JP3410704B2 - 高速カレントミラー回路及び方法 - Google Patents

高速カレントミラー回路及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大略、電子回路及
び方法に関するものであって、更に詳細には、例えば能
動増幅器負荷として使用する高速カレントミラー回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】増幅器回路は、通常、低電圧動作と共に
利得増加の目的のために受動的即ち抵抗性負荷と対比し
て、能動負荷を使用する。カレントミラーは一般的なタ
イプの能動負荷である。図面を参照して説明すると、図
1は差動増幅器10を使用するバッファ回路の概略図で
ある。後述するように、増幅器10は従来のカレントミ
ラー能動負荷を有している。
【0003】図2は図1のバッファ回路の簡単化した概
略図であって、増幅器10が電圧フォロア回路として構
成されており、その出力が直接その反転入力端へ接続さ
れている状態を示している。典型的な適用例において
は、増幅器10は、基準回路によって発生される固定さ
れた基準電圧を他のローカルな回路によって使用するこ
とが可能であるように、基準電圧回路(不図示)の出力
をバッファするために使用される。ローカルな回路は基
準回路にノイズを導入し、それによって基準回路の性能
を劣化させる場合があるので、バッファ動作が必要であ
る。
【0004】増幅器10はN型トランジスタ12A及び
12Bを有しており、それらは差動トランジスタ対を形
成しており、それらのソースは共通のテール電流源20
へ接続している。電流源20は比較的一定な出力電流I
Bを発生する。一対のカスコード接続されたN型トラン
ジスタ14A及び14Bが入力トランジスタ12A及び
12Bへ接続しており且つそれらのゲートはバイアス電
圧VBNへ接続している。公知の如く、トランジスタ14
A及び14Bは能動負荷によって見られる実効インピー
ダンスを増加させ、それにより増幅器の電圧利得を増加
させるべく動作する。
【0005】能動負荷はP型トランジスタ対18A及び
18Bを有しており、それらのゲートは共通のバイアス
電圧点へ接続している。後述するように、トランジスタ
18A及び18Bは一緒になってカレントミラーとして
機能し、これらのトランジスタにおける公称的な電流は
等しい。該能動負荷は、更に、カスコード接続されてい
るトランジスタ16A及び16Bを有しており、それら
のゲートはバイアス電圧供給源VBPへ接続している。
トランジスタ16A及び16Bは能動負荷の出力インピ
ーダンスを増加させ、それにより増幅器の利得を増加さ
せるべく動作する。
【0006】公知の如く、MOSトランジスタが飽和領
域で動作すべくバイアスされる場合には、そのドレイン
・ソース電流は該トランジスタのアスペクト比、即ちチ
ャンネル幅対チャンネル長の比(W/L)に比例する。
飽和領域において動作している2つのマッチングされた
トランジスタが同一の点でバイアスされると、相対的な
電流の大きさの比はこれら2つのアスペクト比の比と同
一である。共通の集積回路に実現されたトランジスタの
場合には、これらのトランジスタは、通常、同一のチャ
ンネル長Lを有しており、従ってチャンネルアスペクト
比は実効チャンネル幅Wを変化させることによって制御
される。
【0007】トランジスタ18A及び18Bは同一の幾
何学的形状及び同一のゲート・ソース電圧を有するマッ
チングされた装置である。更に、これら2つのトランジ
スタの定常状態ドレイン・ソース電圧は、トランジスタ
16A及び16Bの作用に起因して同一である。従っ
て、トランジスタ18A及び18Bは高精度カレントミ
ラーとして動作し、電流源20によって発生される電流
Bはこれら2つのトランジスタの間で等しく分割され
る。トランジスタ18A及び18Bのバイアス動作は、
そのドレイン・ソース電圧がそれらのトランジスタのス
レッシュホールド電圧とゲート・ソース電圧との間の差
より大きく、従ってこれら2つのトランジスタが飽和領
域で動作することを確保し、そのことは高利得を達成す
るための条件である。ドレイン・ソース電圧がゲート・
ソース電圧とスレッシュホールド電圧との間の差より小
さい場合には、トランジスタはトライオード(線形)領
域で動作し且つ飽和領域で動作する場合に得られるイン
ピーダンスよりも著しく小さいインピーダンスを有して
いる。
【0008】増幅器10の出力はトランジスタ14B及
び16Bの中間のノードであり且つ反転増幅器入力端を
形成しているトランジスタ12Bのゲートへ直接的に接
続している。トランジスタ16A及び14Aの中間のノ
ードはトランジスタ18A及び18Bのゲートへ接続し
ており、この接続はトランジスタ18A及び18Bを適
切なレベルにバイアスさせるフィードバックを与えてい
る。
【0009】出力Outの使用可能な電圧スイング(振
れ)を最大とさせるために、バイアス電圧VBPは可及的
に供給電圧VDDに近いものとさせる。然しながら、トラ
ンジスタ18A及び18Bが飽和領域にあるためにトラ
ンジスタ18A及び18Bを横断してのドレイン・ソー
