JPH11200684A - 扉錠前操作システム - Google Patents

扉錠前操作システム

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JPH11200684A
JPH11200684A JP10017846A JP1784698A JPH11200684A JP H11200684 A JPH11200684 A JP H11200684A JP 10017846 A JP10017846 A JP 10017846A JP 1784698 A JP1784698 A JP 1784698A JP H11200684 A JPH11200684 A JP H11200684A
Authority
JP
Japan
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door
person
identification
identification data
lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP10017846A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kasai
幸治 笠井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP10017846A priority Critical patent/JPH11200684A/ja
Publication of JPH11200684A publication Critical patent/JPH11200684A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 カメラ3は、扉1を開錠しようとする者
のアイリスデータを取得し、識別データファイル6に登
録されたデータと比較する。判定部5が、開錠を許可す
べき者と判断すると、その信号により錠前3が開く。表
示部8には、開錠者の氏名等を含む情報や扉の状態が、
開錠中、継続的に表示される。 【効果】 鍵を開けた者や扉の状態を扉の外から見える
ように表示し、開閉責任者を明らかにすると共に閉め忘
れを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施錠された扉の開
閉を一定の許可された者にのみ認め、その管理を行うた
めの扉錠前操作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、銀行等の金融機関において、現
金や証券等を保管する金庫の鍵は一定の権限を持つ者に
よって管理されている。また、鍵の代わりに、扉を開閉
する電子的なデータを記録したIDカード等が使用され
ることも多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
金庫等の扉の開閉に使用される鍵やIDカードは、通
常、権限を持つ者によって厳重に管理されるが、第三者
がこれを不正に取得した場合にも、金庫の開閉が可能に
なる。また、鍵を不正に複製した場合にも金庫の開閉が
可能になる。従って、例えば鍵とダイヤルロックを組み
合わせたり、IDカードとパスワードを組み合わせると
いった方法によって、第三者の不正使用を防止してい
る。
【0004】しかしながら、扉が開錠されるとき、その
鍵を操作する者が扉を開閉する権限を持つ者かどうかの
判断が行われれば、こうした不正は防止できる。また、
大型の金庫のような場合に、扉を開いて中に入った者は
誰か、扉は開放中か施錠済かといったことが一目で分か
れば、金庫の閉め忘れを防止でき、また、中に人を閉じ
込めてしまうような事故も防止できる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉施錠された扉の開閉を許可された者を識別す
る識別データを登録した識別データファイルと、扉の開
錠を要求する者を認識して、その識別データを取得する
識別装置と、上記識別データファイルを参照して、上記
識別装置の出力と比較し、上記扉の開錠要求が上記識別
データファイルに登録された者によるかどうかを判定す
る判定部と、この判定部が上記識別データファイルに登
録された者による扉の開錠要求と判定したとき、当該扉
の開錠を許容する錠前管理装置と、少なくとも、扉の開
錠要求に応じて当該扉を開錠した後、その扉が施錠され
るまでの間、扉の開錠要求をした者に関する情報を表示
する表示部を設けたことを特徴とする扉錠前操作システ
ム。
【0006】〈構成2〉構成1に記載のシステムにおい
て、表示部は、扉の近傍に配置されて、扉の開錠要求を
した者に関する情報と扉の状態とを、扉の外部に表示す
ることを特徴とする扉錠前操作システム。
【0007】〈構成3〉構成1に記載のシステムにおい
て、識別装置は、扉の開錠を要求する者の目の映像を撮
影して、その虹彩部分の特徴を抽出することによってア
イリスデータを取得する、アイリスデータ取得装置から
成ることを特徴とする扉錠前操作システム。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例〉図1は、本発明の扉錠前操作システムのブロ
ック図である。このシステムは、金庫や金庫室、倉庫、
その他の、普段錠前を施錠することによって一定の者以
外の利用を禁止するような扉の錠前操作に利用される。
図の扉1は、こうした金庫等の入口に設けられており、
開放が許可されているときハンドル2を回すと、錠前3
が開いて扉1が開き、内部の物を取り出したり、中に入
ることができるよう構成されている。
【0009】扉1の中央には、カメラ3が取り付けられ
ている。このカメラ3は、識別装置4と接続されてお
り、開錠を要求する者を撮影してその映像を識別装置4
に送り込むよう構成されている。識別装置4は、扉の開
錠を要求する者を認識してその識別データを取得する装
置である。この例では、本人確認のために、従来から利
用されているアイリスデータの取得を行う。この他の識
別データとして、指紋や声紋等、従来から本人確認のた
めに利用されている各種のデータを採用してよい。
【0010】判定部5は、識別装置4により取得した識
別データと、識別データファイル6に格納された識別デ
ータとの照合を行う部分である。識別データファイル6
には、扉の開閉を許可された者を識別するための識別デ
ータが、その者の氏名や登録番号等と対応付けられて登
録され、保存されている。即ち、識別装置4により取得
した識別データと一致する識別データが登録されていれ
ば、扉の開錠を要求した者の氏名や登録番号をこの識別
