JP3141772U - リーク検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原理や構造がシンプルでコンパクト・廉価なリーク検査装置を提供する。
【解決手段】第一冶具1は、その窪み面1Aの縁部がリーク検査時に被検品Wの凹面W1の裏面WBに押し付けられて密着することで、窪み面1Aと被検品の凹面の裏面W1とで第一室5を区画形成する。第二冶具2は、第一冶具1との対向面が鏡面2Aになっていて、鏡面2Aがリーク検査時に被検品Wの凹面W1の縁部表面WSに密着することで、鏡面2Aと被検品の凹面W1とで第二室6を区画形成する。第一室5を減圧し、減圧時に第二室6の気圧変化を計測し、その第二室6の気圧変化に基づいてリークの存否を検知する。
【選択図】図4

Description

本考案は、ある程度の弾性を有する樹脂製のプルタブ付き封止栓など、凹面を有する樹脂パーツを被検品とし、その凹面にリークが存在するか否かを検査するリーク検査装置に関する。
従来、ワークのリークを検査する方法としては、例えば以下の(A)〜(C)に示す方法が知られている。
(A)ワーク内部を加圧し、外部への漏れによるワーク内の圧力変化を検出する方法。
(B)ワークをチャンバー内に置き、ワークの内部を加圧し、漏れによるチャンバー内の圧力変化を検出する方法。
(C)ワークをチャンバー内に置き、チャンバー内を加圧し、ワーク内への漏れによるチャンバー内の圧力変化を検出する方法。
しかしながら、前記のような従来のリーク検査方法によると、いずれも加圧を行なう必要があるので、加圧に耐えうる十分堅固な密封構造を別途設けなければならず、そのリーク検査方法を実現する装置自体の構造が複雑になり、装置全体が大型化せざるを得ない。また装置の値段も高価になる等、いくつかの問題点がある。
本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、原理や構造がシンプルでコンパクト・廉価なリーク検査装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案は、凹面を有する樹脂パーツを被検品とし、その凹面にリークが存在するか否かを検査するリーク検査装置であって、前記リーク検査装置は、窪み面を有する第一冶具と、前記第一冶具の窪み面と対向する第二冶具と、前記第一冶具と第二冶具の間に前記被検品を搬送する搬送手段と、前記第一冶具と第二冶具を相対的に接近させ前記被検品に押し付ける冶具移動手段と、前記第一冶具と前記被検品との間に区画形成される第一室と、前記第二冶具と前記被検品との間に区画形成される第二室と、前記第一室を減圧する減圧手段と、前記第二室の気圧変化を計測する計測手段と、を備え、前記第一冶具は、その窪み面の縁部がリーク検査時に前記被検品の凹面の裏面に押し付けられて密着することにより、その窪み面と前記被検品の凹面の裏面とで前記第一室を区画形成し、前記第二冶具は、前記第一冶具との対向面が鏡面になっていて、この鏡面がリーク検査時に前記被検品の凹面の縁部表面に密着することにより、その鏡面と前記被検品の凹面とで前記第二室を区画形成し、前記リーク検査は、前記減圧手段により前記第一室を減圧し、減圧時に前記計測手段により前記第二室の気圧変化を計測し、その第二室の気圧変化に基づいてリークの存否を検知することを特徴とする。
前記搬送手段は、前記被検品をスライド可能に載せて支持する一対の支持レールと、前記一対の支持レール上の被検品を搬送するための間欠送りレバーとを備え、前記間欠送りレバーは、前記一方の支持レールに沿って前進しつつ当該支持レールの裏面から他方の支持レールに向かって開き、かつ、後退しながら閉じるように構成され、前記間欠送りレバーが前進しながら開いていくときに前記被検品を後方から押す方式で搬送するようにしてもよい。
前記リーク検査装置は、更に、リークが検知された被検品を不良品として一対の支持レール上から排除する不良品排除手段を有し、前記不良品排除手段は、前記第二室の気圧変化が設定値を上回ったときに信号を出力する信号出力手段と、前記支持レールの一部を欠落させたレール欠落部と、前記レール欠落部を補うように配置された補足レールと、前記補足レールを下向きに傾斜させる傾斜手段とからなり、前記傾斜手段は、前記信号に基づいて前記補足レールを下向きに傾斜させ、前記不良品は、下向きに傾斜した前記補足レールの箇所でバランスを失って下方に落下し排除されるようにしてもよい。
