JP3143659B2 - 鉄筋コンクリート建物の構造 - Google Patents
鉄筋コンクリート建物の構造Info
- Publication number
- JP3143659B2 JP3143659B2 JP03348326A JP34832691A JP3143659B2 JP 3143659 B2 JP3143659 B2 JP 3143659B2 JP 03348326 A JP03348326 A JP 03348326A JP 34832691 A JP34832691 A JP 34832691A JP 3143659 B2 JP3143659 B2 JP 3143659B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- reinforced concrete
- concrete
- structure building
- buried
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、集合住宅、ホ
テル、事務所ビルのような中高層の建物であって、鉄筋
コンクリート造（ＲＣ）柱と鉄骨コンクリート造（Ｓ
Ｃ）梁あるいは鉄骨鉄筋コンクリート造（ＳＲＣ）梁か
ら成る混合構造建物に関する。
テル、事務所ビルのような中高層の建物であって、鉄筋
コンクリート造（ＲＣ）柱と鉄骨コンクリート造（Ｓ
Ｃ）梁あるいは鉄骨鉄筋コンクリート造（ＳＲＣ）梁か
ら成る混合構造建物に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ラーメン構造による鉄筋コンク
リート造建物は施工能率が悪い。このため従来、柱鉄筋
および梁鉄筋を先組みする工法を採用して施工能率の向
上が図られていたが、不安定な組み付け状態で施工して
いる場合が多かった。
リート造建物は施工能率が悪い。このため従来、柱鉄筋
および梁鉄筋を先組みする工法を採用して施工能率の向
上が図られていたが、不安定な組み付け状態で施工して
いる場合が多かった。
【０００３】また従来、一部にＰＣａ部材を使用してい
る例もあるが、ＰＣａ部材の取り付け状態が不安定で、
施工の安全性にも問題があった。
る例もあるが、ＰＣａ部材の取り付け状態が不安定で、
施工の安全性にも問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、鉄筋トラス梁を高精度に且つ安定して取り
付けることができ、その結果、工事を安全かつ能率的に
行うことができるだけでなく、建物の品質を向上せしめ
ることができる混合構造建物を提供することにある。
問題点を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、鉄筋トラス梁を高精度に且つ安定して取り
付けることができ、その結果、工事を安全かつ能率的に
行うことができるだけでなく、建物の品質を向上せしめ
ることができる混合構造建物を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の混合構造建物
は、中心部に埋殺し柱ＰＣａ部材を有する鉄筋コンクリ
ート柱と、上記埋殺し柱ＰＣａ部材の上に端部が固定さ
れた鉄骨トラス梁にコンクリートを打設して成る鉄骨コ
ンクリート梁から構成される混合構造建物において、上
記埋殺し柱ＰＣａ部材の上部中心に太径鉄筋を定着する
と共に、上記鉄骨トラス梁に取付板を付設して、該取付
板に開けた穴に上記太径鉄筋を串挿し、上記埋殺し柱Ｐ
Ｃａ部材の上に鉄骨トラス梁の端部を固定して成ること
を特徴とする。また、中心部に埋殺し柱ＰＣａ部材を有
する鉄筋コンクリート柱と、上記埋殺し柱ＰＣａ部材の
上に端部が固定された鉄骨トラス梁の周囲に配筋すると
共にコンクリートを打設して成る鉄骨鉄筋コンクリート
梁から構成される混合構造建物において、上記埋殺し柱
ＰＣａ部材の上部中心に太径鉄筋を定着すると共に、上
