JP3022832B2 - 外部媒体利用の携帯電話機のダイヤルロックの方法 - Google Patents
外部媒体利用の携帯電話機のダイヤルロックの方法Info
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Description
アルロック方法に関し、特に携帯電話機を紛失、放置し
た場合でも該電話機にロックをかけた外部媒体を保持し
ていさえすれば第三者にロック解除される惧れの殆どな
い、外部媒体利用の携帯電話機のダイヤルロックの方法
に関する。
どで所有者の手を離れた携帯電話機に、他の通信装置か
らリモート操作によってダイアルロックをかけ、第三者
の使用を禁止するとともに、表示部に所有者の住所氏名
などを表示させて第三者の注意を喚起する装置が開示さ
れている。図7にその構成を示す。他の通信装置31か
ら受信の数字を暗証番号と比較し、一致すればリモート
操作信号の受け付けモードとし、引き続いて入力される
ダイアルロック信号と表示要求信号により、ダイアル機
能をロックし、所有者の住所氏名などを表示させて第三
者の注意を喚起する。このようにして他の通信装置31
のリモート操作で、通信装置1が使用できない状態にロ
ックすることができる。
離れた移動局に対して他の通信装置からのリモート操作
によって当該移動局のダイアル機能をロックする。これ
に対し本願発明は、通信終了の時点で外部媒体により携
帯電話機本体のダイアルをロックし、万が一放置・紛失
があってもユーザが外部媒体を保持していさえすれば第
三者にロック解除されないという紛失等に対する予防保
全的な点で異なる。
して、特公平5−60700も開示されている。
けるロック機能については携帯電話機本体の操作部のキ
ーを操作することによりロック解除を行っていた。
に関しては、第三者が操作部のキーを操作し続けると、
ロック解除操作をおこなってしまう危険性が高いという
問題点があった。
体とで通信を行うことにより携帯電話機のダイヤルロッ
ク制御を行う方法を提案することである。
した携帯電話機のダイアルロックの方法は、第三者によ
る無断使用を防止するための携帯電話機のダイヤルロッ
クの方法において、外部媒体に設けられたロック設定キ
ーを操作したとき、外部媒体の制御部はロック設定要求
信号を送信し、携帯電話機本体の制御部は該信号を受信
するステップと、前記携帯電話機本体の制御部はID問
合せ信号を送信し、前記外部媒体の制御部は該信号を、
前記ロック設定要求信号送信後α時間内に受信するステ
ップと、前記外部媒体の制御部はID返答信号を送信
し、前記携帯電話機本体の制御部は該信号を、前記ID
問合せ信号送信後β時間内に受信するステップと、前記
携帯電話機本体の制御部は受信したID返答信号のID
を照合して一致していればロック設定するステップとを
含む。
作したとき、外部媒体の制御部はロック解除要求信号を
送信し、携帯電話機本体の制御部は該信号を受信するス
テップと、前記携帯電話機本体の制御部はID問合せ信
号を送信し、前記外部媒体の制御部は該信号を、前記ロ
ック解除要求信号送信後δ時間内に受信するステップ
と、前記外部媒体の制御部はID返答信号を送信し、前
記携帯電話機本体の制御部は該信号を、前記ID問合せ
信号送信後γ時間内に受信するステップと、前記携帯電
話機本体の制御部は受信したID返答信号のIDを照合
して一致していればロック解除するステップとを含んで
もよい。
て図面を参照して説明する。図1は本発明の外部媒体を
利用してダイアルロックあるいは解除を行う方法が適用
された電話機の一実施の形態を示す概略図である。
インターフェースにより、携帯電話と外部媒体とで通信
を行うことによりロック制御を行うものである。
ク解除状態であるとき、ロック状態にするには、外部媒
体120の操作部123のロック設定キー124が押下
されると携帯電話本体110をロック状態にする。ロッ
ク状態を解除するには、ロック解除キー125が押下さ
れると、携帯電話本体110をロック解除状態にする。
は設定にかかる処理ならびに、ロック解除あるいは設定
時に行う外部媒体120との通信プロトコルにかかる処
理などを実行するマイクロプロセッサと、それらの処理
を実行するプログラムを記憶する記憶部などを含む制御
部111と、制御部111に接続された送受信部112
とを有し、制御部111が送受信部112を介して外部
媒体との通信を制御するようになっている。
定時に行う本体110との通信プロトコルにかかる処理
を実行するマイクロプロセッサと、その処理を実行する
