JP3141952B2 - サーマルヘッド使用印字装置 - Google Patents

サーマルヘッド使用印字装置

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JP3141952B2 JP15287391A JP15287391A JP3141952B2 JP 3141952 B2 JP3141952 B2 JP 3141952B2 JP 15287391 A JP15287391 A JP 15287391A JP 15287391 A JP15287391 A JP 15287391A JP 3141952 B2 JP3141952 B2 JP 3141952B2
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thermal head
platen roller
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platen
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史明 田頭
由延 岸本
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、例えば大きな印字幅
を持つ大型ファクシミリ、大型プリンタ等に使用される
サーマルヘッド使用印字装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図3は、従来のサーマルヘッド使用印字
装置(記録装置)を示す説明図である。この印字装置
は、ベースフレーム11上に取付けられたサーマルヘッ
ド1と、このサーマルヘッド1により圧接されるプラテ
ンローラ2と、このプラテンローラ2をサーマルヘッド
1側へ圧接するバックアップローラ3とから成る。印字
記録に際しては、供給ロール4からガイドローラ41、
ピンチローラ42及びドライブローラ43を介して、イ
ンクリボンテープ5を巻取ロール6側へ巻き取る。重合
状の記録紙Aとインクリボンテープ5は、サーマルヘッ
ド1とプラテンローラ2との圧接間を送られ、情報が記
録紙に印字される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記、従来のサーマル
ヘッド使用印字装置では、プラテンローラの回転軸に対
し平行で、且つ回転軸と同一線上(真上)にバックアッ
プローラが圧接配備してある。従って、サーマルヘッド
によりプラテンローラに作用する高い圧接力は、バック
アップローラにそのまま作用し、バックアップローラが
この圧接力(押圧力)を吸収するため、プラテンローラ
の垂直方向への変形(サーマルヘッドと反対側へ凸状に
撓む変形)は防止できる。 【0004】ところが、プラテンローラにはサーマルヘ
ッドによる垂直方向への圧接力の他に、紙送りによる紙
送り方向(前後方向)への引張力、つまり記録紙送り出
し方向への力も同時に作用する。従って、バックアップ
ローラがプラテンローラの真上に圧接配置してあるだけ
では、この紙送りによる引張力を吸収することが出来
ず、図2に示すように、プラテンローラ2が前方方向へ
凸状に変形(図2中、破線で示す凸状変形)する。この
ため、サーマルヘッドとプラテンローラとの接面間に隙
間が出来、圧接力の不均一、即ち印字品質の劣化が生じ
る等の不利があった。 【0005】この発明では、以上のような課題を解消さ
せ、プラテンローラの垂直方向への変形及びプラテンロ
ーラの紙送り方向への変形を防止し、圧接力の均一性と
良好な印字品質とを実現するサーマルヘッド使用印字装
置を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段及び作用】この目的を達成
するために、この発明のサーマルヘッド使用印字装置
は、サーマルヘッドと、このサーマルヘッドにより圧接
されるプラテンローラと、このプラテンローラをサーマ
ルヘッド側へ圧接するバックアップローラとから成るも
のにおいて、前記バックアップローラが、プラテンロー
ラよりも径が大きく、プラテンローラの回転軸中心より
もサーマルヘッドとは反対側で且つ紙排出側に位置ずれ
させて1個のみ配備されると共に、プラテンローラの回
転軸に対し平行でプラテンローラに圧接され、このバッ
クアップローラに対向してガイドローラが紙排出側に配
置されていることを特徴とする。 【0007】このような構成を有するサーマルヘッド使
用印字装置では、サーマルヘッドの高い圧接力(押圧
力)は、プラテンローラの回転軸中心よりもサーマルヘ
ッドとは反対側で且つ紙排出側に位置するバックアップ
ローラにより吸収され、プラテンローラの垂直方向への
変形(図2に示すようなサーマルヘッドと反対側へ凸状
に撓む変形)は、防止できる。更に、プラテンローラに
対し同時に作用するサーマルヘッドの圧接力(押圧)と
紙送りによる紙排出側(紙送り方向)への引張力によ
り、プラテンローラは紙送り方向(前方方向)へ撓み変
形しようとするが、バックアップローラがサーマルヘッ
ドより紙送り側(紙排出側)位置で圧接しているため、
この引張力を吸収し、紙送り方向へのプラテンローラの
撓み変形が防止できる。従って、サーマルヘッドとプラ
テンローラとの圧接力の均一性が保持でき、良好な印字
品質が得られる。 【0008】 【実施例】図1は、この発明に係るサーマルヘッド使用
印字装置の具体的な一実施例を示す説明図である。 【0009】サーマルヘッド使用印字装置は、公知のよ
