JP3145873B2 - 透明スリーブねじ保持・ねじ回し装置 - Google Patents
透明スリーブねじ保持・ねじ回し装置Info
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- JP3145873B2 JP3145873B2 JP20308394A JP20308394A JP3145873B2 JP 3145873 B2 JP3145873 B2 JP 3145873B2 JP 20308394 A JP20308394 A JP 20308394A JP 20308394 A JP20308394 A JP 20308394A JP 3145873 B2 JP3145873 B2 JP 3145873B2
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- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B15/00—Screwdrivers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B23/00—Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B23/00—Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
- B25B23/02—Arrangements for handling screws or nuts
- B25B23/08—Arrangements for handling screws or nuts for holding or positioning screw or nut prior to or during its rotation
- B25B23/12—Arrangements for handling screws or nuts for holding or positioning screw or nut prior to or during its rotation using magnetic means
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、動力ドリルを用いてね
じを締める際、ねじとねじ回し先端を作業者が観察する
ことができるように、軸に透明なスリーブを設けたねじ
保持・ねじ回し工具に関する。
じを締める際、ねじとねじ回し先端を作業者が観察する
ことができるように、軸に透明なスリーブを設けたねじ
保持・ねじ回し工具に関する。
【０００２】
【従来の技術】米国特許第４５，７３６，６５８号にお
いて、本発明者は、ねじ回しの柄の一端が取っ手に固定
され、柄の他端にねじ回しの先端が取り付けられた、ね
じ保持・ねじ回し装置を開示した。スリーブは柄を取り
囲むように設けられ、柄の回りを滑動自在に回転し、ま
た、柄の縦方向に滑動自在に移動できる。スリーブは、
ねじ締め作業中、ねじ頭部を保持するのに用いられる。
柄へのスリーブの保持は制止手段が用いられる。
いて、本発明者は、ねじ回しの柄の一端が取っ手に固定
され、柄の他端にねじ回しの先端が取り付けられた、ね
じ保持・ねじ回し装置を開示した。スリーブは柄を取り
囲むように設けられ、柄の回りを滑動自在に回転し、ま
た、柄の縦方向に滑動自在に移動できる。スリーブは、
ねじ締め作業中、ねじ頭部を保持するのに用いられる。
柄へのスリーブの保持は制止手段が用いられる。
【０００３】本発明者はまた、一端に動力ドリルのチャ
ックに受承されるべき柄と、他端にソケット先端を受承
するためのソケットとを有する駆動軸を備えたねじ保持
・ねじ回し工具を発売した。不透明スリーブが駆動軸を
囲むように設けられ、柄の回りを滑動自在に回転し、柄
の縦方向に滑動自在に移動できる。この工具は、ＦＩＮ
ＤＥＲ／ＤＲＩＶＥＲの商品名で市販されている。
ックに受承されるべき柄と、他端にソケット先端を受承
するためのソケットとを有する駆動軸を備えたねじ保持
・ねじ回し工具を発売した。不透明スリーブが駆動軸を
囲むように設けられ、柄の回りを滑動自在に回転し、柄
の縦方向に滑動自在に移動できる。この工具は、ＦＩＮ