ス電圧が充分に大きいものであることを確保するために
電圧VBPは充分に小さいものでなければならない。該使
用可能な電圧スイングは、必要とされる飽和電圧を可及
的に小さなものに維持するためにトランジスタ16A及
び16Bを大型(幅広のチャンネル)とすることによっ
て更に向上される。
【0010】増幅器10は単一の段を有しているに過ぎ
ないので、単一ポールシステムの過渡的な応答は必要と
される電流の量に対して非常に高速である。然しなが
ら、トランジスタ16A及び16Bが前述した理由によ
り大型なものとされる場合には、該トランジスタの寄生
容量が関連する非支配的なポールをして過渡的な応答に
悪影響を与える。その結果、増幅器出力端に接続されて
いるローカルな回路によって導入される動的擾乱から増
幅器が回復せんとする場合に出力にリンギングが表れ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、改良したカレントミラー回路及びその制御
方法を提供することを目的とする。本発明の別の目的と
するところは、増幅器能動負荷として使用するのに適し
たカレントミラー回路を提供することである。本発明の
更に別の目的とするところは、高利得、広い電圧スイン
グ、改良した過渡的応答を提供すると共に低電圧での動
作を可能とするカレントミラー回路を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、高速増
幅器における能動負荷として使用するのに適したカレン
トミラー回路が提供される。本回路は、典型的に全てP
型のMOSトランジスタである4個のトランジスタを有
しており、第一及び第二トランジスタを直列に接続し且
つ第三及び第四トランジスタを直列に接続する。第四ト
ランジスタは、典型的に、10倍第二トランジスタのア
スペクト比よりも大きなチャンネルアスペクト比を有し
ている。バイアス回路が設けられており、それはカレン
トミラーの正確性を確保するために第一及び第三トラン
ジスタのドレイン電圧を同一のレベルに維持すべく動作
する。更に、該バイアス回路は、カレントミラーが増幅
器能動負荷として使用される場合に高利得動作を確保す
るために、第一、第三、第四トランジスタを飽和領域に
維持すべく動作する。より小型の第二トランジスタはト
ライオード領域において動作し、その寸法が小さいので
回路の過渡的応答を向上させている。
【0013】
【発明の実施の態様】図3を参照すると、本発明の1実
施例に基づいて構成されたカレントミラー回路が示され
ている。カレントミラー回路をバイアスさせるバイアス
回路24も示されている。増幅器22は電圧フォロアと
して構成されており、その反転入力端は直接的に出力端
Outへ接続している。増幅器22は差動トランジスタ
対23A及び23Bを有しており、それらのソースはテ
ール電流供給源30へ接続している。トランジスタ25
A及び25Bはカスコード形態に接続されており、能動
負荷によって見られる実効インピーダンスを増加させて
いる。トランジスタ25A及び25Bのゲートは両方と
もバイアス電圧VBNへ接続している。トランジスタ23
A,23B,25A,25Bは全てN型装置である。
【0014】増幅器22用のカレントミラー能動負荷
は、P型トランジスタ28A及び28Bを有しており、
それらのゲートは共通に接続されており且つトランジス
タ25Aのドレインへ接続している。図2に関連して先
に説明したように、このフィードバック構成は、負荷ト
ランジスタ28A及び28Bのゲートをバイアスさせる
べく動作する。トランジスタ26A及び26Bはカスコ
ード接続されているトランジスタであって、それらは能
動負荷のインピーダンスを増加させるべく動作する。本
発明の重要な側面は、トランジスタ26Bと比較して小
型の幾何学的形状のトランジスタ26Aを使用している
ことである。トランジスタ26Bは出力電圧スイングの
範囲及び増幅器の利得に直接的に影響を与えるものであ
るから、大型のままである。トランジスタ26Aのみの
寸法を減少させることは関連する寄生容量を著しく減少
させ、従って、増幅器の過渡的応答を著しく向上させ
る。好適には、トランジスタ26Bはトランジスタ26
Aのアスペクト比よりも10倍大きいアスペクト比を有
しているが、1.5乃至1の寸法差であっても本発明の
利点の幾等かを提供するものである。
【0015】トランジスタ26Bと比較してトランジス
タ26Aの寸法を減少させることは、増幅器22のその
他の性能パラメータを維持するために対処することを必
要とする問題を導入する。例えば、増幅器22が基準電
圧バッファとして例示的な実施例において使用される場
合には、増幅器は非常に小さな入力オフセット電圧を有
していることが重要であり、特に温度に関してそのこと
が言える。増幅器におけるDCエラーは増幅器によって
バッファされる基準電圧の大きさを変化させる。低入力
オフセット電圧を達成するために、負荷トランジスタ2
8A及び28Bは定常状態動作条件下において電流源3
0によって供給される電流IC1を等しく分割せねばなら
ない。このことは、2つのマッチングさせたトランジス