データファイル6から読み出すことができる。
【0011】錠前管理装置7は、判定部5が開錠を許可
した場合に、錠前7Aを遠隔制御して開錠し、扉1を開
放できるようにする部分である。表示部8は、判定部5
により識別データファイル6から読み出した開錠を要求
する者についての情報9を受け取り、これを表示するデ
ィスプレイ等により構成される。情報9の内容は、例え
ば開錠者の氏名、登録番号である。また、可能ならば開
錠者の顔写真等も合わせて表示するとよい。この他に、
扉1が開錠されている状態にあるか、施錠されている状
態にあるかを示す情報も表示することが好ましい。
【0012】例えば、銀行にある金庫室のような場合、
開錠者は扉1を開放し、その中に入って所定の作業を行
う。この間、扉1が閉じられていたとしても、外を通過
する第3者には中に入っている開錠者の名前等が確認で
きる。鍵の状態を示すのは、万一その扉1が閉め忘れら
れていた場合、その状態を確認して施錠することを可能
にするためである。また、例えば中にまだ開錠者が入っ
ているにも関わらず、扉1が別の者によって施錠されて
しまうといった事故を防止するためである。この目的の
ために、表示部8には、扉1が開放状態のとき、継続的
に開錠者の氏名等を表示する。
【0013】図2には、図1に示したものより小型の金
庫錠前操作システムの具体例外観図を示す。このよう
に、比較的小型の金庫10でも、同様のシステムが採用
できる。金庫10以外の部分の構成は、図1のシステム
にそのまま採用できる。図に示すように、金庫10はダ
イヤル11やハンドル12によって開閉される。ここに
は、例えばパーソナルコンピュータ等により構成された
錠前管理装置が接続されている。この錠前管理装置は、
ディスプレイ13や制御部14、キーボード15、マウ
ス16等を備えている。また、金庫10の開閉を要求す
る者からアイリスデータを取得するためにカメラ17が
設けられている。制御部14には、アイリスデータ取得
部18、アイリスデータ登録部19、判定部20、アイ
リスデータファイル21等が組み込まれている。
【0014】アイリスデータ取得部18やアイリスデー
タ登録部19及び判定部20は、いずれも制御部14中
のコンピュータが実行するコンピュータプログラムによ
り実現される。アイリスデータ取得部18は、よく知ら
れた方法によって、カメラ17によって撮影した人物の
映像からアイリスデータを取得する。金庫の開錠を要求
する者は、キーボード15やマウス16を操作して、そ
の要求を入力する。アイリスデータ登録部19は、予め
金庫の開閉を許可された者から取得されたアイリスデー
タをアイリスデータファイル21に登録するために設け
られている。
【0015】判定部20は、金庫10の開閉要求をする
者のアイリスデータを取得した場合に、そのアイリスデ
ータとアイリスデータファイル21に予め登録されたデ
ータとの比較を行い、金庫10を開放すべきかどうかの
判断を行う部分である。こうして、この図2に示した錠
前管理装置は、図1に示した錠前管理装置7と識別装置
4、判定部5、識別データファイル6、表示部8を1台
のパーソナルコンピュータで実現している。また、この
装置と制御ケーブル22を介して接続された金庫内部の
図示しない錠前が図1の錠前7Aに該当する。
【0016】以上説明したシステムの動作を順を追って
具体的に説明する。図3は、本発明のシステムの動作フ
ローチャートである。まず、ステップS1において、例
えば図1に示したカメラ3が開錠要求者を撮影する。次
に、ステップS2において、図1に示した識別装置4
は、開錠要求者のアイリスデータを取得する。次に、ス
テップS3に進み、図1に示した判定部5は、識別デー
タファイル6を検索して、識別装置4が取得したアイリ
スデータとの照合を行う。
【0017】そして、ステップS4において、識別デー
タが合致する者があればステップS5に進み、判定部5
は錠前管理装置7に対し開錠許可電文を送信する。表示
部8は、これに応答して開錠要求者に関する情報を表示
する。(ステップS6)。また、錠前管理装置7は、こ
の電文を受け付けると、錠前3を開放する(ステップS
7)。扉1が開放されたとき、錠前管理装置7は使用ロ
グを取得する(ステップS8)。即ち、例えば扉を誰が
いつからいつまで開放したか等のデータを図示しない記
憶装置に記憶する。このログは、後で安全管理のために
利用される。
【0018】最後に、ステップS9において扉1が施錠
されると、ステップS10で、表示部8に表示された情
報9の表示を停止する。なお、ステップS4で、合致す
るアイリスデータが見つからない場合には、ステップS
11に進み、表示部8に開錠を拒絶するメッセージ等を
表示する。
【0019】なお、上記の例では、識別装置4とカメラ
3を用いて、開錠要求者のアイリスデータを取得するよ
う説明したが、例えばその開錠要求者のその他の識別デ
ータ、例えば指紋や声紋あるいは、その他の本人確認用
データを取得するための装置を備えることができる。ま
た、複数の識別装置を組み合わせて、より確実に本人確
認をおこなうようにしてもよい。更に、使用ログの中
に、扉を開放した者の情報だけでなく、扉の開放を拒絶
された者から取得した識別データを記録しておくことに
より、不正使用予防し、安全性を高めることができる。
【0020】また、情報の表示は、少なくとも扉が開錠
されてから扉が施錠されるまでの間継続的に行われるこ
とが好ましい。表示部がその情報を常に表示していても
よいし、例えばボタン等を操作したときだけ表示するよ
うにしてもよい。また、施錠後も、表示が可能な範囲で
上記ログ全体を表示し続けるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように、錠前によって管理される
扉を開放する場合に、表示部にその開錠者を示す情報を
表示することによって、扉が誰によって開放されたかを
明らかにし、更に扉の閉め忘れ等を防止することができ
る。また、扉の開放を要求した者についての識別データ
を記録することによって、不正使用の防止をすることが
できる。さらに、鍵やIDカードが不要なため、その管
理手数を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の扉錠前操作システムを示すブロック図
である。
【図2】金庫錠前操作システム具体例外観図である。
【図3】本発明のシステムの動作フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 扉 3 カメラ 4 識別装置 5 判定部 6 識別データファイル 7 錠前管理装置 7A 錠前 8 表示部 9 情報