記鉄骨トラス梁の端部に取付板を付設して、該取付板に
開けた穴に上記太径鉄筋を串挿し、上記埋殺し柱ＰＣａ
部材の上に鉄骨トラス梁の端部を固定して成ることも特
徴とする。さらに、上記鉄骨コンクリート梁または鉄骨
鉄筋コンクリート梁の下側に鉄筋コンクリート耐震壁を
一体的に設けて構成したことも特徴とする。又更に、上
記耐震壁内に埋殺し支柱を設けて、上記鉄骨コンクリー
ト梁または鉄骨鉄筋コンクリート梁を支持せしめて構成
したことも特徴とする。更に又、上記鉄骨コンクリート
梁または鉄骨鉄筋コンクリート梁の鉄骨トラス梁の外側
面にブラケットを設けて、該ブラケットに床半ＰＣａ板
を架設して構成したことも特徴とする。また、上記鉄筋
コンクリート柱と上記鉄骨コンクリート梁または鉄骨鉄
筋コンクリート梁の周囲および上記床半ＰＣａ板上にコ
ンクリートを一体的に打設して構成したことも特徴とす
る。
は、中心部に埋殺し柱ＰＣａ部材を有する鉄筋コンクリ
ート柱と、上記埋殺し柱ＰＣａ部材の上に端部が固定さ
れた鉄骨トラス梁にコンクリートを打設して成る鉄骨コ
ンクリート梁から構成される混合構造建物において、上
記埋殺し柱ＰＣａ部材の上部中心に太径鉄筋を定着する
と共に、上記鉄骨トラス梁に取付板を付設して、該取付
板に開けた穴に上記太径鉄筋を串挿し、上記埋殺し柱Ｐ
Ｃａ部材の上に鉄骨トラス梁の端部を固定して成ること
を特徴とする。また、中心部に埋殺し柱ＰＣａ部材を有
する鉄筋コンクリート柱と、上記埋殺し柱ＰＣａ部材の
上に端部が固定された鉄骨トラス梁の周囲に配筋すると
共にコンクリートを打設して成る鉄骨鉄筋コンクリート
梁から構成される混合構造建物において、上記埋殺し柱
ＰＣａ部材の上部中心に太径鉄筋を定着すると共に、上
記鉄骨トラス梁の端部に取付板を付設して、該取付板に
開けた穴に上記太径鉄筋を串挿し、上記埋殺し柱ＰＣａ
部材の上に鉄骨トラス梁の端部を固定して成ることも特
徴とする。さらに、上記鉄骨コンクリート梁または鉄骨
鉄筋コンクリート梁の下側に鉄筋コンクリート耐震壁を
一体的に設けて構成したことも特徴とする。又更に、上
記耐震壁内に埋殺し支柱を設けて、上記鉄骨コンクリー
ト梁または鉄骨鉄筋コンクリート梁を支持せしめて構成
したことも特徴とする。更に又、上記鉄骨コンクリート
梁または鉄骨鉄筋コンクリート梁の鉄骨トラス梁の外側
面にブラケットを設けて、該ブラケットに床半ＰＣａ板
を架設して構成したことも特徴とする。また、上記鉄筋
コンクリート柱と上記鉄骨コンクリート梁または鉄骨鉄
筋コンクリート梁の周囲および上記床半ＰＣａ板上にコ
ンクリートを一体的に打設して構成したことも特徴とす
る。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図１において、１は鉄筋コンクリー
ト柱、２はスパン方向の鉄骨コンクリート梁、３は鉄筋
コンクリート耐震壁である。
しながら説明する。図１において、１は鉄筋コンクリー
ト柱、２はスパン方向の鉄骨コンクリート梁、３は鉄筋
コンクリート耐震壁である。
【０００７】上記鉄筋コンクリート柱１は、その中心部
に埋殺し柱ＰＣａ部材４を建込んで、その周囲に柱鉄筋
１ａを配筋すると共に、柱コンクリートを一体的に打設
して構成されている。
に埋殺し柱ＰＣａ部材４を建込んで、その周囲に柱鉄筋
１ａを配筋すると共に、柱コンクリートを一体的に打設
して構成されている。
【０００８】上記埋殺し柱ＰＣａ部材４は、図２に拡大
して示すように、梁下までの高さを有する鉄筋コンクリ
ート造の角柱部材であって、その外周面には上記後打ち
の柱コンクリートとの一体化を図るためにコッター４ａ
が形成されている。柱上部の中心には太径鉄筋４ｂが定
着されていて、上方に延びている。
して示すように、梁下までの高さを有する鉄筋コンクリ
ート造の角柱部材であって、その外周面には上記後打ち
の柱コンクリートとの一体化を図るためにコッター４ａ
が形成されている。柱上部の中心には太径鉄筋４ｂが定
着されていて、上方に延びている。
