JP3141462B2 - 無線電話装置 - Google Patents
無線電話装置Info
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- JP3141462B2 JP3141462B2 JP30439791A JP30439791A JP3141462B2 JP 3141462 B2 JP3141462 B2 JP 3141462B2 JP 30439791 A JP30439791 A JP 30439791A JP 30439791 A JP30439791 A JP 30439791A JP 3141462 B2 JP3141462 B2 JP 3141462B2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機能と
携帯電話機能を備えた無線電話装置に関するものであ
る。
携帯電話機能を備えた無線電話装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、無線電話装置は急速に普及してき
ている。しかし、無線電話装置での通話は料金が高価で
あるという問題点があり、料金の安価である固定網回線
と接続されるコードレス電話装置との複合無線電話装置
として利用されている場合が多い。
ている。しかし、無線電話装置での通話は料金が高価で
あるという問題点があり、料金の安価である固定網回線
と接続されるコードレス電話装置との複合無線電話装置
として利用されている場合が多い。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の複合無線
電話装置について説明を行う。図3は従来の複合無線電
話装置のブロック構成図であり、1は無線信号の変調と
復調を行う無線部、2は外部の音声信号を取り込むマイ
ク、3は外部へ音声信号を出力するスピーカ、4は音声
信号及び機器制御データ信号の処理を行う音声/データ
処理部、5はコードレス電話の親機と通信可能か否かの
検出をするコードレス電話信号検出部、6はキー入力を
行うキー入力部、7は無線電話装置全体を制御する制御
部、8は無線電話モードとコードレス電話モードの通話
モード切換スイッチである。
電話装置について説明を行う。図3は従来の複合無線電
話装置のブロック構成図であり、1は無線信号の変調と
復調を行う無線部、2は外部の音声信号を取り込むマイ
ク、3は外部へ音声信号を出力するスピーカ、4は音声
信号及び機器制御データ信号の処理を行う音声/データ
処理部、5はコードレス電話の親機と通信可能か否かの
検出をするコードレス電話信号検出部、6はキー入力を
行うキー入力部、7は無線電話装置全体を制御する制御
部、8は無線電話モードとコードレス電話モードの通話
モード切換スイッチである。
【0004】以上のように構成された従来の無線電話装
置を用いて発呼を行う場合に動作を説明する。
置を用いて発呼を行う場合に動作を説明する。
【0005】操作者は、まず無線電話モードで待機する
か、コードレス電話モードで待機するかを通話モード切
換スイッチ8で選択する必要がある。これは、無線電話
の待機状態において無線電話機が基地局と信号の交換を
行い、現在無線電話が使われていることの確認、若しく
は位置の登録を行うため無線電話とコードレス電話の両
方同時に待ち受け状態になれないため必要である。ま
た、この通話モード切換スイッチ8では、発呼する際に
無線電話に発呼するか、またはコードレス電話に発呼す
るか、またはコードレス電話に発呼し、コードレス電話
の親機が電波の届く範囲になければ無線電話に発呼する
かの通話モード設定をも行う。通話モードの設定は通話
料金と通話開始までにかかる時間と通話ができる可能性
を考慮して操作者が設定する。
か、コードレス電話モードで待機するかを通話モード切
換スイッチ8で選択する必要がある。これは、無線電話
の待機状態において無線電話機が基地局と信号の交換を
行い、現在無線電話が使われていることの確認、若しく
は位置の登録を行うため無線電話とコードレス電話の両
方同時に待ち受け状態になれないため必要である。ま
た、この通話モード切換スイッチ8では、発呼する際に
無線電話に発呼するか、またはコードレス電話に発呼す
るか、またはコードレス電話に発呼し、コードレス電話
の親機が電波の届く範囲になければ無線電話に発呼する
かの通話モード設定をも行う。通話モードの設定は通話
料金と通話開始までにかかる時間と通話ができる可能性
を考慮して操作者が設定する。
【0006】
【表1】
【0007】各通話モードにおけるメリット、デメリッ
トを表1に示す。
トを表1に示す。
【0008】操作者が発呼を行う場合、キー入力部6か
らダイヤルデータを入力する。制御部7は通話モード切
換スイッチ8から、無線電話モードで発呼するか、又は
コードレス電話モードで発呼するか、或いはコードレス
電話で発呼し発呼できなければ無線電話に発呼するかの
設定を読み込み、無線電話で発呼するかコードレス電話
で発呼するかを決定し、発呼動作を開始する。
らダイヤルデータを入力する。制御部7は通話モード切
換スイッチ8から、無線電話モードで発呼するか、又は
コードレス電話モードで発呼するか、或いはコードレス
電話で発呼し発呼できなければ無線電話に発呼するかの
設定を読み込み、無線電話で発呼するかコードレス電話
で発呼するかを決定し、発呼動作を開始する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の無線電話装置では、コードレス電話のみの通話
モードになっていた場合、コードレス電話の親機が近く
にないところで緊急発信(例えば、日本では110及び
119発信、米国では911発信)をしようとしたとき
に発呼できないという問題点があった。
た従来の無線電話装置では、コードレス電話のみの通話
モードになっていた場合、コードレス電話の親機が近く
にないところで緊急発信(例えば、日本では110及び
119発信、米国では911発信)をしようとしたとき
に発呼できないという問題点があった。
【0010】本発明は上記課題を解決し、コードレス電
話のみの通話モードでもセルラーシステムでの緊急発信
が可能な無線電話を提供することを目的としている。
話のみの通話モードでもセルラーシステムでの緊急発信
が可能な無線電話を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課
題を解決するために、コードレス親機のみとの通信モー
ドで、緊急発信要請があった場合にコードレス親機との
通信ができない時には、コードレス親機のみとの通信モ
ードでであっても無線電話サービス網を利用して緊急発
信を行う。
題を解決するために、コードレス親機のみとの通信モー
ドで、緊急発信要請があった場合にコードレス親機との
通信ができない時には、コードレス親機のみとの通信モ
ードでであっても無線電話サービス網を利用して緊急発
信を行う。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成により、通話モードの如
何に関わらず、緊急発信ができるものである。
何に関わらず、緊急発信ができるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0014】図1において、9は無線信号の変調と復調
を行う無線部、10は外部の音声信号を取り込むマイ
ク、11は外部へ音声信号を出力するスピーカ、12は
音声信号及び機器制御データ信号の処理を行う音声/デ
ータ処理部、13はコードレス電話の親機と通信可能か
否かの検出をするコードレス電話信号検出部、14はキ
ー入力を行うキー入力部、15は無線電話装置全体を制
御する制御部、16は無線電話モードとコードレス電話
モードの通話モード切換スイッチ、17はキー入力部か
らの入力ダイヤルデータが緊急ダイヤルであるか判定す
る緊急ダイヤル判定部である。
を行う無線部、10は外部の音声信号を取り込むマイ
ク、11は外部へ音声信号を出力するスピーカ、12は
音声信号及び機器制御データ信号の処理を行う音声/デ
ータ処理部、13はコードレス電話の親機と通信可能か
否かの検出をするコードレス電話信号検出部、14はキ
ー入力を行うキー入力部、15は無線電話装置全体を制
御する制御部、16は無線電話モードとコードレス電話
モードの通話モード切換スイッチ、17はキー入力部か
らの入力ダイヤルデータが緊急ダイヤルであるか判定す
る緊急ダイヤル判定部である。
【0015】以上のように構成された無線電話装置を用
いて発呼を行う場合について、以下その動作を説明す
る。
いて発呼を行う場合について、以下その動作を説明す
る。
【0016】操作者が発呼を行う場合、キー入力部14
からダイヤルデータを入力し、制御部15に送信する。
制御部15は通話モード切換スイッチ16から通話モー
ドを読み込み、無線電話で発呼するか、コードレス電話
で発呼するか、コードレス電話の親機が電波の届く範囲
になくコードレス電話での発呼ができないときは無線電
話に発呼するかを決定する。無線電話で通話するモード
の時は、制御部15がデジタルデータを音声/データ処
理部12に出力し、音声データ処理部12でデジタルデ
ータをモデム信号などのアナログデータに変換し、無線
部9から電波として出力し、基地局からの電波は無線部
9でアナログ信号に変換され、音声データ処理部12で
デジタル信号に変換され、制御部15で入力した無線電
話の通信プロトコルにしたがったデータで入力ダイヤル
データを送信することにより発呼を行う。コードレス電
話の親機が電波の届く範囲にない場合、無線電話で通話
するモードの時は、コードレス電話検出部13でコード
レス電話の親機が電波の届く範囲にあるか検知し、範囲
にあればコードレス電話で無線電話でのデータ送受信方
法と同様な方法で発呼する。電波の届く範囲になければ
無線電話で発呼する。通話モードがコードレス電話のみ
の時は、緊急ダイヤル判定部17で入力されたダイヤル
データが緊急ダイヤルであるかを判定する。判定の方法
は日本であれば、110番、あるいは119番であるか
どうか、米国であれば911番であるかどうかで判定を
行う。また、図2に示すように、操作者毎に緊急ダイヤ
ル先を緊急ダイヤルメモリ18に設定できるようにして
おいて、緊急時に会社、自宅などの連絡先に発呼できる
ようにしても良い。緊急ダイヤルメモリ18以外の構成
は図1と同様であり、まずコードレス電話検出部13で
コードレス電話の親機が電波の届く範囲にあるか検知
し、範囲にあればコードレス電話で発呼する。電波の届
く範囲になければ無線電話で発呼する。
からダイヤルデータを入力し、制御部15に送信する。
制御部15は通話モード切換スイッチ16から通話モー
ドを読み込み、無線電話で発呼するか、コードレス電話
で発呼するか、コードレス電話の親機が電波の届く範囲
になくコードレス電話での発呼ができないときは無線電
話に発呼するかを決定する。無線電話で通話するモード
の時は、制御部15がデジタルデータを音声/データ処
理部12に出力し、音声データ処理部12でデジタルデ
ータをモデム信号などのアナログデータに変換し、無線
部9から電波として出力し、基地局からの電波は無線部
9でアナログ信号に変換され、音声データ処理部12で
デジタル信号に変換され、制御部15で入力した無線電
話の通信プロトコルにしたがったデータで入力ダイヤル
