JP3142242U - 屋根構造材 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋根の表面材に平板パネルを用いる場合、この平板パネルをベース材及び野地板に確実に固定して剥離、落下のおそれをなくすために、釘留め等の工法が考えられる。しかし、釘留めにすると釘穴からの漏水のおそれがあることから、釘穴からの漏水と、平板パネル間からの漏水を完全に防止することを目的とした屋根構造材を提供する。
【解決手段】発泡樹脂製のベース材上に平板パネルが複数枚載置接着されている屋根構造材であって、ベース材は軒先方向に差込部、棟方向には押え部があり、棟方向の先端表面に水切部とその下流に複数の釘受けがあり、裏面には複数の縦桟部と釘穴水抜ドームとV字状の溝があるとともに、平板パネル間の隙間に板金17を配設してなる屋根構造材である。
【選択図】図9

Description

本考案は、防水シートを敷設した野地板上にベース材を敷設し、さらにベース材上に表面材として平板パネルを載置、接着、釘留めしてなる屋根構造材に関する。
野地板と、その上に葺かれる屋根瓦裏面との間の空間に、ベース材である発泡樹脂の形成体を設けた屋根施工構造は従来から知られている。
例えば、実開平2−11925号公報には、野地板とその上に葺かれる屋根瓦裏面との間の空間に充填可能な断面形状とされた発泡樹脂より成る形成体の瓦葺き足方向の上方側端部が、扁平厚の差口とされているとともに、下方側端部の裏面角部には前記差口嵌挿用空所部が形成され、前記本体上面には前記差口上面より本体下方側端部に至る連通した排水溝が複数条形成され、前記差口には瓦桟止着用スペーサの嵌着孔が前記排水溝の間に貫設された断熱ベース材が公示されている。
実開平2−11925号公報
上記特許文献1の考案では、瓦桟とベース材及び野地板は釘もしくはアンカープラグで止められるので大きな止着力が得られているが、表面の屋根材である瓦は瓦桟で止められてはいるものの屋根材に載置されているだけであって、台風・地震その他の振動でズレを生じたり、極端な場合には、飛散・落下したりするおそれがある。さらに瓦の剥離、落下による人的被害や、家屋の雨水侵入といった二次的被害も想定される。
そこで屋根の表面材に平板パネルを用いる場合、この平板パネルをベース材及び野地板に確実に固定して剥離・落下のおそれをなくすために、釘留め等の工法が考えられる。しかし、釘留めにすると、釘穴からの漏水のおそれがあることから、本考案は、特に釘穴からの漏水と、ベース材上に所定間隔を置いて載置、接着、釘留めされる平板パネル間からの漏水を完全に防止することを目的としてなされたものである。
本考案者は、上記課題を下記の手段によって解決した。
(1)発泡樹脂製のベース材1上に平板パネル2の表面材が複数枚載置・接着されてなる屋根構造材であって、前記ベース材が、その軒先方向の先端部に下部が突出した差込部を、また棟方向の先端部には隣接するベース材の前記差込部が差し込めるよう下部が切り込まれた押さえ部を備え、
かつ棟方向の先端付近の表面に水切部を、さらにその下流の表面に複数の釘受けとなる突起が突設され、
さらにまた裏面には野地板との間に一定の空気層及び流水部を確保するための複数の縦桟部が突設され、そして該縦桟部の下面には、打ち込まれる釘に沿って流入する雨水を排出する釘穴水抜ドームを前記釘受けの下方に相当する位置に設け、さらに前記釘穴水抜ドームの棟側及び軒先側にそれぞれ近接して逆V字状の溝が設けられているとともに平板パネル間の隙間に板金を配設してなることを特徴とする屋根構造材。
(2)前記水切部が、ベース材の表面の棟方向の先端付近に突設された横方向に延びる1本の連続した突条と、横方向に並ぶ複数の断続した突条で構成されてなることを特徴とする前項(1)に記載の屋根構造材。
(3)前記釘穴水抜ドームの棟側及び軒先側にそれぞれ近接して設けられた逆V字状の溝が、棟側の溝は釘穴水抜ドームと連通せず、軒下側の溝は前記釘穴水抜ドームと連通してなることを特徴とする前項(1)又は(2)に記載の屋根構造材。
(4)前記釘穴水抜ドームは、ベース材の裏面に設けられた半球椀状のくり抜きであって、その頂点は釘受けの底辺に当接し、釘を伝って流下した雨水は釘の表面を離れて釘穴水抜ドームの椀状の壁面に移行し、さらに釘穴水抜ドームに連通する溝に流出してから空気層及び流水部に排出されるよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の屋根構造材。
本考案の屋根構造材によって下記の効果が発揮できる。
〈1〉発泡樹脂製のベース材でなる下層部と平板パネルの表面材でなる上層部との二層で形成される屋根材において、前記ベース材が、その軒先方向の先端部に下部が突出した差込部を、また棟方向の先端部には隣接するベース材の前記差込部が差し込めるよう下部が切り込まれた押さえ部を備えているので、ベース材を野地板上へ載置する際、棟側に配設した前記ベース材の差込部に次段のベース材の押さえ部を重ねることによってベース材の縦方向の接合が確実、容易に可能となる。
したがって、近年問題となっている熟練技術者の不足をカバーし、施工工法の簡素化と維持管理の経費節減に寄与できる。
〈2〉前記ベース材が、その裏面に突設した複数の縦桟部を設けて防水シートと野地板との間に一定の空気層及び流水部を確保し、そして該縦桟部の下面に打ち込まれた釘に沿って侵入する雨水を前記空気層及び流水部に排出するための釘穴水抜ドームと逆V字状の溝が設けられ、また前記ベース材の棟方向の先端付近の表面に水切部を設けて、該水切部の上に一定間隔の隙間を持って並べられる平板パネル間の隙間からの雨水を前記水切り部の突条によって前記空気層及び流水部に導いて軒先方向に流出させるので、防水性に優れた屋根構造体を提供できる。
〈3〉さらに、平板パネルが、その軒先側端部をベース材の差込部より突出するようにしてベース材に搭載・接着されるので、前記突出した平板パネルの軒側端部が、下段の屋根構造材を野地板に釘留めした釘の頭部を覆うので、上記効果〈2〉に加えて、より高い防水効果をもたらす。
〈4〉屋根構造材の施工工法においては、釘穴を覆うように横長の発泡樹脂製の防水シートを配設した後釘打ちを行って、平板パネル、防水シール、ベース材を野地板に釘留めして一体化するので、より防水効果の高い屋根構造が施工できる。
また、本屋根構造材が、発泡樹脂製のベース材を備えているので断熱、防音能力にも優れ、長期間、快適な居住環境を確保できる。
〈5〉本考案の屋根構造材の施工工法においては、平板パネル、防水シール、ベース材が、防水シートと野地板に釘留めされて一体化されるので、地震・台風・振動に耐性を持つ屋根構造が施工できる。
〈6〉本考案の屋根構造材の施工工法において、一端が上方に逆コ字状に折り曲げられ他端は下方にコ字状に折り曲げられてなる防災金具を備え、棟側の平板パネルの下端を前記防災金具の逆コ字状に折り曲げられた凹部に嵌入させ、軒先側の平板パネルの上端を前記防災金具のコ字状に折り曲げられた凹部に嵌入させ、上下の平板パネルを互いに連結しているので、台風によって平板パネルが吹き上げられて剥離したり、地震などの揺れによって釘留めが緩んだりする等のおそれも軽減できる。
〈7〉本考案の屋根構造材の施工工法において、ベース材上に横に並べて載置、接着、釘留めされる複数枚の平板パネルが、地震・台風、その他の振動等による位置ずれによって破損しないよう所定間隔を持たせてなり、かつ平板パネル間の隙間の下部に、板金を配設しているので前記隙間の流入した雨水は、前記板金上を流下しベース材への流入が防止でき、より優れた防水効果を持つ屋根構造材が提供できる。
以下図面に基づいて本考案を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本考案による屋根構造材の概念斜視図であり、本考案の屋根構造材を複数枚屋根の傾斜に沿って縦一列に並べて配置した状態を示している。
図2、図3はベース材の構造図であって、図2(a)はベース材の表面構造を示す平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、図3はベース材の裏面の構造を示す底面図である。図4は釘穴水抜ドーム部分の拡大図(図3にX−Xで示す部分)の断面図である。また図5はベース材に平板パネルを載置した構造図で(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図であり、図6は屋根構造材(図5にA−Aで示す部分)の断面図である。
さらに図7は防災用金具の斜視図であり、図8は防災金具装着時の屋根構造の説明図、図9は平板パネル間の隙間の下部に板金を装着したときの屋根構造の説明図である。
図において1はベース材、2は平板パネル、3は野地板、4は釘、5は防水シール、6は釘受け、7は差込部、8は押さえ部、9は水切部、10は縦桟部、11は空気層及び流水部、12は釘穴水抜ドーム、13は溝、14aは連続した突条、14bは断続した突条、15は防災金具、15aは逆コ字状に折り曲げられた凹部、15bはコ字状に折り曲げられた凹部、16は防水シート、17は板金を示す。
