JPS5939589A - サ−マル・プリンタ - Google Patents

サ−マル・プリンタ

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JPS5939589A
JPS5939589A JP8284183A JP8284183A JPS5939589A JP S5939589 A JPS5939589 A JP S5939589A JP 8284183 A JP8284183 A JP 8284183A JP 8284183 A JP8284183 A JP 8284183A JP S5939589 A JPS5939589 A JP S5939589A
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printing
print head
feeding
arm
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スチ−ブン・ルイス・アツプルゲ−ト
ジエ−ムズ・ジヨン・モロイ
クレイトン・ヴアンス・ウイルバ−
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International Business Machines Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J33/00Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/14Ribbon-feed devices or mechanisms
    • B41J33/36Ribbon-feed devices or mechanisms with means for adjusting feeding rate

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、サーマル(熱)転写媒体を用い、それが熱で
流動状態にまで柔(されるとき、そこからマーク用材料
(物質)が転写されるようなプリンタに関する。
このような転写媒体は通常、電気的に抵抗性のある基板
層を有するリボンであり、またプリンタは、その抵抗層
に電流を与えるよう選択的に駆動される一組の電極を有
する。この電流で生じた熱は、その基板層上に担持され
ているマーク用材料を柔くし、印刷中の用紙又は他の媒
体上にそれを流させる。別の方法として、転写媒体の特
性を無関係な仕組みで印刷ヘッドが熱を発生し、その転
写媒体の基板層が、それで支持するマーク用材料に熱を
転写するよう適用されても良い。
全ての、このようなプリンタでは、転写媒体が印刷ヘッ
ドの前を給送され、マーク材料の未使用部分が印刷ヘッ
ドにもたらされるようになっている。このリボンの給送
は、供給ロールからリボンと引出し使用済みのリボンを
巻取るというような機械的な構成で行なわれる。
〔背景技術〕
本発明では、転写媒体を節約するため印刷よりも遅い速
度乃至低い割合で給送する。これを「少な目給送」と称
する。本発明以前には、印刷される文字とほぼ同じ大き
さのリボン領域から1文字の印刷を1回だけ行うよう熱
転写媒体が使用されるのが当り前であると信じられてき
た。そして有意の少な目給送を回避する努力が為されて
きた。
もしもそのようなことが起れば、不完全な印刷が生じた
り印刷ヘッドの幅方向にこすれなどが起ってしまうと考
えられていたからである。従って、リボンの少な目給送
が起らないように、特にリボンを著しく節約するほどの
大幅な少な目リボン給送が起らないようにされていた。
(3) ある種のリボンは、使用中に重ね打ちされるものとして
通常は認識されている。これらは、一般に液体インクを
飽和させた織物リボンや、スポンジのように液体インク
を保持している樹脂状アトリツクス・リボンである。こ
のようなリボンの給送機構は大抵は少な目給送状態で給
送される。米国特許第6528536号や同第3232
229号などはインパクト・プリンタ用のリボンの少な
目給送を教示している。米国特許第4132486号は
、リボンを節約できるリボン給送パターンを教示してい
るが、このパターンの中には少な目給送を含まずしかも
プリンタはインパクト・プリンタである。IBMテクニ
カル・ディスクロージャ・プレチンの第19巻第4号(
1976年9月号)の第1407頁乃至第14o8頁の
り、P。
Darwin氏による「リボン駆動(RibbonDr
