JP3079488B2 - 錠前の解錠方法 - Google Patents

錠前の解錠方法

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JP3079488B2
JP3079488B2 JP06278895A JP27889594A JP3079488B2 JP 3079488 B2 JP3079488 B2 JP 3079488B2 JP 06278895 A JP06278895 A JP 06278895A JP 27889594 A JP27889594 A JP 27889594A JP 3079488 B2 JP3079488 B2 JP 3079488B2
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隆則 中島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機等の収納金
庫箱に用いられる錠前の解錠方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の収納金庫箱に用いられる錠前
は、安全上、収納金庫毎に異なるものを使用している。
そしてその錠前に合った鍵によってのみ解錠を可能とす
ることにより、簡単に解錠できないようにして収納金庫
箱内の収納硬貨の盗難を防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の錠前では、単に鍵の回動操作により解錠する構
造であるため、鍵が偽造されたり、また盗難されたよう
な場合は、簡単に解錠されてしまうという問題があっ
た。これを解決するために、各収納金庫箱に錠前を2種
類以上配設することも考えられるが、鍵の個数が増えて
管理が煩雑になるという欠点があった。
【0004】したがって本発明は、鍵の管理を煩雑とす
ることなく、かつ解錠を簡単に行うことができない錠前
の解錠方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、鍵の回動操作に基づき解錠される錠
前と、錠前の解錠を阻止する阻止部材とを備えた端末装
置における錠前の解錠方法であって、錠前に係合部を設
け、かつ阻止部材は係合部と係合することにより錠前の
回動を阻止すると共に、端末装置と回線を介して接続さ
れるセンタ装置からの指令信号に基づき錠前の係合部と
阻止部材との係合状態を解除するようにした方法であ
る。
【0006】また、端末装置に対し識別番号を入力する
ことにより錠前の解錠を許容するようにした方法であ
る。また、入力された識別番号を回線を介してセンタ装
置へ送信すると共に、センタ装置はこの識別番号に基づ
き錠前の解錠の可否を確認し、この確認結果を端末装置
へ返送するようにした方法である。また、端末装置に対
し識別番号が記憶されたカードを挿入することにより錠
前の解錠を許容するようにした方法である。また、錠前
の解錠後の施錠が検出された場合に阻止部材を復旧し錠
前の係合部と係合させるようにした方法である。また、
阻止部材が一定時間内に復旧しない場合はアラーム出力
を行うようにした方法である。また、上記端末装置を公
衆電話機に適用したものである。
【0007】
【作用】センタ装置からの回線を介する指令信号に基づ
き錠前の解錠が許容される。この結果、鍵による回動操
作及びセンタ装置からの指令信号の各条件が満たされた
ときにはじめて錠前の解錠を行うことができ、したがっ
て錠前を解錠する場合に鍵の管理を煩雑とすることな
く、かつ簡単に解錠できないことからセキュリティが向
上する。また、センタ装置で各端末装置の錠前の解錠の
一元管理が可能になり、この結果、センタ装置から各端
末装置に対し日時及び地域を指定して指令信号を送信す
れば、各端末装置に収納されている硬貨を安全に集金す
ることが可能になる。また、阻止部材は錠前の係合部と
係合することで錠前の回動が阻止されると共に、センタ
装置からの指令信号に基づき係合部との係合状態は解除
される。この結果、簡単な構成により錠前の解錠を確実
に制御することができる。
【0008】また、端末装置に対し識別番号(暗証番
号)を入力することで、錠前の解錠が許容される。この
結果、簡単な構成により錠前の解錠を確実に制御でき
る。また、入力された識別番号は回線を介してセンタ装
置へ送信されて確認され、この確認結果に応じて錠前の
解錠の可否が制御される。従って、センタ装置側で随時
必要に応じて各端末装置の暗証番号を変更して事前に集
金人に報知しておけば、錠前を解錠する際のセキュリテ
ィを一層向上させることができる。また、端末装置に対
し識別番号が記憶されたカードを挿入することで、錠前
の解錠が許容される。この結果、識別番号を確実に入力
することができる。
【0009】また、錠前の解錠後の施錠が検出された場
