JP3140455B2 - コイル材の切断装置 - Google Patents

コイル材の切断装置

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JP3140455B2 JP02294806A JP29480690A JP3140455B2 JP 3140455 B2 JP3140455 B2 JP 3140455B2 JP 02294806 A JP02294806 A JP 02294806A JP 29480690 A JP29480690 A JP 29480690A JP 3140455 B2 JP3140455 B2 JP 3140455B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコイル材の切断装置に関し、特にブランキン
グ装置によるブランキング加工の終了後にブランキング
ラインに残されたコイル材を簡単に除去してブランキン
グラインの生産性を高めるとともに、このコイル材を有
効活用してコイル材の歩留まりを高め得るようなコイル
材の切断装置に関する。
〔従来技術〕
一般に、長尺のコイル材をブランキング加工して部品
を生産するブランキングラインの上流端と下流端には、
夫々コイル材をセッティングするためのコイル支持装置
とコイル材をブランキング加工するブランキング装置が
配設され、コイル支持装置とブランキング装置との間に
は、コイル材をコイル支持装置からブランキング装置へ
送給するローラ搬送装置が設けられている。
通常、ローラ搬送装置には、ブランキング装置に送給
されるコイル材の長さを測定するメジャリングローラ
と、このメジャリングローラの下流側に配設されコイル
材をブランキング装置に送給駆動するフィードローラな
どが設けられ、ブランキング加工時には、ローラ搬送装
置によりコイル材を所定長さづつ間欠的にブランキング
装置へ送給するようになっている。
一方、コイル材をブランキングラインに供給する方法
として、ブランキング装置におけるブランキング加工が
最終に近づいた段階であってブランキングラインに既に
送給された所定長さのコイル材をブランキング加工する
ことにより所定数の部品を生産することが可能となった
段階で、コイル材をコイル支持装置の下流側近傍で切断
するとともに、引き続いて次に生産する上記部品と異な
る部品用のコイル材をコイル支持装置にセットする方法
が一般に採用され、これにより生産部品の切換えに伴う
コイル材のコイル支持装置への切換作業の能率を高めて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のブランキングラインにおいては、ブランキ
ング装置におけるブランキング加工の終了後、フィード
ローラからブランキング装置に亙って約4〜5mもの比較
的長いコイル材が残され、このコイル材はコイル支持装
置から分離されているため、上流側に逆送給して巻戻す
ことが出来ず、このコイル材をブランキングラインから
除去してスクラップ材として処理するので、その分コイ
ル材の歩留まりが低下するという問題がある。
更に、ブランキングラインに残ったコイル材をライン
から除去する際、人手により切断分割してラインから除
去しなければならず、処理作業に多くの時間を要するう
え、その間ブランキング装置において金型の交換などの
切換作業を行うことが出来ないので、ブランキングライ
ンの生産性が著しく低下するという問題がある。
フィードローラとブランキング装置との間に、例えば
マイクロフィーダなどの高精度の搬送機能を備えた補助
搬送装置を設け、この補助搬送装置によりラインに残っ
たコイル材をブランキング装置に送給して処理すること
も考えられるが、このような補助搬送装置は非常に高価
であり、設備コストが増大するという問題がある。
本発明の目的は、ブランキングラインに残こされたコ
イル材の除去作業の能率を高めてブランキングラインの
生産性を高めるとともに、このコイル材を有効活用して
コイル材の歩留まりを高め得るようなコイル材の切断装
置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るコイル材の切断装置は、上流端のコイル
支持装置にセットされた長尺のコイル材を、メジャリン
グローラとこのメジャリングローラの下流側に位置する
フィードローラなどを備えたローラ搬送装置により所定
長さずつ間欠的に下流端のブランキング装置に送給し、
ブランキング装置でコイル材をブランキング加工するブ
ランキングラインにおいて、上記フィードローラの下流
側近傍にシェアリング切断装置を設け、上記コイル材の
上流側端部がフィードローラの上流側近傍まで送給され
たときに、フィードローラからブランキング装置に亙っ
て残されたコイル材を、その下流側端部がフィードロー
ラの下流側近傍に位置するまでローラ搬送装置で上流側
に逆送給し、その後ローラ搬送装置で適宜設定される所
定長さずつ下流側に送給してシェアリング切断装置で切
断するものである。
〔作用〕
本発明のコイル材の切断装置においては、ブランキン
グ装置であるコイル材から所定数の部品が生産され、コ
イル材の上流側端部がフィードローラの上流側近傍まで
送給されたときに、コイル材をブランキング装置の方へ
それ以上送給できなくなるが、このときフィードローラ
からブランキング装置に亙って残されたコイル材は、そ
の下流側端部がフィードローラの下流側近傍に位置する
までローラ搬送装置により上流側に逆送給され、その後
ローラ搬送装置で適宜設定される所定長さずつ下流側に
送給されてシェアリング切断装置で切断される。
このように、ブランキングラインに残されたコイル材
は、シェアリング切断装置により所定長さに切断される
ので、簡単に且つ短時間にラインから除去することが出
来、且つこの間にブランキング装置において金型の交換
などの切換作業を並行して行うことが出来るので、ブラ
ンキングラインの生産性を高めることが出来る。
更に、シェアリング切断装置により所定長さに切断さ
れたコイル材を他の部品の生産に供することが出来るの
で、ラインに残されたコイル材の有効活用を図ることが
出来、コイル材の歩留まりを高めることが出来る。
〔発明の効果〕
本発明のコイル材の切断装置によれば、以上〔作用〕
の項で説明したようにフィードローラの下流側近傍にシ
ェアリング切断装置を設け、ラインに残されたコイル材
をシェアリング切断装置で所定長さずつ切断するように
構成したので、ラインに残されたコイル材をラインから
簡単に除去することが出来、且つこの間にラインの切換
作業を並行して行うことが出来るので、ラインの生産性
を著しく高めることが出来ること、シェアリング切断装
置により所定長さに切断されたコイル材を他の部品の生
産に供することが出来るので、ラインに残されたコイル
材の有効活用を図ることが出来、コイル材の歩留まりを
高めることが出来ること、などの効果が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基いて説明す
る。
本実施例のコイル材の切断装置は、自動車の各種車体
部品を生産するブランキングラインに設けたものであ
る。尚、説明は図示のように方向を定義して説明する。
先ず、上記ブランキングラインLについて簡単に説明
する。
第1図に示すように、ブランキングラインLの後端
(上流端)には、長尺のコイル材1をセットするコイル
支持装置2が配設され、ブランキングラインLの前端
(下流端)には、コイル材1をブランキング加工するブ
ランキング装置3が配設され、コイル支持装置2とブラ
ンキング装置3との間には、コイル材1をコイル支持装
置2からブランキング装置3へ送給するローラ搬送装置
4が配設されている。
ローラ搬送装置4は、コイル材1を洗浄するとともに
コイル材1を切断する切断機5を備えた洗浄装置6と、
ピンチローラ7及び複数のレベルローラ8を備えたレベ
ラー装置9と、複数のフィードローラ10を備えた第1フ
ィード装置11と、リフト12を備えたリフター装置13と、
メジャリングローラ14(第2図参照)とメジャリングロ
ーラ14の下流側近傍に位置するフィードローラ15(第2
図参照)などを備えた第2フィード装置16及びこれら装
置6・9・11・13・16と後述する切断装置30を駆動制御
するコントロール装置(図示略)とで構成されている。
尚、リフト12は、フロアFに形成されたピットP1の上方
に上昇した上昇位置(2点鎖線図示)とピットP1内に下
降した下降位置(実線図示)とに昇降可能になってい
る。
次に、第2フィード装置16について説明する。
第2図に示すように、第2フィード装置16のフレーム
20内の後端部には、下流側に送給されたコイル材1の長
さを精密に測定するメジャリングローラ14が設けられ、
