JP3140851B2 - スイッチの取付枠への取付け構造 - Google Patents

スイッチの取付枠への取付け構造

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JP3140851B2
JP3140851B2 JP04200933A JP20093392A JP3140851B2 JP 3140851 B2 JP3140851 B2 JP 3140851B2 JP 04200933 A JP04200933 A JP 04200933A JP 20093392 A JP20093392 A JP 20093392A JP 3140851 B2 JP3140851 B2 JP 3140851B2
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piece
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switch
spring plate
claw
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JP04200933A
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大 吉田
正明 中村
章孝 濱口
秀明 岩井
豊 加藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチの取付枠への
取付け構造に関し、詳しくは施工性を高めようとする技
術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、スイッチSを
金属製のような取付枠7aに取付けるのに、スイッチS
側に形成された凹所に取付枠7a側の一方の突起7bを
挿入し、そしてスイッチS側の他方の凹所に取付枠7a
側の他方の突起7bを挿入し、その後、他方の突起7b
側に形成した切欠き7cにドライバーのような工具を入
れて突起7b側を変形させてスイッチSを取付枠7aに
取付けるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような構
成のものにおいては、ドライバーのような工具を使って
取付枠7a側を変形させてスイッチSの取付けをおこな
う故、施工性が悪く、変形が充分でない場合には、スイ
ッチSが容易に外れるという問題があった。本発明はこ
のような問題を解消しようとするものであり、その目的
とするところは、確実な取付けをおこなえながら施工性
を高めることができるスイッチの取付枠への取付け構造
を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、取付枠7に形
成した取付け開口8の口縁部に対向して取付け片9が立
設され、取付け片9に取付枠7に対向して抜止め係止端
面9aが形成され、スイッチS側にはその両端部から外
方に爪Saが延出され、略逆U字型のばね板10の一方
の脚片9cに一方の取付け片9の抜止め係止端面9aに
当接してばね板10の抜止めを図る抜止め片9dが形成
され、他方の脚片9cにスイッチS側の爪Saの通過を
弾性変形にて許容するとともにこの爪Saの抜出しを阻
止する抜出し阻止片9eが形成され、略逆U字型のばね
板10が一方の取付け片9に外挿されてその抜止め片9
dにてばね板10が取付け片9に取付けられ、スイッチ
S側の他方の爪Saの他方の取付け片9の抜止め係止端
面9aに係止され、スイッチS側の他方の爪Saがばね
板10の抜出し阻止片9eに係止されて成ることを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】略逆U字型のばね板10を一方の取付け片9に
抜止め片9dにおいて取付ける。そしてスイッチS側の
他方の爪Saを他方の取付け片9の抜止め係止端面9a
に係止する。その後、スイッチS側の他方の爪Saをば
ね板10側の抜出し阻止片9eを弾性変形させてこれを
越えさせ、弾性復帰する抜出し阻止片9eにて爪Saの
抜出しを阻止する。このようにして、ドライバーのよう
な工具を使って取付枠7側を変形させるような作業を省
いて、スイッチSの取付けを確実におこなえながら、そ
の施工性を高める。
【0006】
【実施例】図3は正面図を示し、図1は背方からの分解
斜視図を示している。流し台のような台所家具などにそ
の取付孔13においてビスなどにて取付けられる金属製
の取付け枠7に取付け開口8が形成され、取付け開口8
の口縁部には切起こしにて取付け片9が形成されてい
る。取付け開口8にコンセントC及びスイッチSが挿入
され、これらコンセントC及びスイッチSは取付け片
9,9間にステンレス鋼製のばね板10を介して後述の
ように取付けてある。そして、取付枠7には合成樹脂製
の化粧プレート11が弾性変位が可能な係止爪12を介
して取付けられる。
【0007】図2は上記コンセントCの分解斜視図を示
していて、樹脂製のボディ14に樹脂製のカバー15が
挿合され、金属製の組立枠16にて締結されるものであ
る。そしてボディ14の内部には、刃受ばね17,17
が内蔵され、刃受ばね17,17の背方内部には錠ばね
18が挿合保持され、しかして、カバー15の栓刃挿通
孔2,2から挿入された栓刃(図示せず)が刃受ばね1
7,17に挿入接触され、そして、ボディ14の背部に
形成した電線挿通孔19から挿入された電線(図示せ
ず)が刃受ばね17及び錠ばね18にて形成された速結
端子構成部において挿入接続することができるようにし
てある。更に、ボディ14の背方の外し孔20から挿入
したドライバーのような工具にて内蔵の外し釦21を押
して錠ばね18を変形させて挿入結線された電線を外す
ことができるようにしてある。
【0008】以上のように構成されたコンセント本体1
のカバー15の栓刃挿通孔2,2を閉塞するカバー体3
がコンセント本体1のカバー15に回転自在に設けられ
ている。このカバー体3には栓刃挿通孔2,2と合致す
る挿通孔4,4が形成されている。そして、カバー体3
がばね5にて回転付勢され、ばね5によるカバー体3の
回動付勢位置において栓刃挿通孔2,2を被覆するよう