プログラムを記憶する記憶部などを含む制御部121
と、制御部121に接続された送受信部122と、制御
部121に接続され、ロック設定あるいは解除操作を可
能とする操作部123を有し、操作部123のロック設
定キー124あるいはロック解除キー125を操作する
ことにより、制御部121が送受信部122を介して携
帯電話本体110との通信を制御するようになってい
る。
利用した無接触インターフェースにより携帯電話本体と
外部媒体とを結ぶように構成され、これによりロック制
御を行うものである。
細な内部回路構成を示す。ここでのCPU、ROM及び
RAMは携帯電話システムの制御と兼用でもよい。
法の実施の形態について図6、図5によって説明する。
をかけて第三者による無断使用を防止する場合、操作部
123のロック設定キー124を押下してロック設定モ
ードにする(ステップB1)。
と、図5(a)ロック設定時のプロトコル例に示す通信
シーケンス処理を開始し、ロック設定要求の信号を送受
信部122を介して送信する。同時に応答時間を計測す
るためのタイマを起動しておく(ステップB2)。この
タイマ起動後α時間以内にID問合わせの信号を送受信
部122を介して受信した場合に限り(ステップB
3)、受信した瞬間からβ時間以内にID返答なる信号
を送受信部122を介して送信する(ステップB5)。
以上で制御部121のロック設定時の通信シーケンス処
理は終了する。
信号を送受信部112を介して受信した場合(ステップ
A1)、受信した瞬間からα時間以内にID問合わせの
信号を送受信部112を介して送信する(ステップA
2)。同時に応答時間を計測するためのタイマを起動し
ておく。このタイマ起動後β時間以内にID返答の信号
を送受信部112を介して受信した場合に限り(ステッ
プA3・A4)、受信したIDの照合を行い、一致して
いればロック設定モードにする(ステップA5)。
は、操作部123のロック解除キー125を押下してロ
ックを解除する。
と、図5(b)ロック解除時のプロトコル例に示す通信
シーケンス処理を開始し、ロック解除要求の信号を送受
信部122を介して送信する。同時に応答時間を計測す
るためのタイマを起動しておく。このタイマ起動後γ時
間以内にID問合わせの信号を送受信部122を介して
受信した場合に限り、受信した瞬間からδ時間以内にI
D返答の信号を送受信部122を介して送信する。以上
で制御部121のロック解除時の通信シーケンス処理は
終了する。
信号を送受信部112を介して受信した場合、受信した
瞬間からγ時間以内にID問合わせの信号を送受信部1
12を介して送信する。同時に応答時間を計測するため
のタイマを起動しておく。このタイマ起動後δ時間以内
にID返答の信号を送受信部112を介して受信した場
合に限り、受信したIDの照合を行い、一致していれば
ロックを解除する。
信号フォーマットの一例を図4に示す。すなわち、信号
フォーマットの基本構成としては、信号フォーマットの
先頭部分のヘッダ部と、それに続くデータ部(図ではデ
ータ1・・・データnまでとし、nの値は任意)と、末
尾部分のターミネータ部から成る。各部分は例えば8ビ
ットの同じビット数を使用する。
号につき例をあげて説明する。 1)ロック設定要求のデータ部構成例 データ1: ロック設定要求コード(例01H ) 2)ID問合せのデータ部構成例 データ1: ID問合せコード(例02H ) データ2: 現在時刻 (例15H ) データ3: (例20H ) データ4: (例30H ) 15時20分30秒の場合 3)ID返答のデータ部構成例 データ1: ID返答コード (例03H ) データ2: IDコード ロック解除要求も上記に準ずる。
されても容易に解読できないようなIDコードの例につ
いて述べる。
において、 x1 =ID問合せ時の現在時刻の時 x2 =ID問合せ時の現在時刻の分 x3 =ID問合せ時の現在時刻の秒 x4 =外部媒体固有番号 (例04H ) として、乱数系列ナンバー(x1 +x2 +x3 +x4 )
のx4 番目の値をyとし、このyの値をIDコードとす
る。
α,β,γ,δのオーダーは100msである。
部121における記憶部には、フラッシュメモリを起用
し、さらにそれぞれ外部から書き換え可能なものとす
る。そうすれば、ロック設定あるいは解除のためのID
情報について、携帯電話本体110ならびに外部媒体1
20を個別に管理することを容易にできる。
体積低減を図るものとする。一つの例を図3に示す。
代わりに音声認識装置と音声認識装置を制御する制御部
