JP3144339B2 - 液体容器の栓装置 - Google Patents

液体容器の栓装置

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JP3144339B2
JP3144339B2 JP08011697A JP8011697A JP3144339B2 JP 3144339 B2 JP3144339 B2 JP 3144339B2 JP 08011697 A JP08011697 A JP 08011697A JP 8011697 A JP8011697 A JP 8011697A JP 3144339 B2 JP3144339 B2 JP 3144339B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、液体容器の栓装
置に関し、さらに詳しくは分解可能な2部材からなる栓
体を具備した液体容器の栓装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、保温機能を有する容器本体の開
口部を栓体により密閉することにより、液体等を保温貯
蔵するタイプの液体容器は従来から良く知られている。
このようなタイプの液体容器の場合、保温性能を向上さ
せるためには、栓体における断熱性能の向上が一つの重
要な要因となっており、そのために、栓体を、内部に断
熱空間を有する中空体により構成するようにしている。
【0003】ところで、上記のように栓体を中空体で構
成するようにした場合、栓体内に水や蒸気が侵入するこ
とがあり、内部に雑菌や黴が繁殖するおそれがある。こ
のような事態に対処するために、栓体を、容器本体の開
口部に対して着脱自在に螺着される栓体を、前記容器本
体の開口部に対して螺合される栓本体と、該栓本体に対
して着脱自在に螺着されるキャップとによって分解可能
に構成したものが多用されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うに、栓体を、螺着脱可能な栓本体とキャップとにより
構成した場合、栓本体と容器本体開口部とも螺着脱自在
とされているところから、栓本体とキャップとの螺着構
造と、栓本体と容器本体開口部との螺合構造とが同等構
造とされている場合には、注液操作時に栓体を容器本体
開口部から螺脱される際に、栓本体とキャップとの螺合
が弛んでしまうという現象が生ずるおそれがある。つま
り、栓本体を分解する必要がないにもかかわらず、不用
意にキャップと栓本体との螺合が弛んでしまうこととな
り、栓体の容器本体開口部からの螺脱操作がしにくくな
るという不具合が生ずるおそれがある。
【0005】また、図19に示すように、栓本体aを容
器本体bの開口部cに螺着されるとともにキャップiに
固着される上栓部dと、該上栓部dに対して内挿される
とともに容器本体開口部cを密栓する下栓部eとにより
構成し、上栓部dの内周面と下栓部eの外周面にそれぞ
れ係合溝f,gを形成し、該係合溝f,gに跨がって縮
径状態のリング状の樹脂バネhを係合させて、該樹脂バ
ネhを径変化(即ち、拡径)させることにより、上栓部
dの係合溝f内に樹脂バネhを収納して樹脂バネhによ
るロックを解除し、上栓部dから下栓部eを分離できる
ようにしたものがあるが、構造が複雑となるばかりでな
く、部品点数も多くなる。
【0006】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、分解できる構造の栓装置であって、栓体の容器本
体開口部からの螺脱操作時には栓体が容易に分解しない
簡単な構造の栓装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明の第1の基本構
成では、上記課題を解決するための手段として、容器本
体の開口部に対して着脱自在に螺着される栓体を、前記
容器本体の開口部に対して螺合される栓本体と、該栓本
体に対して着脱自在に螺着されるキャップとからなる中
空体として構成するとともに、前記栓本体とキャップと
螺合部におけるネジ部の側面に、肉盛部を一体に形成
している。
【0008】上記のように構成したことにより、栓体を
容器本体開口部から螺脱する際にも、キャップと栓本体
との螺合が弛むことがなくなり、ネジ部側面に肉盛部を
形成するという極めて簡単な構成で、栓体の螺脱操作時
に栓体が容易に分解してまうことがなくなる。
【0009】本願発明の第2の基本構成では、上記課題
を解決するための手段として、容器本体の開口部に対し
て着脱自在に螺着される栓体を、前記容器本体の開口部
に対して螺合される栓本体と、該栓本体に対して着脱自
在に螺着されるキャップとからなる中空体として構成す
るとともに、前記キャップ栓本体との螺合部における
