JP3143114U - 自動車用ドアバイザーにおけるブラケットの取付け構造 - Google Patents
自動車用ドアバイザーにおけるブラケットの取付け構造 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ブラケット2における主板部2aの一端に、他端側に向けて緩やかな傾斜面を持って立上った弾性係止片2cを形成する一方、バイザー本体6の庇部6bの裏面には、ブラケットの一端側を挿入するためのスリット8と、スリットに挿入されたブラケットの弾性係止片の先端と係合する抜止め用係止部9とを有する隆起部10を形成し、弾性係止片を主板部側へ弾性変形させつつブラケットの一端側をスリットに挿入することにより、スリット8を通過した弾性係止片2cの先端が抜止め用係止部9と係合するように構成する。
【選択図】図2
Description
(1)リベット頭部がバイザー本体の庇部表面に露出するため、見栄えが悪く、ドアバイザーとしての装飾的効果が損なわれる。
(2)ブラケットとバイザー本体の連結に別部材(ナイロンリベット等)を用いるため、部品点数が多く、コストも高く付く。
(3)リベット止めに専用の工具を必要とし、ユーザー側でのかしめ作業が困難であるため、製造者側でリベット止めして出荷する必要があり、これがコスト高の要因となっている。
(4)リベット止めするので、ドアバイザーを取り外して廃棄する際、ブラケットとバイザー本体の分離が容易でなく、樹脂と金属との分別廃棄が困難である。
(1)ブラケットの一端側を、バイザー本体の庇部裏面と略門型の隆起部との間に形成されたスリットに差し込むだけで、ブラケットとバイザー本体を連結できるので、特別な工具を用いることなしに、ブラケットとバイザー本体を容易に連結でき、連結後の状態において、庇部表面にリベット頭部が露出することもない。
(2)ブラケットとバイザー本体の連結に、金属製リベットやナイロンリベットを用いないため、構成部品点数が少なくて済み、ユーザー側での連結が可能であることと相まって大幅なコストダウンを図り得る。
(3)ドアバイザーを取り外して廃棄する際、ブラケットの弾性復元力に抗して切欠部と係止用突起との係合を外すことができるので、バイザー本体とブラケットとの分別廃棄(
樹脂と金属との分別廃棄)が容易である。
る。
請求項6に記載の考案は、請求項1〜4の何れかに記載の自動車用ドアバイザーにおけるブラケットの取付け構造であって、弾性係止片が主板部の一部を斜めに切り起こすことによって形成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の考案によれば、弾性係止片を主板部側へ弾性変形させつつブラケットの一端側をスリットに挿入することにより、スリットを通過した弾性係止片の先端が抜止め用係止部と係合するので、ブラケットの一端側をスリットに差し込むだけで、ブラケットとバイザー本体を直接に連結できる。
2 ブラケット
2a 主板部
2b 屈曲部
2c 弾性係止片
3 窓枠
4 ガラスランチャンネル
5 窓ガラス
6 バイザー本体
6a フランジ部
6b 庇部
7 両面接着テープ
8 スリット
9 抜止め用係止部(第二のスリット、屈曲面)
10 隆起部
11 マイナスドライバー
Claims (6)
- バイザー本体の庇部の裏面に、ブラケットの一端側を挿入するためのスリットを形成する隆起部を形成し、ブラケットの一端側をスリットに挿入することにより、ブラケットの一端側に設けた弾性係止片の先端が隆起部の一部と係合して抜け止めされるように構成したことを特徴とする自動車用ドアバイザーにおけるブラケットの取付け構造。
- ブラケットにおける主板部の一端に、他端側に向けて緩やかな傾斜面を持って立上った板バネ状の弾性係止片を形成する一方、バイザー本体の庇部の裏面には、ブラケットの一端側を挿入するためのスリットと、スリットに挿入されたブラケットの弾性係止片の先端と係合する抜止め用係止部とを有する隆起部を形成し、弾性係止片を主板部側へ弾性変形させつつブラケットの一端側をスリットに挿入することにより、スリットを通過した弾性係止片の先端が弾性係止片の弾性復元力によって抜止め用係止部と係合するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドアバイザーにおけるブラケットの取付け構造。
- 抜止め用係止部がスリットの下方に併設した第二のスリットによって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用ドアバイザーにおけるブラケットの取付け構造。
- 抜止め用係止部が隆起部の庇部裏面と対向する面を鈍角状に屈曲させた屈曲面によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用ドアバイザーにおけるブラケットの取付け構造。
- 弾性係止片が主板部を斜めに折り返すことによって形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の自動車用ドアバイザーにおけるブラケットの取付け構造。
- 弾性係止片が主板部の一部を斜めに切り起こすことによって形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の自動車用ドアバイザーにおけるブラケットの取付け構造。
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JP2008002682U JP3143114U (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 自動車用ドアバイザーにおけるブラケットの取付け構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010042691A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-25 | Tamura Plastic Mfg Co Ltd | 自動車用バイザー、およびその取付構造 |
JP2015105068A (ja) * | 2013-12-02 | 2015-06-08 | 田村プラスチック製品株式会社 | 自動車用外装品及び自動車用外装品の取付構造 |
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2008
- 2008-04-25 JP JP2008002682U patent/JP3143114U/ja not_active Expired - Fee Related
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