JP3144658U - 橋梁の足場用吊り具 - Google Patents
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Abstract
【課題】橋梁の吊りピ−ス部と、チェ−ンとの間に介装される足場用吊り具1で、吊りピ−ス部に係合できるフック部100と、吊り具1の外れ止め部101と、フック部に連設された掛止本体部102と、チェ−ン弛み防止本体部1030とネジ部1031と縒り戻し部1032とを備えネジ部と縒り戻し部とは離隔されたチェ−ン弛み防止本体部を回転上昇させ、チェ−ンの弛みを取れるチェ−ン弛み防止部103と、チェ−ン弛み防止部に連設された支持本体部104と、安全帯掛け部105と、チェ−ン係合部106とを備えてなる橋梁の足場用吊り具1。
【解決手段】橋梁の吊りピ−ス部にフック部を係合させるためクリップ方式やチェ−ン方式に比べて短時間に取付でき、外れ止め部により吊り具が外れずに安全に使用でき、チェ−ン弛み防止部が設けられているのでチェ−ンの弛みを取ることができ、安全帯掛け部により作業者が安全に使用できる。
【選択図】図1
【解決手段】橋梁の吊りピ−ス部にフック部を係合させるためクリップ方式やチェ−ン方式に比べて短時間に取付でき、外れ止め部により吊り具が外れずに安全に使用でき、チェ−ン弛み防止部が設けられているのでチェ−ンの弛みを取ることができ、安全帯掛け部により作業者が安全に使用できる。
【選択図】図1
Description
本考案は、橋梁の足場用吊り具に関し、特に、橋梁の吊りピ−ス部と、足場を吊り下げしている索状との間に介装される橋梁のメンテナンス塗装工事用の足場吊り具に関するものである。
橋梁のメンテナンス上、その塗装工事が行われ、その作業の為に足場が構築されることがある。
当該塗装足場の一例として、例えば、図13に示すように、橋梁1300に中段足場3001を構築し、又、その下部に主体足場1302等を構築したりすることが行われている。当該塗装足場は、図示していないが、橋梁の側面にも構築されることがある。
当該足場の構築に、例えば、図12に示すようなクリップ1200で梁1201を挟持し、ネジ1202を回動させて、当該クリップ1200を梁1201に固定させ、当該クリップ1200の掛止部1203にチエ−ン1204を掛止させ、足場板(床版)等からなる足場を当該チエ−ン1204にて吊下げして前記のような塗装足場を構築することが行われている。
しかるに、当該クリップ1200による足場の構築は、当該ネジ1202を回動させる必要があったりして、当該クリップの取付や足場の構築に多大の時間を要したり、又、当該クリップ1200が梁1201に当接する箇所は、塗装残りとなる等の欠点があった。
又、当該足場の構築に、チェ−ンを用いた方式もあり、特開2001−123656号公報には、例えば、図11に示すように、両端にフック1100,1101を設けてなるチェ−ン1102の一方側を、梁1103に巻き付け、他方側を足場を構成するパイプ1104に巻き付け、両端のフック1100,1101をそれぞれチェ−ン1102に係合させてなるチェ−ン方式が記載されている。尚、当該図11における符号1105は、後述のような当該チェ−ンの弛み取り装置である。
しかるに、当該チェ−ン方式は、チェ−ン1102の梁1103への巻き付け等で、上記のクリップ方式と同様に、その取付が面倒で且つその取付に多大の時間を要する等という欠点があった。
当該塗装足場では、橋梁等の大型構造物に使用されるので、当該クリップやチェ−ンを取付けようとする場合、その取付の個数は半端な数ではなく、その取付は数百mにも及び、又、数百個数にも及ぶ場合があるので、上記のような従来例のクリップ方式やチェ−ン方式では、とても、時間が掛かり過ぎ、それだけ、足場の構築にも多大の時間を要することになる。
一方、当該足場の構築に際し、例えば、図10に示すように、吊り材1000の折り返し部1001の嵌挿片1002を、梁1003のフランジ1004の孔1005に係止させる態様もある(特開平11−159127号公報)。
又、図9に示すように、吊り金具900の係止部材901のフック状の係止部9010を、梁902のボルト孔9020に嵌め込み、当該吊り金具900を梁902に係止させる態様もある(特開2001−254509号公報)。
更には、パイプの支持ではあるが、図8に示すように、パイプ支持具800のフック801を建築物壁面802のアイボルト803と係合させる態様もある(実開昭53−122026号公報)。
しかしながら、上記の図10に示すような折り返し部1000や図9に示すようなフック状の係止部9010や図8に示すようなフック801による係合では、その係合が解け易く、足場の安全上問題がある。
