JP3146720B2 - エンジン点火装置 - Google Patents

エンジン点火装置

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JP3146720B2 JP3701293A JP3701293A JP3146720B2 JP 3146720 B2 JP3146720 B2 JP 3146720B2 JP 3701293 A JP3701293 A JP 3701293A JP 3701293 A JP3701293 A JP 3701293A JP 3146720 B2 JP3146720 B2 JP 3146720B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッチ操作を行わず
に変速操作を行えるようにした、エンジン点火装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車等において、走行中に変速す
る場合には、スロットルを戻すと同時にクラッチを切
り、変速機にエンジンの動力が伝達されないようにした
状態でチェンジレバーを操作し、変速を行う。そして、
変速が終了した時点で、クラッチを接続するとともにス
ロットルを開き、エンジンの動力を駆動輪に伝達させ
る。
【0003】ところが、このように変速の度にスロット
ルを戻してクラッチを切り、変速後に再びクラッチを接
続してやる必要があるため、ライダーがスロットル操作
およびクラッチ操作を頻繁に行う必要があり、運転操作
が煩雑になると同時に、変速後にクラッチを接続する際
にエンジン回転数が合わず、ショックを伴う場合があ
る。
【0004】そこで、上記チェンジレバーが操作された
際に、エンジンの点火時期を遅らせる(遅角させる)こ
とによりエンジン出力を低下させ、スロットル操作およ
びクラッチ操作を行わずに変速を可能としたエンジン点
火装置が開発されている。このエンジン点火装置は、チ
ェンジレバーに連動するシフトスイッチと、このシフト
スイッチがON状態になると同時に所定の時間だけエン
ジンの点火時期を遅らせる点火制御手段とを備えてい
る。
【0005】このエンジン点火装置によれば、チェンジ
レバーが操作されると同時に所定時間点火時期が遅めら
れ、エンジン出力がやや低下するので、スロットルを戻
してクラッチを切らなくても変速が可能となり、運転が
非常に容易になる。しかも、変速後にクラッチを接続す
る必要がないので、ショックを伴うことがない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
エンジン点火装置のように変速時に点火時期を遅めるだ
けでは、エンジン出力が充分に低下しない場合があるた
め、ギヤが入りにくくなって変速に時間が掛ることがあ
る。また、その際に変速機に負担が掛るために変速機の
耐久性が低下する恐れがある。
【0007】しかも、上記エンジン点火装置は、遅角点
火を行う時間が、ギヤポジションに拘らずに一定とされ
ていたため、例えばギヤが入りにくい高いギヤ比におい
ては遅角点火時間が短すぎて変速が行えない場合があ
り、高いギヤ比に合わせて遅角点火時間を長くすると、
ギヤが入り易い低いギヤ比の時には変速が終わってもま
だ遅角点火が続き、変速後に素早い加速を行うことがで
きない。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、スロットル操作およびクラッチ操作を必
要とせず、かつ不整燃焼を招くことなく、スムーズに変
速操作を行うことができ、変速後には直ちに加速に移る
ことのできるエンジン点火装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るエンジン点火装置は、変速機の変速操
作を検知するシフトスイッチと、上記シフトスイッチか
らの入力により作動し、変速時に点火プラグがスパーク
する間隔を正規のスパーク間隔に対して間欠的にスパー
クさせ、エンジンを故意に失火させることによりエンジ
ン出力を低下させる間引き点火を行う点火制御手段とを
備え、スロットル操作およびクラッチ操作を行わずに変
速操作が行えるようにしたエンジン点火装置において、
上記変速機のギヤポジションを判別して上記点火制御手
段に入力するギヤポジションセンサを設け、上記間引き
点火を行う際の間引き点火時間を、変速機のギヤ比が高
い時には長くし、ギヤ比が低くなるにつれて短くすると
ともに、上記間引き点火を行う際の間引き点火率を、変
速機のギヤ比が高い時には大きくし、ギヤ比が低くなる
につれて小さくする制御を上記点火制御手段に同時に行
わせることにより、各ギヤ比に応じて間引き点火時間お
よび間引き点火率を必要最小限に設定したことを特徴と
する。
【0010】
【作用】上記構成を持つエンジン点火装置によれば、変
速機の変速操作と同時に上記シフトスイッチが変速操作
を検知し、シフトスイッチからの入力によって上記点火
制御手段がエンジン点火を間引き点火させる。このよう
