JP3146242U - 樹脂コンテナ用複合ラベル - Google Patents
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Abstract
【課題】リサイクルして使用される樹脂コンテナに貼付するのに好適な樹脂コンテナ用複合ラベルを提供する。
【解決手段】基材11の表面側に貼着され、情報が書換え可能である情報表示部13Aと、自身を樹脂コンテナ2から剥がす為の剥がし口13aとを有する表示層13とを備えており、基材11は、樹脂コンテナ2の素材と同一の素材から形成する。このため基材11が異物となることはなく、樹脂コンテナ2のリサイクルが容易になる。
【選択図】図2
【解決手段】基材11の表面側に貼着され、情報が書換え可能である情報表示部13Aと、自身を樹脂コンテナ2から剥がす為の剥がし口13aとを有する表示層13とを備えており、基材11は、樹脂コンテナ2の素材と同一の素材から形成する。このため基材11が異物となることはなく、樹脂コンテナ2のリサイクルが容易になる。
【選択図】図2
Description
本考案は樹脂コンテナに貼付するラベルであって、特にリサイクルして再使用される樹脂コンテナに貼付するのに適した樹脂コンテナ用複合ラベルに関する。
従来、食品や電子部品などを搬送する樹脂コンテナ(通い箱)に、感熱ラベルや熱転写印字ラベルを貼付し物流管理を行っている。
この樹脂コンテナは繰り返し使用されるので、再使用の際には、貼付されているラベルを剥がし、新しいラベルに貼り替えることとなる。
この貼り替え作業は手間がかかることから、この貼り替え回数を削減するために、樹脂コンテナに貼付するラベルを書換え可能なリライト表示タイプ(以下、「リライトラベル」と言う)にしているケースも見受けられる。
このリライトラベルを使用すれば、ラベルの貼り替え回数の削減ができ、作業効率及びユーザの使い勝手も向上する。
このリライトラベルは、繰り返し使用しても剥がれないようにする必要がある。そこで、このリライトラベルには比較的粘着力の強い粘着剤が使用される。一方、樹脂コンテナはある程度使用した後リサイクルされるが、このリサイクルの際には、樹脂コンテナに貼付されているリライトラベルを剥がす必要がある。しかしながら、このリライトラベルの強い粘着力により、剥がす際に基材が樹脂コンテナに残ってしまうなど、キレイに剥がすことが難しく、その結果、樹脂コンテナのリサイクルが面倒なものとなっていた。
本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、リサイクルして使用される樹脂コンテナに貼付するのに好適な樹脂コンテナ用複合ラベルを提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案は、基材の裏面に有する粘着剤層により樹脂コンテナに貼付される樹脂コンテナ用複合ラベルであって、基材の表面側に貼着され、情報が書換え可能である情報表示部と、自身を樹脂コンテナから剥がす為の剥がし口とを有する表示層を備え、基材は、樹脂コンテナの素材と同一の素材から形成されていることを特徴とする。
また、本考案は、方形状の基材の裏面に有する粘着剤層により樹脂コンテナに貼付される方形状の樹脂コンテナ用複合ラベルであって、基材の表面側に貼着され、情報が書換え可能である情報表示部と、自身を樹脂コンテナから剥がす為の剥がし口とを有する方形状の表示層を備え、表示層は剥がし口から基材の1つの辺に向って剥がすことにより基材から剥離されるように構成されており、前記基材の1つの辺及び該辺と対向する他の辺には、それぞれに沿うようにして基材を切断するためのミシン目が形成されているとともに、基材は、樹脂コンテナの素材と同一の素材から形成されることを特徴とする。
前記基材と表示層との間には空気層が設けられていてもよい。
前記表示層は、加熱により透明状態と白濁状態とが可逆的に変化し、かつ常温でそれぞれの状態の維持が可能な熱可逆材料よりなるように構成してもよい。
前記基材上に事前に印刷されてなる、又は、前記基材と表示層との間に設けられ、かつ、事前に印刷された印刷基材あるいはフィルムを貼り合わせてなる背景部を有するようにしてもよい。
前記樹脂コンテナ及び前記基材はともにポリプロピレン樹脂からなるようにしてもよい。
本考案にあっては、前記の通り、樹脂コンテナに貼付する樹脂コンテナ用複合ラベルにおいて、基材と樹脂コンテナとを同一の素材により形成した。これにより、樹脂コンテナのリサイクルが容易になり、樹脂コンテナのリサイクルの向上が図れるといった効果を奏する。
