発生するもの(例えば、DIETHYL PHTHALATE BUTYL BUTYRO LACTATE CORYLONE DRIED)で、微量が配合される。
木粉Eは、スギ,ヨモギ,沈香,ショウブ等の線香に汎用的に利用される植物を乾燥して粉砕したもので、100MASH程度のパウダー状に粉砕されて30重量%が配合される。
糊料Fは、本体部1を固めるためのもので、本体部1の燃焼を損なわないように微量が配合される。
これ等のたぶの木の粉A,白檀の木の粉B,焙煎されたコーヒー豆の粉C,コーヒーの香が調合されたオイルD,木粉E,糊料Fは、図2に示すように、35〜40℃の温水Wが1対1で加えられて20〜25分間撹拌混合され、やや硬めのペースト状に練上げられる。
練上げられた材料は、圧縮機,押出機等で棒状に成形され後、50℃を22時間維持して乾燥されて製品X(本体部1)となる。
この形態によると、製造工程として通常の線香とほとんど異なることがないため、製造コストが高くなることはない。また、焙煎されたコーヒー豆の粉Cについても、飲料用としてのコーヒー豆の焙煎技術を利用することができるため、製造コストを高くすることにはならない。
この形態を使用すると、薫煙によって芳香で嗅覚が刺激され、リラクゼーション,ヒーリング等の効果が得られる。そして、この芳香には、コーヒーの香が含まれているため、飲料として親しまれているコーヒーの香を充分に楽しむことができる。コーヒーの香が調合されたオイルDは、焙煎されたコーヒー豆の粉Cより生ずるコーヒーの香を補完することになる。
さらに、焙煎されたコーヒー豆の粉Cに含まれ多様に化学変化して安定化されている成分が薫煙によって気化して本体部1から放出される。従って、コーヒー豆の成分が呼吸器から人体内に吸入されることになって、各種の疾患等の改善にも役立つことになる。
以上、図示した形態の外に、コーヒーの香を特に好む人向けとして、焙煎されたコーヒー豆の粉C,コーヒーの香が調合されたオイルDの配合比率を高めることも可能である。
さらに、焙煎されたコーヒー豆の粉C,コーヒーの香が調合されたオイルDとして、複数種類のコーヒー豆を組合わせることも可能である。
本考案に係る線香は、宗教的儀式に使用することも可能である。また、防虫成分を加えて蚊取り線香とすることも可能である。
本考案に係る線香を実施するための最良の形態の斜視図であり、(A)〜(C)に形状の具体例が示されている。 図1の製造例のブロック図である。
符号の説明
1 本体部
A たぶの木の粉
B 白檀の木の粉
C 焙煎されたコーヒー豆の粉
D コーヒーの香が調合されたオイル
E 木粉
F 糊料

Claims (3)

  1. 植物の粉が練られて棒状に成形され着火により薫煙される線香において、植物の粉として焙煎されたコーヒー豆の粉が含まれていることを特徴とする線香。
  2. 請求項1の線香において、植物の粉として、たぶの木の粉が50重量%、白檀の木の粉が17重量%、焙煎されたコーヒー豆の粉が3重量%含まれていることを特徴とする線香。
  3. 請求項1または2の線香において、植物の粉にコーヒーの香が調合されたオイルが混入されていることを特徴とする線香。
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