にエンジン点火を間引き点火させると、不整燃焼を招く
ことなくエンジン出力を充分に低下させることが可能と
なる。したがって、スロットル操作およびクラッチ操作
を行わなくても、変速機に負荷を掛けることなくスムー
ズに変速操作を行うことができる。
【0011】また、上記ギヤポジションセンサがギヤポ
ジションを判別して点火制御手段に検知させ、点火制御
手段が各ギヤポジションに応じた最適な間引き点火時間
と間引き点火率を決定するため、ギヤが入りづらい高い
ギヤ比の場合には間引き点火時間が長く、かつ間引き点
火率が大きくされ、ギヤが入り易い低いギヤ比の場合に
は間引き点火時間が短く、かつ間引き点火率が小さくな
る。したがって、間引き点火時間と間引き点火率が各ギ
ヤ比に応じて必要最小限となり、変速後には直ちに加速
に移ることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の実施例を示すエン
ジン点火装置の構成図であり、図2は上記エンジン点火
装置1が適用されたエンジン2の左側面図である。
【0013】上記エンジン2は、例えば自動二輪車用の
2サイクル単気筒エンジンであり、クランクケース3の
上部にシリンダアッセンブリ4が設置され、このシリン
ダアッセンブリ4の頂部に点火プラグ5が設けられてい
る。また、クランクケース3の上部にはキャブレタ6が
接続されている。さらに、クランクケース3の下部には
チェンジレバー7がシフト軸8を支点に設けられてい
る。このチェンジレバー7は、自動二輪車のライダの爪
先で上下に回動されることにより、クランクケース3に
内蔵された図示しない変速機を変速操作するものであ
る。なお、9は発電機となるフライホイールマグネット
で、クランクケース3に内蔵されたクランクシャフトと
同軸に設けられている。
【0014】エンジン点火装置1は、上記変速機の変速
操作を検知するシフトスイッチ11と、このシフトスイ
ッチ11からの入力によって作動し、変速時にエンジン
点火を間引き点火させる点火制御手段12と、変速機の
ギヤポジションを判別して上記点火制御手段12に検知
させるギヤポジションセンサ13とを備えている。な
お、間引き点火とは、前記点火プラグ5がスパークする
間隔を、正規のスパーク間隔に対して間欠的にスパーク
させ、エンジンを故意に失火させることによってエンジ
ン出力を低下させる点火方法である。
【0015】点火制御手段12には、前記フライホイー
ルマグネット9と、このフライホイールマグネット9の
回転数(エンジン回転数)を検出するシグナルジェネレ
ータ14と、キャブレタ5のスロットル開度を検知する
スロットルセンサ15と、点火プラグ5につながる点火
コイル16と、バッテリ17等が接続されている。
【0016】上記ギヤポジションセンサ13は、例えば
可動接点18と、変速機のギヤ段数に合わせて設けられ
た抵抗値の異なる抵抗R1〜Rnとを有して構成されて
いる。上記可動接点18は、変速機のギヤポジションに
応じて上記抵抗R1〜Rnのいずれかに接続され、その
時の抵抗値を検出することによって変速機のギヤポジシ
ョンが判別可能とされている。
【0017】図3は、図2のIII−III線に沿う平
断面図であり、図4(A),(B)は図3のIV−IV
矢視図である。前記シフト軸8には、変速機を駆動する
シフティングギヤ20が回動一体に固定されている。一
方、クランクケース3には回動角規制ピン21が突設さ
れており、この回動角規制ピン21が、上記シフティン
グギヤ20に穿設された回動角規制孔22内に挿通され
ている。このため、シフティングギヤ20の回動角度
は、図4(B)に示すように、回動角規制孔22の縁部
が回動角規制ピン21に当接するまでとなっている。な
お、図4(A)はチェンジレバー7が操作されていない
状態を示しており、シフティングギヤ20はスプリング
23の付勢力によって中立位置に保たれている。
【0018】変速機がシフトアップされる際には、チェ
ンジレバー7がライダの爪先で引き上げられるので、図
4(B)に示すようにシフティングギヤ20が後方(図
4中反時計方向)へ回動する。また、変速機がシフトダ
ウンされる際には、チェンジレバー7が踏み下げられる
ため、シフティングギヤ20が前方(図4中時計方向)
へ回動する。
【0019】前記シフトスイッチ11は、シフティング
ギヤ20の近傍に位置するように、クランクケース3を
構成するクラッチカバー24に設けられており、シフテ
ィングギヤ20側に突出する電気接点25を有してい
る。一方、シフティングギヤ20には、導電性の材料で
形成された通電ボス26が固着されており、この通電ボ
ス26はシフトスイッチ11側に突出していて、その突
出部には絶縁材料で形成された絶縁プレート27が嵌合
され、ビス28等によって固定されている。ここで、上
記通電ボス26と絶縁プレート27のシフトスイッチ1
1側の面は平滑に仕上げられており、この平滑面にシフ
トスイッチ11の電気接点25が弾性的に接触してい
る。