タ28A及び28Bのゲート・ソース電圧及びドレイン
・ソース電圧が同一のものとされることを必要とする。
【0016】トランジスタ28A及び28Bの夫々のゲ
ート及びソースは共通接続されており、従ってそのゲー
ト及びソース電圧は同一である。ドレイン・ソース電圧
が等しいためには、負荷トランジスタ28B及び26B
の中間のノードにおける電圧V1は、負荷トランジスタ
28A及び26Aの中間のノードにおける電圧V2と等
しくなければならない。この関係は温度変化にわたり維
持されることが必要である。後述するように、トランジ
スタ26A及び26Bの寸法差は電圧V1及びV2を等
しくないものとさせる傾向がある。
【0017】バイアス回路24は電圧V1及びV2の間
の所望の等価性を維持し且つこれら2つの電圧の実際の
値を制御するために、トランジスタ26A及び26Bの
ゲート電圧を別々に制御すべく動作する。飽和状態にあ
るトランジスタのゲート・ソース電圧は与えられた電流
に対してチャンネル幅Wの平方根に逆比例する。トラン
ジスタ26Aはチャンネル幅においてトランジスタ26
Bよりも小さいのでトランジスタ26Aのゲート・ソー
ス電圧は同一の電流に対してトランジスタ26Bのそれ
よりも一層大きい(後述するように、トランジスタ26
Aが実際に飽和領域において動作するものでない場合で
あってもこのことは成立する)。従って、就中、バイア
ス回路24は、トランジスタ26A及び26Bのゲート
・ソース電圧における差に等しい量だけ、トランジスタ
26Bのゲート電圧よりも低い電圧にトランジスタ26
Aのゲート電圧を設定する。
【0018】トランジスタ26Aのドレインはトランジ
スタ28A及び28Bのゲートへ接続しており、従って
トランジスタ26Aのドレイン電圧は比較的固定された
状態を維持する。後述するように、トランジスタ26A
のソース電圧は範囲が制限されている。従って、トラン
ジスタ26Aのドレイン・ソース電圧は制限されている
大きさを有している。トランジスタ26Aは小型の装置
であるから、それがより大型のものであった場合に有す
るものよりもより大きなゲート・ソース電圧を有してい
る。トランジスタ26Aのドレイン・ソース電圧はトラ
ンジスタ26Aのゲート・ソース電圧とスレッシュホー
ルド電圧との間の差よりも小さい。従って、定義上、ト
ランジスタ26Aは飽和領域ではなく線形領域即ちトラ
イオード領域において動作する。トランジスタ26Aが
トライオード領域において動作し且つトランジスタ26
Bが飽和領域において動作するという事実はバイアス回
路を複雑化させるが、バッファ回路のDC精度に悪影響
を与えることはない。
【0019】バイアス回路24はP型トランジスタ40
を有しており、それは別のP型トランジスタ42と直列
に接続されており、P型トランジスタ42は電流IC3
発生する第二電流源34と直列に接続している。第三P
型トランジスタ38がトランジスタ40のドレインと電
流IC2を発生する第三電流源32との間に接続されてい
る。従って、トランジスタ40は電流源32及び34の
電流の和(IC2+IC3)に等しい大きさを有する電流を
導通させ、トランジスタ42はIC3に等しい電流を導通
させ、且つトランジスタ38はIC2に等しい電流を導通
させることを理解することが可能である。
【0020】トランジスタ38はそのゲート及びドレイ
ンを共通接続しており、従って該トランジスタは飽和領
域において動作する。トランジスタ38のゲート/ドレ
インはこれも飽和領域において動作するトランジスタ2
6Bのゲートへ接続している。従って、トランジスタ2
6Bのソースにおける電圧V1は、飽和領域において動
作する該2つのトランジスタのゲート・ソース電圧を強
制的に等しいものとさせることによってトランジスタ3
8のソースにおける電圧V3と等しくさせることが可能
である。このことは、以下の式に従って相対的なトラン
ジスタの寸法及び電流を制御することによって達成する
ことが可能である。
【0021】 W38/W26B = IC2/(IC1/2) (1) 尚、W38及びW26Bは、夫々、トランジスタ38及び2
6Bのチャンネル幅であり、且つIC2及びIC1/2は、
夫々、トランジスタ38及び26Bのドレイン・ソース
電流である。
【0022】従って、例えば、トランジスタ38及び2
6Bが同一の寸法であり且つIC2がIC1の半分である場
合には、ソース電圧V3はソース電圧V1と等しい。注
意すべきことであるが、これらの電圧は温度に関して追
従する。典型的な具体例においては、トランジスタ38
は、実際には、トランジスタ26Bの寸法の約10分の
1であり、且つトランジスタ38における電流が減少さ
れ、従って回路面積が節約され且つ電流消費が減少され
る。
【0023】トランジスタ42は小型の幾何学的形状の
装置であり且つトランジスタ26Aと同様の態様でバイ
アスされ、従ってトランジスタ26Aと同様にトライオ
ード領域において動作する。電圧V3は、トランジスタ
40及び28Aのゲート電圧を等しいものとさせ且つト
ランジスタ42及び26Aのドレイン・ソース電圧を同
一のものとさせることによって、電圧V2と等しくさせ
