JP3140888B2 - 公衆電話機の金庫開閉装置 - Google Patents

公衆電話機の金庫開閉装置

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JP3140888B2
JP3140888B2 JP05219222A JP21922293A JP3140888B2 JP 3140888 B2 JP3140888 B2 JP 3140888B2 JP 05219222 A JP05219222 A JP 05219222A JP 21922293 A JP21922293 A JP 21922293A JP 3140888 B2 JP3140888 B2 JP 3140888B2
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秀夫 田中
修二 木村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硬貨式の公衆電話機に内
蔵されている金庫の盗難防止のための開閉装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】公衆電話機に内蔵されている金庫の出し
入れは、該電話機の側面にある金庫取出口の扉の錠を、
特定の鍵を用いて開閉して行っている。すなわち、金庫
が一杯になるか、あるいは、定期保守時に、定められた
保守者が管理された鍵を持ち公衆電話機の設置場所へ行
き、それぞれの錠に合った鍵を使用して金庫を取出して
硬貨の取り出しを行い集金している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
鍵は何らかの方法で合鍵が作成されて開けられたり、こ
じ開けられたりして硬貨の盗難が発生し収益のマイナス
要因となっている。
【0004】このような盗難を防止する目的で、保守者
以外の人によって開けられた場合には、警報装置が働き
ブザーが鳴動する機構のものもあるが、保守者到着まで
鳴動するため近隣の人に迷惑となるという問題があっ
た。
【0005】本発明は上記の課題を解決するため、従来
の鍵による金庫の管理と、公衆電話機のダイヤルボタン
を利用して、金庫の開閉を行う公衆電話機の金庫開閉装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、金庫取出口の扉に連動する鍵センサを
設け、鍵によって扉を開くと開錠信号が出力されると同
時にブザーが鳴動し、金庫は取出せないようにする。そ
の手段は電話機内部には、金庫を機械的にロックする係
止手段を設けるとともに、ダイヤル信号検出部を設け、
メモリ部に予め登録してある暗証番号を、電話機のダイ
ヤルを用いて前記検出部へ入力して照合し、一致すると
該検出部から一致信号が出力され、制御回路において前
記開錠信号とのANDをとり、その出力により、前記係
止手段に連動するソレノイド磁石を駆動して、ロックを
解除して、金庫が取出せるようにする。
【0007】
【作用】本発明によれば、公衆電話機の金庫開閉装置を
前記のように構成することによって、合鍵等を使って金
庫の取出口の扉を開けると、ブザーが鳴動するのみで、
金庫を取出すことができないので盗難を防止することが
できる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例のブロック図で
ある。
【0009】図1において、は公衆電話機、1は電話
機回路、2は公衆電話機のダイヤル、3は公衆電話機の
金庫、4は金庫取出口の扉、5aは鍵穴、5bは鍵、6
は扉の開閉を確認する鍵センサ、7は暗証番号登録照合
回路、7aは暗証番号を登録するメモリ部、7bはダイ
ヤル信号とメモリ部7aに登録された暗証番号を照合す
るダイヤル信号検出部、8はダイヤル信号検出部7bと
鍵センサ6からの信号が印加されたとき動作する制御回
路、9はソレノイド磁石駆動回路、10はソレノイド磁
石、10aはソレノイド磁石の電機子、11は電機子1
0aに連結された係止片、12は係止片11が挿嵌され
る金庫3に設けた切りかき部、13はブザー、14は電
話回線である。
【0010】まず、金庫を取出す場合から説明する。保
守者は従来と同様に鍵5bを用いて鍵穴5aに鍵を差し
込み回転などの動作を行い、金庫取出口の扉4を開くと
鍵センサ6により扉が開けられたことが確認され、鍵セ
ンサ6は信号(例えば+5Vなど)を制御回路8の入力
端子aに送出する。端子aに前記信号が印加されると制
御回路8の端子cに出力を生じ、ブザー13が鳴動を開
始する。
【0011】次に暗証番号をダイヤル2を用いて打ち込
む。ダイヤル2は公衆電話機のダイヤルであって、ダイ
ヤルボタンを押すことで、ダイヤル信号(例えばプッシ
ュボタン信号)が送出される。
【0012】暗証番号登録照合回路7のメモリ部7aに
は、あらかじめ定められた、暗証番号がダイヤル2を用
いて登録されている。
【0013】ダイヤル信号検出部7bは、ダイヤル2か
らの信号を受けると、該信号とあらかじめ登録してある
暗証番号とを照合し、一致しない場合は、ダイヤル信号
検出部7bから一致信号が出力されないのでブザー13
は鳴動し続ける。
【0014】ダイヤル2から正しい暗証番号が打ち込ま
れると、ダイヤル信号検出部7bは信号(例えば+5V
など)を制御回路8に送出する。制御回路8はすでに入
力端子aに鍵センサ6からの信号が印加されているの
で、入力端子bにダイヤル信号検出部7bからの信号が