合、阻止部材が復旧され錠前の係合部と係合状態とな
る。この結果、収納硬貨の回収後には錠前の回動を確実
に阻止することができる。また、阻止部材が一定時間内
に復旧しない場合はアラームが出力される。この結果、
集金人が硬貨回収後の施錠のし忘れを防止できる。ま
た、上記端末装置は公衆電話機に適用される。この結
果、センタ装置側では各地域に配設されている公衆電話
機に対し、公衆回線を介して自在に錠前の解錠制御を行
うことが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る錠前の解錠方法を適用した公衆
電話機の一実施例を示すブロック図である。同図におい
て、1は公衆電話機であり、公衆電話機1はISDN回
線Lを終端する回線終端装置(DSU)に接続され、以
下のように構成される。即ち、3はDSU2との間でデ
ータを送受信するドライバ・レシーバ、4はISDNの
所定のプロトコル処理を実行するIインタフェース回
路、5は公衆電話機1の全体を制御するCPUである。
【0011】また、9は各種の表示を行うLCD、10
はダイヤルキー等のキー部、11は各種の音源の駆動及
び音声信号のA/D変換,D/A変換を行う音源制御回
路、12は通話回路、14は信号のパラレル/シリアル
変換,シリアル/パラレル変換を行うSCI回路部であ
る。このSCI回路部14には、CPU15が接続さ
れ、CPU15は、リーダ制御駆動部16を介してカー
ドリーダ17を制御し、挿入されたテレホンカードの搬
送,情報の記録再生及びカード排出等の各種のカード処
理を実行する。この他、CPU15には硬貨処理部18
が接続されており、CPU15は、接続された硬貨処理
部18を制御し、投入された硬貨の選別及び通話中に回
線Lに到来する課金信号に基づく硬貨の収納等の処理を
実行する。
【0012】このように公衆電話機1においては、通話
中に回線Lに到来する課金信号により硬貨が図示しない
収納金庫箱に収納される。このような収納金庫箱には、
収納硬貨が盗難されないように錠前機構部19が設けら
れており、この錠前機構部19の解錠及び施錠はCPU
5により制御される。図3は、このような錠前機構部1
9の構成を示す図である。同図において、21は錠前で
あり、中央に図示しない鍵が挿入される鍵穴22aが設
けられた回動可能なシリンダ部22と、シリンダ部22
と一体に回動する係合片23とを有する。
【0013】また、24はソレノイドであり、係合片2
3の回動軌跡内に進退自在なプランジャ24aを有し、
このプランジャ24aは常時は実線で示す初期位置の係
合片23と係合している。この場合、鍵穴22aに挿入
された鍵が回動操作されても係合片23がプランジャ2
4aと係合しているため、シリンダ部22は回動せず、
収納金庫箱の錠前21は解錠されない。
【0014】ここで、CPU5から制御信号aがソレノ
イド24に与えられると、プランジャ24aは図中上方
に後退し、プランジャ24aと係合片23との係合状態
が解除される。そしてこの場合、鍵穴22aに挿入され
た鍵が回動操作されると、シリンダ部22は自在に回動
し、この結果、これと一体に回動する係合片23が実線
で示す初期位置からほぼ90゜回動した2点鎖線で示す
位置にまで回動されると、錠前21は解錠される。
【0015】このように、公衆電話機1の収納金庫箱に
設けられた錠前機構部19は、CPU5からの制御信号
aによりその解錠が制御される。次に図2は各公衆電話
機に設けられた各収納金庫箱の錠前機構部19の解錠及
び施錠を制御するセンタ装置の構成を示すブロック図で
ある。同図において、センタ装置30は、回線群31、
各回線の発着信制御等の回線制御を行う回線制御部3
2、表示部33、入力部34、プリンタ部35、記憶部
36、及びこれらの各部を制御する制御部37から構成
される。
【0016】ここでセンタ装置30のオペレータは、各
公衆電話機に収納された硬貨の集金を実施する時間を予
め認識しており、このような時間にオペレータが入力部
34で所定の入力操作を行うと、制御部37はこれを検
出して回線制御部32に対し該当の公衆電話機へ発信さ
せる。そして該当公衆電話機がこれに応答すると、該当
公衆電話機に対しその電話機の錠前機構部19のロック
状態を解除するロック解除指示信号(指令信号)を送信
する。この結果、公衆電話機1側ではこのロック解除指
示信号の受信により、CPU5から上述の制御信号aが
錠前機構部19に与えられ、この結果、収納金庫箱内の
収納硬貨を集金する集金人は、鍵を用いて錠前21の解
錠及び施錠を行うことができる。
【0017】図5はこのようなセンタ装置30からのロ
ック解除指示に基づき錠前機構部19の解錠及び施錠を
行う公衆電話機1のCPU5の第1の実施例動作を示す
フローチャートである。即ち、CPU5は、はじめに各
ステップST1,ST2,ST3において、それぞれ、