ることが可能である。トランジスタ40及び28Aの両
方が飽和領域において動作するので、ゲート・ソース電
圧は以下の式に従って等しくさせることが可能である。
【0024】 W40/W28A = (IC3+IC2)/(IC1/2) (2) 尚、W40及びW28Aは、夫々、トランジスタ40及び2
8Aのチャンネル幅であり、且つ(IC3+IC2)及びI
C1/2は、夫々、トランジスタ40及び28Aのドレイ
ン・ソース電流である。
【0025】従って、例えば、IC3及びIC2が両方とも
C1の半分に等しく且つトランジスタ40がトランジス
タ28Aの2倍の幅である場合に式(2)が満足され
る。
【0026】トランジスタ42及び26Aのドレインが
夫々トランジスタ40及び28Aのゲートへ接続されて
いるので、トランジスタ42及び26Aのドレインは同
一の電圧にある。トランジスタ42及び26Aのドレイ
ン・ソース電圧が等しくされる場合には、電圧V2は電
圧V3と等しい。トランジスタ42及び26Aが両方と
もトライオード領域において動作するので、これら2つ
のトランジスタのドレイン・ソース電圧は、以下の条件
が満足される場合には、等しくさせることが可能であ
る。
【0027】 W42/W26A = IC3/(IC1/2) (3) 尚、W42及びW26Aは、夫々、トランジスタ42及び2
6Aのチャンネル幅であり、且つIC3及びIC1/2は、
夫々、トランジスタ42及び26Aのドレイン・ソース
電流である。
【0028】従って、例えば、式(3)は、IC3がIC1
の半分に等しくされ且つ両方のトランジスタが同一の寸
法である場合に満足される。最後に、トランジスタ42
及び26Aのソース・ドレイン電圧が等しい場合には、
夫々のソース電圧V3及びV2は等しい。電圧V1及び
V3が等しく且つ電圧V2及びV3が等しいので電圧V
1及びV2も等しい。
【0029】電圧V1及びV2の実際の値が重要であ
る。何故ならば、トランジスタ28A及び28Bを飽和
状態に維持することが必要だからである。P型トランジ
スタ44が供給電圧VDDと電流IC4を発生する電流源3
6との間に直列に接続されている。トランジスタ44の
ゲート及びドレインは、該トランジスタを飽和領域に維
持するために共通接続されている。理解されるように、
電圧V3は共通電圧VDD−トランジスタ44及び42の
ゲート・ソース電圧における差に等しく設定される。前
述したように、電圧V1及びV2は電圧V3に等しく、
従って、供給電圧VDD−トランジスタ44及び42のゲ
ート・ソース電圧における差に等しい。ゲート・ソース
電圧における差の大きさは、幾何学的形状及びトランジ
スタ42を介しての電流の流れに対するトランジスタ4
4を介しての電流の流れを制御することによって設定す
ることが可能である。該電圧差の大きさは、トランジス
タ28A及び28Bが飽和領域において動作することを
確保するために、該2つのトランジスタのゲート・ソー
ス電圧及びスレッシュホールド電圧における差と比較し
て、これら2つのトランジスタのドレイン・ソース電圧
が充分に大きなものであるように設定される。更に、公
知の如く、トランジスタ42及び44のゲート・ソース
電圧における差は温度係数を有しており、それはトラン
ジスタ28A及び28Bを飽和状態に維持するのに必要
とされる最小のドレイン・ソース電圧の温度係数に追従
する。従って、トランジスタ28A及び28Bのドレイ
ン・ソース電圧は、該トランジスタを飽和領域に維持す
るのに必要な最小値近くに設定することが可能であり、
その最小値は温度に関する最小飽和電圧における変化を
補償するために温度に関して変化する。この特徴は本カ
レントミラー回路が供給電圧VDDの減少させたレベルに
おいて信頼性を持って動作することを可能とさせる。
【0030】増幅器22における能動負荷として本発明
に基づくカレントミラー回路を使用することは増幅器の
過渡的な応答を著しく改善させる。1例として、テスト
結果によれば、図3のバッファ回路が2ボルトの階段状
入力の後に定常状態値の0.2mVへ安定化するために
必要な時間は図1の従来の回路によって必要とされる時
間の約半分であることが判明した。
【0031】従って、増幅器及びその他の関連する適用
例に対しての能動負荷として使用するための新規な高速
カレントミラー回路について説明した。然しながら、本
発明は、上述した具体的な実施例にのみ限定されるもの
ではなく本発明の技術的範囲を逸脱することなしに種々
の変形が可能であることは勿論である。例えば、P型ト
ランジスタの代わりにN型トランジスタを使用して本発
明のカレントミラー回路を実現することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のバッファ回路を示した概略図。
【図2】 図1のバッファ回路の簡単化した概略ブロッ
ク図。
【図3】 本発明に基づいてカレントミラー負荷を組込
んだバッファ回路を示した概略図。
【符号の説明】