データを送信することにより発呼を行う。コードレス電
話の親機が電波の届く範囲にない場合、無線電話で通話
するモードの時は、コードレス電話検出部13でコード
レス電話の親機が電波の届く範囲にあるか検知し、範囲
にあればコードレス電話で無線電話でのデータ送受信方
法と同様な方法で発呼する。電波の届く範囲になければ
無線電話で発呼する。通話モードがコードレス電話のみ
の時は、緊急ダイヤル判定部17で入力されたダイヤル
データが緊急ダイヤルであるかを判定する。判定の方法
は日本であれば、110番、あるいは119番であるか
どうか、米国であれば911番であるかどうかで判定を
行う。また、図2に示すように、操作者毎に緊急ダイヤ
ル先を緊急ダイヤルメモリ18に設定できるようにして
おいて、緊急時に会社、自宅などの連絡先に発呼できる
ようにしても良い。緊急ダイヤルメモリ18以外の構成
は図1と同様であり、まずコードレス電話検出部13で
コードレス電話の親機が電波の届く範囲にあるか検知
し、範囲にあればコードレス電話で発呼する。電波の届
く範囲になければ無線電話で発呼する。
【0017】
【発明の効果】本発明は、コードレス親機との通信モー
ドで、緊急発信要請があった場合にコードレス親機との
通信ができない時には、コードレス親機との通信モード
でであっても無線電話サービス網を利用して緊急発信を
行うので、信者が意図しなくとも、緊急発信がなされる
ようになるので、緊急発信を行おうとするような緊迫し
た状況において、設定していたモードによる通信が行え
ない状況においても、モードを切り替えるというような
わずらわしい操作を必要とする事がなくなる。
ドで、緊急発信要請があった場合にコードレス親機との
通信ができない時には、コードレス親機との通信モード
でであっても無線電話サービス網を利用して緊急発信を
行うので、信者が意図しなくとも、緊急発信がなされる
ようになるので、緊急発信を行おうとするような緊迫し
た状況において、設定していたモードによる通信が行え
ない状況においても、モードを切り替えるというような
わずらわしい操作を必要とする事がなくなる。
【図1】本発明の一実施例における無線電話機の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図2】同無線電話機の構成を示すブロック図
【図3】従来の無線電話装置のブロック図
9 無線部 10 マイク 11 スピーカ 12 音声/データ処理部 13 コードレス電話検出部 14 キー入力部 15 制御部 16 通話モード切換スイッチ 17 緊急ダイヤル検出部
Claims (1)
- 【請求項1】 コードレス親機及び無線電話サービス網
との通信が可能な無線部と、 コードレス親機のみとの通信を行う第1のモードと無線
電話サービス網のみとの通信を行う第2のモードとの切
替を行う切替手段と、 前記切替手段が第1のモードに切り替わっている場合、
前記無線部を制御してコードレス親機との通信を可能と
し、 前記切替手段が第2のモードに切り替わっている場合、
前記無線部を制御して無線電話サービス網と通信を可能
とすると共に、 前記前記切替手段が第1のモードであった場合に、緊急
発信要請があった場合にコードレス親機との通信ができ
ない時には第1のモードであっても無線電話サービス網
へ自動的に発信を行う制御手段とを備えた ことを特徴と
する無線電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30439791A JP3141462B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30439791A JP3141462B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 無線電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05145475A JPH05145475A (ja) | 1993-06-11 |
JP3141462B2 true JP3141462B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=17932527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30439791A Expired - Fee Related JP3141462B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 無線電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141462B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6302155B2 (ja) * | 2012-05-16 | 2018-03-28 | 京セラ株式会社 | 通信装置、制御方法、プログラム、通信モジュール、及びコントローラ |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP30439791A patent/JP3141462B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05145475A (ja) | 1993-06-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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