ところで、上記の図8、図9及び図11に示すような当該足場の構築に用いられる吊り金具等では、その使用上、例えば、図8に示す態様では、図示のように、パイプ支持具800にタ−ンバックルネジ804を設け、当該タ−ンバックルネジ804を回動させることにより、建築物壁面802のアイボルト803と係合したフック801とパイプ805に嵌装した螺旋フック806との間の距離を伸縮させることができるようにしてある。即ち、図示のように、当該パイプ支持具800での当該距離の伸縮は、タ−ンバックル方式で、腕桿807にネジ8070を刻設し、又、他方の腕桿808にもネジ8080を刻設し、これらネジ8070及びネジ8080を正逆回転方向の異なるネジにより構成して、タ−ンバックルネジ804を回動させることにより、当該距離の伸縮(調節)を図っている。
又、図9に示す態様では、吊り金具900にバックル903を設けて、当該吊り金具900の係止部材901と足場板904を支持している支持部材905との間隔を調整するようにしている。図示のように、当該吊り金具900でも、係止部材901の端部には、ネジ9011を刻設し、又、支持部材905の端部にも、ネジ9050を刻設し、これらネジ9011及びネジ9050を、前記の図8の態様と同様に、正逆回転方向の異なるネジにより構成して、バックル903を回動させることにより、当該係止部材901と足場板904を支持している支持部材905との間隔の調整を図っている。
更に、図11に示す態様では、梁1103に巻き付けられたチェ−ン1102に、図示のようなチェ−ンの弛み止め装置1105の両端のフック1106,1107を係合させ、当該チェ−ンの弛み止め装置1105のタ−ンバックルからなる調整手段1108により、当該チェ−ン1102の弛みを除去するようになっている。当該チェ−ンの弛み止め装置1105の調整手段1108は、タ−ンバックルからなっており、上側本体部材1109及び下側本体部材1110には、それぞれネジ棒1111及びネジ棒1112が設けられている。図示のように、当該チェ−ンの弛み止め装置1105のタ−ンバックルからなる調整手段1108は、正逆回転方向の異なるネジ棒1111及びネジ棒1112により構成され、当該タ−ンバックル1108を回転させることにより、当該チェ−ン1102の弛みを除去するようになっている。
しかるに、当該図8、図9及び図11に示すような当該足場の構築に用いられる吊り金具におけるような当該タ−ンバックル方式の正逆2つのネジ回転では、例えば、図8では、タ−ンバックルネジ804を回動させると、腕桿807と他方の腕桿808とが共に回転してしまい、又、図9では、バックル903を回動させると、係止部材901と支持部材905とが共に回転してしまい、更には、図11に示すようなチェ−ンの弛み止め装置1105では、タ−ンバックル1108を回転させると、上側本体部材1109及び下側本体部材1110が共に回転してしまい、両者間で干渉が起こり、結果的に、例えば、当該図11に示すようなチェ−ンの弛み止め装置1105では、チェ−ンへの装着作業に手間取る等という問題がある。
当該塗装足場では、これらの問題の他に、安全面での考慮が必要で、手すり等が設置されていて安全面には各種の考慮がなされているが、一般的には、比較的に高所の不安定な場所で、足場が揺れたりする場所で作業をしており、より一層の安全への配慮が求められている。
特開2001−123656号公報、実開昭53−122026号公報、特開2001−254509号公報、特開平11−159127号公報
当該塗装足場の一例として、例えば、図13に示すように、橋梁1300に中段足場3001を構築し、又、その下部に主体足場1302等を構築したりすることが行われている。当該塗装足場は、図示していないが、橋梁の側面にも構築されることがある。
当該足場の構築に、例えば、図12に示すようなクリップ1200で梁1201を挟持し、ネジ1202を回動させて、当該クリップ1200を梁1201に固定させ、当該クリップ1200の掛止部1203にチエ−ン1204を掛止させ、足場板(床版)等からなる足場を当該チエ−ン1204にて吊下げして前記のような塗装足場を構築することが行われている。
しかるに、当該クリップ1200による足場の構築は、当該ネジ1202を回動させる必要があったりして、当該クリップの取付や足場の構築に多大の時間を要したり、又、当該クリップ1200が梁1201に当接する箇所は、塗装残りとなる等の欠点があった。
又、当該足場の構築に、チェ−ンを用いた方式もあり、特開2001−123656号公報には、例えば、図11に示すように、両端にフック1100,1101を設けてなるチェ−ン1102の一方側を、梁1103に巻き付け、他方側を足場を構成するパイプ1104に巻き付け、両端のフック1100,1101をそれぞれチェ−ン1102に係合させてなるチェ−ン方式が記載されている。尚、当該図11における符号1105は、後述のような当該チェ−ンの弛み取り装置である。
しかるに、当該チェ−ン方式は、チェ−ン1102の梁1103への巻き付け等で、上記のクリップ方式と同様に、その取付が面倒で且つその取付に多大の時間を要する等という欠点があった。
当該塗装足場では、橋梁等の大型構造物に使用されるので、当該クリップやチェ−ンを取付けようとする場合、その取付の個数は半端な数ではなく、その取付は数百mにも及び、又、数百個数にも及ぶ場合があるので、上記のような従来例のクリップ方式やチェ−ン方式では、とても、時間が掛かり過ぎ、それだけ、足場の構築にも多大の時間を要することになる。