22 増幅器 23A,23B 差動トランジスタ対 24 バイアス回路 30 テール電流源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−13820(JP,A) 特開 平1−106607(JP,A) 特開 昭60−111509(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 3/343 H03F 3/45

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カレントミラー回路において、 第一導電型の第一及び第二MOSトランジスタが設けら
    れており、 前記第一MOSトランジスタが第一電流経路を形成する
    ために前記第二MOSトランジスタによって画定されて
    いるドレイン・ソース電流経路と直列に接続されている
    ドレイン・ソース電流経路を画定しており、 第一導電型の第三及び第四MOSトランジスタが設けら
    れており、 前記第三MOSトランジスタは第二電流経路を形成する
    ために前記第四MOSトランジスタによって画定されて
    いるドレイン・ソース電流経路と直列に接続しているド
    レイン・ソース電流経路を画定しており、 前記第一及び第三MOSトランジスタのソースが共通接
    続されており、前記第一及び第三MOSトランジスタの
    ゲートが共通接続されており、前記第二MOSトランジ
    スタのドレインがカレントミラー入力端を形成しており
    且つ前記第四MOSトランジスタのドレインがカレント
    ミラー出力端を形成しており、 前記第二トランジスタMOSのゲートへ接続している第
    一バイアス電圧出力端及び前記第四MOSトランジスタ
    のゲートへ接続している第二バイアス電圧出力端を具備
    するバイアス回路が設けられており、前記バイアス回路
    は前記第二MOSトランジスタがトライオード領域にお
    いて動作し且つ前記第四MOSトランジスタが飽和領域
    において動作するように構成されている、ことを特徴と
    するカレントミラー回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第二MOSトラ
    ンジスタが前記第四MOSトランジスタのチャンネル幅
    よりも小さなチャンネル幅を有していることを特徴とす
    るカレントミラー回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記第四MOSトラ
    ンジスタのチャンネル幅が前記第二MOSトランジスタ
    のチャンネル幅と少なくとも1.5倍の大きさであるこ
    とを特徴とするカレントミラー回路。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記バイアス回路が
    前記第一及び第三MOSトランジスタのドレイン電圧を
    ほぼ等しく維持することを特徴とするカレントミラー回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記バイアス回路
    が、前記第一MOSトランジスタのドレイン・ソース電
    流対チャンネルアスペクト比の比にほぼ等しいドレイン
    ・ソース電流対チャンネルアスペクト比の比において動
    作する第一導電型の第五MOSトランジスタを有してお
    り、且つ前記第五MOSトランジスタのドレイン電圧が
    前記第一MOSトランジスタのドレイン電圧とほぼ等し
    いことを特徴とするカレントミラー回路。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記バイアス回路
    が、前記第五MOSトランジスタによって画定されてい
    るドレイン・ソース経路と直列に接続されており且つ前
    記第二MOSトランジスタのドレイン・ソース電流対チ
    ャンネルアスペクト比の比にほぼ等しいドレイン・ソー
    ス電流対チャンネルアスペクト比の比において動作する
    ドレイン・ソース経路を画定している第一導電型の第六
    MOSトランジスタを有しており、且つ前記第六MOS
    トランジスタのゲート電圧が前記第二MOSトランジス
    タのゲート電圧にほぼ等しいことを特徴とするカレント
    ミラー回路。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記バイアス回路が
    前記第五MOSトランジスタのドレイン・ソース経路と
    直列に接続されているドレイン・ソース経路を画定して
    いる第一導電型の第七MOSトランジスタを有してお
    り、前記第五MOSトランジスタが前記第四MOSトラ
    ンジスタのドレイン・ソース電流対チャンネルアスペク
    ト比の比にほぼ等しいドレイン・ソース電流対チャンネ
    ルアスペクト比の比で動作し、且つ前記第七MOSトラ
    ンジスタのゲート電圧が前記第四MOSトランジスタの
    ゲート電圧に等しいことを特徴とするカレントミラー回