【０００９】図２において、４ｃは、上記鉄骨コンクリ
ート梁２の鉄骨トラス梁５の端部を受けるための支持フ
ランジ、４ｄは該鉄骨トラス梁５を固定するための固定
具、４ｅはベースプレート、４ｆはブレース用プレート
である。尚、本埋殺し柱ＰＣａ部材４は、上記角柱に限
らず、円柱あるいは多角柱等のいずれの断面形状であっ
てもよく、また、その内部は鉄筋に代えて筒状のメッシ
ュ筋等で補強してもよい。
ート梁２の鉄骨トラス梁５の端部を受けるための支持フ
ランジ、４ｄは該鉄骨トラス梁５を固定するための固定
具、４ｅはベースプレート、４ｆはブレース用プレート
である。尚、本埋殺し柱ＰＣａ部材４は、上記角柱に限
らず、円柱あるいは多角柱等のいずれの断面形状であっ
てもよく、また、その内部は鉄筋に代えて筒状のメッシ
ュ筋等で補強してもよい。
【００１０】図１に示すように、鉄筋コンクリート柱１
の間に構築される耐震壁３内の適宜位置には、上記鉄骨
トラス梁５を支持するための埋殺し支柱６が建て込まれ
る。該鉄骨トラス梁５は、上記埋殺し柱ＰＣａ部材４お
よび埋殺し支柱６の上に吊り込まれて、架設される。
の間に構築される耐震壁３内の適宜位置には、上記鉄骨
トラス梁５を支持するための埋殺し支柱６が建て込まれ
る。該鉄骨トラス梁５は、上記埋殺し柱ＰＣａ部材４お
よび埋殺し支柱６の上に吊り込まれて、架設される。
【００１１】上記鉄骨トラス梁５は、図３および図４か
ら明らかなように、四隅に内側に向けて平行に配置した
アングル材５ａを、トラス鉄筋５ｂおよび５ｃにより一
体的に組み付けたものである。
ら明らかなように、四隅に内側に向けて平行に配置した
アングル材５ａを、トラス鉄筋５ｂおよび５ｃにより一
体的に組み付けたものである。
【００１２】上記トラス鉄筋のうち特に、側面側のトラ
ス鉄筋５ｂは、アングル材５ａの内側位置に溶接されて
いる。該アングル材５ａの外側の適宜位置には側板５ｄ
が取り付けられており、その外面にブラケット７が付設
されている。図３ないし図５から明らかなように、該ブ
ラケット７には、床半ＰＣａ板８が架設される。
ス鉄筋５ｂは、アングル材５ａの内側位置に溶接されて
いる。該アングル材５ａの外側の適宜位置には側板５ｄ
が取り付けられており、その外面にブラケット７が付設
されている。図３ないし図５から明らかなように、該ブ
ラケット７には、床半ＰＣａ板８が架設される。
【００１３】上記ブラケット７は床半ＰＣａ板８の寸法
に応じて適宜位置に配置される。尚、図４に仮想線で示
すように、上記床半ＰＣａ板８上にエスレンボイド８ａ
等を付設して中空床半ＰＣａ板を構成し、軽量化を図っ
て小梁を必要としない構造とする。
に応じて適宜位置に配置される。尚、図４に仮想線で示
すように、上記床半ＰＣａ板８上にエスレンボイド８ａ
等を付設して中空床半ＰＣａ板を構成し、軽量化を図っ
て小梁を必要としない構造とする。
【００１４】上記鉄骨トラス梁５の端部の上面および下
面には取付板５ｅおよび５ｆが付設されていて、これら
の取付板５ｅ、５ｆに開けた穴に、上記埋殺し柱ＰＣａ
部材４の太径鉄筋４ｂが下から串挿されて、組み付けら
れる。上記取付板５ｆは上記支持フランジ４ｃ上に支持
され、また取付板５ｅの上面には固定具４ｄが締付けら
れて、鉄骨トラス梁５を埋殺し柱ＰＣａ部材４上に固定
する。
面には取付板５ｅおよび５ｆが付設されていて、これら
の取付板５ｅ、５ｆに開けた穴に、上記埋殺し柱ＰＣａ
部材４の太径鉄筋４ｂが下から串挿されて、組み付けら
れる。上記取付板５ｆは上記支持フランジ４ｃ上に支持
され、また取付板５ｅの上面には固定具４ｄが締付けら
れて、鉄骨トラス梁５を埋殺し柱ＰＣａ部材４上に固定
する。
【００１５】上側の取付板５ｅ上には４本のアンカーボ
ルト５ｇが植設されて、上階の埋殺し柱ＰＣａ部材４の
ベースプレート４ｅを固定するようになっている。鉄骨
トラス梁５の端部の両側面には側板５ｈが付設されてい
て、これに取付ボルト５ｊが取り付けられており、外壁
ＰＣａ部材９を固定するようになっている。