一方、当該足場の構築に際し、例えば、図10に示すように、吊り材1000の折り返し部1001の嵌挿片1002を、梁1003のフランジ1004の孔1005に係止させる態様もある(特開平11−159127号公報)。
又、図9に示すように、吊り金具900の係止部材901のフック状の係止部9010を、梁902のボルト孔9020に嵌め込み、当該吊り金具900を梁902に係止させる態様もある(特開2001−254509号公報)。
更には、パイプの支持ではあるが、図8に示すように、パイプ支持具800のフック801を建築物壁面802のアイボルト803と係合させる態様もある(実開昭53−122026号公報)。
しかしながら、上記の図10に示すような折り返し部1000や図9に示すようなフック状の係止部9010や図8に示すようなフック801による係合では、その係合が解け易く、足場の安全上問題がある。
ところで、上記の図8、図9及び図11に示すような当該足場の構築に用いられる吊り金具等では、その使用上、例えば、図8に示す態様では、図示のように、パイプ支持具800にタ−ンバックルネジ804を設け、当該タ−ンバックルネジ804を回動させることにより、建築物壁面802のアイボルト803と係合したフック801とパイプ805に嵌装した螺旋フック806との間の距離を伸縮させることができるようにしてある。即ち、図示のように、当該パイプ支持具800での当該距離の伸縮は、タ−ンバックル方式で、腕桿807にネジ8070を刻設し、又、他方の腕桿808にもネジ8080を刻設し、これらネジ8070及びネジ8080を正逆回転方向の異なるネジにより構成して、タ−ンバックルネジ804を回動させることにより、当該距離の伸縮(調節)を図っている。
又、図9に示す態様では、吊り金具900にバックル903を設けて、当該吊り金具900の係止部材901と足場板904を支持している支持部材905との間隔を調整するようにしている。図示のように、当該吊り金具900でも、係止部材901の端部には、ネジ9011を刻設し、又、支持部材905の端部にも、ネジ9050を刻設し、これらネジ9011及びネジ9050を、前記の図8の態様と同様に、正逆回転方向の異なるネジにより構成して、バックル903を回動させることにより、当該係止部材901と足場板904を支持している支持部材905との間隔の調整を図っている。
更に、図11に示す態様では、梁1103に巻き付けられたチェ−ン1102に、図示のようなチェ−ンの弛み止め装置1105の両端のフック1106,1107を係合させ、当該チェ−ンの弛み止め装置1105のタ−ンバックルからなる調整手段1108により、当該チェ−ン1102の弛みを除去するようになっている。当該チェ−ンの弛み止め装置1105の調整手段1108は、タ−ンバックルからなっており、上側本体部材1109及び下側本体部材1110には、それぞれネジ棒1111及びネジ棒1112が設けられている。図示のように、当該チェ−ンの弛み止め装置1105のタ−ンバックルからなる調整手段1108は、正逆回転方向の異なるネジ棒1111及びネジ棒1112により構成され、当該タ−ンバックル1108を回転させることにより、当該チェ−ン1102の弛みを除去するようになっている。
しかるに、当該図8、図9及び図11に示すような当該足場の構築に用いられる吊り金具におけるような当該タ−ンバックル方式の正逆2つのネジ回転では、例えば、図8では、タ−ンバックルネジ804を回動させると、腕桿807と他方の腕桿808とが共に回転してしまい、又、図9では、バックル903を回動させると、係止部材901と支持部材905とが共に回転してしまい、更には、図11に示すようなチェ−ンの弛み止め装置1105では、タ−ンバックル1108を回転させると、上側本体部材1109及び下側本体部材1110が共に回転してしまい、両者間で干渉が起こり、結果的に、例えば、当該図11に示すようなチェ−ンの弛み止め装置1105では、チェ−ンへの装着作業に手間取る等という問題がある。
当該塗装足場では、これらの問題の他に、安全面での考慮が必要で、手すり等が設置されていて安全面には各種の考慮がなされているが、一般的には、比較的に高所の不安定な場所で、足場が揺れたりする場所で作業をしており、より一層の安全への配慮が求められている。
本考案は、上記のような従来技術の欠点を解消しつう、新規の安全等の面を一層配慮した技術を提供することを目的としたものである。
本考案の他の目的および新規な特徴は以下の明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
本考案の他の目的および新規な特徴は以下の明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
本考案の実用新案登録請求の範囲は、次の通りである。
