JP2012246985A - 取り外し防止ナット、取り外し防止ボルトおよびこれらを着脱するソケットレンチならびにこれらを用いた施工方法 - Google Patents

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【課題】 グレーチング蓋やマンホール蓋等の盗難を防止できることはもとより、簡単かつ安価に製造できるとともに、迅速かつ容易に施工することができる取り外し防止ナット、取り外し防止ボルトおよびこれらを着脱するソケットレンチならびにこれらを用いた施工方法を提供する。
【解決手段】 凹陥状スペースS内に締結される取り外し防止ナット1であって、多角形のナット形状に形成されているとともに、一つ以上の角部に当該角部よりも外側へ突出された取り外し防止突起12が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、グレーチング蓋やマンホール蓋等を取り付けるのに好適な取り外し防止ナット、取り外し防止ボルトおよびこれらを着脱するソケットレンチならびにこれらを用いた施工方法に関するものである。
近年、グレーチング蓋やマンホール蓋等は、鋼材価格の高騰を背景に盗難事件が急増している。このため、スパナ等の工具が入り込めない凹陥状スペースを設け、当該凹陥状スペース内にナットやボルトを配置して固定するタイプが増えている。しかしながら、既存のナットやボルトで固定した場合、凹陥状スペースに挿入可能なレンチ等を使用すれば簡単に取り外せてしまうという問題がある。
上記のような問題を解決するものとして、例えば、特開2009−299376号公報には、取付ボルトに係る頭部又は取付ナットが、リブ状突起および鍔を設けた異形体とされており、該異形体に嵌合する専用治具によりその取付ボルト又は取付ナットの取付け、取外しを可能とする技術が開示されている(特許文献1)。
特開2009−299376号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明においては、取付ボルト、取付ナットおよび専用治具が、極めて特殊な形状の異形体に形成されている。このため、すでにグレーチング蓋やマンホール蓋を固定している既設のボルトやナットを交換する場合には、通常のボルトやナットを取り外すための汎用の工具を使って取り外し、別途、取付ボルトや取付ナットを取り付けるための専用治具を使って取り付けなければならないという問題がある。
また、作業性の面においても、汎用の工具と専用工具とを両方準備して使い分けなければならず、煩わしい作業である。特に、グレーチング蓋やマンホール蓋のように、全国に数多く存在するものについては、その交換作業に膨大な時間や手間、費用がかかるという問題がある。
さらに、特許文献1に記載された取付ボルト、取付ナットおよび専用治具は、極めて特殊な形状の異形体に形成されている。このため、加工が困難であり、製造原価が嵩んでしまうという問題もある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、グレーチング蓋やマンホール蓋等の盗難を防止できることはもとより、簡単かつ安価に製造できるとともに、迅速かつ容易に施工することができる取り外し防止ナット、取り外し防止ボルトおよびこれらを着脱するソケットレンチならびにこれらを用いた施工方法を提供することを目的としている。
本発明に係る取り外し防止ナットは、凹陥状スペース内に締結される取り外し防止ナットであって、多角形のナット形状に形成されているとともに、一つ以上の角部に当該角部よりも外側へ突出された取り外し防止突起が形成されている。
また、本発明の一態様として、前記取り外し防止突起は、既存のナットの角部を両側からプレス加工して形成されていてもよい。
本発明に係る取り外し防止ボルトは、凹陥状スペース内に締結される取り外し防止ボルトであって、多角形のボルト形状に形成されているとともに、ボルトヘッドの一つ以上の角部に当該角部よりも外側へ突出された取り外し防止突起が形成されている。
また、本発明の一態様として、前記取り外し防止突起は、既存のボルトのヘッドの角部を両側からプレス加工して形成されていてもよい。
本発明に係るソケットレンチは、請求項1または請求項2に記載の取り外し防止ナットもしくは請求項3または請求項4に記載の取り外し防止ボルトを着脱するソケットレンチであって、ソケット部には、既存のナットまたは既存のボルトのヘッドに嵌合しうる多角形状の嵌合穴が形成されているとともに、少なくとも前記取り外し防止突起に対応する角部に、前記取り外し防止突起を嵌入させる突起嵌入溝が形成されている。
