JP3144361B2 - 差動増幅器 - Google Patents

差動増幅器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は差動増幅器に関し、
特に入力段の差動増幅部と出力増幅段とを有し非反転増
幅器として使用される差動増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はかかる従来の差動増幅器の一例を
示す図であり、培風館発行のP.R.グレイ、R.G.
メイヤー著になる「超LSIのためのアナログ集積回路
設計技術 下巻」のp.317に開示の回路である。
【0003】図4を参照すると一対の差動入力端子10
0,102の電圧を増幅する入力増幅段700と、この
入力増幅段700の反転出力を増幅して出力端子106
へ導出する出力増幅段900と、この出力増幅段900
の入出力間に設けられた位相補償回路800とを有して
いる。
【0004】入力増幅段700は、一対の差動トランジ
スタ(PMOS)200,202と、これら差動トラン
ジスタ200,202のソース共通点に対して一定電流
を供給する定電流源トランジスタ(PMOS)204
と、差動トランジスタ200,202の能動負荷として
動作する一対のカレントミラートランジスタ(NMO
S)206,208とを有する。尚、トランジスタ20
4のゲートには一定バイアスが端子104から供給され
ている。
【0005】出力増幅段900は、入力増幅段700の
反転出力をゲート入力とする出力増幅用トランジスタ
(NMOS)210と、この出力増幅用トランジスタ2
10に直列接続されゲートに一定バイアスが端子104
から供給された電流源トランジスタ(PMOS)212
とを有する。そして、出力端子106がトランジスタ2
10のドレインから導出されている。
【0006】位相補償回路800は容量素子300と抵
抗素子302との直列回路構成であり、回路の動作安定
性を改善するための帰還回路となっている。
【0007】かかる構成において、入力端子100,1
02の電圧は入力トランジスタ200,202により夫
々電流に変換され、入力電圧の差電圧分がNMOS能動
負荷トランジスタ206,208にて増幅されて電圧に
変換されて出力される。この出力はトランジスタ210
のゲートへ印加されて増幅され、出力端子106へ出力
される。ここで、トランジスタ212は出力端子106
に接続される図示せぬ負荷を駆動するものであり、その
ゲートには一定バイアス電圧が端子104から供給され
ている。
【0008】この差動増幅回路の出力電流として、入力
電圧100が最大のとき、すなわち出力端子106の電
圧が最大のとき、端子106に接続される負荷を駆動す
るに十分な大きさの電流を定常的に供給可能な様に、当
該トランジスタ212が設けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の差動増幅
器では、出力電流として、入力電圧100が最大のと
き、すなわち出力端子106の電圧が最大のとき、端子
106に接続される負荷を駆動するに十分な大きさの電
流を、トランジスタ212が定常的に供給可能な様にな
っていることが必要である。
【0010】図4の回路では、このトランジスタ212
のゲートに対して端子104から一定バイアスを印加し
て定電流源として動作させているので、入力電圧100
が最大のとき、すなわち出力端子106の電圧が最大の
ときにのみ必要な大電流を確保すべく、定常的に消費電
流を増加させる必要がある。
【0011】入力電圧100の範囲が広い場合、すなわ
ち出力端子106の電圧範囲が広い場合には、低入力電
圧側、すなわち低出電圧側で電流の無駄使いとなり、全
体として低消費電力化が困難であるという欠点がある。
【0012】本発明の目的は、広い入力範囲で動作して
も低消費電力化を可能とした非反転差動増幅器を提供す
ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一対の
差動入力端子の入力信号を制御入力とする一対の差動ト
ランジスタを有する入力増幅段と、この入力増幅段の出
力に応じて制御される出力トランジスタ、この出力トラ
ンジスタの電流源として動作しこの出力トランジスタと
直列接続された電流源トランジスタを有する出力増幅段
と、 前記一対の差動入力端子のうち非反転入力端子の電
圧レベルに応じて前記電流源トランジスタのバイアス制
御をなすバイアス制御手段とを含む差動増幅器であっ
て、前記バイアス制御手段は、前記非反転入力端子の電
圧レベルに応じた電流を生成する電流変換用トランジス
タと、微小の一定電流を供給する手段と、前記電流変換
用トランジスタ及び前記微小の一定電流を供給する手段
の出力電流に応じた電圧を生成して前記電流源トランジ
スタのバイアス電圧とするバイアス電圧生成用トランジ
スタとを有し、 少なくとも前記非反転入力端子の電圧レ
ベルが前記電流変換用トランジスタの閾値電圧よりも小
のときは、前記バイアス電圧生成用トランジスタに対し
て、前記微小の一定電流を供給する手段によって回路負
荷を駆動し得るに十分な微小の一定電流を供給すること
を特徴とする差動増幅器が得られる。
【0014】そして、前記バイアス制御手段は、更に、
前記電流変換用トランジスタに直列接続されて前記電流
変換用トランジスタの電流抑制をなすトランジスタを有
し、前記非反転入力端子の電圧レベルが前記電流変換用
トランジスタの閾値以上でかつ前記電流変換用トランジ
スタが飽和領域にあるときには、前記電流抑制をなすト
ランジスタによって前記電流変換用トランジスタに流れ
る電流が出力電圧レベルに対して二乗特性より緩やかに
変化するよう制御することを特徴とする。
【0015】また、前記電流抑制をなすトランジスタ
は、そのドレイン・ソース間電流の増大により、前記電
流変換用トランジスタのドレインソース間電圧の増大
を制限するようにしたことを特徴とする。
【0016】更に、前記電流変換用トランジスタはノン
ドープトトランジスタであることを特徴とする。
【0017】本発明の作用を述べる。差動増幅器の非反
転入力の電圧レベルに応じて出力電流を変化させるよう
に、出力増幅段の電流源トランジスタのゲートバイアス
を可変制御する。これにより、非反転入力電圧範囲が広
い場合には、従来は出力電流として非反転入力電圧の最
大時、すなわち出力電圧が最大時に、出力に接続される
負荷を駆動するに十分な大きさの電流を全入力電圧範囲
に亘って定常的に流せる電流源トランジスタが必要であ
ったものを、電流源トランジスタのゲートバイアス可変
制御をなすことで、非反転入力電圧レベルに応じて出力
電流を変化させることができ、よって全入力電圧範囲に
おける平均消費電流を削減可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明の
実施例につき詳述する。
【0019】図1は本発明の一実施例の回路図であり、
図4と同等部分は同一符号により示している。図1にお
いて、図4の従来例と相違する部分のみにつき説明し、
他は省略する。
【0020】図4の従来回路に対して、図1の回路で
は、可変電流バイアス制御回路600が付加されてい
る。この可変電流バイアス制御回路600は、非反転入
力端子100の入力電圧レベルに応じて出力増幅段90
0の電流源トランジスタ214の電流を制御するため
に、当該入力電圧レベルに応じてトランジスタ214の
ゲート端子108のバイアスを可変制御するものであ
る。
【0021】具体的には、非反転入力端子100の入力
電圧がゲートに供給されこの電圧を電流変換する電流変
換用トランジスタ(NMOS)400と、このトランジ
スタ400に直列接続されてこのトランジスタ400の
出力電流を電圧変換してトランジスタ214のゲートバ
イアスとするバイアス電圧生成用トランジスタ(PMO
S)404と、このトランジスタ404に対して微小電
流を供給する定電流源トランジスタ(NMOS)402
と、このトランジスタ402に対して一定のゲートバイ
アスを供給して微小電流がこのトランジスタ402に流
れるようにする定電圧源406とを有する。
【0022】非反転入力端子100の電圧がトランジス
タ400の閾値より小のとき、トランジスタ400はオ
フ状態(遮断領域)になっているので、トランジスタ4
00には電流は流れず、よってトランジスタ402によ
る一定の微小電流がトランジスタ404に供給されるこ
とになる。よって、この電流により端子108のバイア
ス電圧が決定される。
【0023】この端子108の電圧をバイアスとするト
ランジスタ214には、トランジスタ400の閾値より
も小さい入力電圧に対して出力端子106に接続される
負荷を駆動するに十分な微小電流が流れることになる。
【0024】尚、トランジスタ404とトランジスタ2
14とはカレントミラーを構成しており、トランジスタ
404に流れる電流に対して、トランジスタのW/Lの
比(ゲートの幅と長さの比)に応じた出力電流がトラン
ジスタ214に流れる。
【0025】入力端子100の電圧がトランジスタ40
0の閾値以上の場合には、このトランジスタには当該入
力電圧に応じた電流が流れ、更にトランジスタ402に
は上記一定の微小電流が流れる。よって、トランジスタ
404には、トランジスタ400と402との電流の和
が流れ、この電流の和に応じて端子108のバイアス電
圧が決定される
【0026】その結果、トランジスタ214には、出力
端子106に接続される負荷を駆動するに十分で、かつ
入力電圧レベルに応じて(すなわち、出力電圧レベルに