オフフック検出判断,着信検出判断,センタ装置からの
着信検出判断を行う。そしてオフフックが検出される
と、ステップST4で発信処理を行いステップST1へ
戻ると共に、着信が検出されたときにこの着信がセンタ
装置30からの着信でなければステップST5でその他
の着信処理を行ってステップST1へ戻る。
【0018】ここで、センタ装置からの着信が検出され
ると、ステップST6でこの着信に応答すると共に、ス
テップST7ではセンタ装置30から送信されるロック
解除指示信号の受信判断を行う。そしてセンタ装置30
からのロック解除指示信号が受信されると、錠前機構部
19に対し制御信号aを出力する「ロック解除」をステ
ップST8で実行する。すると、錠前機構部19では、
上述したように、ソレノイド24が動作してプランジャ
24aが吸引されることにより、プランジャ24aと係
合片23との係合状態が解除される。この結果、鍵穴2
2aに挿入された鍵の回動操作により錠前21が解錠さ
れ、収納金庫箱内の収納硬貨が集金される。
【0019】そして、収納硬貨が全て集金された後に鍵
が逆方向に回動操作されて錠前21が施錠され係合片2
3が初期位置に戻ると、CPU5は図示しないセンサを
介してこれを検出しステップST9の判断「カギ(鍵)
は使用済み?」を「Y」と判定する。そしてこの場合は
ステップST10で「ロック作動」を実行しステップS
T1へ戻る。即ち、CPU5は、錠前機構部19に対し
て制御信号aの出力を停止しソレノイド24を不動作状
態とすることにより、プランジャ24aと係合片23と
を係合状態とする「ロック作動」をステップST10で
実行し、ステップST1へ戻る。
【0020】また、ステップST8で「ロック解除」し
た時に所定時間のタイマを起動し、所定時間が経過する
と、音源制御回路11を駆動してアラーム音を送出さ
せ、集金人に報知する。この場合、集金人がこれに気づ
いて錠前21の施錠を行うと、ステップST9が「Y」
と判定されることから、CPU5はステップST10で
上述の「ロック作動」を行う。このようにアラーム音の
報知により、集金人の錠前21の施錠のし忘れを防止す
ることができる。
【0021】次に図6は上述の公衆電話機1の動作に応
動するセンタ装置30の動作を示すフローチャートであ
る。上述したように、センタ装置30のオペレータは、
集金人が各公衆電話機の収納硬貨を集金する時間帯を予
め認識しており、この時間に入力部34で所定の入力操
作が行われると、制御部37はステップST21の「ロ
ック解除指示?」を「Y」と判定する。この場合、制御
部37は回線制御部32に対して該当公衆電話機の電話
番号を送出し、ステップST22で回線制御部32に自
動ダイヤル発信を行わせる。
【0022】その後、制御部37はこの自動ダイヤル発
信に対する該当公衆電話機の応答を回線制御部32を介
して検出すると、ステップST23の「応答」を「Y」
と判定し、この場合ステップST24で該当公衆電話機
へロック解除指示信号を送信する。このように、センタ
装置30からのロック解除指示信号により、公衆電話機
1の錠前21の解錠を許容するようにしたものである。
【0023】次に図7は公衆電話機1のCPU5の第2
の実施例動作を示すフローチャートである。同図におい
て、図5に示す動作と同一動作は同一符号を付してあ
る。即ち、ステップST1及びST2ではそれぞれ、オ
フフック検出判断及び着信検出判断を行い、オフフック
が検出されるとステップST4で発信処理を行うと行う
と共に、着信が検出されるとステップST31で着信処
理を行う。ここで錠前機構部19の鍵穴22aに鍵が挿
入され、これが図示しないセンサにより検出されてステ
ップ32の「カギ挿入?」を「Y」と判定すると、ステ
ップST33で収納硬貨を集金する集金人のキー部10
の操作に基づく暗証番号を入力する。
【0024】この場合、CPU5は予めRAM7に記憶
されているセンタ装置30の電話番号を読み出してステ
ップST34でセンタ装置30へ自動発信する。ここで
この自動発信に対しセンタ装置30からの応答が検出さ
れステップST35の判定が「Y」となると、先に入力
した暗証番号をステップST36でセンタ装置30へ送
信する。このようにして暗証番号がセンタ装置30へ送
信されると、センタ装置30でこの暗証番号が妥当なも
のか否かが判断され、その結果が公衆電話機1へ返送さ
れる。
【0025】CPU5はこの暗証番号の正否の判定結果
をセンタ装置30から受信するとその解析を行う。そし
て、送信した暗証番号が妥当なものとセンタ装置30に
より判断され、ステップST37の「暗証番号OK?」
が「Y」となると、CPU5は錠前機構部19に対し制
御信号aを出力する「ロック解除」をステップST38
で実行する。この結果、鍵穴22aに挿入された鍵の回
動操作により錠前21が解錠され、収納金庫箱内の収納
硬貨が集金される。
【0026】そして、集金人により収納硬貨が全て集金
された後に鍵が逆方向に回動操作され係合片23が初期
位置に戻り、かつ鍵が鍵穴22aから引き抜かれたこと
を検出すると、ステップST39の「カギ引き抜き?」
を「Y」と判定する。そしてこの場合は、ステップST
40で錠前機構部19に対して制御信号aの出力を停止
し、プランジャ24aと係合片23とを係合状態とする
「ロック作動」を実行し、ステップST1へ戻る。
【0027】また、送信した暗証番号がセンタ装置30
において妥当ではないと判断され、ステップST37の
「暗証番号OK?」が「N」と判定される場合は、ステ
ップST41で回線Lを開放しステップST1へ戻る。
このように暗証番号の入力により、公衆電話機1の錠前
21の解錠を許容するようにしたものである。また、キ
ー部10を介して暗証番号を入力せずに、暗証番号を予
め記憶した図示しないカードをカードリーダ17へ挿入
することで、暗証番号を入力することも可能である。こ
の場合は、暗証番号を確実に入力することができる。
【0028】次に図8は公衆電話機の上記第2の実施例
動作に応動するセンタ装置30の動作を示すフローチャ
ートである。上述のように、公衆電話機1において集金
人により暗証番号が入力されたときには公衆電話機1は
センタ装置へ自動ダイヤル発信する。ステップST51
では、このような公衆電話機の発信に基づく着信の判断
を行い、着信が検出されて「Y」と判定するとステップ
ST52ではこの着信に応答する。
【0029】そしてその後、公衆電話機から送信される
暗証番号をステップST53で受信すると共に、この受
信した暗証番号と予め記憶部36に記憶されている暗証
番号との一致を照合し、受信した暗証番号が正しいもの
か否かを確認する。この暗証番号の確認の結果、この暗
証番号が正規なものであれば、ステップST55で暗証
番号の確認結果OK信号を該当の公衆電話機へ送信して
ステップST51へ戻る。公衆電話機から受信し暗証番
号が正規なものでなければ、ステップST56で暗証番
号の確認結果NG信号を該当公衆電話機へ送信する。
【0030】このように本実施例では、公衆電話機1で
暗証番号を入力してセンタ装置30へ送信すると共に、
センタ装置30でこれを確認してこの確認結果に基づき
錠前21の解錠の許容の可否を決定するようにしたもの
である。なお、図4に示すように、公衆電話機1で入力
された暗証番号を公衆電話機自身でこれを確認して錠前
21の解錠の可否を決定すると共に、この結果を、セン
タ装置30へ通知するようにしても良い。また、本実施
例では、公衆電話機に配設される収納金庫箱の錠前の解
錠及び施錠について説明したが、一般の自動販売機にも
適用できることは明かである。即ちこの場合は、一般の
自動販売機に回線を収容すると共に、この収容回線を介
してセンタ装置と接続するように構成すれば良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
ンタ装置からの回線を介する指令信号に基づき各端末装
置に配設される錠前の解錠を許容するようにしたので、
端末装置側では鍵による回動操作及びセンタ装置からの
指令信号の各条件が満たされたときにはじめて錠前の解
錠を行うことができ、したがって錠前を解錠する場合に
鍵の管理を煩雑とすることなく、かつ簡単に解錠されな
いことからセキュリティが向上するという効果がある。
また、センタ装置で各端末装置の錠前の解錠の一元管理
が可能になり、この結果、センタ装置から各端末装置に
対し日時及び地域を指定して指令信号を送信すれば、各
端末装置に収納されている硬貨を安全に集金することが
可能になる。また、阻止部材は錠前の係合部と係合する
ことで錠前の回動を阻止すると共にセンタ装置からの指
令信号に基づき係合部との係合状態を解除するようにし
たので、簡単な構成により錠前の解錠を確実に制御する
ことができる。
【0032】また、端末装置に対し識別番号を入力する
ことで錠前の解錠を許容するようにしたので、簡単な構
成により錠前の解錠を確実に制御できる。また、入力さ
れた識別番号をセンタ装置へ送信して確認させると共
に、この確認結果に応じて錠前の解錠の可否を制御する
ようにしたので、センタ装置側で随時必要に応じて各端
末装置の暗証番号を変更し事前に集金人に報知しておけ
ば、端末装置の錠前を解錠する際のセキュリティを一層
向上させることができる。また、端末装置に対し識別番
号が記憶されたカードを挿入することで錠前の解錠を許
容するようにしたので、識別番号を確実に入力すること
ができる。また、錠前の解錠後の施錠が検出された場
合、阻止部材を復旧し錠前の係合部と係合するようにし
たので、収納硬貨の回収後には錠前の回動を確実に阻止
することができる。また、阻止部材が一定時間内に復旧
しない場合はアラームを出力するようにしたので、硬貨
回収後の集金人の施錠のし忘れを防止できる。また、上
述の端末装置を公衆電話機に適用するようにしたので、
センタ装置側では各地域に配設されている公衆電話機に
対し、公衆回線を介して自在に収納金庫箱の錠前の解錠
制御を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る錠前の解錠方法を適用した公衆
電話機の一実施例を示すブロック図である。
【図2】 上記公衆電話機と回線を介して接続されるセ
ンタ装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 公衆電話機の要部を示すブロック図である。
【図4】 公衆電話機とセンタ装置との他の接続状況例
をを示す図である。
【図5】 公衆電話機の第1実施例動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】 センタ装置の第1実施例動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】 公衆電話機の第2実施例動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】 センタ装置の第2実施例動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…公衆電話機、4…Iインタフェース回路、5,15
…CPU、7…RAM、10…キー部、18…硬貨処理
部、19…錠前機構部、21…錠前、22…シリンダ
部、22a…鍵穴、23…係合片、24…ソレノイド、
24a…プランジャ、30…センタ装置、31…回線
群、32…回線制御部、34…入力部、37…制御部、
36…記憶部、L…ISDN回線、a…制御信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永見 睦 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号 株 式会社田村電機製作所内 (72)発明者 中島 隆則 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 村山 智春 東京都港区南麻布5丁目10番27号 アン リツ株式会社内 (72)発明者 森口 賢治 東京都港区南麻布5丁目10番27号 アン リツ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−221475(JP,A) 特開 昭58−69970(JP,A) 特開 昭60−128764(JP,A) 特開 平3−293489(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 49/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵の回動操作に基づき解錠される錠前
    と、前記錠前の解錠を阻止する阻止部材とを備えた端末
    装置における錠前の解錠方法であって、前記錠前に係合部を設け、かつ前記阻止部材は前記係合
    部と係合することにより前記錠前の回動を阻止すると共
    に、 前記端末装置と回線を介して接続されるセンタ装
    らの指令信号に基づき前記錠前の係合部と前記阻止部
    材との係合状態を除することを特徴とする錠前の解錠
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記端末装置に対し識別番号を入力することにより 前記
    錠前解錠を許容することを特徴とする錠前の解錠方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項において、入力された 識別番号を前記回線を介してセンタ装置へ送
    信すると共に、センタ装置はこの識別番号に基づき前記
    錠前の解錠の可否を確認し、この確認結果を端末装置へ
    返送することを特徴とする錠前の解錠方法。
  4. 【請求項4】 請求項において、前記端末装置に対し前記 識別番号が記憶されたカードを
    挿入することにより前記錠前の解錠を許容することを特
    徴とする錠前の解錠方法。
  5. 【請求項5】 請求項において、前記錠前の解錠後の施錠が検出された場合に前記阻止部
    材を復旧し 前記錠前の係合部と係合させることを特徴と
    する錠前の解錠方法。
  6. 【請求項6】 請求項において、 前記阻止部材が一定時間内に復旧しない場合はアラーム
    出力を行うことを特徴とする錠前の解錠方法。
  7. 【請求項7】 請求項において、前記端末装置は公衆電話機である ことを特徴とする錠前
    の解錠方法。
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