JP3141358U - 帽子 - Google Patents

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株式会社コカジ
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Abstract

【課題】 360°全周にブリムがある帽子であっても、耳当てを、内側使用状態と、外側不使用状態とに、簡単に切替できる帽子を提供する。
【解決手段】クラウン1とブリム2の境界線Gに沿って、貫通スリット部4を左右一対貫設する。
【選択図】図5

Description

本考案は、耳当てを有する帽子に関する。
従来、防寒用のため等の耳当てを有する帽子は、大半が前方にのみつばを有するキャップ型帽子であった(例えば、特許文献1,2参照)。
実公昭63−48657号公報 特開2008−7864号公報
従来から、耳当てを有する帽子の大半がキャップ型であった理由は、耳当て使用状態と不使用状態に切替える際に、仮に、 360°全周につば(ブリム)が存在すると、切替が不可能となるためであった。
従来、無理に耳当てを 360°全周にブリムが存在する帽子に付設すると、常時、耳に当たる使用状態のみの帽子とするか、あるいは、不使用状態で、クラウン内面に取着させる必要があった。
前者では、寒くなるときに不都合であり、後者では、頭の大きさに対して、クラウン内面内径が減少して、被りづらくなる欠点があった。
そこで、本考案は、クラウンと、該クラウンの 360°全周に渡って突設されたブリムとを備えた帽子に於て、上記クラウンとブリムの境界線に沿って貫通スリット部を左右に一対貫設すると共に、該貫通スリット部近傍に基部を取着した耳当てを該貫通スリット部を介して挿通し、上記耳当てを内外各位置に切替可能に構成されている。
また、クラウンと、該クラウンの 360°全周に渡って突設されたブリムとを備えた帽子に於て、上記クラウンとブリムの境界線に沿って三ヶ月状に貫通スリット部を左右に一対貫設すると共に、該貫通スリット部近傍に基部を取着した耳当てを該貫通スリット部を介して挿通し、上記耳当てを、内側使用状態と外側不使用状態となるように内外各位置に切替可能に構成されている。
また、クラウンと、該クラウンの 360°全周に渡って突設されたブリムとを備えた帽子に於て、上記クラウンとブリムの境界線に沿って三ヶ月状に貫通スリット部を左右に一対貫設すると共に、上記ブリムの径方向の継ぎ目を上記貫通スリット部の長手方向中央の位置に配設し、さらに、該貫通スリット部近傍に基部の取着帯片を取着した耳当てを、該貫通スリット部を介して挿通し、上記耳当てを、内側使用状態と外側不使用状態となるように内外各位置に切替可能に構成し、外側不使用状態では上記クラウンの側面上方部位に保持具にて上記耳当てが保持されるように構成されている。
本考案によれば、 360°全周にブリムを備えているにもかかわらず、耳当てを(内側の)使用状態としたり、不使用時には、貫通スリット部から耳当てを挿通して外部へ出して、頭部や顔に全く邪魔とならない外方位置に、簡単に切替できる。
さらに、表裏切替自在とした(いわゆる)リバーシブル帽子として好適である。
このように、 360°全周にブリムを有する帽子でありながら、耳当てを、使用状態と不使用状態に簡単迅速に切替が可能で、使い易く、被り心地も良好で、デザインも優れたものとなる。
以下、図示の実施の形態に基づき本考案を詳説する。
図1と図2の使用状態説明用正面図、図3と図4の要部断面図、図5の要部平面図に於て、本考案の実施の一形態を示す。
帽子Aは、クラウン(冠体)1と、このクラウン1の 360°全周に渡って、水平方向乃至外方下傾状に、突設されたブリム(つば,庇)2とを、備えていると共に、耳当て3,3が付設されている。
クラウン1とブリム2の境界線Gに沿って、左右一対の貫通スリット部4,4が貫設(形成)されている。この貫通スリット部4は三ヶ月状とするのが好ましい(図5参照)。また、ブリム2の径方向の継ぎ目(はぎ目又は合せ目)5は、図5に示す如く、三ヶ月状のスリット部4の長手方向中央位置に配設するのが良い。
つまり、全体的に多数の布片を縫製にて製作される本考案に係る帽子Aでは、所定幅の2枚のブリム形成布片の内周縁6に内周に沿って浅い切欠を形成しておけば、自ら、三ヶ月状に、貫通スリット部4が、他の部位の縫製によって、形成される。
耳当て3は、防寒用として、又は、装飾用として、柔らかい短毛や柔らかい繊維等を外面に有する円盤型や楕円盤型や半円盤型や略正方形盤等とした本体3Aと、取着帯片3Bとを、有する。つまり、耳当て3は、その基部13に取着帯片3Bを有する。
なお、図5では、耳当て3を図示省略して帽子Aの全体を示す。
この耳当て3の基部13(取着帯片3B)を、上記貫通スリット部4の近傍に取着する。
裏面のスウェットバンド(帯体)7の縫製8と同時に、基部13をも縫製するのが望ましい。つまり、この場合は、三ヶ月状貫通スリット部4の上縁の裏面に、基部13(取着帯3B)が、縫製8にて取着される。
図3に於て、9は保持具であり、耳当て3の不使用状態では、クラウン1の側面上方部位に(逆立状に)保持するためのものであって、この保持具9は、具体的には、ボタン10と小輪紐11とから、成っている。即ち、クラウン1の左右各々の側面上方部位に、ボタン10を糸で取着し、他方、耳当て3に於て、取着帯片3Bと上下反対側に、小輪紐11を取着して、係脱自在に、耳当て3を、保持できる。
なお、保持具9としては、雌雄面状ファスナーを使用したり、又は、ホックを用いることも、自由である。
図1と図3、及び、図2と図4に示すように、耳当て3は、貫通スリット部4を介して、内外挿通自在である。つまり、耳当て3は、貫通スリット部4を介して(内から外へ、あるいは、外から内へ)挿通し、耳当て3を、外側不使用状態と、内側使用状態となるように、外内各位置に切替可能に構成されている。
外側不使用状態では、図1と図3に示すように、クラウン1の外側面に、上記保持具9にて、耳当て3が保持され、従来のクラウン内側に取着した耳当てのように被った際の邪魔とは、ならない。
内側使用状態では、図2と図4に示す如く、耳当て3は垂下状態となって、耳を十分に保護できる。つまり、(比較例として)ブリム内面に付設した場合には、ブリム2を下方に大きく傾斜させる必要があったが、本考案では、水平状にまで、ブリム2を拡げても良く、ブリム2の傾斜とデザインの自由度が広がる。
ところで、スウェットバンド7を省略し、かつ、クラウン1(及びブリム2)の内外の生地を、いずれも、外面にも使用可能とした、(いわゆる)リバーシブル帽子Aとした場合に、図4でも、明らかなように、耳当て3は、スリット部4を通して、内外いずれの側にも、移動可能であるので、耳当て付きリバーシブル帽子としても好適である。
なお、帽子Aの形状や、その生地の縫製方法や芯材の有無、耳当て3の構造等は、図面(図1〜図5)以外に設計変更自由であり、図面の実施の形態に限られない。
本考案の実施の一形態を示す使用状態説明用の正面面である。 本考案の実施の一形態を示す使用状態説明用の正面面である。 外側不使用状態の要部断面図である。 内側使用状態の要部断面図である。 平面簡略説明図である。
符号の説明
1 クラウン
2 ブリム
3 耳当て
3B 取着帯片
4 貫通スリット部
5 継ぎ目
9 保持具
13 基部
A 帽子
G 境界線