また、前記第一冶具と第二冶具は昇降可能に設けられていて、第一冶具が上昇し第二冶具が下降することにより、第一冶具と第二冶具で被検品を挟み、その被検品の上面に前記第一室が区画形成され、その被検品の裏面に前記第二室が区画形成されるように構成することができる。
前記リーク検査装置は、更に、前記第一室と第二室のそれぞれの室内を大気に開放する大気開放手段を具備し、前記計測手段による計測終了後であって前記第二冶具が上昇する前に、前記第二室の大気開放手段によって第二室が大気圧となり、前記計測手段による計測終了後であって前記第一冶具が下降する前に、前記減圧手段による第一室の減圧を停止し、前記第一室の大気開放手段によって第一室が大気圧となるように構成することができる。
前記減圧手段は、第一室に連通する第一冶具の吸引孔と、この吸引孔に吸引ホースを介して接続された真空吸引装置とからなり、真空吸引装置が吸引孔と吸引ホースを通じて第一室の室内エアーを吸引することにより、第一室は設定値まで減圧され負圧になるものとしてもよい。
前記計測手段は、前記第二室に連通する第二冶具の計測孔と、この計測孔に連通する計測ホースと、計測ホースに接続された計測器とからなるものとしてもよい。
本考案にあっては、前記の通り、加圧を一切行なわず、第一室の減圧だけで被検品のリーク検査を行うものであるから、従来のリーク検査方法のように加圧に耐えうる十分堅固な密封構造を別途設ける必要はなく、また、そのリーク検査の原理も第一室を減圧するだけのシンプルなものであるから、原理や構造がシンプルでコンパクト・廉価なリーク検査装置を提供しうる等の作用効果を奏する。
以下、本考案を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本考案に係るリーク検査装置を適用したプルタブ付き封止栓・製造装置の概略説明図、図2(a)はプルタブ付き封止栓の構成パーツである樹脂製の封止栓本体とそのキャップの断面図、同図(b)はプルタブ付き封止栓の組立て完成断面図、図3は、本考案に係るリーク検査装置の斜視図、図4は、図3のリーク検査装置を構成する押圧冶具、受冶具、及びこれらの冶具で挟まれた封止栓本体(被検品)の断面図である。
図1の本プルタブ付き封止栓の製造装置Mは、リーク検査ステーションS1と、組立てステーションS2とを含んで構成されている。
リーク検査ステーションS1においては、図3に示す本考案のリーク検査装置M1が設けられていて、図2に示す封止栓本体Wを被検品(以下「被検品W」という)としてそのリーク検査を行う。組立てステーションS2においては、リーク検査をパスした被検品Wの凹面W1(図2(a)参照)にキャップCを取り付けることで、図2(b)のようなプルタブ付き封止栓CWを完成させる。
被検品Wは、図2(a)(b)のように凹面W1の底にプルタブPTを設けた構造になっており、このプルタブPTを所定の力で引き上げると、プルタブPT周囲の環状薄肉部Thがちぎれて、注ぎ口が形成される。キャップCはプルタブPTを隠蔽し、いたずらにプルタブPTが引っ張られることのないようプルタブPTを保護している。
本考案のリーク検査装置M1は、図3および図4に示したように、窪み面1Aを有する第一冶具1と、第一冶具1の窪み面1Aと対向する第二冶具2と、第一冶具1と第二冶具2の間に被検品Wを搬送する搬送手段3と、第一冶具1と第二冶具2を相対的に接近させ被検品Wに押し付ける冶具移動手段4と、第一冶具1と被検品Wとの間に区画形成される第一室5と、第二冶具2と被検品Wとの間に区画形成される第二室6と、第一室5を減圧する減圧手段7と、第二室6の気圧変化を計測する計測手段8とを備え、第一冶具1と第二冶具2との間で被検品Wのリーク検査が行われる。
第一冶具1は、その窪み面1Aの縁部表面1Sがリーク検査時に被検品Wの凹面W1の裏面WBに押し付けられて密着することにより、窪み面1Aと被検品Wの凹面W1の裏面WBとで前記第一室5を区画形成するようになっている。
