JP3146234U - 食品容器 - Google Patents

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勝四郎 関
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Abstract

【課題】大規模な洗浄装置を使用することなく、コンビニ弁当の空箱に代表されるプラスチック製やラミネート紙製食品容器の有効利用を図ることができる食品容器を提供する。
【解決手段】深皿形状で且つプラスチック又はラミネート紙からなる容器本体と、この容器本体に被せる浅皿形状で且つプラスチック又はラミネート紙からなる蓋体とからなる食品容器において、前記蓋体又は容器本体は、水道の蛇口から注ぐ水を注入することができる注水穴が、隅に少なくとも1個設けられていると共に、この注水穴は、剥離可能なパッチシートで塞がれていることを特徴とする。また、説明書きシール15には、イラストや文字により、パッチシートを剥がし、注水穴から水道の水を注入し、食品容器をシェイクし、注水穴から排水し、所定のごみ袋へ捨てる一連の手順が示されている。
【選択図】図3

Description

本考案は、プラスチックやラミネート紙の有効利用を促すことができる食品容器に関する。
深皿形状のプラスチックやラミネート紙容器本体と、この容器本体に被せる浅皿形状のプラスチックやラミネート紙蓋とからなる食品容器は、コンビニ弁当(コンビニエンス・ストアーで販売されているプラスチック容器またはラミネート紙容器入り弁当)に好んで利用される。
コンビニ弁当の場合、利用後は、容器本体及び蓋体が空箱の形態で残る。加えて、容器本体や蓋体は、飯粒や醤油やソースが付着して汚れている。
リサイクルの一環として、プラスチックやラミネート紙を破砕し、プラスチックや紙の原料に供する場合には、上記の汚れは禁物である。そこで、洗浄処理が必要となり、そのための洗浄装置が提案されてきた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−136936公報(図1)
特許文献1の図1によれば、廃プラスチック洗浄装置は、プラスチック破砕機(1)(括弧付き符号は特許文献1での符号を示す。以下同じ)と、回転ドラム(2)と、水供給機構とからなり、回転ドラム(2)に破砕されたプラスチック片と砂利と水とを入れ、これらを撹拌する。すると、プラスチック片に付着していた、食物残渣や泥は砂利でそぎ落とされ水と共に回収される。
しかし、上記の廃プラスチック洗浄装置は大規模な設備であって、高価であり、回転ドラム(2)を回転させるための電気エネルギーも嵩み、設備費及び運転費が嵩む。そのために、この種の洗浄装置の普及が遅れている。
洗浄できない場合には、汚れた廃プラスチックは埋め立てや焼却処理され、リサイクル化の妨げとなる。
大規模な洗浄装置を使用することなく、コンビニ弁当の空箱に代表されるプラスチック製やラミネート紙製食品容器の有効利用を図ることができる技術が求められている。
本考案は、大規模な洗浄装置を使用することなく、コンビニ弁当の空箱に代表されるプラスチック製やラミネート紙製食品容器の有効利用を図ることができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る考案は、深皿形状で且つプラスチック又はラミネート紙からなる容器本体と、この容器本体に被せる浅皿形状で且つプラスチック又はラミネート紙からなる蓋体とからなる食品容器において、前記蓋体又は容器本体は、水道の蛇口から注ぐ水を注入することができる注水穴が、隅に少なくとも1個設けられていると共に、この注水穴は、剥離可能なパッチシートで塞がれていることを特徴とする。
請求項2に係る考案は、深皿形状で且つプラスチック又はラミネート紙からなる容器本体と、この容器本体に被せる浅皿形状で且つプラスチック又はラミネート紙からなる蓋体とからなる食品容器において、前記蓋体又は容器本体には、指で押すと開けることができる注水穴が、隅に少なくとも1個設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る考案は、蓋体又は容器本体に、パッチシートを剥がす又は指で押して注水穴を露出させ、注水穴から水道の水を注入し、食品容器をシェイクし、注水穴から排水する一連の手順が直接印刷されている、又は一連の手順が印刷されている説明書きシールが貼られていることを特徴とする。
請求項1に係る考案では、蓋体又は容器本体は隅に注水穴を備えている。食品容器の利用者は、空の食品容器からパッチシートを剥がして、注水穴を露出させる。次に、注水穴を通じて水道水を食品容器内へ注入する。半分程度入ったら、食品容器を揺すって、内部を水洗いする。そして、汚水を台所の流しなどへ流す。流しにはメッシュが備えられているので、食物残滓を流すことは許される。この手順を数回繰り返して貰うことで、内部に付着していた残滓の大部分が除去される。
リサイクル方法としては、廃プラやラミネート紙を破砕し、圧縮成形し、所定の形状に整えたプラスチック系燃料が好適である。燃料であれば、少量の残滓は許容されるからである。
請求項2に係る考案でも、蓋体又は容器本体は隅に注水穴を備えている。食品容器の利用者は、空の食品容器のミシン目、溝目、切込みなどを指で押すことで、注水穴を開ける。次に、注水穴を通じて水道水を食品容器内へ注入する。半分程度入ったら、食品容器を揺すって、内部を水洗いする。そして、汚水を台所の流しなどへ流す。流しにはメッシュが備えられているので、食物残滓を流すことは許される。この手順を数回繰り返して貰うことで、内部に付着していた残滓の大部分が除去される。
請求項3に係る考案では、蓋体又は容器本体に、パッチシートを剥がす又は指で押して前注水穴を露出させ、注水穴から水道の水を注入し、食品容器をシェイクし、注水穴から排水する一連の手順が直接印刷されている、又は一連の手順が印刷されている説明書きシールが貼られていることを特徴とする。利用者に注意を喚起することで、一層のリサイクル化が図れる。
本考案を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は本考案に係る食品容器の分解斜視図であり、食品容器10は、深皿形状で且つプラスチック又はラミネート紙からなる容器本体11と、この容器本体11に被せる浅皿形状で且つプラスチック又はラミネート紙からなる蓋体12とからなり、この蓋体12は、水道の蛇口から注ぐ水を注入することができる注水穴13が、隅に少なくとも1個設けられていると共に、この注水穴13は、剥離可能なパッチシート14で塞がれていることを特徴とする。
好ましくは、蓋体12に、パッチシート14を剥がし、注水穴13から水道の水を注入し、食品容器10をシェイクし、注水穴13から排水する一連の手順が印刷されている説明書きシール15が貼られている。この説明書きは、蓋体12に直接印刷してもよい。
食品容器10は、コンビニ弁当を想定して角型としたが、丸型、楕円形、星形、八角型であっても差し支えない。
なお、注水穴13は、容器本体11に設けることもできる。容器本体11は、深いので注水穴13を容易に設けることができる。しかし、汁が漏れる心配があるため、注水穴13は、図示したように蓋体12に設けることが望ましい。
図2はパッチシールの具体例を説明する図であり、パッチシール14は、紙又はプラスチックからなる円板部16と、この円板部16の裏面に塗布した接着剤17と、円板部16から張り出した指掛け片18とからなる。このようなパッチシール14は、通常は、蓋体12に貼り付けられ、注水穴13を塞いでいる。したがって、外から雑菌や虫が注水穴13を通じて内部へ侵入する心配はない。
なお、注水穴13は、蛇口から流れ落ちる水を注ぐことができるように、5mm〜10mmの径にする。
図3は説明書きシールの具体例を説明する図であり、説明書きシール15には、イラストや文字により、パッチシートを剥がし、注水穴から水道の水を注入し、食品容器をシェイクし、注水穴から排水し、所定のごみ袋へ捨てる一連の手順が示されている。この説明書きは蓋体に直接印字することは差し支えない。
説明書きシール15は、容器本体に設けることもできる。容器本体は蓋体より外面面積が大きいため、貼付け又は印刷が容易である。しかし、利用者の注意を促す上では、より目立つ蓋体に設けることが望ましい。
以上の構成からなる食品容器の作用を次に説明する。
図4は作用説明図であり、利用者は、食事が済んだら、割り箸21、箸袋22、ソース袋23、醤油入れ24、キャップ25などを容器本体11に入れて、蓋体12を被せる。容器本体11の内面には飯粒26が付いている。次に、図3に示す説明書き15に従って、水道水で容器内を水洗いする。
すると、大部分の食物残渣は排出される。簡単に水洗された食品容器10は、プラスチック系燃料に供される。すなわち、廃プラを破砕し、必要に応じて古紙を混ぜ、圧縮成形し、所定の形状に整えてプラスチック系燃料を得る。燃料であれば、少量の残滓は許容される。
仮に、割り箸21、箸袋22、ソース袋23、醤油入れ24、キャップ25、容器本体11、蓋体12を分別し、各々水洗いすると、大量の水が必要であると共に、洗い作業時間が長くなる。これでは、利用者の協力が得られ難い。結果、汚れたままで廃棄されることとなり、リサイクルが図れなくなる。
この点、本考案によれば、上述したように、分別する必要がない。すなわち、用済みの割り箸21、箸袋22、ソース袋23、醤油入れ24、キャップ25などを容器本体11に入れて、蓋体12を被せ、空の食品容器の形態にする。この形態で、利用者に、水道から注水し、シェイクして簡易的な水洗いをしてもらう。この程度であれば、利用者の協力は得られやすく、結果、食品容器の有効利用が図れる。
なお、プラスチックは、PP、PE、PET、PS、発泡スチロールなど、食品容器に実用に供されているものであれば種類は問わない。ラミネート紙は紙に樹脂をコートしたり、貼り付けたものであれば種類は問わない。この点からも分別は不要であると言える。
次に、別実施例を説明する。
図5は図2の別実施例を説明する図であり、(a)に示すように、蓋体12の隅に、ミシン目28で丸を描く。そして、(b)のように、指29で押して、(c)で示すように注水穴30を開けることができる。この別実施例では、パッチシールを廃止することができる。ミシン目28は、溝目、切込みであってもよく、要は、蓋の一般面より脆弱にすることにより、外力を受けたときに、一般面より先に破断して注水穴30が開く構造であれば、種類は問わない。
この別実施例に対する説明書は、図3で説明した説明書き中、「パッチをはがす」を「指で押し開ける」に変更する。他は、図3と同一であるため、説明を省略する。
尚、本考案の食品容器は、プラスチック製弁当容器やラミネート紙製弁当容器の他、総菜、煮魚などの食品を入れる容器であって、且つ容器本体と蓋とからなる容器であれば、用途は問わない。
また、説明書きは、文字の数、大きさ、イラストの形態は自在であり、要は、取扱いの手順が説明されていれば、表現形態は任意である。
本考案は、コンビニ弁当のリサイクルに好適である。
本考案に係る食品容器の分解斜視図である。 パッチシールの具体例を説明する図である。 説明書きシールの具体例を説明する図である。 作用説明図である。 図2の別実施例を説明する図である。
符号の説明
10…食品容器、11…容器本体、12…蓋体、13、30…注水穴、14…パッチシール、15…説明書きシール、29…指。

Claims (3)

  1. 深皿形状で且つプラスチック又はラミネート紙からなる容器本体と、この容器本体に被せる浅皿形状で且つプラスチック又はラミネート紙からなる蓋体とからなる食品容器において、
    前記蓋体又は容器本体には、水道の蛇口から注ぐ水を注入することができる注水穴が、隅に少なくとも1個設けられていると共に、この注水穴は、剥離可能なパッチシートで塞がれていることを特徴とする食品容器。
  2. 深皿形状で且つプラスチック又はラミネート紙からなる容器本体と、この容器本体に被せる浅皿形状で且つプラスチック又はラミネート紙からなる蓋体とからなる食品容器において、
    前記蓋体又は容器本体には、指で押すと開けることができる注水穴が、隅に少なくとも1個設けられていることを特徴とする食品容器。
  3. 前記蓋体又は容器本体に、前記パッチシートを剥がす又は指で押して前記注水穴を露出させ、この注水穴から水道の水を注入し、前記食品容器をシェイクし、前記注水穴から排水する一連の手順が直接印刷されている、又は前記一連の手順が印刷されている説明書きシールが貼られていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の食品容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015173742A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 株式会社ジーシー 歯科材料収納用箱体

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