ネジ部の表面に、粗面加工部を形成している。
【0010】上記のように構成したことにより、栓体を
容器本体開口部から螺脱する際にも、キャップと栓本体
との螺合が弛むことがなくなり、ネジ部表面に粗面加工
を施すという極めて簡単な構成で栓体の螺脱操作時に栓
体が容易に分解してまうことがなくなる。
【0011】本願発明の第3の基本構成では、上記課題
を解決するための手段として、容器本体の開口部に対し
て着脱自在に螺着される栓体を、前記容器本体の開口部
に対して螺合される栓本体と、該栓本体に対して着脱自
在に螺着されるキャップとからなる中空体として構成す
るとともに、前記栓本体の内底面に、前記キャップの螺
合終わり状態において該キャップの下端に対して圧接さ
れるリブを一体に形成している。
【0012】上記のように構成したことにより、栓体を
容器本体開口部から螺脱する際にも、キャップと栓本体
との螺合が弛むことがなくなり、栓本体内底面にリブを
一体形成するという極めて簡単な構成で栓体の螺脱操作
時に栓体が容易に分解するということがなくなる。
【0013】本願発明の第4の基本構成では、上記課題
を解決するための手段として、容器本体の開口部に対し
て着脱自在に螺着される栓体を、前記容器本体の開口部
に対して螺合される栓本体と、該栓本体に対して着脱自
在に螺着されるキャップとからなる中空体として構成す
るとともに、前記キャップの下端に、該キャップの螺合
終わり状態において前記栓本体の内底面に対して圧接さ
れる突起を一体に形成している。
【0014】上記のように構成したことにより、栓体を
容器本体開口部から螺脱する際にも、キャップと栓本体
との螺合が弛むことがなくなり、キャップ下端に突起を
一体形成するという極めて簡単な構成で栓体の螺脱操作
時に栓体が容易に分解するということがなくなる。
【0015】本願発明の第の基本構成では、上記課題
を解決するための手段として、容器本体の開口部に対し
て着脱自在に螺着される栓体を、前記容器本体の開口部
に対して螺合される栓本体と、該栓本体に対して着脱自
在に螺着されるキャップとからなる中空体として構成す
るとともに、前記栓本体と容器本体開口部との螺合部
を、互いのネジ山間に1本のネジ山が螺合する一条ネジ
で構成する一方、前記栓本体とキャップとの螺合部を、
一方のネジ山間に2本の他方のネジ山が螺合する二条ネ
ジで構成している。
【0016】上記のように構成したことにより、キャッ
プと栓本体との二条ネジによる螺合は栓体と容器本体開
口部との一条ネジによる螺合に比べて弛みにくくなって
いるため、栓体を容器本体開口部から螺脱する際にも、
栓本体とキャップとの螺合部が弛むことがなくなり、栓
体の螺脱操作時に栓体が容易に分解するということがな
くなる。
【0017】本願発明の第1ないしの基本構成にお
いて、前記栓本体には、前記容器本体内の負圧を解消す
るための空気穴と、該空気穴を、前記容器本体内が負圧
となった時に開放する弁体とを設けた場合、容器本体に
保温貯蔵している液体の温度低下に伴って容器本体内が
負圧となったとしても、空気穴からの外気導入により負
圧が解消できるところから、栓体の螺脱操作がより一層
容易且つ確実となり、栓体の螺脱時における栓体の分解
をより確実に防止することができる。
【0018】本願発明の第6の基本構成では、上記課題
を解決するための手段として、容器本体の開口部に対し
て着脱自在に螺着される栓体を、前記容器本体の開口部
に対して螺合される栓本体と、該栓本体に対して着脱自
在に螺着されるキャップとからなる中空体として構成す
るとともに、前記栓本体とキャップとの間に、栓本体を
容器本体開口部から弛めるための力より大きな力で前記
キャップと栓本体との螺合状態を保持する螺合保持手段
を介設し且つ前記栓本体に、前記容器本体内の負圧を解
消するための空気穴と、該空気穴を、前記容器本体内が
負圧となった時に開放する弁体とを設けている。
【0019】上記のように構成したことにより、栓体を
容器本体開口部から螺脱する際にも、キャップと栓本体
との螺合が弛むことがなくなるとともに、容器本体に保
温貯蔵している液体の温度低下に伴って容器本体内が負
圧となったとしても、空気穴からの外気導入により負圧
が解消できるところから、栓体の螺脱操作がより一層容
易且つ確実となり、栓体の螺脱時における栓体の分解を
より確実に防止することができる。
【0020】本願発明の第1ないし第6の基本構成にお
いて、前記栓本体の外径より前記キャップの外径を小さ
くした場合、栓体の容器本体開口部からの螺脱操作時
に、キャップは把持しにくく、栓本体は把持し易くなる
ところから、栓体の螺脱操作時における栓体の分解をよ
り確実に防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0022】第1の実施の形態(請求項1、6〜8に対
