JP3145235U - 自転車用雨除けポンチョ - Google Patents

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Abstract

【課題】自転車のハンドル部及びその周辺部を見通すことができる雨除けポンチョを提供する。
【解決手段】略中央に使用者の頭部を挿通するための開口部13が設けられ、この開口部13を覆うように使用者の頭部を被覆できるフード14が設けられた雨除けポンチョである。前面覆い部11が自転車のハンドル部と前籠を被覆でき、後面覆い部12は自転車のサドルの下方位置で、後方車輪に至らない長さに形成する。前面覆い部11が前記前籠を被覆する裏面に係止具を少なくとも1つ設け、この係止具を前籠の適宜位置に係止させることができる。前面覆い部の少なくとも略ハンドル被覆部分及びその周辺部分に1又は2以上の透明部21, 21を形成したことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本考案は、降雨時、自転車に乗る際に使用する雨除けポンチョの改良に関するものである。
従来、降雨時に自転車に乗る際は、傘を差して片手で乗るのが一般的であり、また力の弱い女性等は、自転車のハンドルに取り付けた傘スタンドに傘を固定して雨を除け自転車に乗っていた。
また、雨が極めて強い場合には、上衣とズボンが別々の雨合羽を着用していたが、通常の雨降りの際には、袖のない、中央部に頭部を挿通する開口部を有し、その開口部にはフードが設けられた簡単な構造からなるポンチョ等を着用して、自転車に乗っていたのが現状である。
この従来のポンチョは、上半身を被覆できる大きさで、前面部と後面部とがほぼ同じ大きさ(広さ)のものからなり、その中央部に頭部の開口部を有し、その開口部にフードが形成されたものである。
この従来のポンチョにおいては、以下のような種々の問題があった。
即ち、ハンドルのグリップを握る手及び手首部分が露出してしまう。
膝部にポンチョの前面部が触れて、膝部分が濡れてしまう。
また風が強いときには、その風圧でポンチョの前面部が捲くれ上ってしまう。
そして、ポンチョの後面部の裾部が自転車の後輪に触れ、汚れるという問題があった。
そこで、本考案者は、上記の諸問題を解決すべく、下記特許文献に記載の考案を創案した。
図4がこの考案に係るポンチョの使用状態を図示する斜視図である。
この従来の雨除けポンチョ40は、略中央に使用者の頭部を挿通するための開口部13が設けられ、この開口部13を覆うように使用者の頭部を被覆できるフード14が設けられた雨除けポンチョであって、前面覆い部11を後面覆い部12よりもその面積を広くし且つ前方延長長さを長く形成して、前面覆い部11が自転車のハンドル部と前籠を被覆でき、後面覆い部12は自転車のサドルの下方位置で、後方車輪に至らない長さに形成し、更に、前面覆い部11が前記前籠を被覆する裏面に係止具を少なくとも1つ設け、この係止具を前籠の適宜位置に係止させることができ、且つ、この係止具に外方から風圧以上の力が付加された際には、この係止具が前籠から離脱することを特徴とするものであった。
この雨除けポンチョにおいては、これを着用して自転車に乗っている際に、その風圧でポンチョの前面被覆部が捲くれ上ることがなく、且つ、何かの拍子に自転車から急に降りる際に、或は転びそうになった際に、上記固定が離脱できるように構成している。
また、ハンドルを握る手や腕部が濡れることもなく、またポンチョから落ちる雨の滴が衣服に掛かることもなく、ポンチョの裾部が車輪によって汚れることもないものである。
登録実用新案公報第3141509号公報
しかしながら、上記考案に係る雨除けポンチョを着用していざ自転車に乗って見ると、実際には更に不都合或は不便な点が判明した。
というのも、前面被覆部はかなり広い面積を有しているために、自転車の前輪、前籠及びハンドル部分が隠れてしまい、それらの部分及び地面が全く見えない状態となってしまうのである。
これらの部分が見えないと、地面の状態、べダルの位置、ハンドルのグリップ根本側に装備されている、ギアーチェンジ用レバー、ベル等が視認できないのである。
例えば、地面に水溜りがあった場合、一時的に停車し、足を付いた際に、靴を濡らしてしまうという問題が生じ、地面の状態が判別できないと多少の不安が残るし、べダルの位置も足の甲や脛で確認せねばならない。
ギアーチェンジ用のレバーや、照明用ライトのスイッチ及びベルが見えないと、手の触覚を頼りに操作しなければならないという問題も生じるのである。
