JP3753820B2 - 浄水器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は水道水を浄化して使用するために取付けられる家庭用の浄水器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水道水中の不純物を取り除いたり、或いは水質を改善するために使用される家庭用の浄水器は、活性炭,中空糸膜等の濾材が収納されたフィルターカートリッジを周知のように定期的に交換する必要があるため、従来からカバー体を取り外すだけで簡単に交換できるように構成されている。
また、特開平7−108260号公報に開示された浄水器では、カートリッジの上部が透明部材により形成され、カバー体上部に着脱自在に装着された蓋を外してそのカートリッジ内を透視することにより濾材の汚れ具合を見ることができ適切な交換時期を確認できるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記カートリッジ上部の透明部材は内側から加わる水圧に耐えられるように球面状に形成され、かつその透明部材がカバー体により押圧されるように構成されていたが、透明部材の外周縁部のみをカバー体により押圧させたものであったので、水圧が上昇すると透明部材が上方に膨脹して破壊するおそれがあった。
【0004】
また、上記カバー体は、意匠の多様化を目的として樹脂メッキを施すものや施さないものがあったが、そうした場合に表面に出来るメッキ厚の有無によって前記蓋の嵌合が非常にきつくなったり、或いはルーズになったりし、品質のバラツキが著しくなるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような課題を解決しようとするもので、原水口および浄水口が設けられたベース部上にフィルターカートリッジを配置し、該フィルターカートリッジを被うカバー体を該ベース部に対して着脱自在に設けることにより該フィルターカートリッジを交換可能とした浄水器において、カバー体の上端面に内向フランジ部を形成し、該内向フランジ部の下面にフィルターカートリッジの上端面に被着している透明部材を圧下する押圧部を一体に形成すると共に、該内向フランジ部の開口孔の内周面を下方に向けて拡径するテーパ面または段付面に形成し、嵌合部の外周に弾性リングが介装された蓋を該開口孔に着脱自在に嵌合したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に図面と共に本発明の実施の形態を流し台直付型の浄水器について説明する。図1にこの浄水器の側面図、図2にその縦断面図を示す。同図において、1は底部に水道管と連結させる給水管2が垂下状に設けられたベース部、3は該ベース部1の外周に突設された吐水ハンドル、4は該ベース部1の外周で該吐水ハンドル3と直交する方向に突設されたステーパイプで、該ステーパイプ4に浄水吐水パイプ5が支持されている。なお6は流し台のデッキ面を示し、該デッキ面6に給水管2を貫挿し下方よりナット7を締付することにより該ベース部1が取付けられる。
【0007】
ベース部1の上面には原水口8と浄水口9が隣接状に並設されている。また、ベース部1内は給水管2に連通している室10と、原水口8に連通している室11と、ステーパイプ4および浄水口9に連通している室12とに隔壁をもって区画されている。そして、室10と室11とを連通させる弁口13が開設され、該弁口13に吐水ハンドル3を回転操作することにより進退動する弁体14を対設している。なお、15はベース部1上面の外周縁寄りに隆設された円筒部で、該円筒部15の外周に螺子溝が形成されている。
【0008】
20は濾材21が収納されたフィルターカートリッジで、該フィルターカートリッジ20の下面には前記原水口8に嵌着する筒状の原水取付口22および前記浄水口9に嵌着する筒状の浄水出口23が夫々突設されている。また、24は該フィルターカートリッジ20の上端面に被着し該カートリッジ内を水密シールしている透明部材である。
【0009】
しかして、25はフィルターカートリッジ20を被うカバー体で、該カバー体25の下端開口縁内周には前記円筒部15に螺合し得る螺子溝が形成されている。また、該カバー体25の上端面に内向フランジ部26が形成され、該フランジ部26の下面に図3,図4にも示したように環状の押圧部27が一体に形成され、該カバー体25を円筒部15に螺合するに従い該押圧部27がフィルターカートリッジ20の透明部材24上面を圧下し得るようにしている。
【0010】