(請求項1) 橋梁の吊りピ−ス部と足場を吊り下げしている索状との間に介装される橋梁の足場用吊り具であって、前記吊りピ−ス部に係合できるフック部と当該吊り具の外れ止め部と当該フック部に連設された掛止本体部と索状弛み防止部と当該索状弛み防止部に連設された支持本体部と索状係合部とを備えてなることを特徴とする橋梁の足場用吊り具。
(請求項2) 更に、安全帯掛け部を備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の橋梁の足場用吊り具。
(請求項3)外れ止め部が、外れ止め本体部とバネ部とを有してなり、当該外れ止め本体部が回動し、当該バネ部のバネ作用により元の位置に戻ることにより、当該吊り具が吊りピ−ス部から外れないようにされてなることを特徴とする、請求項1又は2に記載の橋梁の足場用吊り具。
(請求項4) 索状が、チェ−ンにより構成され、索状弛み防止部が、チェ−ン弛み防止本体部とネジ部と縒り戻し部とを備えてなり、当該ネジ部と当該縒り戻し部とは離隔されて設けられており、当該チェ−ン弛み防止本体部を回転させ上昇させることにより、チェ−ンの弛みを取ることができるようにしてなることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の橋梁の足場用吊り具。
(請求項1) 橋梁の吊りピ−ス部と足場を吊り下げしている索状との間に介装される橋梁の足場用吊り具であって、前記吊りピ−ス部に係合できるフック部と当該吊り具の外れ止め部と当該フック部に連設された掛止本体部と索状弛み防止部と当該索状弛み防止部に連設された支持本体部と索状係合部とを備えてなることを特徴とする橋梁の足場用吊り具。
(請求項2) 更に、安全帯掛け部を備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の橋梁の足場用吊り具。
(請求項3)外れ止め部が、外れ止め本体部とバネ部とを有してなり、当該外れ止め本体部が回動し、当該バネ部のバネ作用により元の位置に戻ることにより、当該吊り具が吊りピ−ス部から外れないようにされてなることを特徴とする、請求項1又は2に記載の橋梁の足場用吊り具。
(請求項4) 索状が、チェ−ンにより構成され、索状弛み防止部が、チェ−ン弛み防止本体部とネジ部と縒り戻し部とを備えてなり、当該ネジ部と当該縒り戻し部とは離隔されて設けられており、当該チェ−ン弛み防止本体部を回転させ上昇させることにより、チェ−ンの弛みを取ることができるようにしてなることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の橋梁の足場用吊り具。
本願において開示される考案のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本考案によれば、特に、次のような利点がある。
(請求項1)本考案の橋梁の足場用吊り具は、橋梁の吊りピ−ス部と足場を吊り下げしている索状との間に介装され、前記吊りピ−ス部に係合できるフック部と当該吊り具の外れ止め部と当該フック部に連設された掛止本体部と索状弛み防止部と当該索状弛み防止部に連設された支持本体部と索状係合部とを備えてなる。
本考案の吊り具は、従来例とは異なり、梁のフランジの孔に係止させるとか、梁のボルト孔に嵌め込むのはなく、橋梁の吊りピ−ス部に注目し、当該吊りピ−ス部に上記フック部を係合させるようにする。
足場の構築に際して、吊り具を梁などに係合させるのに、クリップ方式やチェ−ン方式があるが、当該クリップやチェ−ンの取付の個数は数百個にも及ぶ場合があり、クリップ方式でネジを締めたりして係合させるのは、その取付に多大の時間を要するという欠点があり、又、チェ−ンを梁に巻き付け係合させてなるチェ−ン方式でも、同様にその取付に多大の時間を要するという欠点があったが、本考案のようなフック方式によれば、迅速に係合させることができ、特に、本考案では、吊りピ−ス部に引っ掛けて行けばよいので、短時間に取付でき、足場を短時間で構築できる。
本考案の吊り具は、橋梁の吊りピ−ス部に注目し、当該吊りピ−ス部に上記フック部を係合させるようにするので、当該吊り具が吊りピ−ス部の孔から外れないようにする為に、外れ止め部を設け、吊り具を安全に使用できるようにしている。
本考案の吊り具には、索状弛み防止部が設けられている。
足場を構築する際に、索状例えばチェ−ンにより、足場板を支持する多数の水平パイプの各端部を吊り下げているが、全ての当該パイプが弛み無く張設されているわけではなく、作業足場を仮設中又は仮設後に当該チェ−ンの中に弛みが生じていることが検査などにより見出される場合がある。本考案の吊り具では、索状弛み防止部特にチェ−ン弛み防止部が設けられているので、チェ−ンの弛みを取ることができる。
(請求項2) 本考案の橋梁の足場用吊り具は、上記の構成と共に、更に、安全帯掛け部を備えてなる
当該安全帯掛け部には、人の安全帯を掛けることができる。当該安全帯は、通常、作業者の腰から引き出されており、作業者が載った例えば塗装足場が一般的に比較的に高所の不安定な場所で足場が揺れたりする場所であっても、倒れたりすることを回避し、又、仮に、当該足場が壊れても、下への落下を防いだりすることができ、安全面により一層配慮することができる。