応) 図1ないし図6には、本願発明の第1の実施の形態にか
かる液体容器の栓装置が示されている。
【0023】この液体容器は、図1に示すように、ステ
ンレス製の真空二重容器からなる容器本体1と、該容器
本体1の開口部1aを密閉閉栓する栓装置である栓体2
とによって構成されている。
【0024】前記容器本体開口部1aの内周面には、前
記栓体2を螺合するためのネジ部3が形成されている。
【0025】前記栓体2は、前記容器本体開口部1aの
ネジ部3に対して螺合されるネジ部4を有する栓本体5
と、該栓本体5に対して着脱自在に螺着されるキャップ
6とからなる中空体として構成されている。つまり、栓
体2内には、断熱空間S1が形成されることとなってい
るのである。
【0026】前記栓本体5は、有底円筒状の合成樹脂製
(例えば、ポリプロピレン製)の栓部5aと該栓部5a
の上端口縁から該栓部5aの外周側に垂設されて前記容
器本体開口部1aの外側をカバーする合成樹脂製(例え
ば、ポリプロピレン製)のカバー部5bとからなってお
り、栓部5aとカバー部5bとは、溶着等により一体的
に結合されている。
【0027】また、前記栓部5aの底部中央には、容器
本体1内が負圧となった場合に負圧解消用の空気を導入
するためにの4個の空気穴10,10・・と、容器本体
1内が負圧となった場合に開作動する弁体11とが設け
られている。符号12は栓体2と容器本体開口部1aと
の間の気密を保持するためのシールパッキンである。
【0028】一方、前記キャップ6は、前記栓本体5の
栓部5aに内挿される有頂円筒状の合成樹脂製(例え
ば、ポリプロピレン製)のキャップ本体6aと、該キャ
ップ本体6aの外周面上端から一体に垂設され且つ当該
外周面との間に環状空間Sを形成するとともに前記栓本
体5への螺合時に該栓本体5の上端に当接される外鍔部
6bと、該外鍔部6bおよび前記キャップ本体6aの外
周面を被覆するステンレス製の保護カバー6cとからな
っている。
【0029】該保護カバー6cの下端には、内向きに突
設された内向き鍔部13が一体に形成されており、該内
向き鍔部13には、4個の楔状の切欠14,14・・が
等間隔で形成されている。そして、該保護カバー6c
は、その内向き鍔部13を前記外鍔部6bの下端部に食
い込ませた状態で一体成形されている。このようにすれ
ば、保護カバー6cが強固に一体化されることとなり、
内部への水侵入も防止できる。
【0030】ところで、保護カバー6cと外鍔部6bと
の結合構造として、図6(イ)〜(ハ)に示すものを採
用することもできる。
【0031】即ち、図6(イ)に示すように、ステンレ
ス製の保護カバー6cの下端に形成された内向き鍔部1
3を外鍔部6bの下端に食い込ませるとともに、該外鍔
部6bの外周側に前記保護カバー6cの下端外側を被覆
する被覆部15を一体に形成するようにすれば、保護カ
バー6cと外鍔部6bとの結合部が露出することがなく
なり、水の侵入防止がほぼ完全となるとともに、外鍔部
6b下端部に前記被覆部15の形成による環状の線が形
成されることとなり、デザイン面での向上にも寄与す
る。
【0032】また、図6(ロ)に示すように、ステンレ
ス製の保護カバー6cの下端に内向き鍔部13に代えて
カーリング部16を一体に形成し、該カーリング部16
を外鍔部6bの下端に食い込ませるようにすれば、簡単
な構造で水の侵入をほぼ完全に防止することができる。
【0033】さらに、図6(ハ)に示すように、保護カ
バー6cをエラストマー等のゴム系材料製とし且つその
下端部内周面に雄ネジ17を一体形成する一方、外鍔部
6bを廃止してキャップ本体6a上部外周に雌ネジ18
を形成し、保護カバー6cをキャップ本体6aに螺着す
るようにすれば、簡単な構造で水の侵入をほぼ完全に防
止することができる。
【0034】前記栓本体5における栓部5aの内周面お
よび前記キャップ6におけるキャップ本体6aの外周面
には、互いに螺合し合うネジ部7,8がそれぞれ一体に
形成されている(図2参照)。ここで、ネジ部7は、前
記栓本体5の内周面において対称位置となるように一対
形成されており、ネジ部8は、前記キャップ6の外周面
において螺旋状に形成されている。
【0035】前記ネジ部7,8の一方(本実施の形態の
場合、栓本体5側のネジ部7,7)における締め終わり
部の上面には、前記栓本体5の内周面に近づくに従って
肉厚が大きくされた肉盛部9,9がそれぞれ一体に形成
されている。該各肉盛部9は、ネジ部7,8の螺合時の
締め終わりにおいて大きな締まり抵抗を生じるものであ
り、前記栓本体5を容器本体開口部1aから弛めるため
の力より大きな力で前記キャップ6と栓本体5との螺合
状態を保持する螺合保持手段として作用するものであ
る。なお、前記肉盛部9を、栓本体5の内周面に近づく
