JP3141831B2 - ダクト内配管の分岐用接続部材 - Google Patents
ダクト内配管の分岐用接続部材Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
途中から、管をダクト外に分岐するための分岐用接続部
材に関する。
すように、エアコンの室内機と室外機の間に配管される
冷媒管を、建物の外壁に沿って収容し、配管の保護と美
観の向上を図るものが存在する。このダクトは、硬質塩
化ビニル等の樹脂を材料とし、底面と両側面とからなる
ベースA と、ベースA の両側面間にわたって係合するカ
バーと、から大略筒状をなすものであり、所定長さ、例
えば2mの長さを有するものを、長手方向に連結する等
して使用される。
1階と2階の各々に室内機があり、各々の冷媒管を1本
のダクト内に収容して配管する場合、ダクトの途中で一
の冷媒管をダクト内からダクト外に分岐させる必要があ
る。そこで、分岐用接続部材がダクトの途中に接続され
る。
して、図8に示すものがある。このものは、長手方向に
連なる複数のダクトの、隣接する端部間に配設されるも
のであって、分岐用ベース11と分岐用カバー13とからな
っている。これらの分岐用ベース11と分岐用カバー13と
は、ダクトの端部の上から被さるようにして配設され、
隣り合うダクト同士を接続する。また、分岐用ベース11
には、ダクト内に配管される冷媒管等を、ダクト外に分
岐するための挿通孔12が設けられている。
ものには、次のような問題点があった。すなわち、ダク
ト内の管をダクト外に分岐するために、専用のベースと
カバーが別途必要となるので、部品点数が多くなってし
まい、その分施工時の組立や、図9に示すような部品間
の継ぎ目に対する防水処理、いわゆるコーキング等に余
計な手間がかかってしまうのである。
観の向上も目的としたダクトであるのに、分岐用ベース
11と分岐用カバー13とが、隣り合うダクトの接続部分に
てダクトの上から被さるように配設されるため、分岐用
接続部材がダクトから膨出して見えてしまい、美観を損
ねてしまうのである。
で、その目的とするところは、良好に使用することがで
きるダクト内配管の分岐接続部材を提供するにある。
に、請求項1記載のダクト内配管の分岐接続部材は、底
面と両側面とからなるベースとベースの両側面間にわた
って係合するカバーとから大略筒状をなす配管用のダク
トの途中に配設され、管をダクト外に分岐させる分岐用
接続部材であって、ベースの側面と略同一の断面形状を
なしカバーが係合する一対の対向片と、管の挿通孔を有
し一対の対向片をベースの側面間と略同一間隔で連結す
る連結片と、を備えてなる構成としている。
スの側面と長手方向に連なったときの継ぎ目を隠蔽する
隠蔽片を設けてなる構成としている。
接続部材は、請求項1記載の隠蔽片を、対向片とは別体
に設けてなる構成としている。
接続部材は、請求項2記載の隠蔽片は、対向片の側端部
を挟持する取付部と、取付部から連設されてダクトのベ
ースの外側面に当接する当接部と、を設けてなる構成と
している。
至図6に基づいて説明する。
塩化ビニル等の樹脂を材料とし、大略半筒状をなすよう
形成される。その軸方向の長さは、例えば15cmに設
定され、長手方向に連なる複数のダクトの、隣接する端
部間に配設される。なお、ダクトは、従来と同様、エア
コンの冷媒管を収容保護するダクトを例とする。すなわ
ち、硬質塩化ビニル等の樹脂を材料とし、底面Aaと両側
面Ab,Ab とからなるベースA と、ベースA の両側面Ab,A
b に係合するカバーと、から大略筒状をなすものであ
る。
の対向片1,1 と、連結片2 と、隠蔽片4 と、を備える。
一対の対向片1,1 は、ベースA の両側面Ab,Ab と略同一
の断面形状をなし、ベースA に係合するものと同じカバ
ーが係合するようになっている。連結片2 は、一対の対
向片1,1 をベースA の側面Ab,Ab 間と略同一間隔で連結
するものであり、中央に、ダクト内の管をダクト外に分
岐させるための挿通孔3 を有する。
ーが必要なくなる。すなわち、ベースA と分岐用接続部
材の両方に、1本のカバーを係合させればよいので、別
途分岐用カバーを配設する手間を省くことができ、施工
時の工数が低減する。また、カバーと分岐用カバーの間
の継ぎ目がなくなるので、その分コーキングすべき継ぎ
目が減り、コーキングにかかる手間が低減する。さら
に、分岐用接続部材の対向片1 の側端縁に、ベースA の
側面Abの側端縁を突き合わせると、両者が面一に連な
り、かつ、そこへ1本のカバーが係合するので、分岐用
接続部材が、ダクトの接続部分にて膨出して見えるよう
なことがなく、外観上目立たなくなるので、美観が向上
する。
mの長さを有するよう形成されるが、使用現場の状況に
応じ、ベースA とカバーのうち一方あるいは両方につい
て、所望の長さを得るために適宜金のこ等で切断して使
用される場合がある。例えばベースA が切断されたとす
ると、その切断縁にバリが残って非常に見苦しいものと
なる。また、正確な切断がなされないことにより、分岐
接続部材の対向片1 の側端縁とベースA の側面Abの側端
縁との間に隙間が生じてしまい、両者を隙間なく突き合
わせることができない。
設けられる。隠蔽片4 は、対向片1がベースA の側面Ab
と長手方向に連なったときの継ぎ目を隠蔽するもので、
対向片1 と同一の材料から形成されるが、対向片1 とは
別体に設けられる。この隠蔽片4 は、対向片1 の側端部
を挟持する取付部5 と、取付部5 から連設されてダクト
のベースA の外側面に当接する当接部6 とからなり、対
向片1 に着脱可能となっている。
の対向片1 の側端縁とベースA の側面Abの側端縁との間
の継ぎ目を隠蔽することができ、隠蔽片4 自体も、ダク
トの外観上目立たない程度に小さいものなので、ベース
A が切断されて継ぎ目が不揃いな状態になったとして
も、美観を向上させることができる。
ることも可能であるが、別体に設けた方が、ベースA を
利用して分岐用接続部材を製造することができる分、製
造効率が良くなる。すなわち、別体であれば、ベースA
を切断や穿孔等の単純な技術で加工することで対向片1
と連結片2 を形成し、隠蔽片4 を小さくて簡略な金型で