印加されると、制御回路8の出力端子cの出力は0にな
りブザー13が鳴動を停止すると同時に、出力端子dに
出力信号(例えば+5Vなど)を生ずる。なお、この状
態で鍵センサ6からの信号が断、すなわち扉を閉めると
制御回路8はリセットされる。
【0015】前記出力端子dから出力される信号はソレ
ノイド磁石駆動回路の動作命令信号であって、ソレノイ
ド磁石駆動回路9は、この信号を受けて動作を開始し、
ソレノイド磁石10が動作に必要な電力(例えば+24
V 0.5Aなど)をソレノイド磁石10に供給する。
ソレノイド磁石10が励磁されると、電機子10aが動
作し、該電機子10aに連結された係止片11が金庫3
に設けた切りかき部12から外れて金庫の係止は解除さ
れ、取出し可能となる。
【0016】集金を終了し、金庫3を公衆電話機1の中
に戻し、金庫取出口の扉4を閉め鍵を掛けると、鍵セン
サ6の信号が断となり、制御回路8はリセットされ、ソ
レノイド磁石10の電機子10aが復旧するので、係止
片11が金庫3の切りかき部12へ挿嵌され、金庫3は
係止される。
【0017】図2は本発明の他の実施例のブロック図
で、当該公衆電話機の暗証番号を電話回線を介して、定
期的あるいは任意に変更することができるようにしたも
のである。
【0018】図2において、14は電話回線、15は電
話回線14を介して暗証番号を登録し、登録されたこと
を確認するための暗証番号登録確認回路であり、前記以
外のブロックで、図1と同一の符号を付したものは、そ
の名称、機能および動作は図1の第1の実施例と同じで
あるので説明を省略する。
【0019】本実施例においては、公衆電話機の管理者
が、該電話機の暗証番号を変更する場合に、その電話機
の設置場所へ行くことなく、最寄りの加入電話機から、
当該公衆電話機を呼出して、所定の手順で、前記加入
電話機のダイヤルを用いて、新しい暗証番号を打ち込
む。
【0020】電話回線14を介して、当該公衆電話機
の電話機回路1に入力された暗証番号は、暗証番号登録
確認回路15において、公知の技術によりA/D変換さ
れて暗証番号登録照合回路7のメモリ部7aに登録され
る。
【0021】前記暗証番号登録確認回路15には音声記
憶用のICが内蔵されており、該ICにはメッセージが
マイクロホンなどを用いて、あらかじめ記憶されてい
る。例えば「暗証番号の登録を終了しました。」などが
記憶されており、新たな暗証番号が登録されると、この
メッセージが該暗証番号登録確認回路15から発信者す
なわち前記管理者へ送出されるので管理者は新しい暗証
番号が登録されたことを確認することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、硬貨式の公衆電話機の金庫管理が従来の鍵のみに
よっていたものを、公衆電話機のダイヤルを利用して暗
証番号を打ち込まなければ金庫を取出すことができない
ので、鍵の複製による盗難を防止できるという顕著な効
果がある。
【0023】更に、暗証番号の変更も管理者が公衆電話
機の設置場所まで行かなくてもできるという効果も期待
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例のブロック図である。
【符号の説明】 公衆電話機 1 電話機回路 2 ダイヤル 3 金庫 4 金庫取出口の扉 5 錠 5a 鍵穴 5b 鍵 6 鍵センサ 7 暗証番号登録照合回路 7a メモリ部 7b ダイヤル信号検出部 8 制御回路 9 ソレノイド磁石駆動回路 10 ソレノイド磁石 10a 電機子 11 係止片 12 切りかけ部 13 ブザー 14 電話回線 15 暗証番号登録確認回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨式の公衆電話機の金庫開閉装置にお
    いて、 該電話機に内蔵された金庫を取出す扉の開閉を検知し、
    開扉信号を出力する鍵センサと、開扉信号が出力される
    と鳴動するブザーと、 前記金庫の端部に設けた切りかき部と、該切りかき部に
    挿嵌され、該金庫を係止する係止片と、該係止片に連結
    され、駆動時に金庫の係止を解除する電機子と、該電機
    子を駆動するソレノイド磁石と、 当該電話機のダイヤルを介して入力される該電話機の暗
    証番号を登録するメモリ部と、前記ダイヤルを介して入
    力される暗証番号と前記メモリ部に登録された暗証番号
    とを照合し、合致したとき信号を出力するダイヤル信号
    検出部とからなる暗証番号登録照合回路と、 前記開扉信号のみが印加されたときはブザー駆動信号を
    出力し、該開扉信号と前記ダイヤル信号検出部からの信
    号とが印加されたときは前記ブザー駆動信号を停止する
    とともに制御信号を出力する制御回路と、 該制御信号を受けて前記金庫の係止を解除する、ソレノ
    イド磁石を励磁する出力を生ずるソレノイド磁石駆動回
    路とからなる公衆電話機の金庫開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記公衆電話機を電話回線を介して呼出
    し、該電話機の暗証番号を前記メモリ部に登録するとと
    もに該暗証番号が登録されたことを確認する手段を設け
    てなる請求項1記載の公衆電話機の金庫開閉装置。
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