 i ve )J  と題する不文には、リボン節約の
ため印刷中のみリボンを前進させるというサーマル印刷
技法を開示している。しかしこの印刷中のリボン前進は
、表現を変えて云うなら印刷ヘッドと(4) 同じ速度でリボンを給送するということであって、少な
目給送とは異なる。
〔発明の概要〕
本発明によれば、サーマル・プリンタの転写媒体は、印
刷ヘッドの移動速度よりもかなり遅い速度で給送される
。この少な目給送により、少ししかリボンが使用されな
くなり、リボンが直接的に節約される。また、印刷ヘッ
ド下にあるリボンが静定している度合が増えるので、印
刷電流も同じリボンによる少な目給送でない印刷方式の
場合よりも少な(て済む。少な目給送中ば印刷中の用紙
に対しリボンが摩擦移動することになるが、こすれ易い
これらのリボンのために用紙に対する印刷ヘッドの圧力
を出来るだけ少なくすることができる。このような例外
を除けば、他の印刷機構は従来のものがそのまま使える
。リーボン即ち転写媒体も特に少な目給送とは関係のな
い印刷用に従来開発されているもの、例えばマーク用材
料のための支持基板層として抵抗層のある転写媒体が使
用できる。
このような従来からあるリボンで、印刷ヘッド対リボン
の公称の給送割合が、102対1(比102/1)乃至
20対1(比20/1)の範囲で実験が行なわれた。こ
の実験で用いた特定のシステムでは、20対1より上の
割合のときの熱に長期間露されたリボンが燃え出した。
従って20対1以上の給送割合の動作は許容されない。
この実験の印刷システムで、良い結果を出しそうにみえ
る何種類かの材料のリボンを用いたが、印刷ヘッドの圧
力を低(保ったとき一般の全てのリボンも良い結果を出
した。実際に、少な目給送中も全てのリボンが適切に機
能することが観察されたが、特別に柔いマーキング層を
もつリボンは、サーマル印刷ヘッドに必要な最小限の圧
力でさえ用紙上にとずれを生じてしまうことが考えられ
る。同様に、特別に薄いマーキング材料の層をもつリボ
ンでは、少なくとも高い割合のときマーキング材料が 
渇して最上でもかすれた印刷しか生じないことが予測さ
れる。
リボンの節約量は、1対10割合で給送される場合の量
と実際に給送された量との少なくとも差である。公称1
04対1よりも上の割合では、印字の質が低下する。光
学的な密度と解像度との両方が減じる。給送割合が増す
につれてこの好ましくない効果も増す。しかし、20対
10割合にまで上っても印字の質は読取可能な範囲にと
どまっている。従って、成る種のインパクト印刷方式で
行なわれているように、最高の質の印刷が究極的な目的
の場合は給送機構が下書きモードから、仕上げモードに
切換えられるようにすることができる。本発明で望まし
い仕上げモードは、104対10辺りである。このとき
印字の質の低下は無視できる程度であり、その1.04
対1のときのリボンの節約量も太きいからである。
実施例の印刷ヘッドは、垂直方向に配設された1列の電
極を有する。この印刷ヘッドは、印刷中の用紙を横切っ
て、電極の列に直角な方向(これを長手方向と称する)
に移動される。これらの電極は、印刷しようとする記号
の大きさ及び位置に(7) 対応する領域に移動し、そしてこれらの記号を印刷する
ための熱を発生するよう該電極が駆動される。
如上のような2つのモードで動作する実施例がここでは
開示される。リボンをヘッドの速度に近い速度で給送す
る仕上げモードでは、最高の品質の印刷が得られる。も
う1つの下書きモードではリボンが節約される。このモ
ードでは下書きが得られる。好適には仕上げモードが1
.04対1という少な目給送割合であり、下書きモード
が、5対1という割合である。仕上げモードに比べて大
きな節約を得るための最小の割合は2対1という少な目
給送割合であると恣意的に考えても良い。
〔発明の適用対象例〕
本発明は、特に新規な給送機構に依存してはいす、また
種々の適当な給送機構が通常の技法を用いて構成され得
る。本発明は典型的には現存するプリンタで以って使用
され、またその現存するプリンタの給送機構に基本的に
は類似するものが好(8) 適であると考えられている。偶数ならその給送機構は他
のものと同様に適切であるし、また良゛く、理解されて
いるからである。そのような給送機構の例としては、1
980年12月12日付けの米国特許出願第21822
8号(S 、 L、Applegate氏及びJ、J1
Molloy氏の[System  ForA Mat
rix  Pr1nter Jと題する出願)に詳細に
開示されたものがある。