    路。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記第六MOSトラ
    ンジスタのゲートが前記第一バイアス電圧出力端を構成
    しており且つ前記第七MOSトランジスタのゲートが前
    記第二バイアス電圧出力端を構成していることを特徴と
    するカレントミラー回路。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記バイアス回路
    が、更に、第一導電型の第八MOSトランジスタを有し
    ており、前記第八MOSトランジスタは、前記第一及び
    第三MOSトランジスタのドレイン・ソース電圧が前記
    第八及び第六MOSトランジスタのゲート・ソース電圧
    の大きさにおける差にほぼ等しいように前記第六MOS
    トランジスタへ接続されていることを特徴とするカレン
    トミラー回路。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記第八MOSト
    ランジスタのゲートが前記第六MOSトランジスタのゲ
    ートへ接続していることを特徴とするカレントミラー回
    路。
  11. 【請求項11】 カレントミラー回路において、 第一導電型の第一及び第二MOSトランジスタが設けら
    れており、前記第一MOSトランジスタは第一電流経路
    を形成するために前記第二MOSトランジスタによって
    画定されているドレイン・ソース電流経路と直列に接続
    されているドレイン・ソース電流経路を画定しており、 第一導電型の第三及び第四MOSトランジスタが設けら
    れており、前記第三MOSトランジスタは第二電流経路
    を形成するために前記第四MOSトランジスタによって
    画定されているドレイン・ソース電流経路と直列に接続
    されているドレイン・ソース電流経路を画定しており、
    前記第四MOSトランジスタは前記第二MOSトランジ
    スタのチャンネルアスペクト比の少なくとも1.5倍で
    あるチャンネルアスペクト比を有しており且つ前記第一
    及び第三MOSトランジスタのソースは共通接続されて
    おり、前記第一及び第三MOSトランジスタのゲートは
    共通接続されており、前記第二MOSトランジスタのド
    レインはカレントミラー入力端を形成しており且つ前記
    第四MOSトランジスタのドレインはカレントミラー出
    力端を形成しており、前記第一MOSトランジスタのド
    レイン・ソース電圧を前記第三MOSトランジスタのド
    レイン・ソース電圧と等しく維持させるバイアス回路が
    設けられている、ことを特徴とするカレントミラー回
    路。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記第一及び第
    三MOSトランジスタが電流対チャンネルアスペクト比
    のほぼ等しい比で動作すべく構成されていることを特徴
    とするカレントミラー回路。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記バイアス回
    路が前記第一、第三、第四MOSトランジスタを飽和領
    域において動作させ且つ前記第二MOSトランジスタを
    トライオード領域において動作させることを特徴とする
    カレントミラー回路。
  14. 【請求項14】 請求項11において、更に、前記第一
    導電型と反対の第二導電型であり且つ差動対として接続
    されている第一及び第二トランジスタを有しており、前
    記第二導電型の第一トランジスタは前記第一電流経路と
    直列に接続されているドレイン・ソース経路を画定して
    おり且つ前記第二導電型の第二トランジスタは前記第二
    電流経路と直列に接続しているドレイン・ソースを画定
    しており、前記回路及び前記差動対は前記第二導電型の
    第一トランジスタのゲートにおいて第一増幅器入力端を
    具備しており且つ前記第二導電型の第二トランジスタの
    ゲートにおいて第二増幅器入力端を具備しており且つ前
    記第一導電型の第四MOSトランジスタと前記第二導電
    型の第二トランジスタとの中間のノードにおいて増幅器
    出力端を具備している増幅器を形成していることを特徴
    とするカレントミラー回路。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記増幅器出力
    端が前記第二増幅器入力端へ接続していることを特徴と
    するカレントミラー回路。
  16. 【請求項16】 カレントミラー回路において、 第一導電型の第一及び第二MOSトランジスタが設けら
    れており、前記第一MOSトランジスタは第一電流経路
    を形成するために前記第二MOSトランジスタによって
    画定されているドレイン・ソース電流経路と直列に接続
    しているドレイン・ソース電流経路を画定しており、 第一導電型の第三及び第四MOSトランジスタが設けら