【0020】図4(A)に示すようにシフティングギヤ
20が中立位置にある時、上記シフトスイッチ11の電
気接点25は絶縁プレート27に接触する。このため、
シフトスイッチ11はクランクケース3に対して絶縁さ
れ、OFFとなる。そして、図4(B)に示すようにシ
フティングギヤ20が後方へ回動する(シフトアップ操
作がなされようとする)と、電気接点25が通電ボス2
6に接触し、シフトスイッチ11がクランクケース3に
アースされてONとなる。
【0021】図5は、エンジン点火装置1のアルゴリズ
ムを示している。
【0022】上述したようにシフトスイッチ11がON
になると、シフトスイッチ11からの入力によって点火
制御手段12がエンジン2の点火を間引き点火する。そ
の際、間引き点火の開始はシフトスイッチ11がONに
なった時点から僅かな時間tを経た後とされ、シフトス
イッチ11のON/OFF臨界点におけるチャタリング
(どっちつかずの状態)が防止されるようになってい
る。
【0023】間引き点火時間Tは、ギヤポジションに応
じて最適な時間に設定される。つまり、高いギヤ比(ロ
ーギヤ寄りのギヤポジション)の場合には、ギヤが入り
にくく変速に掛る時間が長くかかるため、間引き点火時
間Tが長く設定される。そして、ギヤ比が低くなるにつ
れてギヤが入り易くなり、変速時間が短くなるので、間
引き点火時間Tが短くなるように制御される。
【0024】また、間引き点火を行う際の間引き点火率
K、即ち点火プラグ5の失火率は、高いギヤ比において
は大きくされ、ギヤ比が低くなるにつれて小さくされる
ように制御される。なお、図5では、点火プラグ5のス
パークを、例えば5回中3回の割合で失火させた間引き
点火パターンを示しているが、他の間引き点火パターン
も数多く考えられる。
【0025】図6に示すように、自動二輪車の変速機の
回転数上昇率は、ギヤポジションに応じて変化し、ロー
ギヤ側からトップギヤ側に移るにつれて緩やかになる。
これにつれて、トルク変動も小さくなる。このため、前
述の如くトップギヤ側に移るにつれ、変速時にギヤが入
り易く、変速時間が短くなる傾向となっている。
【0026】図7(A),(B)は、エンジン点火装置
1の制御体系を示すフローチャートであり、(A)はギ
ヤポジションに応じて間引き点火時間Tを変化させた場
合を示し、(B)はギヤポジションに応じて間引き点火
率Kを変化させた場合を示している。以下、このフロー
チャート(A),(B)に基づいてエンジン点火装置1
の制御体系を説明する。
【0027】まず、シフトスイッチ11が変速操作(本
実施例の場合はシフトアップ操作)を検知してONにな
る(ステップa)。
【0028】すると、ギヤポジションセンサ13がギヤ
ポジションを判別し、点火制御手段12に検知させる
(ステップb)。
【0029】そして、点火制御手段12がギヤポジショ
ンに応じた間引き点火時間Tおよび間引き点火率Kを設
定し、間引き点火が行われる(ステップc)。ここで、
例えばギヤポジションが1速である場合には、間引き点
火時間はT1、間引き点火率はK1とされ、ギヤポジシ
ョンがN速である場合には、間引き点火時間はTn、間
引き点火率はKnとされる。なお、前記シグナルジェネ
レータ14が検出するエンジン回転数や、スロットルセ
ンサ15が検出するスロットル開度等の情報も、間引き
点火時間Tや間引き点火率Kを決定する重要な要素とな
る。
【0030】間引き点火が終了すると、シフトスイッチ
11のOFFが確認され(ステップd)、OFFであれ
ばステップaに戻って次の変速操作に備えられる。
【0031】以上のようにエンジン点火を間引き点火さ
せた場合、不整燃焼を招くことなくエンジン出力を充分
に低下させることが可能となる。したがって、スロット
ル操作およびクラッチ操作を行わなくても、変速機に負
担を掛けることなくスムーズに変速操作を行うことがで
きる。
【0032】また、ギヤ比が低くなるにつれて間引き点
火時間Tと間引き点火率Kを小さくすることにより、間
引き点火時間Tおよび間引き点火率Kが各ギヤ比に応じ
て必要最小限とされる。このため、例えば間引き点火が
終了しても変速操作が完了せずに無理な変速操作がなさ
れて変速機に負担が掛ったり、変速操作が完了した後も
間引き点火が続行され、エンジン出力が上がらないため
に加速に移ることができないといった問題がなくなる。
【0033】さらに、各ギヤポジションに対応した間引
き点火時間Tと間引き点火率Kが予め点火制御手段に設
定されていることから、変速操作と同時に最適な間引き
点火時間Tと間引き点火率Kが決定され、その作用にタ
イムラグがないため、瞬間的な変速操作に対しても遅れ
ることなくエンジン出力を抑制し、スムーズな変速を行
うことができる。
【0034】なお、本実施例では、間引き点火時間Tの
制御と間引き点火率Kの制御を双方同時に実行している
が、間引き点火時間Tまたは間引き点火率Kのいずれか
一方のみを制御する構成としても良い。また、本実施例