なお上記図面はあくまでも本考案を実施する場合の一例であって、請求の範囲に記載する技術範囲を限定するものではない。
本考案の屋根構造材は、図6に示すように、発泡樹脂製(通常は発泡ポリスチレン製)のベース材1でなる下層部と平板パネル2の表面材でなる上層部との二層で形成される屋根構造材であって、前記ベース材1が、その軒先方向の先端部に下部が突出した差込部7を、また棟方向の先端部には隣接するベース材1の前記差込部7が差し込めるよう下部が切り込まれた押さえ部8を備え、
かつ棟方向の先端付近の表面に水切部9を、さらにその下流の表面に釘受け6となる複数の突起が突設され、
さらにまた図3に見られるように、その裏面には防水シート16と野地板3との間に一定の空気層及び流水部11を確保するための複数の縦桟部10が突設され、そして該縦桟部10の下面には、打ち込まれた釘に沿って流入する雨水を排出する釘穴水抜ドーム12を前記釘受け6の下方に相当する位置に設けられ、さらに前記釘穴水抜ドーム12の棟側及び軒先側にそれぞれ近接して逆V字状の溝13,13が設けられている。
前記水切部9は、図2(a)の平面図に示すように、横方向に延びる1本の連続した突条14aと、横方向に並んだ複数本の断続した突条14bとで構成されている。図2(a)では断続した突条14bを1列のみ記載したが、2列あるいはそれ以上配設してもよい。
また前記釘穴水抜ドーム12の棟側及び軒先側にそれぞれ近接して設けられた逆V字状の溝13のうち、棟側の溝13は釘穴水抜ドーム12と連通せず、軒下側の溝13は前記釘穴水抜ドーム12と連通している。
図6において、平板パネル2の上の防水シール5の上より打ち込んだ釘4は野地板3に打ち込まれ、ベース材1全体を野地板3に固定する役割を果たすと同時にベース材1の押さえ部8が上部に設置されるベース材1の差込部7を押さえ込むことにより、ベース材1,1…が台風等によるめくり上がりを防ぎ、実質ベース材1,1…をそれぞれ上下2箇所の釘で野地板に固定することになる。
また、前記釘穴水抜ドーム12は、ベース材1の裏面に設けられた半球形椀状のくり抜きであって、その頂点は釘受け6の底辺に当接し、釘4を伝って流下した雨水は釘4の表面を離れて、釘穴水抜ドーム12の椀状の壁面に移行し、さらに釘穴水抜ドーム12に連通する溝13に流出してから空気層及び流水部11に排出されるよう構成されている。
本考案の屋根構造材の施工工法は、下記の手順で行われる。
〔1〕図8に示すように、防水シート16を敷設した野地板3上にベース材1を軒の方から順次載置する。この際棟側に載置した前記ベース材1の差込部7に次段のベース材1の押さえ部8を重ねていく(図1参照)。
〔2〕防水シート16と野地板3上に載置されたベース材1上に図5に示すように複数枚の平板パネル2を所定の間隔を持たせて横方向に並べる。この際平板パネル2の釘穴をベース材1の釘受け6(図2参照)の突起に当接させるとともに、平板パネル2の棟側端部をベース材1の水切部9の断続した突条14b側の外壁面に当接させる。
〔3〕前記平板パネル2の釘穴を覆うように横長の発泡樹脂製の防水シール5を配設した後に釘4を打ち込んで、平板パネル2、防水シール5、ベース材1を防水シート16と野地板3に釘留めして一体化する(図6参照)。
〔4〕台風によって平板パネル2が吹き上げられて剥離したり、地震などの揺れによって釘留めが緩んだりする等のおそれを軽減するため、図7に示す一端が上方に逆コ字状に折り曲げられ他端は下方にコ字状に折り曲げられてなる防災金具15の逆コ字状に折り曲げられた凹部15aに棟側の平板パネル2の下端を、コ字状に折り曲げられた凹部15bに軒先側の平板パネル2の上端を嵌入させ、上下の平板パネル2,2を互いに連結する。
〔5〕また、ベース材1の上に横に並べて載置、接着、釘留めされる複数枚の平板パネル2,2…が、地震・台風、その他の振動等による位置ずれによって破損しないよう設けられた所定の間隔の隙間からベース材1の表面に流入する雨水を防止するために、前記隙間の下部に板金を配設する(図9参照)。
本考案の屋根構造材では平板パネル2は、地震・台風、その他の振動等による位置ずれによって破損しないよう所定間隔を持たせているので、平板パネル2上を流下する雨水は、その隙間に配設された板金17上を流下し、軒先に排出される。
水切部9の連続した突条14aと断続した突条14bの作用を説明すると、強風で平板パネル2,2間に吹き込んだ雨水が防水シール5を越えて侵入したとき、断続した突条14bで雨水の侵入速度をやわらげ、次の連続した突条14aでそれ以上の侵入をほぼ完全に阻止する。
