JP3142045U - ボルト - Google Patents

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JP3142045U
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芳一 阪村
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株式会社阪村機械製作所
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Abstract

【課題】締付分解時、112ポイントの係合穴部をもつレンチや、六角、四角のボルトに用いるスパナを用いたり、或いは中心穴部分に合う六角ソケットレンチや梅形ソケットレンチなど幅広く用いることができるボルトを提供する。
【解決手段】頭部付きボルト1の頭部11を、正十二角形状からその中心を通る縦線X−Xと横線Y−Yの対角上ある4つの三角突起部A,B,C,Dを取り除いた平面視正四角形状に形成し、かつその各角部11a…11aにV状係合溝11b…11bが残る形状とする一方、頭部11の中心部に正六角形状で、各角部に該角部よりも外側に膨らむ円弧状切欠部14a…14aが連設された穴部14を形成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、主として自動車に用いられるボルトに関する。
従来、例えば自動車用の締結ボルトとしては、通常六角ボルトが用いられ、12ポイントの係合穴部をもつ電動トルクレンチや手動式のレンチを用いて締結ボルトを所定の締付軸力で締め付けるようにしている。その場合、手動式のレンチを用いるときには隙間を吸収した一次締め後から例えば120度締め付けを行って締付時における締付軸力の管理を行うようにしている。
ところで、上記した六角ボルトを用いた場合、山奥などで12ポイントのトルクレンチがないときには手の施しようがない。そのため、手に入りやすいスパナによる分解修理が求められてきた。しかし、六角ボルトの締付係合部の形状に対応するスパナのみに限定され、対応性が悪い問題があった。また、分解修理後には、六角ボルトを一次締めした後にスパナを数回繰り返しながら所定角度締め込んで組み付けるのであるが、そのとき例えば120度の締め付けを行う際、六角ボルトの頭部形状では何度締め付けたかが目視により確認しづらく、再度の締付時における締付軸力の管理が行いにくいものであった。さらに、使用する締め付け工具としては、六角スパナや六角レンチ等限られた工具しか用いることができないものであった。
そこで、本考案は分解修理に際し、組付時には目視によりその締付角度が分かりやすく、しかも、締め付けたり緩めたりする際に、12ポイントの係合穴部をもつレンチや、六角、四角のボルトに用いるスパナを用いたり、或いは中心穴部分に合う六角ソケットレンチや梅紋状ソケットレンチなど幅広く用いることができるボルトの提供を課題とする。
上記問題を解決するため本願の請求項1に記載の考案は、頭部付きボルト1の頭部11を、正十二角形状からその中心を通る縦線X−Xと横線Y−Yの対角上ある4つの三角突起部A,B,C,Dを取り除いた平面視正四角形状に形成し、かつその各角部11a…11aにV状係合溝11b…11bが残る形状とする一方、頭部11の中心部に正六角形状で、各角部に該角部よりも外側に膨らむ円弧状切欠部14a…14aが連設された穴部14を形成したことを特徴とする。
本考案によれば、ボルト1の頭部11の平面視形状が正四角形を呈することから、組付時には目視によりその締付角度が確認し易く、一次締め後の締付角度を基にした再度締付時における締付軸力の管理を容易に行うことができ、しかも、締め付けたり緩めたりする際には、頭部11の各角部11a…11aにV状係合溝11b…11bが残る正四角形部分を利用して12ポイントの係合穴部をもつレンチや、六角、四角のボルトに用いるスパナを用いたり、或いは中心穴部分に合う六角ソケットレンチや梅紋状ソケットレンチなど幅広く用いることができる。その上、六角ボルトに比べて軽量化も図ることができる。
以下、本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1及び図2は本考案に係る自動車用のボルトを示し、該ボルト1は頭部11と外周にネジ12が形成された軸部13とからなる。
そして、上記頭部11を、図1の仮想線で示すように正十二角形状からその中心を通る縦線X−Xと横線Y−Yの対角上ある三角突起部A,B,C,Dを取り除いた平面視正四角形状に形成し、かつその四辺11a…11aの各角部に12ポイントの係合穴部1をもつレンチLの嵌合係止を許すV状係合溝11b…11bが残る形状としたのである。このとき、V状係合溝11b…11bを残した各四辺11a…11aの長さは通常の六角ボルトにおける頭部の一辺と同寸法となっている。
また、頭部11の中心部に正六角形状で、各角部に該角部よりも外側に膨らむ円弧状切欠部14a…14aが連設された穴部14が形成されている。
次に、以上のように構成するボルト1の作用について説明する。
まず、締結時には、図3に示すように、12ポイントの係合穴部lをもつトルクレンチ(手動又は電動トルクレンチ或いはメガネレンチなどであってもよい。)Lなどを用いてボルト1を所定の軸力で締結する。
また、分解修理する時には、上記した12ポイントの係合穴部lをもつトルクレンチLを用いてボルト1を外してもよいし、例えば山奥などで12ポイントのトルクレンチLがない場合、図4に示すように六角、四角ボルト用のスパナMを用いたり、図5に示すように7ポイントの係合部nをもつスパナNも用いて外すことができる。さらには、図6に示すように中心穴部14部分に合う六角ソケットレンチSや図6に示すように中心穴部14の円弧状切欠部14a…14a部分に合う梅紋状ソケットレンチRなどを用いて外すことができる。
そして、分解修理後再び締結するときにも、上記した12ポイントのトルクレンチL、六角、四角ボルト用のスパナM、7ポイントの係合部nをもつスパナN、六角ソケットレンチS、梅紋状ソケットレンチRなど幅広く用いることができる。そして、上記した適宜レンチを用いる場合、ボルト1を最初余分な隙間がなくなるまで一次締めを行った後、ボルトの四角形状頭部11の四辺11a…11aの動きを目視により見ながら例えば120度又は180度など所定角度までの締め付けを行うだけで所定の軸力で締め付けることが可能となる。これにより、締付時における締付軸力の管理を簡単容易に行うことができる。
また、頭部11の平面視形状を正四角形状にすることで、頭部が正六角形状のボルトに比べて軽量にし、ボルト自体の軽量化を図ることができる。
なお、本考案のボルトは自動車用のボルトに限定されるものではなく、あらゆる個所に適用できることは勿論である。
本考案に係るボルトの平面図である。 同正面図である。 12ポイントレンチによるボルトの締結状態の説明図である。 スパナによるボルトの取り外し状態の説明図である。 7ポイントスパナによるボルトの締結状態の説明図である。 六角ソケットレンチによるボルトの締結状態の説明図である。 梅紋状ソケットレンチによるボルトの締結状態の説明図である。
符号の説明
1 ボルト
11 頭部
11a 四辺
11b V状係合溝
14 穴部
14a 円弧状切欠部

Claims (1)

  1. 頭部付きボルト1の頭部11を、正十二角形状からその中心を通る縦線X−Xと横線Y−Yの対角上ある4つの三角突起部A,B,C,Dを取り除いた平面視正四角形状に形成し、かつその各角部11a…11aにV状係合溝11b…11bが残る形状とする一方、頭部11の中心部に正六角形状で、各角部に該角部よりも外側に膨らむ円弧状切欠部14a…14aが連設された穴部14を形成したことを特徴とするボルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016033416A (ja) * 2014-07-30 2016-03-10 正雄 佐藤 半円角型ボルト

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