また、内向フランジ部26の開口孔28は内周面が下方に向けて漸次拡径するテーパ面に形成される。また、30は嵌合部31と庇部32とからなる蓋で、該嵌合部31の外周にゴム等の弾性体からなる弾性リング33(この場合Oリング)が装着されている。なお、29はカバー体25の外周面の上縁部に形成された凹窪で、蓋30を開けようとする場合に該凹窪のために爪を該庇部32の外周縁に引掛け易くする。
【0011】
この浄水器では、吐水ハンドル3を操作し弁体14を退動させ弁口13を開ければ、室10内の原水が室11,原水口8,原水取付口22を通ってフィルターカートリッジ20内に流入し該フィルターカートリッジ20内を矢印で示したように循環し、濾材21を通過することにより浄化された浄水が浄水出口23,浄水口9,室12,ステーパイプ4を通って浄水吐水パイプ5より吐出される。
そして、カバー体25を回転させベース部1の円筒部15との螺合を外すことにより、フィルターカートリッジ20を簡単に交換できる。そして、その交換の適切な時期は、蓋30を開けるだけで開口孔28よりフィルターカートリッジ20を覗くことができるので、カバー体25をいちいち外す必要がない。
【0012】
また上記のように開口孔28の内周面がテーパ面に形成され、嵌合部31には弾性リング33が装着されているので、蓋30を閉じようとする場合は、開口孔28の内径に多少の精度誤差があっても嵌合部31を押し込めば弾性リング33がいったんは収縮してテーパ面に沿い復元することにより、該嵌合部31が下方に引張られるような状態で嵌合し、庇部32を内向フランジ部26の上面に密着させた状態で常にガタ付きなく嵌着できる。
【0013】
なお、図5には開口孔28の内周面が下方に向けて拡径する段付面に形成された実施形態を示す。このように開口孔28の内周面は段付面としてもその内径の精度を厳密に問うことなく弾性リング33の弾性によりガタ付きなく、また嵌合状態がきつすぎることもなく常に適切に嵌合することができる。
【0014】
さらに図6に示した実施形態は、開口孔28の内周面に定間隔で逃し凹部34を形成したものがあるが、こうすることでは、嵌合部31を押し込むときその圧力により弾性リング33の変形した部分が該凹部34に収ることで、該弾性リング33の無用な変形を防ぎ嵌合を一層容易にすることができる。なお、この場合、凹部34の角部は丸く成形することで弾性リング33を傷付けないように配慮するのがよい。
【0015】
このためカバー体25に例えば樹脂メッキを施したり、施さなかったりして、開口孔28の内径がそのメッキ厚の有無により誤差が生じても、この嵌合構造ではその誤差を充分に吸収でき常に適度な嵌合具合が得られ品質を安定させることができる。
【0016】
また、内向フランジ部26を形成し、該内向フランジ部26に押圧部27を形成したことにより、フィルターカートリッジ20上面の透明部材24の可及的に中央部寄りを圧下することができるので、該透明部材24がフィルターカートリッジ20内の水圧により上方に盛り上がるのを防ぐことができ、その破壊を防止でき異常な水圧上昇に対しても大幅に耐圧性を向上させることができる。
【0017】
【発明の効果】
このように本発明では、フィルターカートリッジの耐圧性を向上させると共に、開口孔の寸法誤差が比較的大であっても常に蓋を適度な嵌合状態にすることができ品質を保持できるなど有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浄水器の側面図。
【図2】図1の浄水器の縦断面図。
【図3】図2の要部拡大図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】本発明の他の実施形態を示した浄水器の要部拡大図。
【図6】本発明の他の実施形態を示した浄水器の要部横断面図。
【符号の説明】
1 ベース部
2 給水管
3 吐水ハンドル
5 浄水吐水パイプ
8 原水口
9 浄水口
15 円筒部
20 フィルターカートリッジ
21 濾材
24 透明部材
25 カバー体
26 内向フランジ部
27 押圧部
28 開口孔
30 蓋
31 嵌合部
32 庇部
33 弾性リング
34 凹部

Claims (1)

  1. 原水口および浄水口が設けられたベース部上にフィルターカートリッジを配置し、該フィルターカートリッジを被うカバー体を該ベース部に対して着脱自在に設けることにより該フィルターカートリッジを交換可能とした浄水器において、カバー体の上端面に内向フランジ部を形成し、該内向フランジ部の下面にフィルターカートリッジの上端面に被着している透明部材を圧下する押圧部を一体に形成すると共に、該内向フランジ部の開口孔の内周面を下方に向けて拡径するテーパ面または段付面に形成し、嵌合部の外周に弾性リングが介装された蓋を該開口孔に着脱自在に嵌合したことを特徴とする浄水器。
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