に従って肉厚が大きくなるように形成したことにより、
ネジ部7,8の螺合時においてネジ部8の肉盛部9への
乗り上げが容易となる。
【0036】上記のように構成された液体容器の栓装置
においては、次のような作用効果が得られる。
【0037】栓体2は、ネジ部7,8の螺脱により栓本
体5とキャップ6とに分解することができる。従って、
栓体2を分解した状態で水洗いすることができることと
なり、栓体2内に水や蒸気が侵入して内部に雑菌や黴が
繁殖しているおそれがある場合にも、きれいに洗浄する
ことができる。
【0038】一方、栓体2は、栓本体5側のネジ部7と
キャップ6側のネジ部8との螺合により組み立てられる
が、ネジ部7,8の締め終わりにおいてネジ部7,7に
形成された肉盛部9,9にネジ部8が乗り上げることに
より、大きな締まり抵抗が生ずることとなる。従って、
栓本体5とキャップ6とは強固に螺着されることとな
る。
【0039】そして、上記のようにして組み立てられた
栓体2は、容器本体1の開口部1aに対して螺着脱され
るが、容器本体開口部1a側のネジ部3と栓体2側のネ
ジ部4との螺着状態に比べて栓本体5側のネジ部7とキ
ャップ6側のネジ部8との螺着状態の方が肉盛部9(換
言すれば、螺合保持手段)の存在により強固となってい
るため、栓体2を容器本体開口部1aから螺脱する際
に、キャップ6と栓本体5との螺合が弛むことがなくな
り、栓体2の螺脱操作を容易且つ確実に行うことができ
る。
【0040】しかも、前記栓本体5の外径D1より前記
キャップ6の外径D2が小さくなるように設定されてい
るため、栓体2の容器本体開口部1aからの螺脱操作時
に、キャップ6は把持しにくく、栓本体5は把持し易く
なる。従って、栓体2の螺脱操作時に、栓体2の螺脱に
先立って栓本体5とキャップ6との螺合が弛むというこ
とが全くなくなる。
【0041】さらに、容器本体1内にお湯を入れて保温
している場合などに、お湯の温度が低下して容器本体1
内が負圧となると、空気穴10,10・・を閉塞してい
る弁体11が開作動せしめられて、容器本体1内に外気
が導入され前記負圧が解消される。従って、栓体2の螺
脱操作を容易に行うことができる。
【0042】ところで、螺合保持手段として作用する肉
盛部9は、図7に示すように、ネジ部7の締め終わり部
位上面および締め始め部位下面に形成される場合、図8
に示すように、ネジ部7の上面および下面全域に形成さ
れる場合もある。
【0043】なお、肉盛部9は、本実施の形態の場合と
は逆にキャップ6側のネジ部8に形成してもよい。
【0044】第2の実施の形態(請求項2、6〜8に対
応) 図9には、本願発明の第2の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置が示されている。
【0045】この場合、栓本体5およびキャップ6にお
けるネジ部7,8の表面に、シボ加工等により形成され
た粗面加工部19,20を設け、該粗面加工部19,2
0を螺合保持手段として作用させることとしている。こ
のようにすると、ネジ部7,8の螺着脱時におけるトル
クが大幅増大することとなる。つまり、ネジ部7,8表
面に粗面加工を施すという極めて簡単な構成で栓体2の
螺脱操作時にキャップ6が弛むということがなくなる。
その他の構成および作用効果は第1の実施の形態におけ
ると同様なので説明を省略する。
【0046】第3の実施の形態(請求項5〜8に対応) 図10には、本願発明の第3の実施の形態にかかる液体
容器の栓装置における栓本体とキャップとの螺合部の展
開図が示されている。
【0047】この場合、栓本体5と容器本体開口部1a
との螺合部を、一方のネジ部3間に1本のネジ部4が螺
合する一条ネジで構成する一方、前記栓本体5とキャッ
プ6との螺合部を、一方のネジ部7間に2本の他方のネ
ジ部8,8が螺合する二条ネジ21で構成している。こ
のようにすると、キャップ6と栓本体5との二条ネジ2
1による螺合は栓体2と容器本体開口部1aとの一条ネ
ジによる螺合に比べて弛みにくくなっているため、栓体
2を容器本体開口部1aから螺脱する際にも、栓本体5
とキャップ6との螺合部が弛むということがなくなる。
従って、栓体2の螺脱操作を容易且つ確実に行うことが
できる。その他の構成および作用効果は第1の実施の形
態におけると同様なので説明を省略する。
【0048】第4の実施の形態(請求項3、6〜8に対
応) 図11および図12には、本願発明の第4の実施の形態
にかかる液体容器の栓装置が示されている。
【0049】この場合、栓本体5の内底面に、キャップ
6の螺合終わり状態において該キャップ6の下端に対し
て圧接される一対のリブ22,22を形成し、該リブ2
2,22を螺合保持手段として作用させることとしてい
る。このようにすると、栓本体5に対してキャップ6を