Claims (3)

  1. クラウン(1)と、該クラウン(1)の 360°全周に渡って突設されたブリム(2)とを備えた帽子に於て、上記クラウン(1)とブリム(2)の境界線(G)に沿って貫通スリット部(4)を左右に一対貫設すると共に、該貫通スリット部(4)近傍に基部(13)を取着した耳当て(3)を該貫通スリット部(4)を介して挿通し、上記耳当て(3)を内外各位置に切替可能に構成されていることを特徴とする帽子。
  2. クラウン(1)と、該クラウン(1)の 360°全周に渡って突設されたブリム(2)とを備えた帽子に於て、上記クラウン(1)とブリム(2)の境界線(G)に沿って三ヶ月状に貫通スリット部(4)を左右に一対貫設すると共に、該貫通スリット部(4)近傍に基部(13)を取着した耳当て(3)を該貫通スリット部(4)を介して挿通し、上記耳当て(3)を、内側使用状態と外側不使用状態となるように内外各位置に切替可能に構成されていることを特徴とする帽子。
  3. クラウン(1)と、該クラウン(1)の 360°全周に渡って突設されたブリム(2)とを備えた帽子に於て、上記クラウン(1)とブリム(2)の境界線(G)に沿って三ヶ月状に貫通スリット部(4)を左右に一対貫設すると共に、上記ブリム(2)の径方向の継ぎ目(5)を上記貫通スリット部(4)の長手方向中央の位置に配設し、さらに、該貫通スリット部(4)近傍に基部(13)の取着帯片(3B)を取着した耳当て(3)を該貫通スリット部(4)を介して挿通し、上記耳当て(3)を、内側使用状態と外側不使用状態となるように内外各位置に切替可能に構成し、外側不使用状態では上記クラウン(1)の側面上方部位に保持具(9)にて上記耳当て(3)が保持されるように構成されていることを特徴とする帽子。
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