(請求項3)本考案の橋梁の足場用吊り具における外れ止め部は、外れ止め本体部とバネ部とを有してなり、当該外れ止め本体部が回動し、当該バネ部のバネ作用により元の位置に戻ることにより、当該吊り具が吊りピ−ス部から外れないようにされてなる。
(請求項4) 本考案の橋梁の足場用吊り具における索状は、好ましくは、チェ−ンにより構成され、その索状弛み防止部(チェ−ン弛み防止部)が、チェ−ン弛み防止本体部とネジ部と縒り戻し部とを備えてなり、当該ネジ部と当該縒り戻し部とは離隔されて設けられており、当該チェ−ン弛み防止本体部を回転させ上昇させることにより、チェ−ンの弛みを取ることができるようにしてなる。
本考案の吊り具におけるチェ−ン弛み防止部では、ネジ部と縒り戻し部とは離隔されて設けられており、従来例のタ−ンバックルのように正逆のネジを構成していないので、当該ネジ部と縒り戻し部とが共に回転することはないようになっており、チェ−ン弛み防止本体部を回転させると、当該チェ−ン弛み防止本体部が上昇し、チェ−ン係合部に係合されたチェ−ンが、当該当該チェ−ン弛み防止本体部の上昇と共に、上昇し、その際に、支持本体部が捻れても、縒り(より)戻し部により、縒り戻され、延いては、チェ−ン係合部に係合されたチェ−ンの捻れを縒り戻すことができるようになっている。
すなわち、本考案によれば、特に、次のような利点がある。
(請求項1)本考案の橋梁の足場用吊り具は、橋梁の吊りピ−ス部と足場を吊り下げしている索状との間に介装され、前記吊りピ−ス部に係合できるフック部と当該吊り具の外れ止め部と当該フック部に連設された掛止本体部と索状弛み防止部と当該索状弛み防止部に連設された支持本体部と索状係合部とを備えてなる。
本考案の吊り具は、従来例とは異なり、梁のフランジの孔に係止させるとか、梁のボルト孔に嵌め込むのはなく、橋梁の吊りピ−ス部に注目し、当該吊りピ−ス部に上記フック部を係合させるようにする。
足場の構築に際して、吊り具を梁などに係合させるのに、クリップ方式やチェ−ン方式があるが、当該クリップやチェ−ンの取付の個数は数百個にも及ぶ場合があり、クリップ方式でネジを締めたりして係合させるのは、その取付に多大の時間を要するという欠点があり、又、チェ−ンを梁に巻き付け係合させてなるチェ−ン方式でも、同様にその取付に多大の時間を要するという欠点があったが、本考案のようなフック方式によれば、迅速に係合させることができ、特に、本考案では、吊りピ−ス部に引っ掛けて行けばよいので、短時間に取付でき、足場を短時間で構築できる。
本考案の吊り具は、橋梁の吊りピ−ス部に注目し、当該吊りピ−ス部に上記フック部を係合させるようにするので、当該吊り具が吊りピ−ス部の孔から外れないようにする為に、外れ止め部を設け、吊り具を安全に使用できるようにしている。
本考案の吊り具には、索状弛み防止部が設けられている。
足場を構築する際に、索状例えばチェ−ンにより、足場板を支持する多数の水平パイプの各端部を吊り下げているが、全ての当該パイプが弛み無く張設されているわけではなく、作業足場を仮設中又は仮設後に当該チェ−ンの中に弛みが生じていることが検査などにより見出される場合がある。本考案の吊り具では、索状弛み防止部特にチェ−ン弛み防止部が設けられているので、チェ−ンの弛みを取ることができる。
(請求項2) 本考案の橋梁の足場用吊り具は、上記の構成と共に、更に、安全帯掛け部を備えてなる
当該安全帯掛け部には、人の安全帯を掛けることができる。当該安全帯は、通常、作業者の腰から引き出されており、作業者が載った例えば塗装足場が一般的に比較的に高所の不安定な場所で足場が揺れたりする場所であっても、倒れたりすることを回避し、又、仮に、当該足場が壊れても、下への落下を防いだりすることができ、安全面により一層配慮することができる。
(請求項3)本考案の橋梁の足場用吊り具における外れ止め部は、外れ止め本体部とバネ部とを有してなり、当該外れ止め本体部が回動し、当該バネ部のバネ作用により元の位置に戻ることにより、当該吊り具が吊りピ−ス部から外れないようにされてなる。
(請求項4) 本考案の橋梁の足場用吊り具における索状は、好ましくは、チェ−ンにより構成され、その索状弛み防止部(チェ−ン弛み防止部)が、チェ−ン弛み防止本体部とネジ部と縒り戻し部とを備えてなり、当該ネジ部と当該縒り戻し部とは離隔されて設けられており、当該チェ−ン弛み防止本体部を回転させ上昇させることにより、チェ−ンの弛みを取ることができるようにしてなる。
本考案の吊り具におけるチェ−ン弛み防止部では、ネジ部と縒り戻し部とは離隔されて設けられており、従来例のタ−ンバックルのように正逆のネジを構成していないので、当該ネジ部と縒り戻し部とが共に回転することはないようになっており、チェ−ン弛み防止本体部を回転させると、当該チェ−ン弛み防止本体部が上昇し、チェ−ン係合部に係合されたチェ−ンが、当該当該チェ−ン弛み防止本体部の上昇と共に、上昇し、その際に、支持本体部が捻れても、縒り(より)戻し部により、縒り戻され、延いては、チェ−ン係合部に係合されたチェ−ンの捻れを縒り戻すことができるようになっている。