現存する機構を示している第1図を参照されたい。この
プリンタ構成は印刷マークを受取るための枚葉紙の如き
媒体12を支持する細長いシリンダ状のプラテン10を
含む。印刷のための運動を生じるのに、プラテン10の
長手方向軸9に平行にキャリア18が動けるよう該キャ
リア18が案内レール20上に装着される。キャリア1
8には、駆動系23(形式的にのみ示す)に周知の態様
で結合されたケーブル22で駆動運動が与えられる。
キャリア18上に枢着された枢支部材28には第1のア
ーム24があるが、そのアーム24上の装着板25のと
ころに印刷ヘッド16があ′る。この印刷ヘッド16の
引込位置(図示の位置)から印刷線32のところの動作
可能位置への移動は、ばね35を介して枢支部材28の
第2のアーム60に結合されているソレノイド64によ
って行なわれる。ばね35は、プラテン12に対する印
刷ヘッド16の力を制限する。また、ばね66は、ソレ
ノイド640減勢時に印刷ヘッド16をその引込位置に
戻す働らきがある。
後で詳述するように、印刷ヘッド16は、1組の信号チ
ャネル68のところで印刷信号を受取って、それを1列
中の個々の電極42によって印刷リボン40に与えるよ
う適用される型のものである。
印刷リボン40がどれだけ動いたがは、互いに協働する
測定ローラ44及び46によって測定される。これらの
ローラは、印刷リボン40の給送路上で、印刷ヘッド1
6の巻取側の、キャリア18上に位置付けられる。
ローラ44は、リボン40の印刷ヘッド16と向い合う
側に配置され且つキャリア18上の一定の位置に装着さ
れるのが好ましい。リボン40とのしっかりとした加圧
接触は、枢支部材50のアーム26上にローラ46を装
着し且つ第2のアーム54に働らくばね52でリボン挾
持力を与えることによって得られる。組立て易くするた
め、ローラ44及び枢支部材500両方が支持ブラケッ
ト56に装着される。支持ブラケット56は、キャリア
1Bに固着される。ローラ44を回転させる駆動力は、
ローラ44への結合用ケーブル74によって選択的に与
えられる。ケーブル74は、プリンタ枠73に取付けら
れる。
本実施例の構成に対し制御された電流(IP)がリボン
40に与えられる(第2図参照)。リボン40は、外側
の適当な抵抗層80、中間の導電性のアルミニウム層8
2及びインク転写層84を含む。その電流は、その抵抗
層80にローラ44が接触することによって集められろ
。結合状態の質を更に向上させるためローラ46も、リ
ボン4゜との結合を確立するよう使用されても良い。例
えば、米国特許第4329071号に開示されるように
、印刷で残されたインク転写層84中の空所に、アルミ
ニウム層82が係合されても良い。印刷電流(工、)は
、1組の電極駆動器86から与えられる。電極駆動器8
6は、従来から良く知られるようにプリンタΦコントロ
ーラ87からのゲート信号SEに従って個々の電極42
に与えられるべき電流の発生を選択的に制御する。電流
工、は、測定ローラ44及び46の一方若しくは両方を
介して電路78に沿い電極駆動器86へ戻る。電路78
は当り前の導電体であっても良いし、プリンタの金属部
分を含んでいても良い。
第1図に戻って、印刷リボン40の給送路の供給側には
面96が装着される。面96はリボン40を張力付与ル
ープの一端に指向させるとともに枢支部材102のブレ
ーキ拳アーム100による制動作用のためクランプ面を
も与える役割がある。
図示の制動位置では、ブレーキ・アーム100に装着さ
れたパッド104と面96との間でリボン40がクラン
プ(締め)られる。
タブ・アーム108と110との間に伸びているばね1
06によって偏倚力が枢支部材94及び102に与えら
れる。枢支部材94及び102上の夫々のタブ・アーム
108及び110が成る角度広いている結果として生じ
る偏倚力が、ローラ88と面96との間のリボン40の
ループの大キさを増すようにアーム92を押しつける。
また、この偏倚力はリボン40をクランプするための位
置にブレーキ・アーム100を駆動しようとする。
リボン40に対するクランプ作用は、枢支部材94のブ
レーキ駆動アーム112が枢支部材102のブレーキ・
リリース・アーム114を係合し且つ協働することによ
って解除される。
供給リール120及び巻取リール124は偏心配列にあ
る。供給リール120は自由に回転する。
その代り測定ローラ44及び46の供給側で、互いに協
働する枢支部材94及び102に張力の制御を行なわせ
るようにしている。ハブ128が巻取リール124を受
取り、それをキー止めして相対的な回転が生じないよう
にしている。巻取り一ル124を回転させる動力は、ハ
ブ128へシャフト162で結合されたプーリ1ろ0に
駆動ベルト62から伝達される。測定ローラ44及び4
6の巻取側のほぼ一様なリボン張力というのは、枢支部
材140等の下記で詳述する構成で与えられる。即ち、
枢支部材140は、それ自体シャフト141に枢着され
ているが、ベルト張力ローラ144を装着した結合用制
御アーム142を含む。
シャフト149に枢支された枢支部材148のアーム1
46上のガイド145が、アーム152と部材140の
アーム158とに作用する引伸ばされたばね150の偏
倚力に抗して回転されることによってリボン4oの張力
が感知される。巻取量がその測定割合を超える間、アー
ム146がリボン40によって停止タブ156から引離
され、測定ローラ44及び46に向かって引付けられる
この運動は、枢支部材148のリンク・アーム156に
よって枢支部材140のアーム154に伝達される。リ
ボン40がアーム146を停止タブ156から遠去ける
よう引くので、上述のリンク機構(リンク・アーム15
6等)が、ローラ144をベルト62の経路の中心部に
向かって移動させ、ベルト張力を減らし、リボンを巻取
らなくするようプーリ60及び130を一時的に切離す
リボンが再び測定ローラ44及び46の巻取側に引出さ
れて来ると、その引伸ばされたばね150がアーム15
2と枢支部材140のアーム158とに作用してローラ
144を強制的に動かしベルト62の緩みをとることが
できるようになる。
このような張力の制御で以って、巻取リール124が一
様な締り具合でリボンを巻取ることができる。
〔リボンの説明〕
リボン40は通常の断面をもつ6層の積層体である。下
方の抵抗層SO(第2図)は、導電性の粒子状のカーボ
ンブラックを含むポリカルボナートである。この抵抗層
は普通厚さ15ミクロンである。中間層82は真空蒸着
アルミニウムででき、1000オング・ストロームの厚
さの層である。
インク転写層84は、アルミニウムの層82の上にある
。抵抗層の外側から与えられる電流によって生じる熱に
応じて流動状態になり得る4乃至6ミクロンの厚さの層
である。
□抵抗層80の製造方法や形態は本発明で重要ではない
が、このような目的のポリカルボナート層の製造方法な
どについては、米国特許第4103066号などが教示
している。即ち、導電性カーボンの分散剤含有部(例え
ばCa h o t Coporation社のXC−
72など)からMobay ChemicalCorp
oration社の「MerAonJや[Makrol
onJなどの6部のポリカルボナート樹脂が被覆される
本発明を開発する際に使用されたものであるインク層8
4は、主要成分として脂肪酸ポリアミドを含む。Gen
eral MlllS Chemics、Inc。
社の製品である[Versamid 940jは、ポリ
カルボナートと良好な互換性を示したので好適であった
。(米国特許第4308318号は脂肪酸ポリアミドの
このような用法を一般的に指向している。)このような
ポリアミドのほかに、インク層84は顔料として少量の
カーボンブラックを、また補足的な色素剤として非常に
僅かの紫の染料を典型的には含む。
本発明は、リボン材料の新規性には依存しない。
ただ、ポリアミドの代りにポリケトンを含むインク層を
用いて具現される結果は、ポリアミドのインク層を用い
たものから得られる結果よりも良好であった。しかしど
ちらの型のリボンも、本発明によれば従来の場合よりも
良い結果が得られ、これだけでは将来のリボンをそのい
ずれかの材料のものに制限してしまうほどの基準となる
か否か不明である。本発明のためにマーキング材料の本
体として使用するのに基本的に適する樹脂があるか否か
も不明である。
前述のように、本発明を用いた場合にうまく機能しない
リボンは観察されなかったが、特別に柔いマーキング層
をもつリボンは、サーマル印刷ヘッドが軽い圧力しかか
げなかった場合でも用紙上にこすれを生じてしまうと考
えられる。同様に、特別に薄いマーキング材料の層をも
つリボンも該材料が使い尽された結果、少なくともその
少な目給送の度合が大きい場合は最良でも印字のがすれ
が生じてしまうと考えられる。
〔少な目給送に関係の深い部材〕
第6図は、第1の設定状態で大きな少な目給送を、また
第2の設定状態で1.04対1の少な目給送を行なうた
めローラ44に結合された構成の側面図である。その構
成は、キャリア18に装着される。ケーブル74は、キ
ャプスタン200の廻りに巻かれている。キャリア18
が印刷動作中移動するとき、ケーブル74によってキャ
プスタン200が回転され、リボン給送のための原動力
を与える。この動力は、クラッチ面202及び2゜4を
介して選択的に伝達される。それらの面が係合するのは
、図示のソレノイド206など、制御手段で付勢された
ときである。
摩擦ローラ若しくは歯車208.210.212.21
4及び216が配設され、これによって1.04対1(
1,0471の比)又は、もつと高い比例えば5対1と
云ったケーブル74に沿っての移動を選択できるほか、
給送ローラ44の接線方向の移動を可能ならしめている
歯車(若しくはローラ)212及び214を固着させた
シャフト218の垂直位置を変えることによって選択が
行なわれる。シャフト218は、内部のシャフト220
上で自由に回転する。シャフト220にはアーム222
が固着され、アーム2220作用下で垂直方向に自由に
移動できるようになっている。アーム222は更にシャ
フト224に固着され、談シャフト224がロック(固
定)用のキャップ226を貫通している。ロック用キャ
ップ226は、市販されている標準的なボールペンの引
込みを制御するもの、と同じ構造である。ばね228が
シャフト218を偏倚し、シャフト218を介してシャ
フト224を下向きに偏倚する。
従って、歯車212及び214を担持するシャフト22
4及びシャフト218は、キャップ226による2つの
安定な垂直位置のうちの一方に保持される。シャフト2
26の下部にはベルクランク230が係合し、キャリア
18が、印刷の際の通常の右マージンの先へ移動して行
くとき、枠76の一部にそのベルクランク260が衝突
するよう構成されている。
ベルクランク260が枠73に衝突すると、ベルクラン
ク23(IIが時計廻り方向に回転され、シャフト22
4を垂直方向に上昇させる。もしもシャフト224が既
に上部の位置にあれば、キャップ226がシャフト22
4を自由にし、歯車212及び214を夫々の下方の位
置に落下させる。
シャフト224が下方の位置にあった場合は、シャフト
224がキャップ226によって高い位置に保持され、
歯車212及び214が上部の位置に上昇される。
この歯車構成は、重ね打ちで使用されるマトリックス・
リボンと、重ね打ちなしで使用される一回使用リボンと
のために送り割合を変える従来の単一素子型インパクト
式タイプライタの歯車構成と基本的には、同一であるこ
とを理解されたい。
更に機械的な部材を用いた枠76を使用することも全く
任意である。しかし、それはリボン給送態様の選択を人
間か又は自動的にデータを処理するコントローラかによ
る制御の下で行えるようにするから望ましい効果である
。尚、」二記のコントローラは、印刷キャリア等の手段
を印刷行に沿ってスペース移動させる機能を有する。シ
ャフト224は、クラッチ面202がソレノイド206
を用いて移動されるのと基本的には同じ態様で移動され
ても良い。必要な割合を得るように各部品の寸法を決め
ることは通常の設計事項である。
ブロック形式で、印刷電流レベルの電気的制御器262
を示しているが、これをシャフト224に関連させて、
出力線2ろ4に制御信号を生じている。出力線234の
信号は、シャフト224が下方にあって少な目給送割合
が104対1の状態にあるとき高い印刷電流を与えるが
、シャフト224が高い位置にあるときは低い印刷電流
を生じる。これは、リボン給送割合に自動的に応答して
印刷電流を調整する機構を示すためであることば云う迄
もな(・。
リボンを節約できる本発明のプリンタが1つのモードで
常時使用されるならば、図示のような選択可能な歯車を
もつ必要はない。その代り、所望の給送比を与えるよう
寸法が選択されることになる。このような1つのモード
の応用例を採用する場合、印刷の質を全(損わずに、か
なりのリボンが節約できる小さい割合を用いることが多
いであろう。この場合の好適な割合は、1,04対1と
いう少な目給送である。
上述のリボン給送機構は、リボン40の長手方向移動に
応じて基本的には動作する。僅かな少な目給送中でも適
正な給送割合を確保するために、リボン供給側のパッド
104に大きな制動力が必要となるかもしれない。これ
は、印刷ヘッド16にそれを印刷領域から遠去けるよう
に回転させようとする張力を生じることができる。リボ
ン張力が大きくなってもヘッドをプラテンから離れない
ように、リボン40を案内することもできる。そのため