以下、本考案を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本考案の樹脂コンテナ用複合ラベルを食品搬送用樹脂コンテナに適用した場合の模式図、図2は、本考案の樹脂コンテナ用複合ラベルの一実施形態の断面図、同図(a)は図1のA−A断面図であり、同図(a)〜(e)は、樹脂コンテナから本考案の樹脂コンテナ用複合ラベルを剥がす工程を説明するための図、図3は、本考案の樹脂コンテナ用複合ラベルの他の実施形態の断面図、同図(a)は図1のA−A断面図であり、同図(a)〜(c)は、樹脂コンテナから本考案の樹脂コンテナ用複合ラベルを剥がす工程を説明するための図である。
図1に示すように、本考案の樹脂コンテナ用複合ラベル1は、食品、電子部品などの商品を積載する樹脂コンテナ2の側面に貼付されて繰り返し利用される。
具体的には、図1に示すように、樹脂コンテナ用複合ラベル1を樹脂コンテナ2の一側面に貼付し、コンベア4上に載置し搬送する。コンベア4上を搬送される途中には、プリンタ3がコンベア4に沿って設置してある。このプリンタ3は、いわゆるリライトプリンタ、すなわち樹脂コンテナ用複合ラベル1の印字部である情報表示部13Aに情報を書き込んだり、既に書き込まれている情報を消去したりすることが可能なプリンタである。
樹脂コンテナ2がコンベア4上を搬送され、プリンタ3の前を通過すると、樹脂コンテナ2に貼付されている樹脂コンテナ用複合ラベル1の情報表示部13Aに印字されている情報c1が消去された後、この情報表示部13Aには新たな情報c2が印字される。
次に樹脂コンテナ用複合ラベルの構成について、図1、図2(a)及び図3(a)を参照して説明する。なお、図2(a)及び図3(a)には、それぞれ異なる構成の樹脂コンテナ用複合ラベルの断面図が記載されており、図2(a)に示す樹脂コンテナ用複合ラベルは1、図3(a)に示す樹脂コンテナ用複合ラベルは1Aと、それぞれ異なる符合を付して説明する。但し、いずれの樹脂コンテナ用複合ラベル1、1Aも樹脂コンテナ2に貼付して使用する点においては共通するので、樹脂コンテナ用複合ラベルの使用状態を示す図面として図1を共通して用い、樹脂コンテナ用複合ラベル1Aの使用状態における説明は省略する。
図2(a)には、図1のA−A断面図が示されており、樹脂コンテナ用複合ラベル1は、基材11と、その裏面側に有する粘着剤層14Aと、その表面側に粘着剤層14Bを介して積層された背景部12と、背景部12の上方に積層された表示層13とからなる。本実施形態においては、背景部12は、事前に印刷された印刷基材あるいはフィルムを貼り合わせてなるが、基材11上に事前に印刷を施すことにより形成するようにしてもよい。単に印刷により背景部12を形成する場合には、粘着剤層14Bの中央部14B−1に相当する粘着剤層は不要で、辺縁部14B−2にのみ粘着剤層があればよい。
背景部12の上方には空気層15が形成されている。この空気層15は、次のようにして形成される。粘着剤層14Bを形成する際に、背景部12を積層する中央部14B−1においては凹ませ、辺縁部14B−2においては中央部14B−1より高くなるよう基材11上に粘着剤を積層する。この状態で、表示層13を図2(a)のように積層すると、背景部12の上方に空気層15が形成される。
この空気層15は例えば、次のようにして形成される。まず、背景部が印刷により形成される場合(背景部12´)には、上記説明したように、粘着剤層14Bを辺縁部14B−2のみに形成することにより、背景部12´と表示層13とが接着せず、その結果、背景部12´と情報表示部13Aとの間に間隙が形成され、これが空気層15となる。他方、背景部が印刷基材あるいはフィルムで形成される場合(背景部12)には、粘着剤層14Bの中央部14B−1に背景部12が貼り合わされることで、粘着剤層14Bの辺縁部14B−2が中央部14B−1よりわずかに盛り上がる。この状態で表示層13を粘着剤層14Bに貼り合わせると、背景部12と表示層13とが接着せず、背景部12と情報表示部13Aとの間にわずかに間隙が形成され、これが空気層15となる。なお、図2及び図3においては、空気層15を明確にすべく作図上の都合により該空気層15は厚く記載しているが、実際に形成される空気層15は微小な隙間である。
基材11は樹脂コンテナ2と同一の素材で形成されており、特に、その素材としてはポリプロピレン樹脂であると好適である。これは、樹脂コンテナ2が一般的にポリプロピレン樹脂で形成されることが多いからであるが、これに限定されるものではない。
