JP3141445B2 - 密閉形鉛蓄電池 - Google Patents
密閉形鉛蓄電池Info
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- JP3141445B2 JP3141445B2 JP03253369A JP25336991A JP3141445B2 JP 3141445 B2 JP3141445 B2 JP 3141445B2 JP 03253369 A JP03253369 A JP 03253369A JP 25336991 A JP25336991 A JP 25336991A JP 3141445 B2 JP3141445 B2 JP 3141445B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode plate
- positive
- plates
- electrode
- sealed lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は極板間での内部短絡を防
止するように極板群を配置した密閉形鉛蓄電池に関す
る。
止するように極板群を配置した密閉形鉛蓄電池に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、メンテナンスフリー化を推進する
ため、密閉形鉛蓄電池の用途が拡大している。
ため、密閉形鉛蓄電池の用途が拡大している。
【0003】以下に、従来の密閉形鉛蓄電池の構成を図
面を参照しながら説明する。図5に従来の極板の構成を
示す。図に示すように極板の格子枠骨部10の内側に活
物質部11が、上部には極板の耳部9がある。この極板
を図6に示すようにU字形セパレータ14の中には正極
板12を入れ、U字形セパレータ14の間には負極板1
3を挟んだ構造となる。正極12と負極板13の形状は
図5に示すように、極板は断面が長方形の形状をしてい
る。
面を参照しながら説明する。図5に従来の極板の構成を
示す。図に示すように極板の格子枠骨部10の内側に活
物質部11が、上部には極板の耳部9がある。この極板
を図6に示すようにU字形セパレータ14の中には正極
板12を入れ、U字形セパレータ14の間には負極板1
3を挟んだ構造となる。正極12と負極板13の形状は
図5に示すように、極板は断面が長方形の形状をしてい
る。
【0004】このような従来の構成では、電池を組み立
て後に、電池の内部短絡を発生することが多い。この短
絡の原因は、極板中の活物質の脱落によるものが多い。
これは脱落した活物質粒子が隣接する極板に付着して極
板間に橋渡しをして短絡する。図7は従来の極板群を上
から見た構成を示し、図7の正,負の極板アのように本
来ならセパレータの中に収納されているべき極板が図7
の正,負の極板イのように両極板がセパレータの中央か
らずれて同方向に片寄っている。このような構成のとき
に活物質が脱落すると、内部短絡を引き起こす確率が高
くなってくる。これは結局極板の片寄りによって極板間
の距離が近くなるためである。図7に示すように極板間
の最短距離はXしかない。
て後に、電池の内部短絡を発生することが多い。この短
絡の原因は、極板中の活物質の脱落によるものが多い。
これは脱落した活物質粒子が隣接する極板に付着して極
板間に橋渡しをして短絡する。図7は従来の極板群を上
から見た構成を示し、図7の正,負の極板アのように本
来ならセパレータの中に収納されているべき極板が図7
の正,負の極板イのように両極板がセパレータの中央か
らずれて同方向に片寄っている。このような構成のとき
に活物質が脱落すると、内部短絡を引き起こす確率が高
くなってくる。これは結局極板の片寄りによって極板間
の距離が近くなるためである。図7に示すように極板間
の最短距離はXしかない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、極板を群合わせして電池を組立て
た後、万一、極板が横方向や上下方向にずれても、脱落
した活物質による内部短絡を起こさない構成、密閉形鉛
蓄電池を提供することを目的とするものである。
題を解決するもので、極板を群合わせして電池を組立て
た後、万一、極板が横方向や上下方向にずれても、脱落
した活物質による内部短絡を起こさない構成、密閉形鉛
蓄電池を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、極板の対向する二側面もしくは四側面の格
子枠骨部に一方の極板面から他方の極板面にかけて厚み
方向に単調な傾斜を有する正極板および負極板を用い、
前記正,負両極板の間にセパレータを挟み、極板の傾斜
のある面を表として、正,負両極板の表の面が全て同じ
方向を向くように群合わせを行った極板群を用いるよう
にしたものである。
に本発明は、極板の対向する二側面もしくは四側面の格
子枠骨部に一方の極板面から他方の極板面にかけて厚み
方向に単調な傾斜を有する正極板および負極板を用い、
前記正,負両極板の間にセパレータを挟み、極板の傾斜
のある面を表として、正,負両極板の表の面が全て同じ
方向を向くように群合わせを行った極板群を用いるよう
にしたものである。
【0007】
【0008】
【作用】この構成によれば、極板の側面の格子枠骨部に
極板厚み方向に単調な傾斜を設けてあるために、図4に
示すように正極板6とセパレータ8を介して隣接する負
極板7との最短距離が格子枠骨部の傾斜部4だけ長くな
る。すなわち、図4からわかるように、従来の最短距離
がXであったのがX+xとなり、xだけ長くなる。この
ため、脱落した活物質粒子の大きさではX+xの距離を
またいで両極を短絡することができなくなり、電池の内
部短絡を防止できることとなる。
極板厚み方向に単調な傾斜を設けてあるために、図4に
示すように正極板6とセパレータ8を介して隣接する負
極板7との最短距離が格子枠骨部の傾斜部4だけ長くな
る。すなわち、図4からわかるように、従来の最短距離
がXであったのがX+xとなり、xだけ長くなる。この
ため、脱落した活物質粒子の大きさではX+xの距離を
またいで両極を短絡することができなくなり、電池の内
部短絡を防止できることとなる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例の密閉形鉛蓄電池を
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
【0010】図1(A),(B)に本実施例の密閉形鉛
蓄電池の構成を示す。図に示すように格子枠骨部4の四
側面に極板厚み方向に単調な傾斜を付けた極板を使用す
る。極板の製造法は、鋳造で側面部に傾斜を有する格子