    れており、前記第三MOSトランジスタは第二電流経路
    を形成するために前記第四MOSトランジスタによって
    画定されているドレイン・ソース電流経路と直列に接続
    しているドレイン・ソース電流経路を画定しており、前
    記第一及び第三MOSトランジスタのソースが共通接続
    されており、前記第一及び第三MOSトランジスタのゲ
    ートが共通接続されており、前記第二MOSトランジス
    タのドレインがカレントミラー入力端を形成しており且
    つ前記第四MOSトランジスタのドレインがカレントミ
    ラー出力端を形成しており、 前記第一、第三及び第四MOSトランジスタを飽和領域
    にバイアスさせ且つ前記第二MOSトランジスタをトラ
    イオード領域にバイアスさせるバイアス回路が設けられ
    ている、ことを特徴とするカレントミラー回路。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記第一及び第
    三MOSトランジスタがほぼ等しいチャンネルアスペク
    ト比を有しており、且つ前記第四MOSトランジスタが
    前記第二MOSトランジスタのチャンネルアスペクト比
    よりも少なくとも1.5倍大きいチャンネルアスペクト
    比を有していることを特徴とするカレントミラー回路。
  18. 【請求項18】 請求項17において、更に、第一導電
    型と反対の第二導電型であり且つ差動対として接続され
    ている第一及び第二トランジスタが設けられており、前
    記第二導電型の第一トランジスタは前記第一電流経路と
    直列に接続しているドレイン・ソース経路を画定してお
    り且つ前記第二導電型の第二トランジスタは前記第二電
    流経路と直列に接続しているドレイン・ソース経路を画
    定しており、前記回路及び前記差動対は、前記第二導電
    型の第一トランジスタのゲートにおいて第一増幅器入力
    端を具備しており且つ前記第二導電型の第二トランジス
    タのゲートにおいて第二増幅器入力端を具備しており且
    つ前記第一導電型の第四MOSトランジスタと第二導電
    型の第二トランジスタとの中間のノードにおいて増幅器
    出力端を具備している増幅器を形成していることを特徴
    とするカレントミラー回路。
  19. 【請求項19】 カレントミラー回路において、 第一導電型の第一及び第二MOSトランジスタが設けら
    れており、前記第一MOSトランジスタは第一電流経路
    を形成するために前記第二MOSトランジスタによって
    画定されているドレイン・ソース電流経路と直列に接続
    しているドレイン・ソース経路を画定しており、 第一導電型の第三及び第四MOSトランジスタが設けら
    れており、前記第三MOSトランジスタは第二電流経路
    を形成するために前記第四MOSトランジスタによって
    画定されているドレイン・ソース電流経路と直列に接続
    しているドレイン・ソース経路を画定しており、前記第
    四MOSトランジスタは前記第二MOSトランジスタの
    チャンネルアスペクト比と少なくとも1.5倍大きなチ
    ャンネルアスペクト比を有しており且つ前記第一及び第
    三MOSトランジスタのソースが共通接続されており、
    前記第一及び第三MOSトランジスタのゲートが共通接
    続されており、前記第二MOSトランジスタのドレイン
    がカレントミラー入力端を形成しており且つ前記第四M
    OSトランジスタのドレインがカレントミラー出力端を
    形成している、ことを特徴とするカレントミラー回路。
  20. 【請求項20】 請求項19において、更に、前記第四
    MOSトランジスタのドレイン・ソース電流対チャンネ
    ルアスペクト比の比にほぼ等しいドレイン・ソース電流
    対チャンネルアスペクト比の比で動作する第一導電型の
    第五トランジスタ及び前記第二MOSトランジスタのド
    レイン・ソース電流対チャンネルアスペクト比の比にほ
    ぼ等しいドレイン・ソース電流対チャンネルアスペクト
    比の比において動作する第一導電型の第六トランジスタ
    を有するバイアス回路が設けられていることを特徴とす
    るカレントミラー回路。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記第五トラン
    ジスタが飽和領域において動作し且つ前記第六トランジ
    スタがトライオード領域において動作することを特徴と
    するカレントミラー回路。
  22. 【請求項22】 請求項21において、更に、前記第一
    導電型と反対の第二導電型であり且つ差動対として接続
    されている第一及び第二トランジスタが設けられてお
    り、前記第二導電型の第一トランジスタは前記第一電流
    経路と直列に接続しているドレイン・ソース経路を画定
    しており且つ前記第二導電型の第二トランジスタは前記
    第二電流経路と直列に接続しているドレイン・ソース経