本実施形態においては、樹脂コンテナ用複合ラベル1全体が方形状に形成されており、基材11、背景部12及び表示層13いずれもこれに対応して方形状に形成されている。表示層13は、基材11より大きめに形成されており、基材11の1辺11a側において、基材11より表示層13がはみ出た部分が、樹脂コンテナ用複合ラベル1を樹脂コンテナ2から剥がす際の剥がし口13aとなる。
表示層13は、加熱により透明状態と白濁状態とが可逆的に変化しかつ常温でそれぞれの状態の維持が可能な熱可逆性材料からなる。この熱可逆性材料上はオーバーコート層により被覆されている。この熱可逆性材料としては、ロイコ染料を使用することができる。表示層13において、背景部12の上方部分にあたる箇所には、情報を印字したり、印字した内容を消去できる情報表示部13Aが形成される。
熱可逆性材料にサーマル印字を行うことにより情報表示部13Aに文字等を印字することが出来る。例えば、ロイコ染料と顕色剤とを熱反応させることにより、情報を印字したり、印字した内容を消去したりすることができる。
背景部12は、温度、磁力、光照射などの影響によっては変色せず常に一定の色調を維持するための印刷が施された板状部材からなる。この背景部12は、熱可逆性材料中の白濁状態をより一層鮮明にするためのものであり、白濁状態とのコントラストに優れた反射性を有する銀色等の色相のものが好適である。
本考案の樹脂コンテナ用複合ラベル1は、上記のように構成されているので、熱可逆性材料にサーマル印字を行って文字等を表示させた場合、表示される文字等は白色によって表示されるのであるが、基材11に対する入射光は背景部12上に設けられた空気層15において全反射されることとなる。したがって、この全反射光により情報表示部13Aにおいて現出されている文字等を表示する白濁粒子が強調され、良好なコントラスト性を得ることができるので、表示された文字等の視認性を向上させることができる。
次に、上記のように構成された樹脂コンテナ用複合ラベル1を樹脂コンテナ2から剥がす際の動作について、図2(a)〜(e)を参照して説明する。
図2(a)に示した状態が、樹脂コンテナ2に樹脂コンテナ用複合ラベル1が貼付された状態である。樹脂コンテナ用複合ラベル1の情報表示部13Aに印字される情報を書き換えて使用することにより、樹脂コンテナ2は、繰り返し使用されるが、ある程度使用すると劣化が生じるので、取り替える時期がくる。この使用後の樹脂コンテナ2は、廃棄されるのではなく、ペレットにしてリサイクルに回され、同一の樹脂コンテナに利用されたり、他の樹脂製品に利用されている。
ここで、樹脂製品をリサイクルする場合、異物を除去するため一旦溶融しペレットにして使用するのが一般的である。従って、樹脂コンテナ2をリサイクルする際にも、貼付されていた樹脂コンテナ用複合ラベル1を剥がす必要がある。しかしながら、樹脂コンテナ用複合ラベル1は、上記したように繰り返し使用されるため、樹脂コンテナ2に対する粘着力は比較的強い。
そのため、樹脂コンテナ用複合ラベル1を剥がす際に、剥がし残り、特に基材11が残ってしまう傾向にある。この剥がし残ってしまった基材11をそのままにして樹脂コンテナ2をリサイクルに回すと、この基材11が異物になり、リサイクルした製品の品質が悪くなる。従って、樹脂コンテナ2に基材11が剥がし残りとして残ってしまった場合には、その基材11を取り除く必要があり、その結果、リサイクルにおける作業性の低下、更にはリサイクル率の低下にも繋がる。
一方、この基材11の剥がし残りを防止するためには、粘着剤層14Aの粘着力を予め弱くしておくという方策も考えられるが、粘着力を弱くすると樹脂コンテナ用複合ラベル1が樹脂コンテナ2から剥がれ易くなり、その結果、樹脂コンテナ用複合ラベル1の繰り返し利用性が低下する。
そこで、本考案の樹脂コンテナ用複合ラベル1においては、基材11の素材を樹脂コンテナ2と同一の素材とし、基材11が樹脂コンテナ2に剥がし残ってしまったとしても、残った基材11がリサイクルの際の異物となることのないようにした。
まず、使用尽くされた樹脂コンテナ2を回収すると、この樹脂コンテナ2の一側面には図2(a)に示す構造の樹脂コンテナ用複合ラベル1が貼付されている。この状態から、図2(b)に示すように人が剥がし口13aを把持し矢印B方向に引上げることにより、表示層13が粘着剤層14Bから引き剥がされる。
図2(b)に示す状態から更に、剥がし口13aを矢印Bの方向に引上げると、表示層13が完全に剥離され、図2(c)の状態となる。図2(c)に示す状態においては、樹脂コンテナ2には、基材11の他に、背景部12も剥がし残りとして残っており、このまま樹脂コンテナ2をリサイクルすると、背景部12が異物となることから、図2(d)に示すように、背景部12を矢印C方向に引き上げ剥離する。
すると、図2(e)に示した状態となり、この状態は、まさに、基材11が樹脂コンテナ2に剥がし残りとして残った状態である。この状態のまま、樹脂コンテナ2はリサイクル工程に回され、溶融されペレットとして再生される。
なお、上記実施形態においては、背景部12及び空気層15を設けているがこれらは必ずしも必要なものではなく、省略した構成でも本考案は適用可能である。下記実施形態においても同様である。
次いで、本考案の他の実施形態について図3を参照して説明する。本実施形態における樹脂コンテナ用複合ラベルは、樹脂コンテナと基材との素材を同一の素材で形成する点、空気層を設ける点、剥がし口が設けられている点など略上記実施形態の樹脂コンテナ用複合ラベルと同一の構成であるので、同一の構成については上記実施形態の樹脂コンテナ用複合ラベルと同一の符号を付して詳細な説明は省略し、異なる構成についてのみ詳細に説明する。
図3(a)には、図1のA−A断面図が示されており、樹脂コンテナ用複合ラベル1Aは、基材11と、その裏面側に有する粘着剤層14Aと、その表面側に有する表示層13とからなる。上記実施形態と同様に、空気層15及び背景部を有しているが、本実施形態において背景部は、基材11に事前に印刷により形成した背景部12´を使用している。この背景部12´を使用していることから、本実施形態においては、上記実施形態のように背景部を基材11に貼着させる必要がないので上記中央部14B−1に相当する部分は不要であり、よって、基材11に積層される粘着剤層は上記実施形態における辺縁部14B−2に相当する部分のみである。なお、本実施形態においても上記と同様の構成の背景部を使用してもよい。
樹脂コンテナ用複合ラベル1Aも、基材11も、表示層13も全て形状が方形状をしており、表示層13は、情報が書換え可能である情報表示部13Aと、自身を樹脂コンテナ2から剥がす為の剥がし口13aとを有している点は上記実施形態と同様である。
基材11の1つの辺11a及び辺11aと対向する他の辺11bには、それぞれに沿うようにして基材11を切断するためのミシン目16A、16Bが形成されている点は上記実施形態と異なる。このミシン目16A、16Bが形成されていることにより、表示層13が剥がし易くなる。なお、本実施形態においても、上記と同様、基材11と樹脂コンテナ2とは同一の素材により形成されている。
次に、上記のように構成された樹脂コンテナ用複合ラベル1Aを樹脂コンテナ2から剥がす際の動作について、図3(a)〜(c)を参照して説明する。
図3(a)に示した状態が、樹脂コンテナ2に樹脂コンテナ用複合ラベル1Aが貼付された状態である。この状態から、図3(b)に示すように、人が剥がし口13aを把持し矢印D方向に引上げることにより、表示層13が剥離される。この点においては、上記実施形態の樹脂コンテナ用複合ラベル1と同様であるが、本実施形態においては、上記説明したようにミシン目16A、16Bが形成されているため、この剥がし始めの際に、基材11はミシン目16Aから左右に分裂する。
これにより、図3(b)に示すように、この基材11の分裂片11″が表示層13とともに樹脂コンテナ2から引き剥がされる。具体的には、粘着剤層14Bの辺縁部14B−2の分裂片14B−2´と、基材11の分裂片11″と、粘着剤層14Aが分裂した粘着剤層分裂片14A″と、からなる右個片17A(図3(b)中楕円で囲まれた部分)が、表示層13とともに樹脂コンテナ2から引き剥がされる。
この状態から、更に、剥がし口13aを矢印Dの方向に引上げると、右個片17Aが着いた表示層13が完全に剥離される。なお、剥がし終わりの際に、上記剥がし始めと同様、基材11が図中左側部において、ミシン目16Bから左右に分裂し、左側の分裂片として左個片17B(図3(b)中楕円で囲まれた部分)が上記剥がし始めと同様に、表示層13とともに一緒に剥離される。但し、剥がす動作によっては、基材11はミシン目16Bにより分裂せず、図中左側部分(剥がし終わり)においては基材11がそのまま樹脂コンテナ2に剥がし残りとして残ることもある。
上記いずれの実施形態においても、樹脂コンテナから樹脂コンテナ用複合ラベルを剥がす際に、剥がし残りとして残り易い基材の素材と、樹脂コンテナの素材とを同一に形成した。これにより、樹脂コンテナのリサイクルが容易になり、樹脂コンテナのリサイクルの向上が図れるといった効果を奏する。