次に、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本考案の吊り具1は、フック部100と外れ止め部101と掛止本体部102とチェ−ン弛み防止部103と支持本体部104と安全帯掛け部105とチェ−ン係合部106とを備えてなる。
本考案の吊り具1は、図4に示すように、橋梁の吊りピ−ス部2に上記フック部100を係合させる。
本考案の吊り具1は、上記の従来例とは異なり、梁のフランジの孔に係止させるとか、梁のボルト孔に嵌め込のではなく、橋梁の吊りピ−ス部2に注目し、当該吊りピ−ス部2に上記フック部100を係合させるようにする。
当該吊りピ−ス部2は、図7に示すように、橋梁構造物の表面に取付されている。橋梁構造物のメンテナンスの上から設けられているが、ワイヤ−ロ−プの引っ掛け用に構造物の表面に仮に取付しておき、クレ−ンにより吊って運搬操作後に、通常は、ガス切断などで除去する仮止め金具を用いることもできる。
前述のように、吊り具を梁などに係合させるのに、クリップ方式でネジを締めたりして係合させるのは、その取付に多大の時間を要するという欠点があり、又、チェ−ンを梁に巻き付け係合させてなるチェ−ン方式でも、同様にその取付に多大の時間を要するという欠点があるが、当該フック方式によれば、迅速に係合させることができる。
前述のように、足場の構築に際して、当該クリップやチェ−ンの取付の個数は数百個にも及ぶ場合があり、フック方式で、吊りピ−ス部2に引っ掛けて行けばよいので、短時間に取付でき、足場の構築が短時間でできる。当該吊りピ−ス部2は、橋梁の梁などの表面に適宜間隔で複数並設されている。
又、特に、本考案の吊り具1は、上記のような仮止め金具を橋梁の吊りピ−ス部2として利用できる。
当該吊りピ−ス部2は、図7に示すように、その吊りピ−ス部本体200に適宜個数(当該実施例では2個)の孔201が孔設されており、当該孔201に吊り具1のフック部100を係合させればよい。
従来、当該吊りピ−ス部2の吊りピ−ス部本体200の孔201に、チェ−ンを通して吊り具を係合させることも行われていたが、孔201に、チェ−ンを通して吊り具を係合させることは、時間が掛かり、足場の構築に要する時間が長期化する。
本考案の吊り具1は、図4に示すように、橋梁の吊りピ−ス部2に上記フック部100を係合させる。
本考案の吊り具1は、上記の従来例とは異なり、梁のフランジの孔に係止させるとか、梁のボルト孔に嵌め込のではなく、橋梁の吊りピ−ス部2に注目し、当該吊りピ−ス部2に上記フック部100を係合させるようにする。
当該吊りピ−ス部2は、図7に示すように、橋梁構造物の表面に取付されている。橋梁構造物のメンテナンスの上から設けられているが、ワイヤ−ロ−プの引っ掛け用に構造物の表面に仮に取付しておき、クレ−ンにより吊って運搬操作後に、通常は、ガス切断などで除去する仮止め金具を用いることもできる。
前述のように、吊り具を梁などに係合させるのに、クリップ方式でネジを締めたりして係合させるのは、その取付に多大の時間を要するという欠点があり、又、チェ−ンを梁に巻き付け係合させてなるチェ−ン方式でも、同様にその取付に多大の時間を要するという欠点があるが、当該フック方式によれば、迅速に係合させることができる。
前述のように、足場の構築に際して、当該クリップやチェ−ンの取付の個数は数百個にも及ぶ場合があり、フック方式で、吊りピ−ス部2に引っ掛けて行けばよいので、短時間に取付でき、足場の構築が短時間でできる。当該吊りピ−ス部2は、橋梁の梁などの表面に適宜間隔で複数並設されている。
又、特に、本考案の吊り具1は、上記のような仮止め金具を橋梁の吊りピ−ス部2として利用できる。
当該吊りピ−ス部2は、図7に示すように、その吊りピ−ス部本体200に適宜個数(当該実施例では2個)の孔201が孔設されており、当該孔201に吊り具1のフック部100を係合させればよい。
従来、当該吊りピ−ス部2の吊りピ−ス部本体200の孔201に、チェ−ンを通して吊り具を係合させることも行われていたが、孔201に、チェ−ンを通して吊り具を係合させることは、時間が掛かり、足場の構築に要する時間が長期化する。
本考案の吊り具1は、当該吊り具1が吊りピ−ス部2の孔201から外れないように、外れ止め部101が設けてある。
当該外れ止め部101は、図3に示すように、その外れ止め本体部1010の一端部がフック部100(掛止本体部102でも可)に軸支され、バネ部1011が設けられ、当該外れ止め本体部1010が、その軸支された一端部を中心として、矢標のように回動するようになっており、当該吊り具1のフック部100を吊りピ−ス部2の孔201に係合させる際には、当該外れ止め本体部1010が当該フック部100の内側に押圧され、当該バネ部1011のバネ作用により元の位置に戻り、当該吊り具1が吊りピ−ス部2の孔201から外れないようになされる。