第二冶具2は、第一冶具1との対向面が鏡面2Aになっていて、この鏡面2Aがリーク検査時に被検品Wの凹面W1の縁部表面WSに密着することにより、鏡面2Aと被検品Wの凹面W1とで第二室6を区画形成するようになっている。
第一冶具1と第二冶具2はいずれも昇降可能に設けられていて、第一冶具1が上昇し第二冶具2が下降することにより、その第一冶具1と第二冶具2で被検品Wを挟み、かかる被検品Wの上下に前記第一室5と第二室6がそれぞれ区画形成される。
第一冶具1の窪み面1Aの縁部表面1Sと被検品Wの凹面W1の裏面WBとの間にゴミなどが挟まることによって第一室5の機密性が破壊されることを防止するために、第一冶具1の窪み面1Aの縁部表面1Sにはゴムクッションとしても機能する図示しないOリング又は弾性体のパッキングを2重に設けている。Oリングは1重でもよいが、機密性の破壊対策としては2重の方が望ましい。
図5は、搬送手段を上方から見たときの一部破断図である。搬送手段3は、被検品Wをスライド可能に載せて支持する一対の支持レール31、32(図3参照)と、一対の支持レール31、32上の被検品Wを搬送するための複数の間欠送りレバー33を備える。
一対の支持レール31、32は、第一冶具1や第二冶具2などとの干渉・接触を避けるため、それらの外側に設置してある。被検品Wのリーク検査を行う部位、すなわち先に述べた第一冶具1と第二冶具2との間の前段には、被検品Wを一つずつ送り出す図示しない周知のパーツフィーダと、このパーツフィーダから送り出された被検品Wを一つずつ吸着して一対の支持レール31、32上に移送する周知の単軸ロボットとが設けられ、これらによって一対の支持レール31、32上にリーク検査前の被検品Wが供給されるようになっている。
各間欠送りレバー33は、第一シリンダユニット34と第二シリンダユニット35によって駆動され、一方の支持レール31に沿って前進しつつ当該支持レール31の裏面から他方の支持レール32に向かって開き、かつ後退しながら閉じるように構成されている。この間欠送りレバー33が前進しながら開いていくときに被検品Wは後方から押す方式(後押し方式)で搬送される。
第一シリンダユニット34は、装置フレームF1に固定され、そのユニット端部から突出した進退可能なシリンダ軸34Aが一方の支持レール31と並行になっている。この第一シリンダユニット34のシリンダ軸34Aには第一ロッド36が直列に連結されており、シリンダ軸34Aの進退動作によって第一ロッド36は一方の支持レール31に沿って往復移動できるようになっている。
第二シリンダユニット35は、先に説明した第一ロッド36の外周面に固定され、そのユニット端部から突出した進退可能なシリンダ軸35Aが一方の支持レール31と並行になっている。この第二シリンダユニット35のシリンダ軸35Aには第二ロッド37が直列に連結されており、シリンダ軸35Aの進退動作によって第二ロッド37も一方の支持レール31に沿って往復移動できるようになっている。
前記各間欠送りレバー33は、その一端部がピン軸38Aを介して第一ロッド36に回転可能に取り付けられていて、ピン軸38Aを中心として右回りに回転することで開き、左回りに回転することで閉じるようになっている。また、各間欠送りレバー33の一端部は、前記ピン軸38Aより先の部分がU字形の嵌合部39になっていて、この嵌合部39が第二ロッド37の固定ピン38Bにスライド可能に嵌合するようになっている。
先に説明した第一シリンダユニット34のシリンダ軸34Aと第二シリンダユニット35のシリンダ軸35Aとは互いに相反する方向に進退する。第一シリンダユニット34のシリンダ軸34Aが図5の位置から左方向に向かって前進すると、第一ロッド36と一緒に間欠送りレバー33も図中左方向に進む。このとき、第二シリンダユニット35のシリンダ軸35Aは第一シリンダユニット34のシリンダ軸34Aとは逆に右方向に進み、そのシリンダ軸34Aと一緒に第二ロッド37も右方向に進むので、間欠送りレバー33は左方向に前進しながらピン軸38Aを中心として右回りに回転して開く。