本発明に係る施工方法は、請求項5に記載のソケットレンチを使ってナットまたはボルトを着脱する施工方法であって、凹陥状スペース内に既設されている既設ナットまたは既設ボルトのヘッドに前記ソケット部の前記嵌合穴を嵌合させて取り外す工程と、前記取り外し防止ナットまたは前記取り外し防止ボルトの前記取り外し防止突起を前記突起嵌入溝に嵌入させて前記凹陥状スペース内に前記取り外し防止ナットまたは前記取り外し防止ボルトを取り付ける工程とを、同一の前記ソケットレンチにより行うものである。
本発明によれば、グレーチング蓋やマンホール蓋等の盗難を防止できることはもとより、簡単かつ安価に製造できるとともに、迅速かつ容易に施工することができる。
本発明に係る取り外し防止ナットの一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る取り外し防止ボルトの一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係るソケットレンチの一実施形態を示す、(a)斜視図および(b)断面図である。 本発明に係る施工方法を示す図である。
以下、本発明に係る取り外し防止ナット、取り外し防止ボルトおよびこれらを着脱するソケットレンチならびにこれらを用いた施工方法の一実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態の取り外し防止ナット1は、凹陥状スペースS内に締結されるものであり、図1に示すように、主として、六角形の袋ナット形状に形成されたナット本体11と、このナット本体11の角部に設けられた一対の取り外し防止突起12とから構成されている。以下、各構成部についてより詳細に説明する。
なお、本発明において、凹陥状スペースSとは、レンチやスパナ等の汎用工具を使用するのに充分なスペースを確保できないあらゆる凹状に窪んだ部分を意味するものであり、略円形の窪みや細長い溝、あるいは隣接する二部材間の隙間等の様々な態様を含む。
ナット本体11は、取り外し防止突起12を除き、既存のナットとほぼ同形状に形成されるものである。本実施形態では、グレーチング蓋やマンホール蓋等を固定するのに好適な態様として、袋ナット形状を採用している。このため、雨水や汚水による腐食が防止されるとともに、ボルトのネジ部を隠して外観や安全性が高められる。また、本実施形態では、既存のナットがほとんど六角ナットであることから六角形としているが、既設されているナットがその他の形状であれば、四角形状等の他の多角形状を採用してよく、六角形状に限定されるものではない。
また、本実施形態において、ナット本体11は、いわゆるプリベリングトルク型の戻り止めナット機能を有している。具体的には、ナット本体11の上面側に、雄ねじとの摩擦抵抗を増大させるフリクションリングやナイロンワッシャー等のロック部材(図示せず)が内蔵されている。
取り外し防止突起12は、汎用の工具による取り外しを防止するためのものである。本実施形態において、取り外し防止突起12は、図1に示すように、軸線に対して対称位置となる二つの角部において薄板状に形成されており、当該角部よりも外側へ突出されている。しかしながら、取り外し防止突起12の数・配置・形状は、上記構成に限定されるものではなく、一つ以上の角部において、当該角部よりも外側へ突出されていればよい。
また、本実施形態において、取り外し防止突起12は、既存の六角ナットの角部を両側からプレス加工して形成されている。このプレス加工時には、図1に示すように、ナット本体11の座面から所定の高さ位置に位置決めしている。このため、プレスにより変形した取り外し防止突起12が、座面から突出してしまうのを防止するようになっている。なお、既存のナットが六角形以外の多角形であれば、当該多角形の角部をプレス加工すればよい。
つぎに、本実施形態の取り外し防止ボルト2について説明する。なお、本実施形態の取り外し防止ボルト2のうち、上述した取り外し防止ナット1の構成と同一若しくは相当する構成については同一の符号を付して説明を簡略化する。
本実施形態の取り外し防止ボルト2は、凹陥状スペースS内に締結されるものであり、図2に示すように、主として、六角形のボルト形状に形成されたボルト本体21と、このボルト本体21のボルトヘッド22の角部に設けられた一対の取り外し防止突起12とから構成されている。以下、各構成部についてより詳細に説明する。
ボルト本体21は、取り外し防止突起12を除き、既存のボルトとほぼ同形状に形成されるものである。本実施形態では、既存のボルトがほとんど六角ボルトであることからこれを採用しているが、既設されているボルトが他の形状であれば、四角形状等の他の多角形状を採用してもよく、六角形状に限定されるものではない。
取り外し防止突起12は、図2に示すように、ボルトヘッド22の角部のうち、軸線に対して対称位置となる二つの角部において薄板状に形成されており、当該角部よりも外側へ突出されている。しかしながら、取り外し防止突起12の数・配置・形状は、上記構成に限定されるものではなく、ボルトヘッド22の一つ以上の角部において、当該角部よりも外側へ突出されていればよい。