にしてある。具体的には、コンセント本体1のカバー1
5と栓刃挿通孔2,2を被覆するカバー体3との間にコ
イルスプリング22が配設され、コイルスプリング22
の一端がカバー体3に他端がカバー15に連結され、そ
して、回転軸23となる打ち込み鋲をカバー15の内方
からカバー体3に打ち込み固定し、回転軸23がカバー
15に対してカバー体3とともに回転するものである。
図中24はワッシャである。
【0009】このように、栓刃挿通孔2,2は回転付勢
されたカバー体3にて被覆されていて、栓刃挿通孔2,
2に金属製の異物が不測に挿入されたり、また、ごみや
水が浸入するのを阻止するのである。そして、カバー体
3には、挿通孔4,4が栓刃挿通孔2,2に合致するた
めのカバー体3の回転操作方向を指示する矢印のような
表示部6が形成されている。しかして、カバー体3の挿
通孔4,4に栓刃を挿通してカバー体3を回転操作させ
るのに、表示部6においてその回転方向が指示されてい
て、栓刃の挿通に際して戸惑うことがないのである。
【0010】そして、上記コンセントC及びスイッチS
の取付枠7への取付けは以下のようにしておこなわれ
る。図1及び図4に示すように、取付枠7に形成した取
付け開口8の口縁部に対向して取付け片9が立設されて
いる。取付け片9に取付枠7に対向して抜止め係止端面
9aが形成されされている。スイッチS側にはその両端
部から外方に爪Saが延出されている。略逆U字型のば
ね板10の一方の脚片9cに一方の取付け片9の抜止め
係止端面9aに当接してばね板10の抜止めを図る抜止
め片9dが形成されている。他方の脚片9cにスイッチ
S側の爪Saの通過を弾性変形にて許容するとともにこ
の爪Saの抜出しを阻止する抜出し阻止片9eが形成さ
れている。
【0011】しかして、略逆U字型のばね板10を一方
の取付け片9に抜止め片9dにおいて取付ける。そして
スイッチS側の他方の爪Saを他方の取付け片9の抜止
め係止端面9aに係止する。その後、スイッチS側の他
方の爪Saをばね板10側の抜出し阻止片9eを弾性変
形させてこれを越えさせ、弾性復帰する抜出し阻止片9
eにて爪Saの抜出しを阻止する。このようにして、ド
ライバーのような工具を使って取付枠7側を変形させる
ような作業を省いて、スイッチSの取付けを確実におこ
なえながら、その施工性を高めるのである。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述のように、取付枠に形成し
た取付け開口の口縁部に対向して取付け片が立設され、
取付け片に取付枠に対向して抜止め係止端面が形成さ
れ、スイッチ側にはその両端部から外方に爪が延出さ
れ、略逆U字型のばね板の一方の脚片に一方の取付け片
の抜止め係止端面に当接してばね板の抜止めを図る抜止
め片が形成され、他方の脚片にスイッチ側の爪の通過を
弾性変形にて許容するとともにこの爪の抜出しを阻止す
る抜出し阻止片が形成され、略逆U字型のばね板が一方
の取付け片に外挿されてその抜止め片にてばね板が取付
け片に取付けられ、スイッチ側の他方の爪の他方の取付
け片の抜止め係止端面に係止され、スイッチ側の他方の
爪がばね板の抜出し阻止片に係止してあるから、略逆U
字型のばね板を一方の取付け片に抜止め片において取付
け、そしてスイッチ側の他方の爪を他方の取付け片の抜
止め係止端面に係止し、その後、スイッチ側の他方の爪
をばね板側の抜出し阻止片を弾性変形させてこれを越え
させ、弾性復帰する抜出し阻止片にて爪の抜出しを阻止
し、しかして、ドライバーのような工具を使って取付枠
側を変形させるような作業を省き、スイッチの取付けを
確実におこなえながら、その施工性を高めることができ
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】同上のコンセントの分解斜視図である。
【図3】同上の全体の正面図である。
【図4】同上の取付け作用を示す作用説明図である。
【図5】従来例の平面図である。
【符号の説明】
7 取付枠 8 取付け開口 9 取付け片 9a 抜止め係止端面 9c 脚片 9d 抜止め片 9e 抜出し阻止片 10 ばね板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 秀明 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業 株式会社内 (72)発明者 加藤 豊 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−271221(JP,A) 特開 平1−110010(JP,A) 実開 平3−1620(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 9/02 H02G 3/02 H01R 13/74

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付枠に形成した取付け開口の口縁部に
    対向して取付け片が立設され、取付け片に取付枠に対向
    して抜止め係止端面が形成され、スイッチ側にはその両
    端部から外方に爪が延出され、略逆U字型のばね板の一
    方の脚片に一方の取付け片の抜止め係止端面に当接して
    ばね板の抜止めを図る抜止め片が形成され、他方の脚片
    にスイッチ側の爪の通過を弾性変形にて許容するととも
    にこの爪の抜出しを阻止する抜出し阻止片が形成され、
    略逆U字型のばね板が一方の取付け片に外挿されてその
    抜止め片にてばね板が取付け片に取付けられ、スイッチ
    側の他方の爪の他方の取付け片の抜止め係止端面に係止
    され、スイッチ側の他方の爪がばね板の抜出し阻止片に
    係止されて成ることを特徴とするスイッチの取付枠への
    取付け構造。
JP04200933A 1992-07-28 1992-07-28 スイッチの取付枠への取付け構造 Expired - Lifetime JP3140851B2 (ja)

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