ルト５ｇが植設されて、上階の埋殺し柱ＰＣａ部材４の
ベースプレート４ｅを固定するようになっている。鉄骨
トラス梁５の端部の両側面には側板５ｈが付設されてい
て、これに取付ボルト５ｊが取り付けられており、外壁
ＰＣａ部材９を固定するようになっている。
【００１６】上述のように組み付けられた埋殺し柱ＰＣ
ａ部材４の周囲には、図１に示すように、柱鉄筋１ａを
配筋してから柱型枠（図示せず）を建て込むと共に、壁
鉄筋１０を配筋してから、図４に仮想線で示すように、
型枠１１をセットし、また、トラス鉄骨５に型枠１２を
組み付け、さらに床半ＰＣａ板８上にスラブ筋１３を配
筋してから、これらの柱、壁、梁およびスラブにコンク
リートを一体的に打設して構成する。
ａ部材４の周囲には、図１に示すように、柱鉄筋１ａを
配筋してから柱型枠（図示せず）を建て込むと共に、壁
鉄筋１０を配筋してから、図４に仮想線で示すように、
型枠１１をセットし、また、トラス鉄骨５に型枠１２を
組み付け、さらに床半ＰＣａ板８上にスラブ筋１３を配
筋してから、これらの柱、壁、梁およびスラブにコンク
リートを一体的に打設して構成する。
【００１７】図１において、１４はバルコニーＰＣａ部
材であって、支保工１５により支持させる。上記コンク
リートは、このバルコニーＰＣａ部材１４の床面にも打
設して一体化を図ている。
材であって、支保工１５により支持させる。上記コンク
リートは、このバルコニーＰＣａ部材１４の床面にも打
設して一体化を図ている。
【００１８】本発明の建物は、在来の１階ずつの積み上
げ方式、あるいは、２階分を同時に施工する工法のいず
れにも適用可能である。上記実施例では、鉄骨コンクリ
ート梁について説明したが、鉄骨トラス梁に配筋してコ
ンクリートを打設した鉄骨鉄筋コンクリート梁であって
もよい。尚、この場合には、耐震壁を省略してもよい。
さらに、上記鉄骨トラス梁５のトラス鉄筋５ｂおよび／
または５ｃにかえてフラットバーによりアングル材５ａ
を組み付けてもよい。
げ方式、あるいは、２階分を同時に施工する工法のいず
れにも適用可能である。上記実施例では、鉄骨コンクリ
ート梁について説明したが、鉄骨トラス梁に配筋してコ
ンクリートを打設した鉄骨鉄筋コンクリート梁であって
もよい。尚、この場合には、耐震壁を省略してもよい。
さらに、上記鉄骨トラス梁５のトラス鉄筋５ｂおよび／
または５ｃにかえてフラットバーによりアングル材５ａ
を組み付けてもよい。
【００１９】
【発明の効果】 埋殺し柱ＰＣａ部材の上部中心に太径
鉄筋を定着すると共に、鉄骨トラス梁に取付板を付設し
て、該取付板に開けた穴に上記太径鉄筋を串挿し、上記
埋殺し柱ＰＣａ部材の上部に鉄骨トラス梁を固定して構
成されているので、鉄骨トラス梁を高精度に且つ安定し
て固定することができ、その結果、建物の品質を向上せ
しめることができる。
鉄筋を定着すると共に、鉄骨トラス梁に取付板を付設し
て、該取付板に開けた穴に上記太径鉄筋を串挿し、上記
埋殺し柱ＰＣａ部材の上部に鉄骨トラス梁を固定して構
成されているので、鉄骨トラス梁を高精度に且つ安定し
て固定することができ、その結果、建物の品質を向上せ
しめることができる。
【図１】本発明の鉄筋コンクリート建物の一実施例の構
造を説明する施工図である。
造を説明する施工図である。
【図２】埋殺し柱ＰＣａ部材の構成説明図である。
【図３】鉄骨トラス梁の構造および組付け状態を説明す
る平面図である。
る平面図である。
【図４】図３のイーイ線に沿った拡大断面図である。
【図５】鉄骨トラス梁の構造および組付け状態を説明す
る側面図である。
る側面図である。