応じて)変化する出力電流が流れるのである。この出力
電流は、入力電圧が低いときすなわち出力電圧が低いと
きには少なくなり、入力電圧が高いときすなわち出力電
圧が高いときには多くなる。
【0027】以上述べた様に、この実施例では、非反転
入力電圧のレベルに応じて出力電流を可変とすること
で、全入力範囲における平均消費電流を削減することが
可能となるのである。
【0028】図2は本発明の他の実施例を示す図であ
り、図1と同等部分は同一符号にて示しており、図1と
相違する部分のみにつき説明し、他は説明を省略する。
図2において、可変電流源バイアス制御回路600の構
成が相違するものである。
【0029】可変電流源バイアス制御回路600は、非
反転入力端子100の電圧レベルを検出して電流変換す
るNMOSノンドープトトランジスタ500と、このト
ランジスタ500に直列接続されて当該トランジスタ5
00の電流抑制をなすNMOSトランジスタ502と、
トランジスタ500の電流を電圧変換して端子108の
バイアス電圧を制御するバイアス電圧生成用トランジス
タ510とを含んでいる。
【0030】更に、可変電流源バイアス制御回路600
は、トランジスタ510に対して一定の微小電流を供給
するNMOSトランジスタ506と、このトランジスタ
506に対して一定バイアスを供給するNMOSトラン
ジスタ508及びPMOSトランジスタ514と、電流
抑制をなすNMOSトランジスタ502にバイアスを供
給するNMOSトランジスタ504及びPMOSトラン
ジスタ512とを有する。
【0031】トランジスタ512,514は端子104
から一定電圧がバイアスとして供給されており、トラン
ジスタ504,508はゲートとドレインとが共通接続
されている。
【0032】非反転入力電圧がトランジスタ500の閾
値より小のとき、トランジスタ500はオフ状態(遮断
領域)にあり、よってトランジスタ500には電流は流
れない。そして、端子104の一定電圧をバイアスとす
る微小電流がトランジスタ514に流れ、この微小電流
が固定バイアス供給用トランジスタ508及びトランジ
スタ506に流れて、その微小電流がトランジスタ51
0に流れることになる。よって、この微小電流に応じて
端子108の電圧、すなわちトランジスタ214のバイ
アスが決定され、結果としてトランジスタ214には、
出力端子106に接続される負荷を駆動するに十分な微
小電流が流れる。
【0033】尚、トランジスタ510と214とはカレ
ントミラーを構成しており、トランジスタ510に流れ
る電流に対して、W/Lの比に応じた出力電流がトラン
ジスタ214に流れる。
【0034】非反転入力電圧がトランジスタ500の閾
値以上でかつトランジスタ500が三極管領域にあると
き、入力電圧レベルに対して、すなわち出力端子106
のレベルに対して近似的に線形に変化する電流がトラン
ジスタ500に流れる。この近似的に線形に変化する電
流とトランジスタ506に流れる微小の一定電流との和
がトランジスタ510に流れるので、端子108の電圧
が当該和の電流により決定される。
【0035】この電圧をバイアスとする電流源トランジ
スタ214には、出力端子106に接続される負荷を駆
動するに十分でかつ入力電圧レベルに対して、すなわち
出力端子106のレベルに対して近似的に線形に変化す
る出力電流が流れることになる。この出力電流は、入力
電圧が低いとき、すなわち出力電圧が低いときには少な
くなり、逆に高いときには多くなる。
【0036】非反転入力電圧がトランジスタ500の閾
値以上でかつトランジスタ500が飽和領域にあると
き、入力電圧レベルに対して、すなわち出力端子106
のレベルに対して二乗特性で変化する電流がトランジス
タ500に流れようとする。この場合、トランジスタ5
02のドレイン−ソース間電流が増加して、ゲート−ソ
ース間電圧が増加し、よってそのソース電圧が低下する
ので、トランジスタ500のドレイン−ソース間電圧V
dsが大となるのを制限するように制御がなされる。
【0037】よって、入力電圧レベルに対して、すなわ
ち出力電圧レベルに対して二乗特性よりも緩やかに変化
する電流がトランジスタ500に流れ、その二乗特性よ
りも緩やかに変化する電流がトランジスタ502に流れ
る。この電流とトランジスタ506の微小電流との和が
トランジスタ510に流れるので、端子108の電圧が
この電流の和により決定される。この端子108の電圧
をバイアスとするトランジスタ214には、出力端子1
06の負荷を駆動するに十分でかつ入力電圧レベルに対
して、すなわち出力電圧レベルに対して二乗特性より緩
やかに変化する出力電流が流れる。つまり、出力電流が
過電流にならないように制御が可能となる。
【0038】この出力電流は入力電圧が低いとき、すな
わち出力電圧が低いときには少なくなり、逆に高いとき