枠骨部4を作製し、耳部3を付ける。傾斜のある面を表
の面1、反対側を裏の面2とした。これに硫酸と水と鉛
粉を練り合わせたペーストを充填して正極板6の厚みが
約3.65mm、負極板7の厚みが約1.9mmとなるよう
極板を作製した。
蓄電池の構成を示す。図に示すように格子枠骨部4の四
側面に極板厚み方向に単調な傾斜を付けた極板を使用す
る。極板の製造法は、鋳造で側面部に傾斜を有する格子
枠骨部4を作製し、耳部3を付ける。傾斜のある面を表
の面1、反対側を裏の面2とした。これに硫酸と水と鉛
粉を練り合わせたペーストを充填して正極板6の厚みが
約3.65mm、負極板7の厚みが約1.9mmとなるよう
極板を作製した。
【0011】そして、図2に示すように極板の表の面1
が全て同じ方向を向くようにU字形のセパレータ8を挟
んで群合わせする。6V1.3Ahの電池をこの群合わ
せで1000個試作し、充電後の活物質の脱落が原因で
発生する内部短絡に基づく不良率と極板間距離との関係
を従来の電池と比較した。その結果を図8に示す。図8
の結果からわかるように、本実施例の極板を使用した電
池は極板間最短距離(X+x)は2.3〜2.8mmにな
り、内部短絡発生率は0.6%から0.2%に低下し、
従来の極板を使用するよりも不良率の発生が減少した。
なお、図3は参考例の極板群の構成を示す断面図であ
る。
が全て同じ方向を向くようにU字形のセパレータ8を挟
んで群合わせする。6V1.3Ahの電池をこの群合わ
せで1000個試作し、充電後の活物質の脱落が原因で
発生する内部短絡に基づく不良率と極板間距離との関係
を従来の電池と比較した。その結果を図8に示す。図8
の結果からわかるように、本実施例の極板を使用した電
池は極板間最短距離(X+x)は2.3〜2.8mmにな
り、内部短絡発生率は0.6%から0.2%に低下し、
従来の極板を使用するよりも不良率の発生が減少した。
なお、図3は参考例の極板群の構成を示す断面図であ
る。
【0012】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明によれば、格子枠骨部に極板厚み方向に単調な
傾斜を付け、極板間距離を拡大することにより、極板の
活物質の脱落が原因で発生する内部短絡による不良率を
減少させることができ、電池の品質向上をはかることが
できる。
に本発明によれば、格子枠骨部に極板厚み方向に単調な
傾斜を付け、極板間距離を拡大することにより、極板の
活物質の脱落が原因で発生する内部短絡による不良率を
減少させることができ、電池の品質向上をはかることが
できる。
【図1】(A)は本発明の正,負極板の平面図 (B)は同側面図
【図2】同極板群の構成を示す断面図
【図3】参考例の極板群の構成を示す断面図
【図4】本発明の極板間最短距離を示す断面図
【図5】(A)は従来の正,負極板の平面図 (B)は同側面図
【図6】同極板群の構成を示す垂直断面図
【図7】同位置ずれを起した極板群の構成を示す水平断
面図
面図
【図8】内部短絡発生率と極板間最短距離との関係を示
す図
す図
1 極板の表の面 2 極板の裏の面 3 耳部 4 格子枠骨部 5 活物質部 6 正極板 7 負極板 8 セパレータ X 極板間最短距離 x 本発明の極板の使用により増大する極板間距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥居 正 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−148059(JP,A) 特開 平3−159068(JP,A) 実開 昭61−87460(JP,U) 実開 昭62−175662(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 4/14 - 4/23 H01M 4/73,10/12
Claims (1)
- 【請求項1】 極板の対向する二側面もしくは四側面の
格子枠骨部に一方の極板面から他方の極板面にかけて厚
み方向に単調な傾斜を有する正極板および負極板を用
い、前記正,負両極板の間にセパレータを挟み、極板の
傾斜のある面を表として、正,負両極板の表の面が全て
同じ方向を向くように群合わせを行った極板群を用いて
なる密閉形鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03253369A JP3141445B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 密閉形鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03253369A JP3141445B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 密閉形鉛蓄電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0594835A JPH0594835A (ja) | 1993-04-16 |
JP3141445B2 true JP3141445B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=17250397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03253369A Expired - Fee Related JP3141445B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 密閉形鉛蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141445B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4929524B2 (ja) * | 2000-10-19 | 2012-05-09 | 株式会社Gsユアサ | 制御弁式鉛蓄電池 |
WO2012129900A1 (zh) * | 2011-03-31 | 2012-10-04 | 昆山金鼎新能源科技有限公司 | 一种具有激发式的高能量供电装置 |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP03253369A patent/JP3141445B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0594835A (ja) | 1993-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |