JP3232288B2 - 配線器具用取付枠 - Google Patents

配線器具用取付枠

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JP3232288B2
JP3232288B2 JP23907299A JP23907299A JP3232288B2 JP 3232288 B2 JP3232288 B2 JP 3232288B2 JP 23907299 A JP23907299 A JP 23907299A JP 23907299 A JP23907299 A JP 23907299A JP 3232288 B2 JP3232288 B2 JP 3232288B2
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frame
wiring device
mounting
piece
wiring
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大 吉田
正明 中村
章孝 濱口
秀明 岩井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチやコンセ
ントのような配線器具を取り付ける金属製の配線器具用
取付枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スイッチやコンセントのよう
な配線器具を壁面等の造営面に埋め込み埋設するため
に、金属製の配線器具用取付枠や、合成樹脂製取付枠が
提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の金属製の配線器
具用取付枠は、従来の金属製の配線器具用取付枠は、図
3に示すように取付枠の枠体7の枠片の切欠7cにドラ
イバを入れて突起7b側を変形させて、配線器具Sにか
しめ固定することにより配線器具Sを固定するため、取
付が面倒であった。
【0004】また合成樹脂製取付枠はその弾性を利用し
て配線器具の係止爪を係止する係止部を設けており、配
線器具の取付が簡単に行えるのであるが、割れなどによ
るトラブルが発生しやすいという問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは、配線器具を簡単に取
り付けられ、しかも割れなども生じない配線器具用取付
枠を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、中央部に配線器具の前面部を
後方から嵌め込む器具取付開口部を設けた金属製の枠体
からなり、器具取付開口部の配線器具嵌め込み部位に対
応して前記枠体の両側の枠片の一方の枠片に配線器具の
一側部を係止する係止部を設け、他方の枠片には、配線
器具の前面部を開口部に枠体の後方側から嵌め込む際
に、配線器具の他側部より側方に突出させた係止爪によ
り弾性変形して係止爪を端面側へ通過可能とした抜出し
阻止片を備え、通過した係止爪を該抜出し阻止片の端面
と枠体の裏面との間で係止する、前記枠体とは別部材の
ばね体からなる係止部を付設して成ることを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を一実施形態により説
明する。
【0008】図2は分解斜視図を示し、取り付け面に設
けられた取付穴に取付けられる金属製の取付枠の枠体7
には器具取付開口部8が形成されている。器具取付開口
部8は長方形になっていて、その短手方向の寸法を器具
取付開口部8に、配線器具Sの前面中央に突出させた前
面部が枠体7の後方(裏面側)から嵌めることができる
ように前面部の長手方向の寸法と略同じ寸法に形成し、
また長手方向の寸法を、1個の配線器具Sの短手方向の
寸法の略整数倍の大きさに形成してある。
【0009】具体的には3倍になされている。つまり最
大3つの配線器具Sを器具取付開口部8に取り付けるこ
とができるようになっている。
【0010】そして長辺側(両側の枠片)の外縁部には
切起こしにて一対の取付け片9,9が形成されている。
一方の取付け片9は複数片に分割され、各分割片9nは
逆T字状に形成され、その横辺の両側上端面を配線器具
Sの両側より外方向に夫々一対突設してある係止爪S
a,Saの内、一方側の一対を図1に示すように係止す
る抜止め係止端面9aとしてある。
【0011】そして他方の取付け片9には後述する板ば
ね10を取り付ける長孔9fが形成されている。
【0012】そして器具取付開口部8に配線器具Sが取
り付け片9,9間にステンレス鋼製のばね板10を介し
て後述のように取付けられる。
【0013】枠体7の裏面側には合成樹脂製のプレート
枠13がビスにて取付けられ、このプレート枠13の枠
片上に合成樹脂製の化粧プレート11が弾性変位が可能
な係止爪(図示せず)を介して取付けられる。
【0014】配線器具S側にはその両端部から外方に係
止爪Saが突出されている。
【0015】板ばね10は略逆U字型に折り曲げ形成さ
れたステンレス製のもので、一方の脚片10aに他方の
取付け片9の長孔9fの口縁部の端面9gに当接してば
ね板10の抜止めを図る抜止め片10bが形成されてい
る。
【0016】他方の脚片10cには配線器具S側の係止
爪Saの通過を弾性変形にて許容するとともにこの係止
爪Saの抜出しを阻止する凸状の抜出し阻止片10dが
形成されている。
【0017】しかして、器具取付開口部8内に配線器具
Sの前面部を枠体7の後方から嵌めて配線器具Sを取り
付けるに当たり、まず略逆U字型のばね板10を他方の
取り付け片9の長孔9fに抜止め片10bにおいて取付
ける。そして配線器具S側の一方の係止爪Saを一方の
取付け片9の分割片9nの抜止め係止端面9a上に係止
した後、前面部を器具取付開口部8内に嵌めるようにし
て配線器具S側の他方の係止爪Saによりばね板10側
の抜出し阻止片10dを弾性変形させてこれを越えさせ
る。これにより弾性復帰する抜出し阻止片10dの上端
と枠体7の裏面との間で係止爪Saが係止されて抜出
しが阻止される(図1において2点鎖線で示す)。この
ようにして、ドライバーのような工具を使って枠体7側
を変形させるような作業を省いて、配線器具Sの取付け
を確実に行いながら、その施工性を高めるのである。尚
配線器具Sの形態はコンセントやスイッチがある。
【0018】以上のように、本実施形態では、ドライバ
ーのような工具を使って金属枠体7側を変形させるよう
な作業を省いて、配線器具Sの取付けを確実に行え、そ
の施工性を高めるのである。
【0019】そして、配線器具Sの整数倍の大きさの長
方形の器具取付開口部8において配線器具Sの個数の増
減に容易に対処するものである。つまり、実施例におけ
る金属製の枠体7には3箇の配線器具Sを取付けること
ができるのである。かかる場合、長孔9fに長いばね板
10を取付けて、ばね板10を共通化を図り、部品点数
を削減するのであり、独立した分割片9nの抜止め係止
端面9aを利用し、配線器具Sの取付けの安定化を図る
のである。
【0020】
【発明の効果】本発明は、中央部に配線器具の前面部を
後方から嵌め込む器具取付開口部を設けた金属製の枠体
からなり、器具取付開口部の配線器具嵌め込み部位に対
応して前記枠体の両側の枠片の一方の枠片に配線器具の
一側部を係止する係止部を設け、他方の枠片には、配線
器具の前面部を開口部に枠体の後方側から嵌め込む際
に、配線器具の他側部より側方に突出させた係止爪によ
り弾性変形して係止爪を端面側へ通過可能とした抜出し
阻止片を備え、通過した係止爪を該抜出し阻止片の端面
で係止する、前記枠体とは別部材のばね体からなる係止
部を付設してあるので、配線器具一側部を枠体の一方の
枠片に設けた係止部に係止させた状態で前面部を枠体の
後方から器具取付開口部に嵌める操作だけで、配線器具
の他側部の係止爪を枠体の他方の枠片に設けたばね体の
抜出し阻止片に係止させることができ、配線器具の取り
付けを所謂ワンタッチ操作によりでき、従来の金属製取
付枠のように枠片の変形操作などが不要であり、しかも
枠体が金属であるので、合成樹脂製取付枠のような割れ
なども起きないという効果がある。特にばね体を付設す
る構成とすることにより、ばね体と枠体とを別部材によ
り構成することができ、その結果枠体には適正な剛性を
持つ金属材を、またばね体には適正なばね性を持つばね
材を使用することができ、そのため枠体の変形を防ぎ、
しかも取り付け時にはばね体の弾性を利用したワンタッ
チ操作による取り付けを可能とし、また通過した係止爪
を該抜出し阻止片の端面と枠体の裏面との間で係止する
ので、配線器具のがたつきを防ぐとともに、一旦配線器
具を取り付けた後に、不用意に係止爪の係止状態が解除
されるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の取付け作用を示す断面図で
ある。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】従来例の平面図である。
【符号の説明】
7 枠体 8 器具取付開口部 9 取付け片 9a 抜止め係止端面 10a、10c 脚片 10b 抜止め片 10d 抜出し阻止片 10 ばね板 S 配線器具 Sa 係止爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 秀明 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−222015(JP,A) 特開 平4−271221(JP,A) 特開 平2−228208(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 9/02 H01R 13/46 303 H01R 13/46 304 H02G 3/02 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に配線器具の前面部を後方から嵌め
    込む器具取付開口部を設けた金属製の枠体からなり、 器具取付開口部の配線器具嵌め込み部位に対応して前記
    枠体の両側の枠片の一方の枠片に配線器具の一側部を係
    止する係止部を設け、 他方の枠片には、配線器具の前面部を開口部に枠体の後
    方側から嵌め込む際に、配線器具の他側部より側方に突
    出させた係止爪により弾性変形して係止爪を端面側へ通
    過可能とした抜出し阻止片を備え、 通過した係止爪を該抜出し阻止片の端面と枠体の裏面と
    の間で係止する、前記枠体とは別部材のばね体からなる
    係止部を付設して成ることを特徴とする配線器具用取付
    枠。
JP23907299A 1999-08-26 1999-08-26 配線器具用取付枠 Expired - Lifetime JP3232288B2 (ja)

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