一方、当該フック部100を吊りピ−ス部2の孔201から取り外すときには、当該外れ止め本体部1010をフック部100の内側に押圧して、吊り具1のフック部100を吊りピ−ス部2の孔201から外せばよい。外した後は、バネ部1011のバネ作用により、当該外れ止め本体部1010は元の状態に戻る。
本考案の吊り具1は、フック部100の取付けも簡単で且つその取外しも簡単迅速にできる。
当該外れ止め部101は、図3に示すように、その外れ止め本体部1010の一端部がフック部100(掛止本体部102でも可)に軸支され、バネ部1011が設けられ、当該外れ止め本体部1010が、その軸支された一端部を中心として、矢標のように回動するようになっており、当該吊り具1のフック部100を吊りピ−ス部2の孔201に係合させる際には、当該外れ止め本体部1010が当該フック部100の内側に押圧され、当該バネ部1011のバネ作用により元の位置に戻り、当該吊り具1が吊りピ−ス部2の孔201から外れないようになされる。
一方、当該フック部100を吊りピ−ス部2の孔201から取り外すときには、当該外れ止め本体部1010をフック部100の内側に押圧して、吊り具1のフック部100を吊りピ−ス部2の孔201から外せばよい。外した後は、バネ部1011のバネ作用により、当該外れ止め本体部1010は元の状態に戻る。
本考案の吊り具1は、フック部100の取付けも簡単で且つその取外しも簡単迅速にできる。
本考案の吊り具1におけるチェ−ン弛み防止部103におけるそのチェ−ン弛み防止本体部1030は、図示のように、例えば、六角形により構成されている。当該チェ−ン弛み防止本体部1030の上内部には、ネジ部1031が刻設され、当該ネジ部1031は、掛止本体部102の一端部(下端部)に刻設されている。当該チェ−ン弛み防止本体部1030を回転させ、上昇させると、チェ−ンの弛みを取ることができる。
当該当該チェ−ン弛み防止本体部1030の下内部には、縒り戻し部1032を設ける。当該縒り戻し部1032は、上記のネジ部1031とは分離離隔されて、支持本体部104の上端部に設けられている。上記のチェ−ン弛み防止本体部1030を回転させても、タ−ンバックルのように正逆のネジを構成していないので、これらネジ部1031と縒り戻し部1032とが共に回転することはない。
当該当該チェ−ン弛み防止本体部1030の下内部には、縒り戻し部1032を設ける。当該縒り戻し部1032は、上記のネジ部1031とは分離離隔されて、支持本体部104の上端部に設けられている。上記のチェ−ン弛み防止本体部1030を回転させても、タ−ンバックルのように正逆のネジを構成していないので、これらネジ部1031と縒り戻し部1032とが共に回転することはない。
本考案の吊り具1は、チェ−ン係合部106を備えてなる。例えば、図示のように、リング状の閉じた形態になっており、当該チェ−ン係合部106には、図4に示すように、チェ−ン3が係合されている。
当該チェ−ン3は、足場板を支持する多数の水平パイプの各端部を吊り下げているが、全ての当該パイプが弛み無く張設されているわけではなく、作業足場を仮設中又は仮設後に当該チェ−ンの中に弛みが生じているものが検査などにより見出される場合があり、前記のような、タ−ンバックル方式の正逆2つのネジ回転を備えた当該チェ−ン自体に装着する弛み止め装置等が提案されている。
本考案の吊り具1では、チェ−ン弛み防止本体部1030を回転させると、当該チェ−ン弛み防止本体部1030が上昇し、チェ−ン係合部106に係合されたチェ−ン3が、当該当該チェ−ン弛み防止本体部1030の上昇と共に、上昇し、その際に、支持本体部104が捻れても、縒り(より)戻し部1032により、縒り戻され、延いては、チェ−ン係合部106に係合されたチェ−ン3の捻れを縒り戻すことができるようになっている。
当該チェ−ン3は、足場板を支持する多数の水平パイプの各端部を吊り下げているが、全ての当該パイプが弛み無く張設されているわけではなく、作業足場を仮設中又は仮設後に当該チェ−ンの中に弛みが生じているものが検査などにより見出される場合があり、前記のような、タ−ンバックル方式の正逆2つのネジ回転を備えた当該チェ−ン自体に装着する弛み止め装置等が提案されている。
本考案の吊り具1では、チェ−ン弛み防止本体部1030を回転させると、当該チェ−ン弛み防止本体部1030が上昇し、チェ−ン係合部106に係合されたチェ−ン3が、当該当該チェ−ン弛み防止本体部1030の上昇と共に、上昇し、その際に、支持本体部104が捻れても、縒り(より)戻し部1032により、縒り戻され、延いては、チェ−ン係合部106に係合されたチェ−ン3の捻れを縒り戻すことができるようになっている。
本考案では、図2に示すように、安全帯掛け部105の無い吊り具1であってもよいが、図1に示すように、当該安全帯掛け部105を備えていることが好ましい。
図5に示すように、当該安全帯掛け部105に、安全帯4を掛ける。当該安全帯4は、例えば作業者の腰から引き出されており、作業者が載った例えば塗装足場が一般的に比較的に高所の不安定な場所で足場が揺れたりする場所であっても、倒れたりすることを回避し、又、仮に、当該足場が壊れても、下への落下を防いだりすることができ、安全面のより一層の配慮が可能である。