前記のように間欠送りレバー33が開いた状態で、第一シリンダユニット34のシリンダ軸34Aが右方向に後退すると、第一ロッド36と一緒に間欠送りレバー33も右方向に進み、このとき、第二シリンダユニット35のシリンダ軸35Aは第一シリンダユニット34のシリンダ軸34Aとは逆に左方向に進み、そのシリンダ軸34Aと一緒に第二ロッド37も左方向に進むので、間欠送りレバー33は右方向に後退しながらピン軸38Aを中心として左回りに回転して閉じる。
冶具移動手段4は、図3に示すように装置ベースB上に立設した第三シリンダユニット41と、装置フレームF2に取り付けられた第四シリンダユニット42とから構成される。そして、本実施形態では、第三シリンダユニット41のユニット端部から上方に向かって進退可能に突出したシリンダ軸41Aの先端部に、前記第一冶具1を取り付け、第四シリンダユニット42の端部から下方に向かって進退可能に突出したシリンダ軸42Aの先端部に、前記第二冶具2を取り付けてある。
従って、第三シリンダユニット41のシリンダ軸41Aが上昇し、かつ第四シリンダユニット42のシリンダ軸42Aが下降することにより、第一冶具1と第二冶具2は相対的に接近し、その間に介在する被検品Wは第一冶具1と第二冶具2とで挟持され、これらの両冶具1、2に被検品Wが押し付けられる。
減圧手段7は、第一室5に連通する第一冶具1の吸引孔71(図4参照)と、この吸引孔71に吸引ホース72を介して接続された真空吸引装置73とからなり、真空吸引装置73が吸引孔71と吸引ホース72を通じて第一室5の室内エアーを吸引することにより、第一室5は設定値まで減圧され負圧になる。
前記のように第一室5が負圧になることで、第一冶具1の窪み面1Aの縁部表面1Sと被検品Wの凹面W1の裏面WSとの密着力は高まり、第一室5の密封状態は強固になる。従って、リーク検査のために別途特殊な密封構造を設ける必要はない。
なお、本実施形態においては、第一冶具1の吸引孔71に連通するように接続されたアナログ式真空圧力計74によって、作業者が容易に第一室5の気圧を監視できるようにしてある。
また、本実施形態では、真空吸引装置73の一例として、空気噴出ノズルによる吸引作用を利用したエジェクタ75を用いる方式を採用したが、これに限定されることはなく、真空ポンプ装置や、簡便なピストンを引いて短時間に一定値以上まで減圧する装置など、公知の方式を採用することができる。
計測手段8は、第二室6に連通する第二冶具2の計測孔81(図4参照)と、計測孔81に連通する計測ホース82と、計測ホース82に接続された計測器83とからなり、計測孔81と計測ホース82を通じて計測器83で第二室6の気圧変化を計測する。
この種の計測器83としては各種考えられるが、本リーク検査装置M1では、アナログ式真空圧力計(気圧表示計)83Aとデジタル式真空圧力計83Bを採用した。
アナログ式真空圧力計83Aは、大きな指針で第二室6の気圧を指し示すことにより、作業者が第二室6の気圧変化を目視で容易に監視できるようにしている。
デジタル式真空圧力計83Bは、第二室6の気圧をデジタルで表示するとともに、第二室6の気圧変化が設定値を超えたときに、所定の信号を出力する信号出力手段84を有するものなど、市販品を採用することができる。尚、第二室6の気圧変化の設定値については、デジタル式真空圧力計83Bの図示しないボタン操作により設定することができ、その設定の変更も図示しないボタン操作により行うことができる。
本リーク検査装置M1は、更に、第一室5と第二室6のそれぞれの室内を大気に開放する大気開放手段9A、9Bを備えている。
本実施形態では、特に計測手段8による計測終了後であって第二冶具2が上昇する前に予め、第二室6の大気開放手段9Bによって第二室6が大気圧となるようにしている。これは第二室6が負圧になった場合に、被検品Wが第二冶具2に密着したまま剥がれないので、これを防止するためである。
また、本実施形態では、計測手段8による計測終了後であって第一冶具1が下降する前に予め、減圧手段7による第一室5の減圧を停止し、第一室5の大気開放手段9Aによって第一室5が大気圧となるようにしている。これは、第一室5が負圧のままであると被検品Wが第一冶具1に密着したまま剥がれないので、これを防止するためである。