そこで、本考案においては、雨除けポンチョを着用していても、地面の状態やべダルの位置を視認することができるものを提供することをその課題とする。
また、ハンドル部分には、各種の装備があるために、その各種装備を視認できるようなものを提供することをその課題とするものである。
上記課題を解決するために、本考案は、略中央に使用者の頭部を挿通するための開口部が設けられ、この開口部を覆うように使用者の頭部を被覆できるフードが設けられた雨除けポンチョであって、前面覆い部が自転車のハンドル部と前籠を被覆でき、後面覆い部は自転車のサドルの下方位置で、後方車輪に至らない長さに形成し、前面覆い部が前記前籠を被覆する裏面に係止具を少なくとも1つ設け、この係止具を前籠の適宜位置に係止させることができる雨除けポンチョにおいて、前面覆い部の少なくとも略ハンドル被覆部分及びその周辺部分に1又は2以上の透明部を形成したことを特徴とする自転車用雨除けポンチョである。
本考案においては、前面覆い部の少なくとも略ハンドル被覆部分及びその周辺部分に1又は2以上の透明部を形成しているために、容易に地面の状態、ペダルの位置、更には、ハンドルグリップの根本部分に装備されているギアーチェンジ用レバーやベル等を目視することができる。
これにより、地面の水溜りや段差等を視認することができ、靴を濡らしてしまうこともなく、安全に自転車を停車させ、且つ発進させることができることとなる。
また、ハンドル部分に装備されている各種装備品、例えばギアーチェンジ用レバー、ベル、照明用ライトのスイッチ等の操作において、その位置等を目で確認した上で操作を行うことができることとなるのである。
以下、添付の図面と共に本考案の最良の実施形態について説明する。
図1は、本考案の実施形態に係るポンチョの正面図である。
本考案に係るポンチョ10は、前面覆い部11と後面覆い部12を相互に縫製し、その上方中央部に頭部を挿通するための開口部13を設け、この開口部13の周縁部にフード14を設けたものである。
それぞれの素材は、柔軟なシート状のものであれば何でもよいが、例えば、ポリエチレン等の合成繊維製の織地の表面に防水加工を施したものを使用することができる。
フード14の上部前方には、鍔部16を設け、開口部13の前方中央には切り込みを設けて襟部15、15を形成している。襟部15、15の両側縁部には相互に係着離脱可能な面ファスナー15fを設けている。
フード14の前方両側には頬覆い部18、18を設けている。
フード14の根元部には頭部を挿通する開口部13に沿って紐挿通部を形成して、その内部に紐部材19を挿通し、フード14の根元部を絞り込むことができる。
これにより、着用者の顔部の露出を出来る限り少なくすることができ、首部から雨水が浸入することを防止できる。
前面覆い部11は、自転車のハンドル部を全部被覆し、尚且つ自転車の前籠の全体を被覆できる大きさと前方延長長さを有している。
図には現れていないが、前籠の前方上縁部の略中央部に係止する係止具が前面覆い部11の裏面に設けられている。
係止具に対応する前面覆い部11の表面には、引張り部材20が設けられている。
この図1から解る通り、前面覆い部11は、前籠及びハンドル部を被覆している関係上、両側に張り出したような状態となり、着用者の両腕及び膝部分をその内側に覆い隠すことができ、両腕と両手及び膝部分とその下方の衣服の濡れを防止できる。
後面覆い部12は、その長さがサドルの下方位置で、後方車輪に掛からない程度の長さとしているために、その裾部が車輪により汚されることがない。
そして、本考案の特徴的部分である透明部21が、前面覆い部11のハンドル被覆部及びその周辺部に、略蝶ネクタイ形状に1つ形成している。
この透明部21は、透明なPVCシートを使用しており、全面覆い部11に略同一形状の穴部を形成し、その周縁部で相互に縫製したものである。
この透明部21の形状や数は、自由に設定することができ、両側に2つ、或は、中央に円形とその両側に楕円形を配して3個設けてもよい。
図2は、本考案の他の実施形態に係るポンチョを実際に人が着用した状態を示す斜視図である。
この実施形態では、前面覆い部11の丁度着用者の腰の部分に2つの透明部21、21が形成されている。
ポンチョの素材及び透明部の素材は、前記第1の実施形態と同じである。
着用者は、両側に手を広げた状態で、その両手が外部に露出しない。
即ち、前面覆い部11は、後面覆い部12よりもその面積が大きく、図中上下の長さ(前方延長長さ)も後面覆い部12よりも長く形成している。