パネル2,2間に侵入した雨水は連続した突条14aと断続した突条14b及び防水シール5の間に流動することになるが、防水シール5の上面を伝わり横方向に移動してパネル2の側面に入り、板金17上を軒先方向に流下する。
水切部9の連続した突条14aの外壁の遮られた雨水は縦桟部10,10の間の空気層及び流水部11の部分に流出し、野地板3の上面にある防水シート16上を流れ、軒先へ排出される。
ベース材1の差込部7と押さえ部8の組合せで、相互の結合部分が斜めであることで、すでに釘等で留められているベース材1の押さえ部8へ、上部のベース材1の差込部7が斜め下方へ移動することにより、平板パネル2の下面が水切部9の連続した突条14a及び断続した突条14b及び防水シール5を押さえ込むことで止水する。
防水シール5は弾力のある素材を使用することで、シール上面より打込む釘のシール材としての役目と、打ち込んだ釘以外の面が形状を維持することで、防水シールの役目を損なわない。
本考案による屋根構造材の概念斜視図である。 ベース材の構造図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 ベース材の構造図(底面図)である。 図3の釘穴水抜ドーム部分の拡大図である。 ベース材に平板パネルを載置したときの屋根構造の説明図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 本考案の屋根構造材(図5にA−Aで示す部分)の断面図である。 防災金具の斜視図である。 防災金具装着時の屋根構造の説明図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 平板パネル間の隙間に板金を装着したときの屋根構造の説明図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は板金の斜視図である。
符号の説明
1:ベース材
2:平板パネル
3:野地板
4:釘
5:防水シール
6:釘受け
7:差込部
8:押さえ部
9:水切部
10:縦桟部
11:空気層及び流水部
12:釘穴水抜ドーム
13:溝
14a:連続した突条
14b:断続した突条
15:防災金具
15a:逆コ字状に折り曲げられた凹部
15b:コ字状に折り曲げられた凹部
16:防水シート(ルーフィング)
17:板金

Claims (4)

  1. 発泡樹脂製のベース材1上に平板パネル2の表面材が複数枚載置・接着されてなる屋根構造材であって、前記ベース材1が、その軒先方向の先端部に下部が突出した差込部7を、また棟方向の先端部には隣接するベース材1の前記差込部が差し込めるよう下部が切り込まれた押さえ部8を具え、
    かつ棟方向の先端付近の表面に水切部9を、さらにその下流の表面に複数の釘受け6となる突起が突設され、
    さらにまた裏面には野地板3との間に一定の空気層及び流水部11を確保するための複数の縦桟部10が突設され、そして該縦桟部10の下面には、打ち込まれる釘4に沿って流入する雨水を排出する釘穴水抜ドーム12を前記釘受け6の下方に相当する位置に設け、さらに前記釘穴水抜ドーム12の棟側及び軒先側にそれぞれ近接して逆V字状の溝13,13が設けられているとともに平板パネル2,2間の隙間に板金17を配設してなることを特徴とする屋根構造材。
  2. 前記水切部9が、ベース材1の表面の棟方向の先端付近に突設された横方向に延びる1本の連続した突条14aと、横方向に並ぶ複数の断続した突条14bとで構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の屋根構造材。
  3. 前記釘穴水抜ドーム12の棟側及び軒先側にそれぞれ近接して設けられた逆V字状の溝13、13が、棟側の溝13は釘穴水抜ドーム12と連通せず、軒下側の溝13は前記釘穴水抜ドーム12と連通してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の屋根構造材。
  4. 前記釘穴水抜ドーム12は、ベース材1の裏面に設けられた半球椀状のくり抜きであって、その頂点は釘受け6の底辺に当接し、釘4を伝って流下した雨水は釘4の表面を離れて釘穴水抜ドーム12の椀状の壁面に移行し、さらに釘穴水抜ドーム12に連通する溝13に流出してから空気層及び流水部11に排出されるよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の屋根構造材。
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