ＤＥＲ／ＤＲＩＶＥＲの商品名で市販されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】工作物にねじを締める
とき、作業者がねじの位置を観察することができない
し、また、ねじの角度、締める速度または深さを決める
のが容易でないという問題が生じた。このとき、不透明
な外側のスリーブを単純に透明材料に代えるでけでは効
果がないことが分かった。なぜなら、ねじを締めるに駆
動柄が回転する際、固定スリーブに掻傷が付くからであ
る。そのうえ、スリーブを柄に装着するため、ねじ固定
・ねじ回し装置と共に使用する従来の割止めリングの端
部が露出しており、駆動柄が回転する際、あるいはスリ
ーブが収縮するとき、またはその反対方向に動くとき、
この露出端がスリーブの内部表面に掻傷を付ける。スリ
ーブ内部の掻傷は、柄の回転とスリーブの伸縮とにより
生ずるので、材料の単なる置換だけでは解決不可能であ
った。
とき、作業者がねじの位置を観察することができない
し、また、ねじの角度、締める速度または深さを決める
のが容易でないという問題が生じた。このとき、不透明
な外側のスリーブを単純に透明材料に代えるでけでは効
果がないことが分かった。なぜなら、ねじを締めるに駆
動柄が回転する際、固定スリーブに掻傷が付くからであ
る。そのうえ、スリーブを柄に装着するため、ねじ固定
・ねじ回し装置と共に使用する従来の割止めリングの端
部が露出しており、駆動柄が回転する際、あるいはスリ
ーブが収縮するとき、またはその反対方向に動くとき、
この露出端がスリーブの内部表面に掻傷を付ける。スリ
ーブ内部の掻傷は、柄の回転とスリーブの伸縮とにより
生ずるので、材料の単なる置換だけでは解決不可能であ
った。
【０００５】ここに、掻傷が付かない透明スリーブを有
するねじ保持・ねじ回し装置の必要性が存在する。さら
に、柄を回転させる際、または、スリーブに伸縮の際
に、スリーブに掻傷を付けることなく動作するように構
成された、柄にスリーブを保持する装置が必要とされ
る。
するねじ保持・ねじ回し装置の必要性が存在する。さら
に、柄を回転させる際、または、スリーブに伸縮の際
に、スリーブに掻傷を付けることなく動作するように構
成された、柄にスリーブを保持する装置が必要とされ
る。
【０００６】
【課題を解決するために手段】本発明は、動力ドリルと
共に使用するねじ保持・ねじ回し装置に関する。より具
体的には、本発明は、ねじを締める際、作業者がねじを
観察することができる独自の設計の透明スリーブに関す
る。
共に使用するねじ保持・ねじ回し装置に関する。より具
体的には、本発明は、ねじを締める際、作業者がねじを
観察することができる独自の設計の透明スリーブに関す
る。
【０００７】本発明は、一端が従来のソケット先端を受
承する形状に形成された一端を有する軸を含む。この軸
の他端は、動力ドリルのチャックに受承される形状に形
成されている。軸のソケット端には、ソケット先端を動
作位置に保持するために、最も内側の端に固定磁石が配
置されている。スリーブを軸上に保持する第１の止めリ
ングを装着するために、ソケット端近くの軸に周方向に
溝が形成されている。また、スリーブが軸から滑り落ち
ないようにする第２の止めリングを装着するために、軸
のドリル端近くに別の溝が周方向に形成されている。
承する形状に形成された一端を有する軸を含む。この軸
の他端は、動力ドリルのチャックに受承される形状に形
成されている。軸のソケット端には、ソケット先端を動
作位置に保持するために、最も内側の端に固定磁石が配
置されている。スリーブを軸上に保持する第１の止めリ
ングを装着するために、ソケット端近くの軸に周方向に
溝が形成されている。また、スリーブが軸から滑り落ち
ないようにする第２の止めリングを装着するために、軸
のドリル端近くに別の溝が周方向に形成されている。
【０００８】軸の上に透明な円筒形スリーブがはめ込ま
れる。このスリーブには、軸に装着したときのドリル端
近くのスリーブの内側に周方向に溝が形成されている。
この溝は、軸のソケット端に装着した第１の止めリング
を受承して、軸上のスリーブが完全伸長位置にあると
き、スリーブが滑り落ちるのを防ぐ。軸のドリル端にあ
る第２の止めリングは、スリーブが完全収縮位置に移動
したとき、スリーブか軸から滑り落ちるのを防ぐ。
れる。このスリーブには、軸に装着したときのドリル端
近くのスリーブの内側に周方向に溝が形成されている。
この溝は、軸のソケット端に装着した第１の止めリング
を受承して、軸上のスリーブが完全伸長位置にあると
き、スリーブが滑り落ちるのを防ぐ。軸のドリル端にあ
る第２の止めリングは、スリーブが完全収縮位置に移動
したとき、スリーブか軸から滑り落ちるのを防ぐ。
【０００９】透明スリーブは、ねじを締める際に、ねじ
を作業者が観察することができるようにする。透明スリ
ーブはさらに内部表面に溝が形成され、溝の表面は円筒
形スリーブの縦軸に平行に延在している。スリーブの最
小半径の内部表面だけが軸に接触する。半径の大きな内
部表面は軸から離れているので、軸がスリーブに対して
回転する際に掻傷が付かない。これらの半径の大きな表
面は、掻傷が付かないため透明性が損なわれないので、
工具を長期間使用した後でも、作業者はスリーブ内で締
めねじを観察することができる。
を作業者が観察することができるようにする。透明スリ
ーブはさらに内部表面に溝が形成され、溝の表面は円筒
形スリーブの縦軸に平行に延在している。スリーブの最
小半径の内部表面だけが軸に接触する。半径の大きな内
部表面は軸から離れているので、軸がスリーブに対して
回転する際に掻傷が付かない。これらの半径の大きな表
面は、掻傷が付かないため透明性が損なわれないので、
工具を長期間使用した後でも、作業者はスリーブ内で締
めねじを観察することができる。
【００１０】柄のドリル端にある止めリングは円筒形で
あり、その直径はスリーブの内径より大きく、スリーブ
が軸から滑り落ちないようになっている。柄のソケット
の端にある止めリングは、楕円形の弾力性のある割リン
グである。この楕円形のリングは、スリーブの内部表面
に摩擦係合して、軸上のどの位置にあってもスリーブを
軸上に弾力的に保持できるように構成されている。楕円
形の割止めリングの端は、軸の溝の中に完全に装着され
るので、スリーブの回転、伸縮の際、溝から外側にはみ
出して透明スリーブに掻傷を付けることはない。
あり、その直径はスリーブの内径より大きく、スリーブ
が軸から滑り落ちないようになっている。柄のソケット
の端にある止めリングは、楕円形の弾力性のある割リン
グである。この楕円形のリングは、スリーブの内部表面
に摩擦係合して、軸上のどの位置にあってもスリーブを
軸上に弾力的に保持できるように構成されている。楕円
形の割止めリングの端は、軸の溝の中に完全に装着され
るので、スリーブの回転、伸縮の際、溝から外側にはみ
出して透明スリーブに掻傷を付けることはない。
【００１１】
【実施例】本発明を明確に理解し容易に実行するため、
以下に、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例
の一例を説明する。
以下に、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例
の一例を説明する。
【００１２】ねじ保持・ねじ回し工具１０の好適な実施
例を図１に示す。工具１０は駆動軸１２を含む。透明ス
リーブ１４が滑動自在に軸１２を取り囲んでいる。
例を図１に示す。工具１０は駆動軸１２を含む。透明ス
リーブ１４が滑動自在に軸１２を取り囲んでいる。
【００１３】軸１２の一端に、６角形ドリル柄１６が軸
１２にはめ込まれている。この柄１６は、動力ドリル
（図示せず）のチャックに受承される。軸１２の反対側
には、６角ソケット１８が軸１２内にはめ込まれ、従来
のソケット先端２０を受承する。図４に示すように、ソ
ケット先端をソケット１８内に装着するときは必ず、先
端２０を引き付けて固定するため、軸１２内にソケット
１８の後方に磁石２２を設けている。
１２にはめ込まれている。この柄１６は、動力ドリル
（図示せず）のチャックに受承される。軸１２の反対側
には、６角ソケット１８が軸１２内にはめ込まれ、従来
のソケット先端２０を受承する。図４に示すように、ソ
ケット先端をソケット１８内に装着するときは必ず、先
端２０を引き付けて固定するため、軸１２内にソケット
１８の後方に磁石２２を設けている。
【００１４】図２から分かるように、透明スリーブ１４
の内部表面に溝が形成され、この溝が形成された表面
は、円筒形スリーブ１４の縦軸にほぼ平行に延在してい
る。最小半径の表面２８が、軸１２の外部表面上を滑動
し、スリーブが軸に対し移動する際、掻傷が付く可能性
がある。最大半径の表面３０を含む半径の大きな表面
は、軸１２の外部表面から離れており、スリーブが軸に
対し移動する際に掻傷を受けない。表面に溝を形成した
ことにより、作業者は、掻傷のない最大半径表面を通し
て観察し、ねじの締め具合を観察することができる。
の内部表面に溝が形成され、この溝が形成された表面
は、円筒形スリーブ１４の縦軸にほぼ平行に延在してい
る。最小半径の表面２８が、軸１２の外部表面上を滑動
し、スリーブが軸に対し移動する際、掻傷が付く可能性
がある。最大半径の表面３０を含む半径の大きな表面
は、軸１２の外部表面から離れており、スリーブが軸に
対し移動する際に掻傷を受けない。表面に溝を形成した
ことにより、作業者は、掻傷のない最大半径表面を通し
て観察し、ねじの締め具合を観察することができる。
【００１５】図７に示すように、図９に示す端部リング
カラー３２が軸１２のソケット端に対応するスリーブ１
４の端の内側に装着され、スリーブ１４の端に受承され
るねじによる掻傷を防止する。
カラー３２が軸１２のソケット端に対応するスリーブ１
４の端の内側に装着され、スリーブ１４の端に受承され
るねじによる掻傷を防止する。
【００１６】スリーブ１４は、軸１２に対する完全伸長
位置から軸上の完全収縮位置まで滑動自在である。図１
は、完全収縮位置にあるスリーブ１４を示す。
位置から軸上の完全収縮位置まで滑動自在である。図１
は、完全収縮位置にあるスリーブ１４を示す。
【００１７】スリーブ１４が完全収縮位置位置にあると
き、スリーブ１４がドリル方向に軸１２から滑り落ちる
のを防ぐために、図１に示す円形止めリング３８を図４
に示すような軸１２のドリル端近くにある溝２４の中に
はめ込む。このリング３８の一部は、溝の上方に延在し
リング３８の直径は、軸１２の内径よりも大きい。軸１
２のドリル端がリング３８に達すると、収縮方向へのス
リーブ１４のそれ以上の滑動が制止される。
き、スリーブ１４がドリル方向に軸１２から滑り落ちる
のを防ぐために、図１に示す円形止めリング３８を図４
に示すような軸１２のドリル端近くにある溝２４の中に
はめ込む。このリング３８の一部は、溝の上方に延在し
リング３８の直径は、軸１２の内径よりも大きい。軸１
２のドリル端がリング３８に達すると、収縮方向へのス
リーブ１４のそれ以上の滑動が制止される。
【００１８】スリーブ１４が完全伸長位置に移動したと
き、スリーブ１４が軸１２から滑り落ちるのを防ぐため
に、図６に示すような楕円形の割止めリング４０が軸１
２のソケット端近くにある溝２６の中にはめ込まれる。
楕円形のリング４０は円環形であるので、透明スリーブ
１４に掻傷を付けるような鋭い縁がない。楕円形リング
４０は、楕円形状により異なる長軸と短軸とを有する。
割リング４０の端４２は短軸の近くに設けられ、リング
４０の端は完全に溝２６の中にはめ込まれて、これらの
端のどの部分も溝の上方に延在しない。楕円形リング４
０は弾性材から構成され長軸を有し、静止位置において
溝の外側に延在し、長軸はスリーブ１４の内径より長
い。割リング４０の静止位置に隔置され、楕円形リング
４０が長軸に沿って圧縮されるのを可能にする。この構
成により、楕円形リング４０は、完全伸長位置から完全
収縮位置までの軸１２上の任意の位置において、スリー
ブ１４を摩擦保持しようとすると同時に、リング４０の
端は溝２６の中に保持され、スリーブ１４に掻傷を付け
ない。
き、スリーブ１４が軸１２から滑り落ちるのを防ぐため
に、図６に示すような楕円形の割止めリング４０が軸１
２のソケット端近くにある溝２６の中にはめ込まれる。
楕円形のリング４０は円環形であるので、透明スリーブ
１４に掻傷を付けるような鋭い縁がない。楕円形リング
４０は、楕円形状により異なる長軸と短軸とを有する。
割リング４０の端４２は短軸の近くに設けられ、リング
４０の端は完全に溝２６の中にはめ込まれて、これらの
端のどの部分も溝の上方に延在しない。楕円形リング４
０は弾性材から構成され長軸を有し、静止位置において
溝の外側に延在し、長軸はスリーブ１４の内径より長
い。割リング４０の静止位置に隔置され、楕円形リング
４０が長軸に沿って圧縮されるのを可能にする。この構
成により、楕円形リング４０は、完全伸長位置から完全
収縮位置までの軸１２上の任意の位置において、スリー
ブ１４を摩擦保持しようとすると同時に、リング４０の
端は溝２６の中に保持され、スリーブ１４に掻傷を付け
ない。
【００１９】内部の円周方向の溝３１が、図８から分か
るように、スリーブ１４のドリルの端近くのスリーブ１
４上に形成される。この溝の縁は、スリーブ１４の他端
に向かって、スリーブに対し内側に傾いた傾斜部分３３
となり、溝１４の反対側の縁は、図８に示すように制止
壁部分３４と接触している。スリーブ１４が完全伸長位
置に移動したとき、溝３１は楕円形リング４０を受承す
る。制止壁部分は３４は、スリーブ１４が完全伸長位置
にあるとき、リング４０と協働して軸１２からスリーブ
が滑り落ちないようにする。傾斜部分３３は、スリーブ
１４が完全伸長位置から収縮したとき、リング４０が溝
３１から外れるようにする。
るように、スリーブ１４のドリルの端近くのスリーブ１
４上に形成される。この溝の縁は、スリーブ１４の他端
に向かって、スリーブに対し内側に傾いた傾斜部分３３
となり、溝１４の反対側の縁は、図８に示すように制止
壁部分３４と接触している。スリーブ１４が完全伸長位
置に移動したとき、溝３１は楕円形リング４０を受承す
る。制止壁部分は３４は、スリーブ１４が完全伸長位置
にあるとき、リング４０と協働して軸１２からスリーブ
が滑り落ちないようにする。傾斜部分３３は、スリーブ
１４が完全伸長位置から収縮したとき、リング４０が溝
３１から外れるようにする。
【００２０】作業中、作業者は、動力ドリルのチャック
の中に柄１６を入れ、先端２０をソケット１８の中に装
着する。先端２０がねじの上にあるとき、スリーブ１４
を伸長してねじと先端を覆うようにして、工作物に押し
付けることができる。この位置において、ねじは工作物
に対し締め付け位置に保持することができる。ねじを工
作物の中に締めるとき、作業者は、透明スリーブ１４を
通して、ねじの締め具合を観察することができる。スリ
ーブ１４の半径が最小の壁２８は作業中に軸１２の円筒
面上を滑動して、掻傷を付ける可能性があるが、壁３０
は軸１２から離れているので掻傷を付けない。
の中に柄１６を入れ、先端２０をソケット１８の中に装
着する。先端２０がねじの上にあるとき、スリーブ１４
を伸長してねじと先端を覆うようにして、工作物に押し
付けることができる。この位置において、ねじは工作物
に対し締め付け位置に保持することができる。ねじを工
作物の中に締めるとき、作業者は、透明スリーブ１４を
通して、ねじの締め具合を観察することができる。スリ
ーブ１４の半径が最小の壁２８は作業中に軸１２の円筒
面上を滑動して、掻傷を付ける可能性があるが、壁３０
は軸１２から離れているので掻傷を付けない。
【００２１】スリーブ１４が回転または伸長する際、楕
円形の止めリング４０の端は溝２６の中に保持されて、
スリーブ１４に掻傷を付けない。スリーブが軸１２に対
し移動する際、楕円形リングを長軸に近い楕円形の止め
リング４０の滑らかな表面だけがスリーブ１４に係合す
る。
円形の止めリング４０の端は溝２６の中に保持されて、
スリーブ１４に掻傷を付けない。スリーブが軸１２に対
し移動する際、楕円形リングを長軸に近い楕円形の止め
リング４０の滑らかな表面だけがスリーブ１４に係合す
る。
【００２２】本発明の新規な基本的特徴を示し説明した
が、当業者が本発明の精神または範囲を逸脱することな
く各種代替、変形、および変更を行うことができること
を理解されたい。従って、そのようなすべての変形また
は変更は、前記「特許請求の範囲」に定義された本発明
の範囲に含まれる。
が、当業者が本発明の精神または範囲を逸脱することな
く各種代替、変形、および変更を行うことができること
を理解されたい。従って、そのようなすべての変形また
は変更は、前記「特許請求の範囲」に定義された本発明
の範囲に含まれる。
【図１】本発明のねじ保持・ねじ回し工具の透明スリー
ブの一部を切り取って、軸を露出させた状態の正面図で
ある。
ブの一部を切り取って、軸を露出させた状態の正面図で
ある。
【図２】透明スリーブに囲まれた軸を示す、図１の線２
−２に沿って切った拡大断面図である。
−２に沿って切った拡大断面図である。
【図３】図１に示す工具のソケットの中にはめ込まれる
従来のソケット先端の正面図である。
従来のソケット先端の正面図である。
【図４】ソケット先端を取り外した状態の、図１の線４
−４に沿って切った断面図である。
−４に沿って切った断面図である。
