JP3142211U - 米研ぎ器 - Google Patents

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【課題】手を濡らすことなく米を研ぐことができるようにした安価な米研ぎ器を提供する。
【解決手段】上端1aを開口した容器本体1と該容器本体の当該上端に着脱自在に備えさせた蓋体3とよりなり、該容器本体には、米粒5を通過させない多数の排水孔7を備えさせ、該蓋体には、該蓋体の上方に突出したハンドル9により回転する内歯歯車11と該内歯歯車に歯合するピニオン13とを配設し、該ピニオンには該ピニオンと共に回転する支軸15を容器本体内に延設し、該支軸に攪拌アーム17を取り付け、さらに、該蓋体には押え部と水の注入口23とを備えさせたことを特徴とする米研ぎ器。
【選択図】図1

Description

本考案は、米研ぎ器に関するものであり、特に手を濡らすことなく米を研ぐことができるようにした米研ぎ器に係るものである。
米を研ぐ際には、一般に、米を入れた容器内に水を注入し、該容器内の水中にて米を手でこするという手法が用いられている。
しかるに、このようにして米を研ぐ場合には、作業者の手の表面が荒れるのみならず、手の爪が長いときには該爪が損傷するおそれがある。したがって、特に、長い爪にマニキュアを施している人は、手で米を研ぐことを嫌い、これを避けようとする傾向がある。
また、寒冷時に冷たい水中に手を入れて米を研ぐことは、何人にとっても辛いものである。
このような状況に鑑み、例えば特開平5−92142号公報に示す如き電動米研ぎ機(以下「従来の電動米研ぎ機」という。)が提案されている。
従来の電動米研ぎ機は、容器内に攪拌羽根を配設し、該攪拌羽根を電気モータにより回転させるようになし、さらに、該電気モータを作動させる時間を設定するためのタイマーを備えさせてなるものである。
特開平5−92142号公報
従来の電動米研ぎ機によれば、手を濡らすことなく米を研ぐことができるが、従来の電動米研ぎ機は、電気モータ、タイマー等を備えているため、製造コストが嵩むという問題がある。
本考案は、従来の電動米研ぎ機における上述の如き問題を解決し、手を濡らすことなく米を研ぐことができるようにした安価な米研ぎ器を提供しようとしてなされたものである。
上記課題を解決するために、本考案は、下記の米研ぎ器を提供するものである。
(1)上端を開口した容器本体と該容器本体の当該上端に着脱自在に備えさせた蓋体とよりなり、
該容器本体には、米粒を通過させない多数の排水孔を備えさせ、
該蓋体には、該蓋体の上方に突出したハンドルにより回転する内歯歯車と該内歯歯車に歯合するピニオンとを配設し、該ピニオンには該ピニオンと共に回転する支軸を容器本体内に延設し、該支軸に攪拌アームを取り付け、
さらに、該蓋体には押え部と水の注入口とを備えさせたことを特徴とする米研ぎ器(請求項1)。
(2)上端を開口した容器本体と該容器本体の当該上端に着脱自在に備えさせた蓋体とよりなり、
該容器本体には排水孔を備えさせると共に、該容器本体内には米粒を通過させない多数の透孔を有するザル体を着脱自在に備えさせ、
該蓋体には、該蓋体の上方に突出したハンドルにより回転する内歯歯車と該内歯歯車に歯合するピニオンとを配設し、該ピニオンには該ピニオンと共に回転する支軸を容器本体内に延設し、該支軸に攪拌アームを取り付け、
さらに、該蓋体には押え部と水の注入口とを備えさせたことを特徴とする米研ぎ器(請求項2)。
(3)前記容器本体の底部には流しの傾斜に対応する傾斜を備えた載置台を着脱自在に備えさせる(請求項3)。
[考案の作用]
[請求項1の考案]
請求項1の考案による米研ぎ器を使用する際には、次のようになす。
蓋体を容器本体から取り外し、容器本体内に米を入れ、蓋体を容器本体に取り付け、蓋体の注水口より容器本体内に適量の水を注入する。なお、蓋体を容器本体から取り外した状態で容器本体内に適量の水を注入しても差し支えない。
容器本体に蓋体を取り付け、蓋体の押え部を手又は指で押えることにより該蓋体の動きを阻止した状態でハンドルを回転させる。しかるときは、内歯歯車が回転し、該内歯歯車に歯合するピニオンも回転する。すると、支軸がピニオンと共に回転し、支軸に取り付けられた攪拌アームが容器本体内で回転し、容器本体内の米を研ぐ。このとき、ピニオンと支軸と攪拌アームは、ハンドルと内歯歯車よりも高い速度で回転する。ハンドルは、一定方向に連続回転させる必要はなく、むしろ時計方向と反時計方向とに交互に回転ないし回動させることが望ましい。
容器本体内に注入された水は、多数の排水孔より容器本体外に排水されるが、容器本体内の米は該排水孔から容器本体外に排出されない。米研ぎ作業中、水は容器本体内に常時少量ずつ注入し続けてもよいが、断続的に容器本体内に注入しても差し支えない。
米研ぎ作業の終了後、容器本体内の水を排水し、蓋体を容器本体から取り外し、容器本体内の米を炊飯器等の炊飯手段に移し、炊飯する。
[請求項2の考案]
請求項2の考案による米研ぎ器は、容器本体内にザル体を着脱自在に備えているため、米は容器本体内に嵌められたザル体内で研がれる。米研ぎ作業の終了後、ザル体を米と共に容器本体から取り出し、ザル体内の米を炊飯器等の炊飯手段に移し、炊飯する。
[請求項3の考案]
請求項3の考案による米研ぎ器は、容器本体の底部には流しの傾斜に対応する傾斜を備えた載置台を着脱自在に備えさせているため、載置台を容器本体の底部に取り付けた状態で米研ぎ器を流しの傾斜面に所定の方向で置いたときには、容器本体は水平状態になる。
[請求項1の考案]
請求項1の考案による米研ぎ器は、電気モータ等を使用しない手動式のものであって、構造が簡単であるため、安価に提供することができる。
また、この米研ぎ器は、ハンドルを回転させることにより攪拌アームをハンドルよりも高い速度で回転させて米を研ぐようにしているため、米を効率よく、確実に研ぐことができる。また、作業者はハンドルを回転させる時間、速さ、方向等を自在に調節することができる。
なお、この米研ぎ器を使用したときには、手を濡らすことなく米を研ぐことができることはいうまでもない。したがって、米研ぎ作業による手の表面の荒れ、爪の損傷等は完全に防止され、寒冷時に冷たい水を用いた米研ぎの辛さも解消する。
[請求項2の考案]
請求項2の考案によれば、米研ぎ作業の終了後、ザル体を米と共に容器本体から取り出し、ザル体内の米を炊飯器等の炊飯手段に移すことができる。すなわち、研ぎ終った米を炊飯器等の炊飯手段に移す作業が極めて容易である。
[請求項3の考案]
請求項3の考案によれば、載置台を容器本体の底部に取り付けた状態で米研ぎ器を流しの傾斜面に所定の方向で置いたときには、容器本体は水平状態になるため、流しの傾斜面上でも、支障なく米研ぎ作業を行うことができる。
本考案による米研ぎ器は、上端1aを開口した容器本体1と該容器本体1の当該上端1aに着脱自在に備えさせた蓋体3とよりなる。
容器本体1には、米粒5を通過させない多数の排水孔7を備えさせる。
蓋体3には、該蓋体3の上方に突出したハンドル9により回転する内歯歯車11と該内歯歯車11に歯合するピニオン13とを配設する。ピニオン13には該ピニオン13と共に回転する支軸15を容器本体1内に延設し、該支軸15に攪拌アーム17を取り付ける。
攪拌アーム17の先端には球状部19を設けることが望ましい。
蓋体3には、押え部21を備えさせる。押え部21は、該押え部21を手又は指で押えることにより、ハンドル9を回転させたときに蓋体3の動きを阻止し得るものであれば如何なるものでもよいが、例えば図3に示す如き凹部とする。また、押え部21は、凸部或いは透孔であっても差し支えない。
蓋体には水の注入口23を備えさせる。
注入口23には、好ましくは、上方に向かって直径が徐々に大きくなる漏斗状の水案内手段25を着脱自在に取り付ける。水案内手段25は、米研ぎ器の非使用時には容器本体1内に収納する。漏斗状の水案内手段25は、水の注入時に水はねを防止する。
容器本体1内には米粒5を通過させない多数の透孔27を有するザル体29を着脱自在に備えさせてもよい。この場合には、容器本体1の排水孔7は、米粒5を通過させるものであっても差し支えない。
ザル体29は、一例として、合成樹脂により一体的に形成してなるものとする。
図4に示す事例においては、ザル体29の上縁29aに係止突起31を備えさせ、容器本体1の上縁1bには該係止突起31を受ける受け部33を備えさせている。この事例においては、ザル体29の係止突起31を容器本体1の受け部33に受けさせることにより、ザル体29を容器本体1内に回転不能、かつ、着脱自在に取り付けている。
容器本体1の底部1cには流し35の傾斜に対応する傾斜を備えた載置台37を着脱自在に備えさせる。
本考案による米研ぎ器の一例を示す断面図である。 蓋体を概略的に示す説明図である。 蓋体の押え部の一例を示す断面図である。 ザル体と容器本体とを示す斜視図である。
符号の説明
1 容器本体
1a 上端
1b 上縁
1c 底部
3 蓋体
5 米粒
7 排水孔
9 ハンドル
11 内歯歯車
13 ピニオン
15 支軸
17 攪拌アーム
19 球状部
21 押え部
23 注入口
25 水案内手段
27 透孔
29 ザル体
29a 上縁
31 係止突起
33 受け部
35 流し
37 載置台

Claims (3)

  1. 上端を開口した容器本体と該容器本体の当該上端に着脱自在に備えさせた蓋体とよりなり、
    該容器本体には、米粒を通過させない多数の排水孔を備えさせ、
    該蓋体には、該蓋体の上方に突出したハンドルにより回転する内歯歯車と該内歯歯車に歯合するピニオンとを配設し、該ピニオンには該ピニオンと共に回転する支軸を容器本体内に延設し、該支軸に攪拌アームを取り付け、
    さらに、該蓋体には押え部と水の注入口とを備えさせたことを特徴とする米研ぎ器。
  2. 上端を開口した容器本体と該容器本体の当該上端に着脱自在に備えさせた蓋体とよりなり、
    該容器本体には排水孔を備えさせると共に、該容器本体内には米粒を通過させない多数の透孔を有するザル体を着脱自在に備えさせ、
    該蓋体には、該蓋体の上方に突出したハンドルにより回転する内歯歯車と該内歯歯車に歯合するピニオンとを配設し、該ピニオンには該ピニオンと共に回転する支軸を容器本体内に延設し、該支軸に攪拌アームを取り付け、
    さらに、該蓋体には押え部と水の注入口とを備えさせたことを特徴とする米研ぎ器。
  3. 前記容器本体の底部には流しの傾斜に対応する傾斜を備えた載置台を着脱自在に備えさせたことを特徴とする請求項1又は2に記載の米研ぎ器。
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