また、取り外し防止突起12は、既存の六角ボルトのヘッドの角部を両側からプレス加工して形成されている。なお、既存のボルトが六角形以外の多角形であれば、当該多角形の角部をプレス加工すればよい。
つぎに、本実施形態のソケットレンチ3は、取り外し防止ナット1または取り外し防止ボルト2はもとより、既存のナットまたはボルトをも着脱できるものであり、図3に示すように、ソケット部31と、このソケット部31に形成された嵌合穴32とから構成されている。以下、各構成部についてより詳細に説明する。
ソケット部31は、ハンドル部33に接続されてソケットレンチ3を構成するものである。図3に示すように、ソケット部31の下面側には嵌合穴32が形成されており、ソケット部31の上面側にはハンドル部33の先端を挿入する矩形穴34が形成されている。また、本実施形態では、嵌合穴32の上方に袋ナットの袋部を収容する収容空間35が形成されている。なお、本実施形態では、ハンドル部33が着脱可能に構成されているが、ソケット部31とハンドル部33とが一体に構成されていてもよい。
嵌合穴32は、既存のナットまたは既存のボルトのヘッドに嵌合しうる多角形状に形成されている。例えば、既存のナットまたはボルトが六角形の場合、嵌合穴32は、六角形または十二角形に形成される。また、嵌合穴32には、図3に示すように、軸線に対して対称位置となる二つの角部に、取り外し防止突起12を嵌入させる突起嵌入溝36が形成されている。なお、突起嵌入溝36の数や配置は、上記構成に限定されるものではなく、少なくとも着脱対象となる取り外し防止突起12に対応する角部に形成されていればよく、全ての角部に形成されていてもよい。
つぎに、以上のような構成を備えた本実施形態における取り外し防止ナット1、取り外し防止ボルト2およびこれらを着脱するソケットレンチ3の作用ならびにこれらを用いた施工方法について、図4を参照しつつ説明する。
まず、本実施形態の取り外し防止ナット1または取り外し防止ボルト2を製造する場合、既存の六角ナットまたは六角ボルトのヘッドの角部を両側からプレス加工する。これにより、角部が外側へ突出されるため、簡単に取り外し防止突起12が形成される。また、既存の六角ナットや六角ボルトに簡単なプレス加工を施すだけであるため、製造原価が抑制される。さらに、本実施形態では、ナット本体11またはボルトヘッド22の座面から所定の高さ位置に取り外し防止突起12を形成するため、プレスにより変形した取り外し防止突起12が、座面から突出して締結時に邪魔になってしまうのを防止する。
また、本実施形態のソケットレンチ3を製造する場合、既存の六角レンチまたは十二角レンチの角部のうち、取り外し防止ナット1または取り外し防止ボルト2に形成された取り外し防止突起12に対応する角部を切削加工する。これにより、角部が外側に拡げられるため、簡単に突起嵌入溝36が形成される。また、既存の六角レンチや十二角レンチに簡単な切削加工を施すだけであるため、製造原価が抑制される。
つぎに、既設のグレーチング蓋に設けられた凹陥状スペースS内に締結されている既設ナットを本実施形態の取り外し防止ナット1に交換する場合の施工方法ついて説明する。この施工方法は、既設ナットに嵌合穴32を嵌合させて取り外す工程(既設ナット取り外し工程)と、取り外し防止ナット1の取り外し防止突起12を突起嵌入溝36に嵌入させて凹陥状スペースS内に取り外し防止ナット1を取り付ける工程(取り外し防止ナット取り付け工程)とを有している。
既設ナット取り外し工程では、まず、図4(a)に示すように、既設ナットにソケットレンチ3の嵌合穴32を嵌合させる。このとき、嵌合穴32は、既存のナットに嵌合可能に形成されているため、別途、汎用の工具を用意する必要がない。その後、既設ナットを緩める方向にソケットレンチ3を回転させると、既設ナットが雄ねじに沿って上昇し取り外される。
つづいて、取り外し防止ナット取り付け工程では、まず、図4(b)に示すように、取り外し防止ナット1の取り外し防止突起12をソケットレンチ3の突起嵌入溝36に位置合わせし、ソケットレンチ3の嵌合穴32に取り外し防止ナット1を嵌合させる。このとき、突起嵌入溝36が取り外し防止突起12を嵌入させるだけでよいため、ソケットレンチ3は、既存のナットのみならず、取り外し防止ナット1の着脱作業にも兼用される。その後、取り外し防止ナット1を雄ねじに螺合させ、締め付け方向に回転させると、取り外し防止ナット1が雄ねじに沿って下降し取り付けられる。
以上のように、本実施形態では、既設ナット取り外し工程と、取り外し防止ナット取り付け工程とが、同一のソケットレンチ3により行われる。このため、このソケットレンチ3を使ってナットまたはボルトを着脱する施工方法においては、工具として本実施形態のソケットレンチ3のみを用意すればよく、また工具を持ち替える必要がないため作業効率が向上する。特に、グレーチング蓋やマンホール蓋のように、全国に数多く存在するものについては、その交換作業にかかる手間や時間を大幅に軽減し交換費用を低減することができる。