【図５】軸のドリル端の近くにはめ込まれる円形制止リ
ングの平面図である。
ングの平面図である。
【図６】軸のソケットの近くにはめ込まれる楕円形止め
リングの平面図である。
リングの平面図である。
【図７】部品を取り外した状態の、図１の線４−４に沿
って切った透明スリーブの断面図である。
って切った透明スリーブの断面図である。
【図８】スリーブのドリル端近くの溝と止めリングの拡
大部分詳細図である。
大部分詳細図である。
【図９】図７の透明スリーブの中にはめ込まれる止めリ
ングカラーの平面図である。
ングカラーの平面図である。
１０ 工具 １２ 軸 １４ スリーブ １６ 柄 １８ ソケット ２０ 先端 ２４，２６ 制止溝 ３１ 傾斜溝 ３２ リングカラー ３３ 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−147262（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−109681（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B25B 23/10 B25B 15/00 B25B 21/00
Claims (5)
- 【請求項１】 動力ドリルおよびねじ回し先端と共に使
用するねじ保持・ねじ回し装置であって、 一端には前記ねじ回し先端を収容する収容部を有し、且
つ他端には前記動力ドリルに収容される柄を有する軸
と、 前記軸上で滑動自在に回転する内径を有する透明スリー
ブであり、この透明スリーブは前記軸を取り囲むように
前記軸上に設けられ、この透明スリーブは溝付き内側表
面を有し、この透明スリーブは完全伸長位置から完全収
縮位置まで移動自在であり、更に前記完全伸長位置まで
移動したとき、前記透明スリーブが前記軸から滑落する
のを防ぐ制止手段を含む透明スリーブとを備えると共
に、 前記制止手段が、前記収容部近傍で前記軸上に形成され
た制止溝と、この制止溝内に位置して保持されて、長軸
と短軸とを有し、その長軸が前記透明スリーブの内径よ
りも長くされた楕円形の止めリングであり、且つ前記短
軸の近傍に形成されて前記制止溝内に配置される割端を
有する楕円形止めリングと、この楕円形止めリングを前
記透明スリーブの完全伸長位置において収容するよう
に、前記透明スリーブの内側に形成された傾斜溝とを含
む装置。 - 【請求項２】 前記透明スリーブが前記完全収縮位置ま
で移動したとき、前記透明スリーブが前記軸から滑落す
るのを防ぐ更なる制止手段を更に備える請求項１記載の
装置。 - 【請求項３】 前記傾斜溝が、前記軸のドリル端に対応
する前記透明スリーブのドリル端に近い側において、前
記透明スリーブの前記軸からの滑落を防止するように壁
を規定すると共に、その反対側では、前記透明スリーブ
に対して、前記軸の収容部側の前記透明スリーブの端部
に向かって内側に傾斜する傾斜面を規定する請求項１ま
たは２記載の装置。 - 【請求項４】 前記更なる制止手段が、 前記軸上のドリル端の近傍に形成された収縮制止溝と、 この収縮制止溝内に位置し、且つ前記収縮制止溝内に位
置するときに外径が前記透明スリーブの内径よりも大き
くなる円形制止リングとを含む請求項２記載の装置。 - 【請求項５】 前記軸の収容部側で前記透明スリーブ端
部の内側に取り付けられ、前記透明スリーブ端部が摩耗
するのを防ぐリングカラー手段を更に備え、このリング
カラー手段の寸法は前記軸上を滑動する大きさに形成さ
れている請求項４記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/102,640 US5309799A (en) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | Transparent-sleeve screw holding and driving tool |
| US102,640 | 1993-08-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07164342A JPH07164342A (ja) | 1995-06-27 |
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