図5に示すように、当該安全帯掛け部105に、安全帯4を掛ける。当該安全帯4は、例えば作業者の腰から引き出されており、作業者が載った例えば塗装足場が一般的に比較的に高所の不安定な場所で足場が揺れたりする場所であっても、倒れたりすることを回避し、又、仮に、当該足場が壊れても、下への落下を防いだりすることができ、安全面のより一層の配慮が可能である。
本考案の吊り具1は、図4及び図5に示すように、吊りピ−ス部2とチェ−ン3との間を媒介し、これら吊りピ−ス部2とチェ−ン3との間に介装できる。
本考案では、図6に示すように、当該吊り具1の全体の長さを短くするなど各種の寸法、大きさなどのものを選択することができる。
又、前記の例では、チェ−ン弛み防止本体部1030の上内部のみにネジ部1031が刻設されている例を示したが、図6に示すように、当該チェ−ン弛み防止本体部1030の外部の掛止本体部102にもネジ部1031を延在させてもよい。
又、前記の例では、チェ−ン弛み防止本体部1030の上内部のみにネジ部1031が刻設されている例を示したが、図6に示すように、当該チェ−ン弛み防止本体部1030の外部の掛止本体部102にもネジ部1031を延在させてもよい。
本考案は上記実施例に限定されず、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施例では、チェ−ン3を係合させる例を示したが、当該チェ−ンに代えて、ワイヤ、ロ−プ等の索状であってもよい。
又、縒り(より)戻し部1032は、縒り戻しの機能を備えていれば、これに代わるものでもよい。
例えば、前記実施例では、チェ−ン3を係合させる例を示したが、当該チェ−ンに代えて、ワイヤ、ロ−プ等の索状であってもよい。
又、縒り(より)戻し部1032は、縒り戻しの機能を備えていれば、これに代わるものでもよい。
本考案は、橋梁の塗装工事足場の他、各種の大型建造物の足場にも適用できる。
1…吊り具
2…吊りピ−ス部
3…チェ−ン
100…フック部
101…外れ止め部
102…掛止本体部
103…チェ−ン弛み防止部
104…支持本体部
105…安全帯掛け部
106…チェ−ン係合部
1030…チェ−ン弛み防止本体部
1031…ネジ部
1032…縒り(より)戻し部
2…吊りピ−ス部
3…チェ−ン
100…フック部
101…外れ止め部
102…掛止本体部
103…チェ−ン弛み防止部
104…支持本体部
105…安全帯掛け部
106…チェ−ン係合部
1030…チェ−ン弛み防止本体部
1031…ネジ部
1032…縒り(より)戻し部
Claims (4)
- 橋梁の吊りピ−ス部と足場を吊り下げしている索状との間に介装される橋梁の足場用吊り具であって、前記吊りピ−ス部に係合できるフック部と当該吊り具の外れ止め部と当該フック部に連設された掛止本体部と索状弛み防止部と当該索状弛み防止部に連設された支持本体部と索状係合部とを備えてなることを特徴とする橋梁の足場用吊り具。
- 更に、安全帯掛け部を備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の橋梁の足場用吊り具。
- 外れ止め部が、外れ止め本体部とバネ部とを有してなり、当該外れ止め本体部が回動し、当該バネ部のバネ作用により元の位置に戻ることにより、当該吊り具が吊りピ−ス部から外れないようにされてなることを特徴とする、請求項1又は2に記載の橋梁の足場用吊り具。
- 索状が、チェ−ンにより構成され、索状弛み防止部が、チェ−ン弛み防止本体部とネジ部と縒り戻し部とを備えてなり、当該ネジ部と当該縒り戻し部とは離隔されて設けられており、当該チェ−ン弛み防止本体部を回転させ上昇させることにより、チェ−ンの弛みを取ることができるようにしてなることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の橋梁の足場用吊り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001587U JP3144658U (ja) | 2008-03-18 | 2008-03-18 | 橋梁の足場用吊り具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008001587U JP3144658U (ja) | 2008-03-18 | 2008-03-18 | 橋梁の足場用吊り具 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3144658U (ja) |
-
2008
- 2008-03-18 JP JP2008001587U patent/JP3144658U/ja not_active Expired - Fee Related
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