とで置き換えれば、利用者の声紋をロック設定あるいは
解除の鍵とすることができる。
機本体のキー操作によってロック設定あるいは解除され
ることがないから、利用者が外部媒体を保持していさえ
すれば、第三者に携帯電話のロックを解除される危険性
はきわめて低くなるという効果がある。
ック図である。
(a)は電話機本体、図2(b)は外部媒体を示す。
フォーマットである。
る。図5(a)は設定する場合、図5(b)は解除する
場合のプロトコル例である。
チャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 第三者による無断使用を防止するための
携帯電話機のダイヤルロックの方法において、 外部媒体に設けられたロック設定キーを操作したとき、
外部媒体の制御部はロック設定要求信号を送信し、携帯
電話機本体の制御部は該信号を受信するステップと、 前記携帯電話機本体の制御部はID問合せ信号を送信
し、前記外部媒体の制御部は該信号を、前記ロック設定
要求信号送信後α時間内に受信するステップと、 前記外部媒体の制御部はID返答信号を送信し、前記携
帯電話機本体の制御部は該信号を、前記ID問合せ信号
送信後β時間内に受信するステップと、 前記携帯電話機本体の制御部は受信したID返答信号の
IDを照合して一致していればロック設定するステップ
とを含むことを特徴とする外部媒体を利用した携帯電話
機のダイヤルロックの方法。 - 【請求項2】 外部媒体に設けられたロック解除キーを
操作したとき、外部媒体の制御部はロック解除要求信号
を送信し、携帯電話機本体の制御部は該信号を受信する
ステップと、 前記携帯電話機本体の制御部はID問合せ信号を送信
し、前記外部媒体の制御部は該信号を、前記ロック解除
要求信号送信後δ時間内に受信するステップと、 前記外部媒体の制御部はID返答信号を送信し、前記携
帯電話機本体の制御部は該信号を、前記ID問合せ信号
送信後γ時間内に受信するステップと、 前記携帯電話機本体の制御部は受信したID返答信号の
IDを照合して一致していればロック解除するステップ
とを含む請求項1記載の外部媒体を利用した携帯電話機
のダイヤルロックの方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10093480A JP3022832B2 (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 外部媒体利用の携帯電話機のダイヤルロックの方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10093480A JP3022832B2 (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 外部媒体利用の携帯電話機のダイヤルロックの方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11298956A JPH11298956A (ja) | 1999-10-29 |
JP3022832B2 true JP3022832B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=14083518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10093480A Expired - Fee Related JP3022832B2 (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 外部媒体利用の携帯電話機のダイヤルロックの方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022832B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008038355A1 (ja) | 2006-09-27 | 2010-01-28 | パナソニック株式会社 | 携帯端末システム、携帯端末装置及び機能ロック方法 |
-
1998
- 1998-04-06 JP JP10093480A patent/JP3022832B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11298956A (ja) | 1999-10-29 |
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