以上の工程を経て、グレーチング蓋を固定していた既設ナットは取り外し防止ナット1に交換され、図4(c)に示すように、凹陥状スペースS内に締結される。このため、汎用のスパナ等で取り外せない上、取り外し防止突起12が汎用のレンチ等による嵌合を阻止する。すなわち、汎用工具による取り外しを防止して盗難事故等を防止する。
また、袋ナット状に形成された取り外し防止ナット1は、雨水や汚水がかかる場所でも腐食しにくい上、雄ねじ部を隠して美観や安全性が向上する。さらに、プリベリングトルク型の取り外し防止ナット1は、ロック部材が振動等による緩みを防止し、グレーチング蓋やマンホール蓋が外れるのを防止する。
なお、上述の説明では、既設ナットを本実施形態の取り外し防止ナット1に交換する場合の施工方法ついて説明したが、既設ボルトを本実施形態の取り外し防止ボルト2に交換する場合の施工方法も同様である。すなわち、当該施工方法は、既設ボルトのヘッドに嵌合穴32を嵌合させて取り外す工程(既設ボルト取り外し工程)と、取り外し防止ボルト2の取り外し防止突起12を突起嵌入溝36に嵌入させて凹陥状スペースS内に取り外し防止ボルト2を取り付ける工程(取り外し防止ボルト取り付け工程)とを有しており、各工程が同一のソケットレンチ3により行われる。
以上のような本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
1.既設ナットまたは既設ボルトの取り外しと、取り外し防止ナット1または取り外し防止ボルト2の取り付けとを同一のソケットレンチ3で施工でき、作業効率を向上することができる。
2.汎用の工具による取り外しを防止し、グレーチング蓋やマンホール蓋等の盗難を防止することができる。
3.既存のナット、ボルトまたはレンチを利用して簡単かつ安価に製造することができる。
4.プリベリングトルク型の取り外し防止ナット1は、振動等により緩むのを防止し、グレーチング蓋やマンホール蓋等が外れてしまうのを防止する。
なお、本発明に係る取り外し防止ナット1、取り外し防止ボルト2およびこれらを着脱するソケットレンチ3ならびにこれらを用いた施工方法は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、上述した本実施形態では、グレーチング蓋やマンホール蓋等を固定するのに好適な態様として、取り外し防止ナット1を袋ナット形状としているが、この構成に限定されるものではなく、通常の六角ナット形状としてもよい。
1 取り外し防止ナット
2 取り外し防止ボルト
3 ソケットレンチ
11 ナット本体
12 取り外し防止突起
21 ボルト本体
22 ボルトヘッド
31 ソケット部
32 嵌合穴
33 ハンドル部
34 矩形穴
35 収容空間
36 突起嵌入溝
S 凹陥状スペース

Claims (6)

  1. 凹陥状スペース内に締結される取り外し防止ナットであって、多角形のナット形状に形成されているとともに、一つ以上の角部に当該角部よりも外側へ突出された取り外し防止突起が形成されている取り外し防止ナット。
  2. 前記取り外し防止突起は、既存のナットの角部を両側からプレス加工して形成されている請求項1に記載の取り外し防止ナット。
  3. 凹陥状スペース内に締結される取り外し防止ボルトであって、多角形のボルト形状に形成されているとともに、ボルトヘッドの一つ以上の角部に当該角部よりも外側へ突出された取り外し防止突起が形成されている取り外し防止ボルト。
  4. 前記取り外し防止突起は、既存のボルトのヘッドの角部を両側からプレス加工して形成されている請求項3に記載の取り外し防止ボルト。
  5. 請求項1または請求項2に記載の取り外し防止ナットもしくは請求項3または請求項4に記載の取り外し防止ボルトを着脱するソケットレンチであって、ソケット部には、既存のナットまたは既存のボルトのヘッドに嵌合しうる多角形状の嵌合穴が形成されているとともに、少なくとも前記取り外し防止突起に対応する角部に、前記取り外し防止突起を嵌入させる突起嵌入溝が形成されているソケットレンチ。
  6. 請求項5に記載のソケットレンチを使ってナットまたはボルトを着脱する施工方法であって、凹陥状スペース内に既設されている既設ナットまたは既設ボルトのヘッドに前記ソケット部の前記嵌合穴を嵌合させて取り外す工程と、前記取り外し防止ナットまたは前記取り外し防止ボルトの前記取り外し防止突起を前記突起嵌入溝に嵌入させて前記凹陥状スペース内に前記取り外し防止ナットまたは前記取り外し防止ボルトを取り付ける工程とを、同一の前記ソケットレンチにより行う前記施工方法。
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