１ 鉄筋コンクリート柱 １ａ 柱鉄筋 ２ 鉄骨コンクリート梁 ３ 鉄筋コンクリート耐震壁 ４ 埋殺し柱ＰＣａ部材 ４ａ コッター ４ｂ 太径鉄筋 ４ｃ 支持フランジ ４ｄ 固定具 ４ｅ ベースプレート ４ｆ ブレース用プレート ５ 鉄骨トラス梁 ５ａ アングル材 ５ｂ トラス鉄筋 ５ｃ トラス鉄筋 ５ｄ 側板 ５ｅ 取付板 ５ｆ 取付板 ５ｇ アンカーボルト ５ｈ 側板 ５ｊ 取付ボルト ６ 埋殺し支柱 ７ ブラケット ８ 床半ＰＣａ板 ９ 外壁ＰＣａ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 駿三 神奈川県川崎市麻生区上麻58−７ (72)発明者 片山 圭二 東京都八王子市東浅川町545−１ (56)参考文献 特開 平３−187436（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−161657（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−199957（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−146302（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭63−11499（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E04B 1/16 E04B 1/30
Claims (6)
- 【請求項１】 中心部に埋殺し柱ＰＣａ部材を有する鉄
筋コンクリート柱と、上記埋殺し柱ＰＣａ部材の上に端
部が固定された鉄骨トラス梁にコンクリートを打設して
成る鉄骨コンクリート梁から構成される混合構造建物に
おいて、上記埋殺し柱ＰＣａ部材の上部中心に太径鉄筋
を定着すると共に、上記鉄骨トラス梁に取付板を付設し
て、該取付板に開けた穴に上記太径鉄筋を串挿し、上記
埋殺し柱ＰＣａ部材の上に鉄骨トラス梁の端部を固定し
て成ることを特徴とする混合構造建物。 - 【請求項２】 中心部に埋殺し柱ＰＣａ部材を有する鉄
筋コンクリート柱と、上記埋殺し柱ＰＣａ部材の上に端
部が固定された鉄骨トラス梁の周囲に配筋すると共にコ
ンクリートを打設して成る鉄骨鉄筋コンクリート梁から
構成される混合構造建物において、上記埋殺し柱ＰＣａ
部材の上部中心に太径鉄筋を定着すると共に、上記鉄骨
トラス梁の端部に取付板を付設して、該取付板に開けた
穴に上記太径鉄筋を串挿し、上記埋殺し柱ＰＣａ部材の
上に鉄骨トラス梁の端部を固定して成ることを特徴とす
る混合構造建物。 - 【請求項３】 上記鉄骨コンクリート梁または鉄骨鉄筋
コンクリート梁の下側に鉄筋コンクリート耐震壁を一体
的に設けて構成したことを特徴とする請求項１または２
に記載の混合構造建物。 - 【請求項４】 上記耐震壁内に埋殺し支柱を設けて、上
記鉄骨コンクリート梁または鉄骨鉄筋コンクリート梁を
支持せしめて構成したことを特徴とする請求項３に記載
の混合構造建物。 - 【請求項５】 上記鉄骨コンクリート梁または鉄骨鉄筋
コンクリート梁の鉄骨トラス梁の外側面にブラケットを
設けて、該ブラケットに床半ＰＣａ板を架設して構成し
たことを特徴とする請求項１ないし４のいずれかの項に
記載の混合構造建物。 - 【請求項６】 上記鉄筋コンクリート柱と上記鉄骨コン
クリート梁または鉄骨鉄筋コンクリート梁の周囲および
上記床半ＰＣａ板上にコンクリートを一体的に打設して
構成したことを特徴とする請求項１ないし５のいずれか
の項に記載の混合構造建物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03348326A JP3143659B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 鉄筋コンクリート建物の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03348326A JP3143659B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 鉄筋コンクリート建物の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05156705A JPH05156705A (ja) | 1993-06-22 |
| JP3143659B2 true JP3143659B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=18396281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03348326A Expired - Fee Related JP3143659B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 鉄筋コンクリート建物の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3143659B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111576615A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-08-25 | 王勇锋 | 一种组装模具的一体成型房屋建筑方法 |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP03348326A patent/JP3143659B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05156705A (ja) | 1993-06-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7219474B2 (en) | Load bearing building panel | |
| EP0485317A1 (en) | Prefabricated modular construction | |
| JP3143659B2 (ja) | 鉄筋コンクリート建物の構造 | |
| JP3138981B2 (ja) | 鉄筋コンクリート建物の構築法 | |
| JPH06193133A (ja) | 鉄筋コンクリート造を主体とした建物の混合構造 | |
| JPH066818B2 (ja) | 鉄筋鉄骨複合柱 | |
| JP2569885Y2 (ja) | Ｓｒｃ梁用鉄骨トラス梁の構造 | |
| JPH0536042Y2 (ja) | ||
| JP2558094Y2 (ja) | 鉄筋コンクリート建物の構築用埋殺し柱ＰＣａ部材 | |
| JP2759361B2 (ja) | 鉄筋コンクリート造建物の構築用柱支持部材 | |
| JP2000160687A (ja) | 混合構造の構築方法およびプレキャストコンクリート柱 | |
| JP3455864B2 (ja) | 建物およびその施工方法 | |
| JP3045034B2 (ja) | Ｒｃ建築物の躯体工法 | |
| JP2759360B2 (ja) | 鉄筋コンクリート造建物の構築工法 | |
| JP2745238B2 (ja) | スラブ半ＰＣａ板架設用仮設支柱 | |
| JP2000336748A (ja) | 二階建住宅の工法 | |
| JP3138982B2 (ja) | 混合構造の建築物およびその構築法 | |
| JP2811211B2 (ja) | フラットスラブ構法 | |
| JP2583489Y2 (ja) | アンカーフレーム | |
| JPH0211549Y2 (ja) | ||
| JP2780055B2 (ja) | 鉄筋コンクリート造建築物の構築工法 | |
| JPH05148900A (ja) | 建物の複合構造 | |
| JPH10219828A (ja) | 鉄骨・鉄筋コンクリート構造物の施工方法 | |
| JPH0348995Y2 (ja) | ||
| JPH0448134B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |