JP3141904U - 屋根構造 - Google Patents

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正行 宇都
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株式会社栄住産業
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Abstract

【課題】施工が容易であり、屋根葺き作業の工期短縮を図ることができる屋根構造を提供する。
【解決手段】屋根構造10は、建築物Hの屋根Rを形成する野地板13上に間隔をおいて配置された複数の板状の下地材16と、隣り合う下地材16間の野地板13を覆うとともに側縁部11aを下地材16上に固定した状態で敷設された複数の板状の屋根材11と、下地材16上で対向する屋根材11の側縁部11aを覆った状態で固定された板状の被覆材12と、を備えている。下地材16と屋根材11とは、側縁部16a,11a同士が重なり合う部分に挟持された両面接着テープ17bで固定され、屋根材11と被覆材12とは、側縁部12a同士が重なり合う部分に挟持された両面粘着テープ17aで固定されている。屋根材11は、複数の固定板14及び接着剤15で野地板13に固定されている。
【選択図】図2

Description

本考案は、一般住宅の屋根を金属製の板状の屋根材を用いて葺く技術に関する。
一般住宅の屋根構造は、従来、瓦葺きが多かったが、近年はカラー鋼板などの金属製板材で葺いた屋根も増えている。金属製板材を用いた屋根構造としては、「瓦棒方式」のもの(例えば、特許文献1参照。)あるいは「立はぜ方式」のもの(例えば、特許文献2参照。)が代表的である。
特開2005−214001号公報 特開2004−169419号公報
特許文献1記載の屋根構造の場合、屋根を構成する野地板の表面に敷設される平面状の金属板材と、この金属板材の側縁を野地板に固定する瓦棒と、瓦棒をカバーするための被覆材と、が必要である。これらの資材のうち、被覆材は、瓦棒の周面を覆うため溝状に折り曲げられた部分を有するので、長手方向のサイズを小さくするために、被覆材を丸めて運搬したり、保管したりすることができない。従って、被覆材の長手方向のサイズは、貨物自動車などに積載して運搬可能なサイズに限られることとなり、被覆材を長尺化することによって屋根葺き作業の工期短縮を図ることが困難である。
一方、特許文献2記載の屋根構造の場合、瓦棒は不要であるが、立はぜ接続部の施工に熟練した技術と、多大な労力が必要である。また、屋根材の側縁部に沿って立はぜ接続部が形成されているため、運搬や保管の際に屋根材を丸めることができない。このため、前述と同様、屋根材を長尺化することによって屋根葺き作業の工期短縮を図ることが困難である。
本考案が解決しようとする課題は、施工が容易で、工期短縮を図ることができる屋根構造を提供することにある。
本考案の屋根構造は、建築物の屋根を形成する野地板上に間隔をおいて配置された複数の板状の下地材と、隣り合う前記下地材間の前記野地板を覆うとともに側縁部を前記下地材上に固定した状態で敷設された複数の板状の屋根材と、前記下地材上で対向する前記屋根材の側縁部を覆った状態で固定された板状の被覆材と、を備えたことを特徴とする。
このような構成とすれば、建築物の屋根を形成する野地板上に、板状をした複数の下地材、屋根材及び被覆材を順番に固定していくだけで屋根構造を構築することができるため、熟練技術は不要であり、施工が容易である。また、下地材、屋根材及び被覆材はいずれも板材であるため、丸めて運搬したり、保管したりすることができる。従って、作業効率を高めるため、下地材、屋根材及び被覆材を長尺化することが可能となり、工期短縮を図ることができる。
ここで、前記下地材と前記屋根材との固定手段及び前記屋根材と前記被覆材との固定手段として両面接着テープを用いることが望ましい。このような構成とすれば、簡単な作業で、確実な固定を行うことができる。
一方、前記野地板と前記屋根材との固定手段として接着剤を用いることが望ましい。このような構成とすれば、強力な固定状態を得ることができる。
本考案により、施工が容易で、工期短縮を図ることができる屋根構造を提供することができる。
以下、図面に基づいて、本考案の実施の形態について説明する。図1は本考案の実施の形態である屋根構造を採用した建築物を示す斜視図、図2は図1のA−A線における斜視断面図、図3は図2に示す屋根構造の分解斜視断面図である。
図1,図2に示すように、本実施形態の屋根構造10は、建築物Hの屋根Rを形成する野地板13上に間隔をおいて配置された複数の板状の下地材16と、隣り合う下地材16間の野地板13を覆うとともに側縁部11aを下地材16上に固定した状態で敷設された複数の板状の屋根材11と、下地材16上で対向する屋根材11の側縁部11aを覆った状態で固定された板状の被覆材12と、を備えている。
下地材16と屋根材11とは、それぞれの側縁部16a,11a同士が重なり合う部分に挟持された両面接着テープ17bによって固定されている。また、屋根材11と被覆材12とは、それぞれの側縁部12a同士が重なり合う部分に挟持された両面粘着テープ17aによって固定されている。
一方、屋根材11は、複数の固定板14及びその上面の接着剤15によって野地板13に固定されている。固定板14は、その周縁寄りに開設された複数の釘孔14hにそれぞれ釘18を打ち込むことによって野地板13上面に固定され、固定板14の上面に塗布された接着剤15によって屋根材11が固体板14に固定されている。
このような構成とすれば、建築物Hの屋根Rを形成する野地板13上に、板状をした複数の下地材16、屋根材11及び被覆材12を順番に固定していくだけで屋根構造10を構築することができるため、熟練技術は不要であり、施工が容易である。また、下地材16、屋根材11及び被覆材12はいずれも板材であるため、長手方向に沿って丸めて運搬したり、保管したりすることができる。従って、作業効率を高めるため、下地材16、屋根材11及び被覆材12を長尺化することが可能となり、屋根葺き作業の工期短縮を図ることができる。
また、下地材16と屋根材11との固定手段及び屋根材11と被覆材12との固定手段としてそれぞれ両面接着テープ17b,17aを用いているため、簡単な作業で、確実な固定を行うことができる。一方、野地板13に対する屋根材11との固定手段として接着剤15を用いているため、強力な固定状態を得ることができる。本実施形態の屋根構造10においては、下地材16、屋根材11及び被覆材12の素材としてカラー鋼板を使用しているが、これに限定するものではない。
次に、図4〜図6に基づいて、本考案のその他の実施の形態について説明する。図4はその他の実施の形態である屋根構造を示す斜視断面図、図5,図6は被覆材に関するその他の実施形態を示す斜視断面図である。なお、図4において図1〜図3と同じ符号を付している部分は屋根構造10の構成部分と同じ構造、機能を有する部分であり、説明を省略する。
図4に示す屋根構造20においては、図2に示す屋根構造10の被覆材12に代わり、被覆材19を用いている。被覆材19には、その長手方向(屋根勾配方向)に沿って断面コ字状の凸状部19aが設けられている。このような構成とすれば、被覆材19の剛性が高まるため屋根部分の強度を向上させることができるほか、屋根勾配方向に沿って複数の凸状部19aが並行配列された状態となるため、建築物の外観性向上に有効である。
さらに、被覆材19の代わりに、図5に示すように断面U字状の凸状部22aを有する被覆材22や、図6に示すように断面V字状の凸状部32aを有する被覆材32を使用することもできる。
本考案の屋根構造は、一般住宅などの建築物の屋根部分の構造として建設業分野において広く利用することができる。
本考案の実施の形態である屋根構造を採用した建築物を示す斜視図である。 図1のA−A線における斜視断面図である。 図2に示す屋根構造の分解斜視断面図である。 その他の実施の形態である屋根構造を示す斜視断面図である。 被覆材に関するその他の実施形態を示す斜視断面図である。 被覆材に関するその他の実施形態を示す斜視断面図である。
符号の説明
10,20 屋根構造
11 屋根材
11a,12a,16a 側縁部
12,19,22,32 被覆材
13 野地板
14 固定板
14h 釘孔
15 接着剤
16 下地材
17a,17b 両面接着テープ
18 釘
19a,22a,32a 凸状部
H 建築物
R 屋根

Claims (3)

  1. 建築物の屋根を形成する野地板上に間隔をおいて配置された複数の板状の下地材と、隣り合う前記下地材間の前記野地板を覆うとともに側縁部を前記下地材上に固定した状態で敷設された複数の板状の屋根材と、前記下地材上で対向する前記屋根材の側縁部を覆った状態で固定された板状の被覆材と、を備えたことを特徴とする屋根構造。
  2. 前記下地材と前記屋根材との固定手段及び前記屋根材と前記被覆材との固定手段として両面接着テープを用いた請求項1記載の屋根構造。
  3. 前記野地板と前記屋根材との固定手段として接着剤を用いた請求項1または2記載の屋根構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017048665A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 株式会社福地建装 成形不要フラット金属屋根施工法

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