のリボン給送構成は、米国特許第4329075号に詳
細に開示されている。
−少な目給送を生じる機構の細部が本発明で重要なもの
ではないことは理解されよう。例えば、2つの別々の動
力源を用いることによって、リボン40に与えられる構
造的な利点を直接食えずに、2つの給送割合を得るとい
うようなことが簡単な案出できる。
〔まとめ〕
本発明での使用後のリボンを観察すると、リボン」二に
印刷された記号像がリボン送り方向にしか歪んでいない
ことが判る。従って「A」という字のリボン上の印刷結
果は、高さは通常と同じ高さであるが、側方が少し傾き
、斜めのストロークが押しつぶされた形状になっている
。このことは、電極42の下にない周りの領域からイン
クが引出されるのではな(、電極42の下に送られるリ
ボンの部分からインクが引出されることを示している。
このことは、本発明がマーキング層の一部だけを最初に
印刷に用い、その後もリボンの同じ部分から尚もインク
を引出して印刷を行なえるということを示す。
上述のように、現存する転写媒体が本発明に従って一般
的には好適に機能するが、最適のリボン組成や構造がよ
り良い効果を奏することを否定するものではない。本出
願人は現存するリボンを用いて判ったような成果や知識
を、そのような最適の組成やリボン構造にまで拡張して
考察してはいない。ただし、本出願人は、少な目給送の
割合が比較的大きくなったときにインク層の厚さを少し
厚くしたり、カーボンブラックの量を少し増したりして
印刷の質を良くできることが分った。しかし、仕上りモ
ードの印刷の質を必要とすることが主眼であるような場
合は、その時毎の印刷割合の最良の質に合わせたリボン
が通常は調合されることになろう。
少な目給送の度合が増すときの印刷の質の低下度合は、
印刷中の加熱領域で利用できる残ったインクに関係する
だけのように見える。
【図面の簡単な説明】
第1図は、現在の印刷で使用される典型的なリボン給送
機構の平面図である。第2図は、第1図の一部の詳細図
である。第6図は、第1図の機構で得られるリボン給送
度合を制御するための駆動機構の側面図である。第4図
は、第6図の機構の主要な機械的要素の平面図である。 16・・・・印刷ヘッド、18・・・・キャリア、22
・・・・ケーブル、23・・・・駆動系(キャリア駆動
用)、 40・・・・印刷リボン、42・・・・電極、44.4
6・・・・ローラ、74・・・・ケーブル(リボン駆動
用)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)サーマル印刷で印刷像を形成するため熱のパター
    ンを与える印刷ヘッドと、 印刷位置に上記印刷ヘッドを移動させるための手段と、 上記印刷ヘッドで加熱された上記転写媒体上の領域から
    印刷を生じるよう上記印刷ヘッドのところへ上記転写媒
    体を給送する手段とを具備するサーマル・プリンタに於
    て、 上記印刷ヘッドを移動させる手段の移動量と上記転写媒
    体を給送する手段の給送量との比が1/1よりも大きい
    ことを特徴とするサーマル・プリンタ。 (2)上記比が、少なくとも1.02/1であることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のサーマルψ
    プリンタ。 (6)上記比が1.02/1乃至20/1であることを
    特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載のサーマル・
    プリンタ。
JP8284183A 1982-08-30 1983-05-13 サ−マル・プリンタ Granted JPS5939589A (ja)

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CA1213465A (en) 1986-11-04
ES8500137A1 (es) 1984-10-01
DE3366449D1 (en) 1986-10-30
AU559264B2 (en) 1987-03-05
JPH0234316B2 (ja) 1990-08-02
EP0102474B1 (en) 1986-09-24
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ES525209A0 (es) 1984-10-01

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