頭部を挿通する開口部13から上方にフード14が形成され、前記開口部13の前方中央位置から下方向に切り込みを形成して、襟部15、15が設けられている。
襟部15、15の相互の接合面には、面ファスナーを設けて相互に係着離脱自在となっている。
フード14の根元部には頭部を挿通する開口部13に沿って紐挿通部を形成して、その内部に紐部材19を挿通し、フード14の根元部を絞り込むことができることは上記第1の実施形態と同じである。
図3は、前記第2の実施形態に係る雨除けポンチョを着用して、自転車に乗車した状態を図示する斜視図である。
この図から解る通り、前面覆い部11は、ハンドル部及び前籠を完全に被覆し、乗車している者の膝部も外に露出せず、更には、この図では明瞭に見て取れないが、後面覆い部12の下縁部は、後輪に到達することなく、汚れる心配もない。
そして、本考案に係る特徴部分である2つの透明部21、21は、ハンドル部及びその周辺部に対応する位置に配置されているために、ハンドル部とその周辺部を見通すことができ、しかも停車する時にも地面の状態をも目視することが可能となるのである。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案においては以下の通りその形態を種々変更することができる。
ポンチョ自体の素材は、防水性を有するものであれば、何でもよいが、柔軟性を兼ね備えた素材であればより好ましい。
縫製箇所に関しては、その裏面から防水テーブを接着することが望ましい。
またその縫製ラインを熱溶着することも可能である。
フードに設けた鍔部や頬覆い部等は任意の構成要素である。これなしに実施することも可能である。
勿論、フード根元部に設けた引き絞り用の紐部材も、これを設けずに実施することも可能である。
係止具は、上記実施形態においては、前籠の前方上縁部の略中央位置に係止するように1個のみ設けたが、これを2個以上設け、前籠の前方上縁部の両側を係止できるようにしてもよい。
そして、本考案においては、その透明部が特徴的な部分となっており、その透明部の形状やサイズ、並びにその数も自由に設計することができ、少なくともハンドル部とその周辺部分に1つ又は2つ以上設けてあればその機能を発揮することができるものである。
以上、本考案は、極めて簡易な構成ではあるが、その透明部を前面覆い部に設けたために、自転車の乗車中或は停車中に地面の状態を確認でき、またハンドル部に装備された各種の装備品を目視することができ、極めて安全に考慮した自転車用雨除けポンチョを提供することができた。
本考案の実施形態に係る雨除けポンチョの正面図である。 本考案の他の実施形態に係る雨除けポンチョを着用した状態の斜視図である。 図2に示した雨除けポンチョを着用して自転車に乗車した状態の斜視図である。 従来の自転車用雨除けポンチョの使用状態の斜視図である。
符号の説明
10 ポンチョ
11 前面覆い部
12 後面覆い部
13 開口部
14 フード
15 襟部
16 鍔部
18 頬覆い部
19 紐部材
21 透明部

Claims (1)

  1. 略中央に使用者の頭部を挿通するための開口部(13)が設けられ、この開口部(13)を覆うように使用者の頭部を被覆できるフード(14)が設けられた雨除けポンチョであって、
    前面覆い部(11)が自転車のハンドル部と前籠を被覆でき、
    後面覆い部(12)は自転車のサドルの下方位置で、後方車輪に至らない長さに形成し、
    前面覆い部(11)が前記前籠を被覆する裏面に係止具を少なくとも1つ設け、この係止具を前籠の適宜位置に係止させることができる雨除けポンチョにおいて、
    前面覆い部(11)の少なくとも略ハンドル被覆部分及びその周辺部分に1又は2以上の透明部(21)を形成したことを特徴とする自転車用雨除けポンチョ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012219378A (ja) * 2011-04-02 2012-11-12 Okubo Seisakusho:Kk 自転車用雨除けポンチョ
JP2018059234A (ja) * 2016-10-05 2018-04-12 有限会社大久保製作所 自転車乗車用雨除けポンチョ
JP2021042492A (ja) * 2019-09-10 2021-03-18 有限会社大久保製作所 自転車乗車用雨除けポンチョ

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