1、1A 樹脂コンテナ用複合ラベル
11 基材
11a 基材の1辺
11b 基材の他の辺
12 背景部
13 表示層
13A 情報表示部
13a 剥がし口
14A、14B 粘着剤層
15 空気層
16A、16B ミシン目
2 樹脂コンテナ
3 プリンタ
4 コンベア
11 基材
11a 基材の1辺
11b 基材の他の辺
12 背景部
13 表示層
13A 情報表示部
13a 剥がし口
14A、14B 粘着剤層
15 空気層
16A、16B ミシン目
2 樹脂コンテナ
3 プリンタ
4 コンベア
Claims (6)
- 基材の裏面に有する粘着剤層により樹脂コンテナに貼付される樹脂コンテナ用複合ラベルであって、
基材の表面側に貼着され、情報が書換え可能である情報表示部と、自身を樹脂コンテナから剥がす為の剥がし口とを有する表示層を備え、
基材は、樹脂コンテナの素材と同一の素材から形成されていることを特徴とする樹脂コンテナ用複合ラベル。 - 方形状の基材の裏面に有する粘着剤層により樹脂コンテナに貼付される方形状の樹脂コンテナ用複合ラベルであって、
基材の表面側に貼着され、情報が書換え可能である情報表示部と、自身を樹脂コンテナから剥がす為の剥がし口とを有する方形状の表示層を備え、
表示層は剥がし口から基材の1つの辺に向って剥がすことにより基材から剥離されるように構成されており、
前記基材の1つの辺及び該辺と対向する他の辺には、それぞれに沿うようにして基材を切断するためのミシン目が形成されているとともに、
基材は、樹脂コンテナの素材と同一の素材から形成されることを特徴とする樹脂コンテナ用複合ラベル。 - 前記基材と表示層との間には空気層が設けられていることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の樹脂コンテナ用複合ラベル。
- 前記表示層は、加熱により透明状態と白濁状態とが可逆的に変化し、かつ常温でそれぞれの状態の維持が可能な熱可逆材料よりなることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の樹脂コンテナ用複合ラベル。
- 前記基材上に事前に印刷されてなる、又は、前記基材と表示層との間に設けられ、かつ、事前に印刷された印刷基材あるいはフィルムを貼り合わせてなる背景部を有することを特徴とする請求項4に記載の樹脂コンテナ用複合ラベル。
- 前記樹脂コンテナ及び前記基材はともにポリプロピレン樹脂からなることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の樹脂コンテナ用複合ラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008006062U JP3146242U (ja) | 2008-08-28 | 2008-08-28 | 樹脂コンテナ用複合ラベル |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019109309A (ja) * | 2017-12-15 | 2019-07-04 | 株式会社トッパンインフォメディア | ブックレットラベル |
JP2020008605A (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-16 | 大阪シーリング印刷株式会社 | リサイクル可能なラベルおよび容器 |
-
2008
- 2008-08-28 JP JP2008006062U patent/JP3146242U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019109309A (ja) * | 2017-12-15 | 2019-07-04 | 株式会社トッパンインフォメディア | ブックレットラベル |
JP6991054B2 (ja) | 2017-12-15 | 2022-01-12 | 株式会社トッパンインフォメディア | ブックレットラベル |
JP2020008605A (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-16 | 大阪シーリング印刷株式会社 | リサイクル可能なラベルおよび容器 |
JP7253304B2 (ja) | 2018-07-03 | 2023-04-06 | 大阪シーリング印刷株式会社 | リサイクル可能な容器 |
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