第一室5の大気開放手段9Aは、真空吸引装置として設けたエジェクタ75による吸引動作を停止することにより、自動的に吸引ホース72を通じて第一室5に大気が導入されて第一室5を大気圧にするように構成してある。また、第二室6の大気開放手段9Bは、計測ホース82と計測孔81の接続部に設置し、計測孔81を通じて第二室6に大気を導入して第二室6を大気圧にするように構成してある。
本リーク検査装置M1は、更に、リークが検知された被検品を不良品として一対の支持レール31、32上から排除する手段として、図6(a)(b)に示す不良品排除手段10を有する。
不良品排除手段10は、第二室6の気圧変化が設定値を上回ったときに信号を出力する信号出力手段11(図3参照)と、他方の支持レール32の一部を欠落させたレール欠落部12と、レール欠落部12を補うように配置された補足レール13と、補足レール13を下向きに傾斜させる傾斜手段14とからなる。
信号出力手段11については、先に説明したデジタル式真空圧力計83Bに内蔵されている信号出力手段84を使用する。
レール欠落部12については、一対の支持レール31、32のうち、他方の支持レール32の途中を切り欠いて形成してある。
補足レール13は、レール欠落部12より少し短いレールの一端部をヒンジ部15によって支持レール31の下面に取り付け、ヒンジ部15のヒンジ軸(15A)を基点として下向きに所定角度で傾斜できるように設けている。
また、この補足レール13は、不良品の排除時のみ下向に傾斜し、それ以外の時は一方の支持レール32と連続するように配置されてレール欠落部12を補うようになっている。さらに、本実施形態では、支持レール32のレール欠落部12において、そのレール欠落端32Aに被検品Wが搬送時に引っ掛かることを防止するため、図6(b)のようにレール欠落部12を補っている状態にあるときの補足レール13は、少しだけ斜め上に持ち上がっていて、その補足レール13先端部がレール欠落端32Aより若干高い位置に配置されるようにしている。
傾斜手段14は、ヒンジ部15のヒンジ軸15Aと並行に補足レール13の下面に取り付けた第一支持ピン16Aと、同じくヒンジ軸15Aと並行に支持レール31の下面に取り付けた第二支持ピン16Bと、第一支持ピン16Aと第二支持ピン16Bとの間に配置された第五シリンダユニット17とからなる。第五シリンダユニット17のユニット端部から進退可能に突出したシリンダ軸17Aの先端部は、第一支持ピン16Aに回転可能に取り付けられ、第五シリンダユニット17の後端部は、第二支持ピン16Bに回転可能に取り付けられている。
そして、前記のような第五シリンダユニット17のシリンダ軸17Aを図6の位置から右方向へ押出す力により、補足レール13は図6(b)の二点破線で示すようにヒンジ軸15Aを基点として下向に傾斜する。この補足レール13が下向に傾斜することで、他方の支持レール32の途中にレール欠落部12が表れる。そして、そのレール欠落部12を不良品が通るときに、不良品はその片側だけが一方の支持レール31で支持されることになって図6(c)のようにバランスを失い、下方に落下し排除される。
なお、不良品の排除が終了したら、第五シリンダユニット17のシリンダ軸17Aが引っ込むことにより、前記補足レール13は傾斜前の元の状態に配置され、前記レール欠落部12は補足レール13によって補われるから、リークのない良品がレール欠落部12から落下することはない。
次に、上記の如く構成された本プルタブ付き封止栓・製造装置の動作について図1ないし図7を基に説明する。
<リーク検査の準備>
初めに、図1に示すリーク検査ステーションS1の前段において、図示しないパーツフィーダと単軸ロボットとによって一対の支持レール31、32上に被検品W(封止栓本体)が一つずつ供給される。この供給された被検品Wは、図4のようにその凹面W1が一対の支持レール31、32間に入り込み、かつ、その凹面W1の縁部が一対の支持レール31、32上に乗っかるような姿勢になっている。