    路を画定しており、前記回路及び前記差動対は、前記第
    二導電型の第一トランジスタのゲートにおいて第一増幅
    器入力端を具備しており且つ前記第二導電型の第二トラ
    ンジスタのゲートにおいて第二増幅器入力端を具備して
    おり且つ前記第一導電型の第四MOSトランジスタと前
    記第二導電型の第二トランジスタとの中間のノードにお
    いて増幅器出力端を具備している増幅器を形成している
    ことを特徴とするカレントミラー回路。
  23. 【請求項23】 請求項22において、前記第一及び第
    二導電型が夫々P型及びN型であることを特徴とするカ
    レントミラー回路。
  24. 【請求項24】 第一導電型の第一及び第二MOSトラ
    ンジスタが設けられており、前記第一MOSトランジス
    タが第一電流経路を形成するために前記第二MOSトラ
    ンジスタによって画定されているドレイン・ソース電流
    経路と直列に接続しているドレイン・ソース電流経路を
    画定しており、第一導電型の第三及び第四MOSトラン
    ジスタが設けられており、前記第三MOSトランジスタ
    が第二電流経路を形成するために前記第四MOSトラン
    ジスタによって画定されているドレイン・ソース電流経
    路と直列に接続しているドレイン・ソース電流回路を確
    定しており、前記第一及び第三MOSトランジスタのソ
    ースが共通接続されており且つ前記第一及び第三MOS
    トランジスタのゲートが共通接続されているカレントミ
    ラー回路の制御方法において、 前記第一、第三及び第四MOSトランジスタを飽和領域
    にバイアスさせ、 前記第二MOSトランジスタをトライオード領域にバイ
    アスさせ、 前記第二MOSトランジスタのドレインへ入力電流を印
    加し、 前記第四MOSトランジスタのドレインにおいて前記入
    力電流に比例する出力電流を受取る、ことを特徴とする
    方法。
  25. 【請求項25】 請求項24において、前記第一及び第
    三MOSトランジスタが、ほぼ等しい夫々のチャンネル
    アスペクト比を有しており、且つ前記入力及び出力電流
    がほぼ等しいことを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 請求項25において、更に、 前記第一導電型と反対の第二導電型の第一MOSトラン
    ジスタのドレイン・ソース経路を前記第一電流経路と直
    列に接続し、 前記第二導電型の第二MOSトランジスタのドレイン・
    ソース経路を前記第二電流経路と直列に接続し、 前記印加するステップが、前記出力電流が変化するよう
    に前記第二導電型の第一トランジスタのゲート・ソース
    電圧を変化させる、 ことを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 第一導電型の第一及び第二MOSトラ
    ンジスタが設けられており、前記第一MOSトランジス
    タは第一電流経路を形成するために前記第二MOSトラ
    ンジスタによって画定されているドレイン・ソース電流
    経路と直列に接続しているドレイン・ソース電流経路を
    画定しており、第一導電型の第三及び第四MOSトラン
    ジスタが設けられており、前記第三MOSトランジスタ
    は第二電流経路を形成するために前記第四MOSトラン
    ジスタによって画定されているドレイン・ソース電流経
    路と直列に接続しているドレイン・ソース電流経路を画
    定しており、前記第一及び第三MOSトランジスタのソ
    ースが共通接続されており、前記第一及び第三MOSト
    ランジスタのゲートが共通接続されており、前記第四M
    OSトランジスタは前記第二MOSトランジスタのチャ
    ンネルアスペクト比の少なくとも1.5倍大きいチャン
    ネルアスペクト比を有しているカレントミラー回路の制
    御方法において、 前記第一、第三及び第四MOSトランジスタを飽和領域
    にバイアスさせ、 前記第一及び第三MOSトランジスタのドレインをほぼ
    等しい電圧に維持し、 前記第二MOSトランジスタのドレインへ入力電流を印
    加し、 前記第四MOSトランジスタのドレインにおいて前記入
    力電流に比例する出力電流を受取る、ことを特徴とする
    方法。
  28. 【請求項28】 請求項27において、前記第一及び第
    三トランジスタがほぼ等しい夫々のチャンネルアスペク
    ト比を有しており、且つ前記入力及び出力電流がほぼ等
    しいことを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 請求項28において、更に、前記第二
    MOSトランジスタをトライオード領域にバイアスさせ
    ることを特徴とする方法。
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