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施錠された扉の開閉を許可された者を識
    別する識別データを登録した識別データファイルと、 扉の開錠を要求する者を認識して、その識別データを取
    得する識別装置と、 前記識別データファイルを参照して、前記識別装置の出
    力と比較し、前記扉の開錠要求が前記識別データファイ
    ルに登録された者によるかどうかを判定する判定部と、 この判定部が前記識別データファイルに登録された者に
    よる扉の開錠要求と判定したとき、当該扉の開錠を許容
    する錠前管理装置と、 少なくとも、扉の開錠要求に応じて当該扉を開錠した
    後、その扉が施錠されるまでの間、扉の開錠要求をした
    者に関する情報を表示する表示部を設けたことを特徴と
    する扉錠前操作システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシステムにおいて、 表示部は、扉の近傍に配置されて、扉の開錠要求をした
    者に関する情報と扉の状態とを、扉の外部に表示するこ
    とを特徴とする扉錠前操作システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のシステムにおいて、 識別装置は、扉の開錠を要求する者の目の映像を撮影し
    て、その虹彩部分の特徴を抽出することによってアイリ
    スデータを取得する、アイリスデータ取得装置から成る
    ことを特徴とする扉錠前操作システム。
JP10017846A 1998-01-14 1998-01-14 扉錠前操作システム Pending JPH11200684A (ja)

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JP10017846A JPH11200684A (ja) 1998-01-14 1998-01-14 扉錠前操作システム

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JP10017846A JPH11200684A (ja) 1998-01-14 1998-01-14 扉錠前操作システム

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JPH11200684A true JPH11200684A (ja) 1999-07-27

Family

ID=11955044

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JP10017846A Pending JPH11200684A (ja) 1998-01-14 1998-01-14 扉錠前操作システム

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100361141B1 (ko) * 2000-11-20 2002-11-21 주식회사 알파엔지니어링 홍채인식을 이용한 출입통제방법 및 장치
KR100365487B1 (ko) * 2000-03-06 2002-12-18 김성수 화상검색기능을 갖는 출입문 잠금장치
CN100388301C (zh) * 2002-08-13 2008-05-14 Bsh博施及西门子家用器具有限公司 带有生物身份识别装置的家用电器
WO2017051696A1 (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 日本電産リード株式会社 虹彩認証装置
WO2017090324A1 (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 日本電産リード株式会社 虹彩認証装置、及び虹彩認証システム

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WO2017051696A1 (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 日本電産リード株式会社 虹彩認証装置
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