前記被検品Wの供給動作に連動して、図5の位置(送り開始位置)にある送りアーム33が図5の二点破線で示す位置(送り終了位置)まで前進しつつ開いていく。最初に供給された被検品Wは、その前進しながら開いていく送りアーム33で後方から押されて一対の支持レール31、32上を進み、リーク検査ステーションS1に入って図3のように第一冶具1と第二冶具2との間で止まる。
次に、図3に示すように待機位置にある第一冶具1が上昇し、第一冶具1の図示しないOリング又は弾性体のパッキングが被検品Wの裏面WBに接触した後、第一冶具1はその上昇を停止する。このとき、被検品Wは支持レール31、32上に載っているが僅かに浮く。この間に、送り終了位置にある送りアーム33は、閉じながら後退して元の位置(送り開始位置)に戻る。
前記のような第一冶具1の上昇と同時に若しくはやや遅れて、図3に示すように待機位置にある第二冶具2が下降し、この第二冶具2は被検品Wを上方から第一冶具1に押し付けて止まる。これにより、被検品Wの裏面WBは、その押付け力によって、図示しないOリング又は弾性体のパッキングを介して第一次具1の窪み面1Aの縁部表面1Sに密着し(図4参照)、第一室5が区画形成される。この一方、第二冶具2の鏡面2Aが被検品Wの凹面W1の縁部表面WSに密着することにより、第二室6が区画形成される。なお、第一冶具1の上昇圧は第二冶具2の下降圧より大きく設定されるので、第二冶具2の押圧力で第一冶具1が沈み込むことはない。
<リーク検査の実行>
以上のように第一室5と第二室6が区画形成された時点から、減圧手段7による第一室5の減圧と計測手段8による第二室6の気圧変化の計測とが併行してスタートする。このスタートから所定判定時間を経過した時点で、第二室6の気圧変化が設定値を上回ったら、デジタル式真空圧力計83Bの信号出力手段84(11)から信号が出力されるが、第二室6の気圧変化が設定値を上回っていないなら、当該信号は出力されない。
かかる信号が出力されるということは、例えば被検品Wの凹面W1に許容範囲を超えたリークがあって、そのリーク箇所から第二室6のエアーが減圧された第一室5側に漏れ、第二室6が大気圧から減圧されて負圧になっていることを意味する。
一方、被検品Wの凹面W1にリークがなければ、第二室6から第一室5へエアーが漏れることもないので、第二室6の気圧変化は生じない。従って、かかる信号が出力されないということは、被検品Wの凹面W1に許容範囲を超えるようなリークは存在しないことを意味する。
本リーク検査装置M1におけるリーク検査は、以上の説明のとおり、減圧手段7により第一室5を減圧し、減圧時に計測手段83により第二室6の気圧変化を計測し、その気圧変化に基づいてリークの有無を検知するものである。
<リーク検査実行後の動作>
次に、減圧手段7のエジェクタによる吸引動作を停止し、大気開放手段9A、9Bによって第一室5と第二室6の室内がいずれも大気圧になった後、第一冶具1は下降して図3の待機位置に戻り、第二冶具2は上昇して図3の待機位置に戻る。そして、再び送りアーム33が前進しつつ開き、後退しながら閉じる。リーク検査済みの被検品Wは、その前進しながら開いていく送りアーム33で後方から押されて一対の支持レール31、32上を進み、リーク検査ステーションS1の外に出て次の組立てステーションS2へ向かう。
リークが検知された被検品Wは、以上のようにリーク検査ステーションS1から組立てステーションS2に向かう途中で、不良品として排除される。
すなわち、リーク検査で上記信号が出力された場合には、許容範囲を超えるリークがあったものとして、その信号に基づいて補足レール13が図6(b)の二点破線で示すように傾斜することでレール欠落部12が表れ、このレール欠落部12において当該被検品Wはバランスを失って下方に落下し排除される。一方、リーク検査で上記信号が出力されなかった場合には、補足レール13は傾斜せず、当該被検品Wは補足レール13上を通過して次の組立てステーションS2に向かうことができる。従って、リーク検査をパスした良品の被検品Wだけが図1の組立てステーションS2に送られることになる。
<組立てステーションの動作>