の場合は、シフトアップ時にのみシフトスイッチ11が
ONになり、間引き点火が実行される構成であるが、シ
フトダウン時にもシフトスイッチ11がONになって間
引き点火が実行される構成としても良い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
ジン点火装置は、変速機の変速操作を検知するシフトス
イッチと、上記シフトスイッチからの入力により作動
し、変速時に点火プラグがスパークする間隔を正規のス
パーク間隔に対して間欠的にスパークさせ、エンジンを
故意に失火させることによりエンジン出力を低下させる
間引き点火を行う点火制御手段とを備え、スロットル操
作およびクラッチ操作を行わずに変速操作が行えるよう
にしたエンジン点火装置において、上記変速機のギヤポ
ジションを判別して上記点火制御手段に入力するギヤポ
ジションセンサを設け、上記間引き点火を行う際の間引
き点火時間を、変速機のギヤ比が高い時には長くし、ギ
ヤ比が低くなるにつれて短くするとともに、上記間引き
点火を行う際の間引き点火率を、変速機のギヤ比が高い
時には大きくし、ギヤ比が低くなるにつれて小さくする
制御を上記点火制御手段に同時に行わせることにより、
各ギヤ比に応じて間引き点火時間および間引き点火率を
必要最小限に設定したことを特徴とするものである。
【0036】このようにしたため、変速操作と同時に上
記シフトスイッチが変速操作を検知し、シフトスイッチ
からの入力によって上記点火制御手段がエンジン点火を
間引き点火させる。このようにエンジン点火を間引き点
火させることにより、不整燃焼を招くことなくエンジン
出力を充分に低下させることが可能となる。したがっ
て、スロットル操作およびクラッチ操作を行わなくて
も、変速機に負荷を掛けることなくスムーズに変速操作
を行うことができる。
【0037】しかも、ギヤが入りづらい高いギヤ比の場
合には間引き点火時間が長く、かつ間引き点火率が大き
くされ、ギヤが入り易い低いギヤ比の場合には間引き点
火時間が短く、かつ間引き点火率が小さくされるため、
間引き点火時間および間引き点火率が各ギヤ比に応じて
必要最小限となり、変速後には直ちに加速に移ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、エンジン点火装置の
構成図。
【図2】本発明に係るエンジン点火装置が適用されたエ
ンジンの左側面図。
【図3】図2のIII−III線に沿う平断面図。
【図4】図3のIV−IV矢視図で、(A)はチェンジ
レバーが操作されていない時のシフティングギヤの位置
を示す図、(B)はチェンジレバーがシフトアップ操作
された時のシフティングギヤの位置を示す図。
【図5】エンジン点火装置のアルゴリズムを示す図。
【図6】自動二輪車の変速機の回転数上昇率を示す図。
【図7】エンジン点火装置の制御体系を示すもので、
(A)はギヤポジションに応じて間引き点火時間Tを変
化させた場合を示すフローチャート、(B)はギヤポジ
ションに応じて間引き点火率Kを変化させた場合を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1 エンジン点火装置 2 エンジン 5 点火プラグ 7 チェンジレバー 9 フライホイールマグネット 11 シフトスイッチ 12 点火制御手段 13 ギヤポジションセンサ 16 点火コイル 17 バッテリ T 間引き点火時間 K 間引き点火率
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02P 9/00 304 F02D 29/00 F02P 5/15

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機の変速操作を検知するシフトスイ
    ッチと、上記シフトスイッチからの入力により作動し、
    変速時に点火プラグがスパークする間隔を正規のスパー
    ク間隔に対して間欠的にスパークさせ、エンジンを故意
    に失火させることによりエンジン出力を低下させる間引
    き点火を行う点火制御手段とを備え、スロットル操作お
    よびクラッチ操作を行わずに変速操作が行えるようにし
    たエンジン点火装置において、上記変速機のギヤポジシ
    ョンを判別して上記点火制御手段に入力するギヤポジシ
    ョンセンサを設け、上記間引き点火を行う際の間引き点
    火時間を、変速機のギヤ比が高い時には長くし、ギヤ比
    が低くなるにつれて短くするとともに、上記間引き点火
    を行う際の間引き点火率を、変速機のギヤ比が高い時に
    は大きくし、ギヤ比が低くなるにつれて小さくする制御
    を上記点火制御手段に同時に行わせることにより、各ギ
    ヤ比に応じて間引き点火時間および間引き点火率を必要
    最小限に設定したことを特徴とするエンジン点火装置。
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