螺着させると、螺合終わり状態でキャップ6の下端がリ
ブ22,22の上面に圧接され、螺脱操作時に大きなト
ルクを必要とすることとなる。従って、栓本体5の内底
面にリブ22,22を一体形成するという極めて簡単な
構成で栓体2の螺脱操作時に、栓本体5とキャップ6と
の螺合部が弛むことがないようにできる。その他の構成
および作用効果は第1の実施の形態におけると同様なの
で説明を省略する。
【0050】第5の実施の形態(請求項4、6〜8に対
応) 図13には、本願発明の第5の実施の形態にかかる液体
容器の栓装置が示されている。
【0051】この場合、キャップ6の下端に、該キャッ
プ6の螺合終わり状態において前記栓本体5の内底面に
対して圧接される複数の突起23,23・・を円周方向
等間隔に一体形成し、該突起23,23・・を螺合保持
手段として作用させることとしている。このようにする
と、栓本体5に対してキャップ6を螺着させると、螺合
終わり状態で突起23,23・・が栓本体5の内底面に
圧接され、螺脱操作時に大きなトルクを必要とすること
となる。従って、キャップ6の下端に突起23,23・
・を一体形成するという極めて簡単な構成で栓体2の螺
脱操作時に、栓本体5とキャップ6との螺合部が弛むこ
とがないようにできる。その他の構成および作用効果は
第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略す
る。
【0052】第6の実施の形態(請求項7、8に対応) 図14には、本願発明の第6の実施の形態にかかる液体
容器の栓装置が示されている。
【0053】この場合、栓本体5は、キャップ6に対し
て固着されるとともに容器本体開口部1aに対して螺着
される上栓部5cと、該上栓部5cに対して螺着される
下栓部5dとにより構成されている。このようにする
と、栓体2は、栓本体5を上栓部5cと下栓部5dに分
離させることにより容易に分解できるとともに、容器本
体開口部1aに螺脱する際には、上栓部5cと下栓部5
dとの螺合部が弛むことはなく、栓体2の螺脱操作時に
栓体2が容易に分解するということがなくなる。なお、
本実施の形態の場合、キャップ6における保護カバーは
省略されている。その他の構造および作用効果は第1の
実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0054】第7の実施の形態(請求項7、8に対応) 図15には、本願発明の第7の実施の形態にかかる液体
容器の栓装置が示されている。
【0055】この場合、栓本体5における下栓部5d
は、上栓部5cの下端部に対して螺合されることとなっ
ており、上栓部5cにおける螺合部の直上方部位には、
内部に侵入した水を螺合部へ導くためのR部24が設け
られている。なお、本実施の形態の場合、キャップ6に
おける保護カバーは省略されている。その他の構成は第
6の実施の形態と同様である。このようにすると、栓体
2内に侵入した水を確実に排出することが可能となり、
水残りがなくなる。その他の作用効果は第1の実施の形
態における同様なので説明を省略する。
【0056】第8の実施の形態(請求項7、8に対応) 図16および図17には、本願発明の第8の実施の形態
にかかる液体容器の栓装置が示されている。
【0057】この場合、栓体2を構成するキャップ6の
外周端を、栓本体5の上端口縁内に位置させるととも
に、前記キャップ6の上面中央部には、螺着脱操作時に
着脱操作用治具26を係合させるプラス形状の凹溝25
が形成されている。なお、本実施の形態の場合、キャッ
プ6における保護カバーは省略されている。その他の構
成は第1の実施の形態と同様である。このようにする
と、栓体2は、着脱操作用治具26を凹溝25に係合さ
せて回動させることにより、栓本体5から容易に分離で
きるとともに、容器本体開口部1aに螺脱する際には、
キャップ6を把持できない構造となっているため、キャ
ップ6と栓本体5との螺合部が弛むということがなくな
り、栓体2の螺脱操作時に栓体2が容易に分解するとい
うことがなくなる。ところで、前記凹溝25はマイナス
形状としてもよく、着脱操作用治具26として硬貨を用
いてもよい。その他の作用効果は第1の実施の形態にお
ける同様なので説明を省略する。
【0058】ところで、図18に示すように、栓本体5
を、キャップ6に対して固着される上栓部5cと、該上
栓部5cに対して無理嵌めされる下栓部5dとにより構
成する場合もある。この場合、上栓部5cの内周面に突
設された突起27と、下栓部5dの外周面に形成された
係合凹部28とを無理嵌めすることにより、上下栓部5
c,5dが結合されている。なお、突起27と係合凹部
28との無理嵌め係合は、上栓部5cにおける係合凹部
28と対応する外周側を押圧することにより、離脱でき