組立てステーションS2に無事に到着した被検品Wは、最初に、キャップ供給部S2−1において、その凹面W1の上にキャップCが載せられる。このキャップCの供給も、被検品Wの供給と同じく図示しないパーツフィーダと単軸ロボットにより行なわれる。
その後、再び送りアーム33が前進しつつ開き、後退しながら閉じる。キャップCを載せた被検品Wは、その前進しながら開いていく送りアーム33で後方から押されて一対の支持レール31、32上を進み、キャップ締結部S2−2へ向かう。
キャップ締結部S2−2では、被検品Wの下方から上昇してきた保持・回転ホルダHが当該被検品Wを保持し、これと略同時若しくは多少遅れて当該キャップCの上方から下降してきた一対の係合爪Nが図7のようにキャップC上面の一対の円弧状スリットC1にそれぞれ入り込む。この状態において、保持・回転ホルダHによって被検品Wを回転させることにより、被検品Wの凹面W1の外周ネジ部W2(図2(a)参照)とキャップCの内周ネジ部C2(図2(a)参照)とが嵌合し、被検品Wの凹面W1にキャップCが取り付けられて、プルタブ付き封止栓CWが完成する。
前記実施形態では、プルタブ付き封止栓CWの封止栓本体を被検品Wとし、その封止栓本体の凹面W1のリークを検査する例について説明したが、本考案に係るリーク検査装置はその例に限定されることはなく、凹面を有する樹脂パーツを被検品とし、その凹面にリークが存在するか否かを検査する場合に広く適用することができる。
図1は本考案に係るリーク検査装置を適用したプルタブ付き封止栓・製造装置の概略説明図である。 図2(a)はプルタブ付き封止栓の構成パーツである樹脂製の封止栓本体とそのキャップの断面図、同図(b)はプルタブ付き封止栓の組立て完成断面図である。 図3は、本考案に係るリーク検査装置の斜視図である。 図4は、図3のリーク検査装置を構成する押圧冶具、受冶具、及びこれらの冶具で挟まれた封止栓本体(被検品)の断面図である。 図5は、搬送手段を上方から見たときの一部破断図である。 図6(a)は不良品排除手段の平面図、同図(b)は(a)中のb矢視図、同図(c)は(a)中のc矢視図である。 組立てステーションのキャップ締結部におけるキャップ取付け動作の説明図。
符号の説明
1 第一次具
1A 第一冶具の窪み面
1S 窪み面の縁部表面
2 第二冶具
2A 鏡面
3 搬送手段
31、32 一対の支持レール
32A レール欠落端
33 間欠送りレバー
34 第一シリンダユニット
34A 第一シリンダユニットのシリンダ軸
35 第二シリンダユニット
35A 第二シリンダユニットのシリンダ軸
36 第一ロッド
37 第二ロッド
38A ピン軸
38B 固定ピン
39 嵌合部
4 冶具移動手段
41 第三シリンダユニット
41A 第三シリンダユニットのシリンダ軸
42 第四シリンダユニット
42A 第四シリンダユニットのシリンダ軸
5 第一室
6 第二室
7 減圧手段
71 吸引孔
72 吸引ホース
73 真空吸引装置
74 アナログ式真空圧力計
75 エジェクタ
8 計測手段
81 計測孔
82 計測ホース
83 計測器
83A アナログ式真空圧力計
83B デジタル式真空圧力計
9A 第一室の大気開放手段
9B 第二室の大気開放手段
10 不良品排除手段
11 信号出力手段
12 レール欠落部
13 補足レール
14 傾斜手段
15 ヒンジ部
15A ヒンジ軸
16A 第一支持ピン
16B 第二支持ピン
17 第五シリンダユニット
17A 第五シリンダユニットのシリンダ軸
S1 リーク検査ステーション
S2 組立てステーション
M1 リーク検査装置
C キャップ
W 被検品(封止栓本体)
W1 被検品の凹面
WB 凹面の裏面
CW プルタブ付き封止栓
PT プルタブ
F1、F2 装置フレーム
B 装置ベース

Claims (7)

  1. 凹面を有する樹脂パーツを被検品とし、その凹面にリークが存在するか否かを検査するリーク検査装置であって、
    前記リーク検査装置は、
    窪み面を有する第一冶具と、
    前記第一冶具の窪み面と対向する第二冶具と、
    前記第一冶具と第二冶具の間に前記被検品を搬送する搬送手段と、
    前記第一冶具と第二冶具を相対的に接近させ前記被検品に押し付ける冶具移動手段と、