成形することができるが、一体であれば、ベースA を利
用することができず、隠蔽片4 単体の金型よりも大きく
て複雑な金型が、必要となるからである。
とからなり対向片1 に着脱可能なものとすることによっ
て、必要に応じて対向片1 に取り付けるようにしたり、
対向片1 と略同一の断面形状を有するベースA の側面Ab
に取り付けたりすることができ、使い勝手が良くなる。
特に、対向片1 に取り付けた場合は、隠蔽片4 の当接部
6 を、ベースA の位置決めガイドとして利用することが
できる。なお、隠蔽片4 は、両面テープ等を用いて固着
するようにしてもよい。
使用する。まず、建物の外壁に、ダクトのベースA を配
設する。このとき、分岐用接続部材を、その挿通孔3 が
建物外壁に設けられた貫通孔に重なるようにしてベース
A 間に配設し、分岐用接続部材の対向片1 の側端縁にベ
ースA の側面Abの側端縁を突き合わせ、分岐用接続部材
の対向片1 とベースA の側面Abが長手方向に連なるよう
にしておく。ここで、隠蔽片4 の当接部6 が、ベースA
の位置決めガイドとなるので、ベースA の配設作業がし
やすくなる。また、場合によってはベースA が切断さ
れ、その端面にバリが残ったり、分岐用接続部材の端面
と隙間なく突き合わせることができなかったりするが、
小さな隠蔽片4 が継ぎ目を覆い隠すので、ベースA が切
断されたとしても美観は損なわれない。
る。このとき、分岐させる必要のある管は、連結片2 の
挿通孔3 、外壁の貫通孔を通じて室内に引き込まれる。
そして、ベースA と分岐用接続部材の両方に係合するよ
うにしてカバーを配設する。すなわち、ベース用のカバ
ーを配設した上から分岐用カバーを配設するような手間
は不要となる。その後、図6に示すように、ベースA と
分岐用接続部材の継ぎ目、ベースA と外壁との継ぎ目、
ベースA 及び分岐用接続部材とカバーの継ぎ目には、コ
ーキング処理が施されるが、分岐用カバーが省略される
ので、分岐用カバーとカバーの間の継ぎ目のコーキング
処理は不要となる。
部材は、施工時にかかる手間を低減することができる。
また、美観を向上させることができる。
端縁が不揃いであっても、美観を向上させることができ
る。
接続部材は、請求項1記載の効果に加え、ベースを利用
して製造することができるので、製造効率を良くするこ
とができる。
接続部材は、請求項2記載の効果に加え、必要に応じて
隠蔽片を着脱することができ、対向片と略同一の断面形
状の側面を有するベースに取り付けることもできる。従
って、使い勝手が良くなる。また、対向片に取り付けた
場合、隠蔽片の当接部を、ベースの位置決めガイドとし
て利用することができる。
ある。
する断面図である。
材に係合させた状態の斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 底面と両側面とからなるベースとベー
スの両側面間にわたって係合するカバーとから大略筒状
をなす配管用ダクトの途中に配設され、管をダクト外に
分岐させる分岐用接続部材であって、ベースの側面と略
同一の断面形状をなしカバーが係合する一対の対向片
と、管の挿通孔を有し一対の対向片をベースの側面間と
略同一間隔で連結する連結片と、を備えてなり、前記対
向片の側端部に、ダクトのベースの側面と長手方向に連
なったときの継ぎ目を隠蔽する隠蔽片を設けてなるダク
ト内配管の分岐用接続部材。 - 【請求項2】 前記隠蔽片を、対向片とは別体に設け
てなる請求項1記載のダクト内配管の分岐用接続部材。 - 【請求項3】 前記隠蔽片は、対向片の側端部を挟持
する取付部と、取付部から連設されてダクトのベースの
外側面に当接する当接部と、を設けてなる請求項2記載
のダクト内配管の分岐用接続部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09331348A JP3141831B2 (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | ダクト内配管の分岐用接続部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09331348A JP3141831B2 (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | ダクト内配管の分岐用接続部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11166687A JPH11166687A (ja) | 1999-06-22 |
JP3141831B2 true JP3141831B2 (ja) | 2001-03-07 |
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ID=18242688
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP09331348A Expired - Fee Related JP3141831B2 (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | ダクト内配管の分岐用接続部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141831B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015148327A (ja) * | 2014-02-09 | 2015-08-20 | 未来工業株式会社 | 化粧カバー、及び保護カバーの配設構造 |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP09331348A patent/JP3141831B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH11166687A (ja) | 1999-06-22 |
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