るようになっている。このようにすると、栓体2は、栓
本体5を上栓部5cと下栓部5dに分離させることによ
り容易に分解できるとともに、容器本体開口部1aに螺
脱する際には、上栓部5cと下栓部5dとの結合部が外
れることはなく、栓体2の螺脱操作時に栓体2が容易に
分解するということがなくなる。なお、本実施の形態の
場合、キャップ6における保護カバーは省略されてい
る。その他の構造および作用効果は第1の実施の形態に
おけると同様なので説明を省略する。
【0059】
【発明の効果】本願発明の第1の基本構成によれば、容
器本体の開口部に対して着脱自在に螺着される栓体を、
前記容器本体の開口部に対して螺合される栓本体と、該
栓本体に対して着脱自在に螺着されるキャップとからな
る中空体として構成するとともに、前記栓本体とキャッ
プとの螺合部におけるネジ部の側面に、肉盛部を一体に
形成して、栓体を容器本体開口部から螺脱する際にも、
キャップと栓本体との螺合が弛むことがなくなるように
したので、ネジ部側面に肉盛部を形成するという極めて
簡単な構成で、栓体の螺脱操作時に栓体が容易に分解し
てまうことがなくなり、栓体の螺脱操作が容易且つ確実
に行えるという効果がある。しかも、栓体は栓本体とキ
ャップとに分解できることとなっているので、内部の洗
浄を容易に行うことができるという効果もある。
【0060】本願発明の第2の基本構成によれば、容器
本体の開口部に対して着脱自在に螺着される栓体を、前
記容器本体の開口部に対して螺合される栓本体と、該栓
本体に対して着脱自在に螺着されるキャップとからなる
中空体として構成するとともに、前記キャップ栓本体
との螺合部におけるネジ部の表面に、粗面加工部を形成
して、栓体を容器本体開口部から螺脱する際にも、キャ
ップと栓本体との螺合が弛むことがなくなるようにした
ので、ネジ部表面に粗面加工を施すという極めて簡単な
構成で栓体の螺脱操作時に栓体が容易に分解してまうこ
とがなくなり、栓体の螺脱操作が容易且つ確実に行える
という効果がある。しかも、栓体は栓本体とキャップと
に分解できることとなっているので、内部の洗浄を容易
に行うことができるという効果もある。
【0061】本願発明の第3の基本構成によれば、容器
本体の開口部に対して着脱自在に螺着される栓体を、前
記容器本体の開口部に対して螺合される栓本体と、該栓
本体 に対して着脱自在に螺着されるキャップとからなる
中空体として構成するとともに、前記栓本体の内底面
に、前記キャップの螺合終わり状態において該キャップ
の下端に対して圧接されるリブを一体に形成して、栓体
を容器本体開口部から螺脱する際にも、キャップと栓本
体との螺合が弛むことがなくなるようにしたので、栓本
体内底面にリブを一体形成するという極めて簡単な構成
で栓体の螺脱操作時に栓体が容易に分解するということ
がなくなり、栓体の螺脱操作が容易且つ確実に行えると
いう効果がある。しかも、栓体は栓本体とキャップとに
分解できることとなっているので、内部の洗浄を容易に
行うことができるという効果もある。
【0062】本願発明の第4の基本構成によれば、容器
本体の開口部に対して着脱自在に螺着される栓体を、前
記容器本体の開口部に対して螺合される栓本体と、該栓
本体に対して着脱自在に螺着されるキャップとからなる
中空体として構成するとともに、前記キャップの下端
に、該キャップの螺合終わり状態において前記栓本体の
内底面に対して圧接される突起を一体に形成して、栓体
を容器本体開口部から螺脱する際にも、キャップと栓本
体との螺合が弛むことがなくなるようにしたので、キャ
ップ下端に突起を一体形成するという極めて簡単な構成
で栓体の螺脱操作時に栓体が容易に分解するということ
がなくなり、栓体の螺脱操作が容易且つ確実に行えると
いう効果がある。しかも、栓体は栓本体とキャップとに
分解できることとなっているので、内部の洗浄を容易に
行うことができるという効果もある。
【0063】本願発明の第の基本構成によれば、容器
本体の開口部に対して着脱自在に螺着される栓体を、前
記容器本体の開口部に対して螺合される栓本体と、該栓
本体に対して着脱自在に螺着されるキャップとからなる
中空体として構成するとともに、前記栓本体と容器本体
開口部との螺合部を、互いのネジ山間に1本のネジ山が
螺合する一条ネジで構成する一方、前記栓本体とキャッ
プとの螺合部を、一方のネジ山間に2本の他方のネジ山
が螺合する二条ネジで構成して、キャップと栓本体との
二条ネジによる螺合は栓体と容器本体開口部との一条ネ
ジによる螺合に比べて弛みにくくなっているため、栓体
を容器本体開口部から螺脱する際にも、栓本体とキャッ
プとの螺合部が弛むことがなくるようにしたので、栓体
の螺脱操作時に栓体が容易に分解するということがなく
なり、栓体の螺脱操作が容易且つ確実に行えるという効
果がある。しかも、栓体は栓本体とキャップとに分解で
きることとなっているので、内部の洗浄を容易に行うこ
とができるという効果もある。
【0064】本願発明の第1ないしの基本構成にお
いて、前記栓本体には、前記容器本体内の負圧を解消す
る空気穴と、該空気穴前記容器本体内が負圧となった
時に放する弁体とを設けた場合、容器本体に保温貯蔵
している液体の温度低下に伴って容器本体内が負圧にな
ったとしても、空気穴からの外気導入により負圧が解消
できるところから、栓体の螺脱操作がより一層容易且つ
確実となり、栓体の螺脱時における栓体の分解をより確
実に防止することができる。
【0065】本願発明の第6の基本構成によれば、容器
本体の開口部に対して着脱自在に螺着される栓体を、前
記容器本体の開口部に対して螺合される栓本体と、該栓
本体に対して着脱自在に螺着されるキャップとからなる
中空体として構成するとともに、前記栓本体とキャップ
との間に、栓本体を容器本体開口部から弛めるための力
より大きな力で前記キャップと栓本体との螺合状態を保
持する螺合保持手段を介設し且つ前記栓本体に、前記容
器本体内の負圧を解消する空気穴と、該空気穴前記容
器本体内が負圧となった時に開放する弁体とを設けて、
栓体を容器本体開口部から螺脱する際にも、キャップと
栓本体との螺合が弛むことがなくなるとともに、容器本
体に保温貯蔵している液体の温度低下に伴って容器本体
内が負圧となったとしても、空気穴からの外気導入によ
り負圧が解消できるところから、栓体の螺脱操作がより
一層容易且つ確実となり、栓体の螺脱時における栓体の
分解をより確実に防止することができるという効果があ
る。しかも、栓体は栓本体とキャップとに分解できるこ
ととなっているので、内部の洗浄を容易に行うことがで
きるという効果もある。
【0066】本願発明の第1ないし第6の基本構成にお
いて、前記栓本体の外径より前記キャップの外径を小さ
くした場合、栓体の容器本体開口部からの螺脱操作時
に、キャップは把持しにくく、栓本体は把持し易くなる
ところから、栓体の螺脱操作時における栓体の分解をよ
り確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる栓装置を
有する液体容器の半縦断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置における栓本体とキャップとの螺合部を示す展
開図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置における栓本体ネジ部を示す展開図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置における栓本体の部分断面図である。
【図5】本願発明の第1の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置におけるキャップの保護カバーを示す下面図で
ある。
【図6】(イ)〜(ハ)は本願発明の第1の実施の形態
にかかる液体容器の栓装置におけるキャップの変形例を
示す部分断面図である。
【図7】本願発明の第1の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置における栓本体ネジ部の変形例を示す展開図で
ある。
【図8】本願発明の第1の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置における栓本体ネジ部の他の変形例を示す展開
図である。
【図9】本願発明の第2の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置の要部を示す断面図である。
【図10】本願発明の第3の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置における栓本体とキャップとの螺合部を示す
展開図である。
【図11】本願発明の第4の実施の形態にかかる栓装置
を有する液体容器の半縦断面図である。
【図12】本願発明の第4の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置における栓本体の横断平面図である。
【図13】本願発明の第5の実施の形態にかかる栓装置
を有する液体容器の半縦断面図である。
【図14】本願発明の第6の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置の要部を示す断面図である。
【図15】本願発明の第7の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置を示す断面図である。
【図16】本願発明の第8の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置の要部を示す断面図である。
【図17】本願発明の第8の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置におけるキャップ上面の要部および着脱操作
用治具を示す斜視図である。
【図18】本願発明の第8の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置の変形例を示す断面図である。
【図19】従来例の一つを示す半断面図である。
【符号の説明】
1は容器本体、1aは開口部、2は栓体、3,4はネジ
部、5は栓本体、5cは上栓部、5dは下栓部、6はキ
ャップ、7,8はネジ部、9は肉盛部、10は空気穴、
11は弁体、18,19は粗面加工部、20は一条ネ
ジ、21は二条ネジ、22はリブ、23は突起、25は
凹溝、26は着脱操作用治具、D1は栓本体の外径、D2
はキャップの外径。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の開口部に対して着脱自在に螺
    着される栓体を、前記容器本体の開口部に対して螺合さ
    れる栓本体と、該栓本体に対して着脱自在に螺着される
    キャップとからなる中空体として構成するとともに、前
    記栓本体とキャップとの螺合部におけるネジ部の側面
    は、肉盛部を一体に形成したことを特徴とする液体容器
    の栓装置。
  2. 【請求項2】 容器本体の開口部に対して着脱自在に螺
    着される栓体を、前記容器本体の開口部に対して螺合さ
    れる栓本体と、該栓本体に対して着脱自在に螺着される
    キャップとからなる中空体として構成するとともに、
    記キャップ栓本体との螺合部におけるネジ部の表面に
    は、粗面加工部を形成したことを特徴とする液体容器の
    栓装置。
  3. 【請求項3】 容器本体の開口部に対して着脱自在に螺
    着される栓体を、前記容器本体の開口部に対して螺合さ
    れる栓本体と、該栓本体に対して着脱自在に螺着される
    キャップとからなる中空体として構成するとともに、前
    記栓本体の内底面には、前記キャップの螺合終わり状態
    において該キャップの下端に対して圧接されるリブを一
    体に形成したことを特徴とする液体容器の栓装置。
  4. 【請求項4】 容器本体の開口部に対して着脱自在に螺
    着される栓体を、前記容器本体の開口部に対して螺合さ
    れる栓本体と、該栓本体に対して着脱自在に螺着される
    キャップとからなる中空体として構成するとともに、前
    記キャップの下端には、該キャップの螺合終わり状態に
    おいて前記栓本体の内底面に対して圧接される突起を一
    体に形成したことを特徴とする液体容器の栓装置。
  5. 【請求項5】 容器本体の開口部に対して着脱自在に螺
    着される栓体を、前記容器本体の開口部に対して螺合さ
    れる栓本体と、該栓本体に対して着脱自在に螺着される
    キャップとからなる中空体として構成するとともに、前
    記栓本体と容器本体開口部との螺合部を、互いのネジ山
    間に1本のネジ山が螺合する一条ネジで構成する一方、
    前記栓本体とキャップとの螺合部を、一方のネジ山間に
    2本の他方のネジ山が螺合する二条ネジで構成したこと
    を特徴とする液体容器の栓装置。
  6. 【請求項6】 前記栓本体には、前記容器本体内の負圧
    を解消するための空気穴と、該空気穴を開放する弁体と
    を設けたことを特徴とする前記請求項1、2、3、4お
    よび5のいずれか一項記載の液体容器の栓装置。
  7. 【請求項7】 容器本体の開口部に対して着脱自在に螺
    着される栓体を、前記容器本体の開口部に対して螺合さ
    れる栓本体と、該栓本体に対して着脱自在に螺着される
    キャップとからなる中空体として構成するとともに、前
    記栓本体とキャップとの間には、栓本体を容器本体開口
    部から弛めるための力より大きな力で前記キャップと栓
    本体との螺合状態を保持する螺合保持手段を介設し且つ
    前記栓本体には、前記容器本体内の負圧を解消するため
    の空気穴と、該空気穴を前記容器本体内が負圧となった
    時に開放する弁体とを設けたことを特徴とする液体容器
    の栓装置。
  8. 【請求項8】 前記栓本体の外径より前記キャップの外
    径を小さくしたことを特徴とする前記請求項1、2、
    3、4、5、6および7のいずれか一項記載の液体容器
    の栓装置。
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