    前記第一冶具と前記被検品との間に区画形成される第一室と、
    前記第二冶具と前記被検品との間に区画形成される第二室と、
    前記第一室を減圧する減圧手段と、
    前記第二室の気圧変化を計測する計測手段と、
    を備え、
    前記第一冶具は、その窪み面の縁部がリーク検査時に前記被検品の凹面の裏面に押し付けられて密着することにより、その窪み面と前記被検品の凹面の裏面とで前記第一室を区画形成し、
    前記第二冶具は、前記第一冶具との対向面が鏡面になっていて、この鏡面がリーク検査時に前記被検品の凹面の縁部表面に密着することにより、その鏡面と前記被検品の凹面とで前記第二室を区画形成し、
    前記リーク検査は、前記減圧手段により前記第一室を減圧し、減圧時に前記計測手段により前記第二室の気圧変化を計測し、その第二室の気圧変化に基づいてリークの存否を検知すること
    を特徴とするリーク検査装置。
  2. 前記搬送手段は、
    前記被検品をスライド可能に載せて支持する一対の支持レールと、
    前記一対の支持レール上の被検品を搬送するための間欠送りレバーと
    を備え、
    前記間欠送りレバーは、
    前記一方の支持レールに沿って前進しつつ当該支持レールの裏面から他方の支持レールに向かって開き、かつ、後退しながら閉じるように構成され、
    前記間欠送りレバーが前進しながら開いていくときに前記被検品を後方から押す方式で搬送すること
    を特徴とする請求項1に記載のリーク検査装置。
  3. 前記リーク検査装置は、更に、リークが検知された被検品を不良品として一対の支持レール上から排除する不良品排除手段を有し、
    前記不良品排除手段は、
    前記第二室の気圧変化が設定値を上回ったときに信号を出力する信号出力手段と、
    前記支持レールの一部を欠落させたレール欠落部と、
    前記レール欠落部を補うように配置された補足レールと、
    前記補足レールを下向きに傾斜させる傾斜手段とからなり、
    前記傾斜手段は、前記信号に基づいて前記補足レールを下向きに傾斜させ、
    前記不良品は、下向きに傾斜した前記補足レールの箇所でバランスを失って下方に落下し排除されること
    を特徴とする請求項2に記載のリーク検査装置。
  4. 前記第一冶具と第二冶具は昇降可能に設けられていて、第一冶具が上昇し第二冶具が下降することにより、第一冶具と第二冶具で被検品を挟み、その被検品の上面に前記第一室が区画形成され、その被検品の裏面に前記第二室が区画形成されること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のリーク検査装置。
  5. 前記リーク検査装置は、更に、前記第一室と第二室のそれぞれの室内を大気に開放する大気開放手段を具備し、
    前記計測手段による計測終了後であって前記第二冶具が上昇する前に、前記第二室の大気開放手段によって第二室が大気圧となり、
    前記計測手段による計測終了後であって前記第一冶具が下降する前に、前記減圧手段による第一室の減圧を停止し、前記第一室の大気開放手段によって第一室が大気圧となること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のリーク検査装置。
  6. 前記減圧手段は、第一室に連通する第一冶具の吸引孔と、この吸引孔に吸引ホースを介して接続された真空吸引装置とからなり、真空吸引装置が吸引孔と吸引ホースを通じて第一室の室内エアーを吸引することにより、第一室は設定値まで減圧され負圧になること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のリーク装置。
  7. 前記計測手段は、前記第二室に連通する第二冶具の計測孔と、この計測孔に連通する計測ホースと、計測ホースに接続された計測器とからなること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のリーク検査装置。
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