には多くなる。また、入力電圧レベル検出用トランジス
タ500として、NMOSノンドープトトランジスタを
使用することにより、図1の実施例よりも、当該トラン
ジスタ500の遮断領域が狭くなり、微小の出力電流を
少なく抑えることができる。
【0039】以上のように、この実施例では、図1の実
施例の効果に加えて、非反転入力電圧レベルに対して出
力電流が過電流にならないように制御可能となり、更に
非反転入力電圧が低いときに流れる微小電流を少なく抑
えることが可能となる。よって、全入力範囲における平
均消費電流を更に削減でき、歪みの少ない安定な動作が
実現できるものである。
【0040】図3は本発明の実施例が適用される応用例
を示しており、1の差動増幅器として図1または図2の
回路が適用され、非反転増幅器として使用可能である。
尚、R1,R2は抵抗を示す。
【0041】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、入力
範囲が広く且つ非反転増幅器として使用する場合に低消
費電力化が実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】本発明の他の実施例の回路図である。
【図3】本発明の実施例の応用例を示す図である。
【図4】従来の差動増幅器の例を示す図である。
【符号の説明】
100,102 差動入力端子 104 固定バイアス端子 106 増幅出力端子 108 可変電流源バイアス制御回路出力端子 200,202 差動トランジスタ 204,214 402,506 電流源トランジスタ 206,208 能動負荷トランジスタ 210 出力トランジスタ 300 位相補償容量素子 302 位相補償抵抗素子 400,500 入力電圧レベル検出用トランジスタ 404,510 出力電流制御用トランジスタ 502 電流制限用トランジスタ 700 入力増幅段 800 位相補償回路 900 出力増幅段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の差動入力端子の入力信号を制御入
    力とする一対の差動トランジスタを有する入力増幅段
    と、 この入力増幅段の出力に応じて制御される出力トランジ
    スタ、この出力トランジスタの電流源として動作しこの
    出力トランジスタと直列接続された電流源トランジスタ
    を有する出力増幅段と、 前記一対の差動入力端子のうち非反転入力端子の電圧レ
    ベルに応じて前記電流源トランジスタのバイアス制御を
    なすバイアス制御手段と を含む差動増幅器であって、前記バイアス制御手段は、前記非反転入力端子の電圧レ
    ベルに応じた電流を生成する電流変換用トランジスタ
    と、微小の一定電流を供給する手段と、前記電流変換用
    トランジスタ及び前記微小の一定電流を供給する手段の
    出力電流に応じた電圧を生成して前記電流源トランジス
    タのバイアス電圧とするバイアス電圧生成用トランジス
    タとを有し、 少なくとも前記非反転入力端子の電圧レベルが前記電流
    変換用トランジスタの閾値電圧よりも小のときは、前記
    バイアス電圧生成用トランジスタに対して、前記微小の
    一定電流を供給する手段によって回路負荷を駆動し得る
    に十分な微小の一定電流を供給する ことを特徴とする差
    動増幅器。
  2. 【請求項2】 前記バイアス制御手段は、更に、前記電
    流変換用トランジスタに直列接続されて前記電流変換用
    トランジスタの電流抑制をなすトランジスタを有し、前
    記非反転入力端子の電圧レベルが前記電流変換用トラン
    ジスタの閾値以上でかつ前記電流変換用トランジスタが
    飽和領域にあるときには、前記電流抑制をなすトランジ
    スタによって前記電流変換用トランジスタに流れる電流
    が出力電圧レベルに対して二乗特性より緩やかに変化す
    るよう制御することを特徴とする請求項1記載の差動増
    幅器。
  3. 【請求項3】 前記電流抑制をなすトランジスタは、そ
    ドレイン・ソース間電流の増大により、前記電流変換
    用トランジスタのドレインソース間電圧の増大を制限
    するようにしたことを特徴とする請求項2記載の差動増
    幅器。
  4. 【請求項4】 前記電流変換用トランジスタはノンドー
    プトトランジスタで あることを特徴とする請求項記載
    の差動増幅器。
  5. 【請求項5】 前記出力増幅段の入出力間に設けられた
    位相補償回路を更に含むことを特徴とする請求項1〜4
    いずれか記載の差動増幅器。
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