うに、印字情報に応じて選択的に発熱する発熱抵抗体
(図示せず)を有する印字幅の大きいサーマルヘッド1
と、このサーマルヘッド1に対し上方へ対向状に圧接配
備され、外周面に弾性体を被覆したプラテンローラ2
と、このプラテンローラ2の上方へ配備され、プラテン
ローラ2をサーマルヘッド1側へ圧接するバックアップ
ローラ(金属製ローラ)3とから成る。印字記録に際し
ては、供給ロール4からガイドローラ41、ピンチロー
ラ42及びドライブローラ43を介して、インクリボン
テープ5を巻取ロール6側へ巻き取る。重合状の記録紙
Aとインクリボンテープ5は、サーマルヘッド1とプラ
テンローラ2との圧接間を送られ、情報が記録紙に印字
される。 【0010】この発明の特徴は、上記バックアップロー
ラ3を紙送り側(紙排出側)へ変位させて配置した点に
ある。バックアップローラ3は、プラテンローラ2の回
転軸中心よりもサーマルヘッド1とは反対側で且つ紙排
出側に位置ずれさせて1個のみ配備されると共に、プラ
テンローラ2の回転軸に対し平行でプラテンローラ2に
圧接されている。つまり、バックアップローラ3は、こ
の実施例の図1ではプラテンローラ2の上方であって、
且つプラテンローラ2よりも紙送り側へ配置し、プラテ
ンローラ2をサーマルヘッド1側へ圧接するように配備
してある。 【0011】このような構成を有するサーマルヘッド使
用印字装置では、サーマルヘッド1の高い圧接力(押圧
力)は、プラテンローラ2の上方に且つ紙排出側に圧接
状に位置するバックアップローラ3により吸収され、プ
ラテンローラ2の垂直方向への変形(サーマルヘッド1
と反対側へ凸状に撓む変形)は、防止できる。更に、プ
ラテンローラ2に対し同時に作用するサーマルヘッド1
の圧接力と紙送りによる引張力により、プラテンローラ
2は紙送り方向(前方方向)へ撓み変形しようとする
が、バックアップローラ3がプラテンローラ2より紙送
り側位置で圧接しているため、この引張力が吸収され、
紙送り方向へのプラテンローラ2の撓み変形が防止でき
る。従って、サーマルヘッド1とプラテンローラ2との
圧接力の均一性が保持でき、良好な印字品質が得られ
る。 【0012】尚、実施例では、バックアップローラ3の
長さをプラテンローラ2の長さと同じように設定した例
を示したが、プラテンローラ2は両端軸が回転可能に軸
承されており、撓み変形を生じる部分は主にプラテンロ
ーラ中央部であるため、実施に際しては、バックアップ
ローラ3は短尺なものでも良く、プラテンローラ2に対
し長さ中央部に接面するようにしても良い。 【0013】 【発明の効果】この発明では、以上のように、バックア
ップローラを、プラテンローラよりも径が大きいものと
し、プラテンローラの回転軸中心よりもサーマルヘッド
とは反対側で且つ紙排出側に位置ずれさせて1個のみ配
備すると共に、プラテンローラの回転軸に対し平行でプ
ラテンローラに圧接し、このバックアップローラに対向
してガイドローラを紙排出側に配置したから、1個のバ
ックアップローラを用いるだけで、プラテンローラの垂
直方向への変形は勿論、プラテンローラの紙送り方向
(紙排出側)への変形も効果的に防止できる。従って、
サーマルヘッドとプラテンローラとの圧接力の均一性が
保持でき、良好な印字品質が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例に係るサーマルヘッド使用印字装置を示
す説明図である。 【図2】サーマルヘッドに対するプラテンローラの変形
状態を示す説明図である。 【図3】従来例に係るサーマルヘッド使用印字装置を示
す説明図である。 【符号の説明】 1 サーマルヘッド 2 プラテンローラ 3 バックアップローラ
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−95532(JP,U) 実開 昭56−94343(JP,U) 実公 昭59−34205(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 11/20 B41J 3/20 117

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 サーマルヘッドと、このサーマルヘッドにより圧接され
    るプラテンローラと、このプラテンローラをサーマルヘ
    ッド側へ圧接するバックアップローラとから成るサーマ
    ルヘッド使用印字装置において、 前記バックアップローラは、プラテンローラよりも径が
    大きく、プラテンローラの回転軸中心よりもサーマルヘ
    ッドとは反対側で且つ紙排出側に位置ずれさせて1個の
    み配備されると共に、プラテンローラの回転軸に対し平
    行でプラテンローラに圧接され、このバックアップロー
    ラに対向してガイドローラが紙排出側に配置されている
    ことを特徴とするサーマルヘッド使用印字装置。
JP15287391A 1991-05-14 1991-06-25 サーマルヘッド使用印字装置 Expired - Fee Related JP3141952B2 (ja)

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EP19920107192 EP0513585A3 (en) 1991-05-14 1992-04-28 Printing unit incorporating thermal head

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