メジャリングローラ14の下側には、ブランキング加工時
にメジャリングローラ14と協働してコイル材1の上流側
への移動を防止するアンチバックローラ21が設けられ、
メジャリングローラ14は、フレーム20の後壁部20aに設
けられたエアシリンダ22によりアンチバックローラ21と
当接状に位置した下降位置とアンチバックローラ21から
上方に離隔した上昇位置とに位置切換可能になってい
る。
第2フィード装置16のフレーム20内の前後方向の途中
部には上下1対のフィードローラ15が設けられ、上側の
フィードローラ15はフレーム20の上壁部20bに設けられ
たエアシリンダ23により下方に押圧されるようになって
いる。
メジャリングローラ14とアンチバックローラ21とは矢
印で示すように一方向にのみ回転可能になっており、上
下のフィードローラ15は矢印で示すように両方向に回転
可能になっている。メジャリングローラ14で測定された
測定データはコントロール装置に入力され、フィードロ
ーラ15は、コントロール装置によりコイル材1を高精度
に送給するように駆動制御される。尚、符号24は、第2
フィード装置16から下流側に送給されるコイル材1をブ
ランキング装置3に案内するガイドフレームであり、符
号25はガイドフレーム24の上面に載置された上板部材で
ある。
ブランキング装置3においてコイル材1をブランキン
グ加工するときには、コイル材1をコイル支持装置2に
セットした後、リフター装置13のリフト12を上昇位置に
位置させた状態において、ローラ搬送装置4によりコイ
ル材1を、その下流側端部がブランキング装置3の中心
から所定距離下流側に位置するまで送給し、その後、リ
フト12を下降位置側に下降させながらリフト12の下降と
同期させてコイル材1を下流側に送給することにより、
コイル材1をピットP1内に垂下させた状態に配設する。
次に、ブランキング装置3によりコイル材1のブラン
キング加工が開始されると、ブランキング装置3の加工
サイクルに同期して第2フィード装置16のフィードロー
ラ15によりコイル材1が所定長さずつ間欠的にブランキ
ング装置3に送給され、コイル支持装置2からコイル材
1が所定長さずつ下流側に送給される。
このようにして、コイル材1のブランキング加工が連
続的に行われて部品が生産され、その後、洗浄装置6と
ブランキング装置3との間に既に送給されている所定長
さのコイル部材1をブランキング加工することにより所
期の所定数の部品の生産が完了する状態になったとき
に、第4図(a)に示すように、洗浄装置6の切断機5
によりコイル材1が切断され、引き続いてコイル支持装
置2からコイル材1が取外され、次の部品の生産のため
材種の異なるコイル材1がコイル支持装置2にセットさ
れる。
一方、切断機5で切断された下流側のコイル材1は、
上記同様に引き続きブランキング加工に供せられ、所定
数の部品の生産が完了すると、ブランキング装置3の作
動が停止され、ローラ搬送装置4によるコイル材1の下
流側への送給が停止される。このとき、第4図(b)に
示すように、コイル部材1の上流側端部は、第2フィー
ド装置16のフィードローラ15の上流側近傍まで送給され
ており、フィードローラ15からブランキング装置3の中
心の上流側近傍の間に約4〜5mの長さのコイル材1が残
される。
次に、上記切断装置30について説明する。
切断装置30は、ブランキング加工の完了後フィードロ
ーラ15からブランキング装置3に亙って残されたコイル
材1を切断するとともに、コイル材1をブランキングラ
インLから除去するものであり、第2フィード装置16の
フィードローラ15の下流側近傍に設けられたシェアリン
グ切断装置31とシェアリング切断装置31の下流側に設け
られた排出装置32などで構成されている。
先ず、シェアリング切断装置31について説明する。
第2図・第3図に示すように、第2フィード装置16の
フレーム20の前部には、左右1対のガイド部材33が立設
され、左右のガイド部材33の間のフロアFには固定部材
34が設けられ、固定部材34の上端には下刃35が複数のボ
ルトで固定され、左右のガイド部材33には昇降部材36が
昇降可能に設けられ、昇降部材36の下端には上刃37が複
数のボルトにより取付けられている。
フレーム20の上壁部20bにはビーム部材38が設けら
れ、ビーム部材38には左右1対のエアシリンダ39が設け
られ、各エアシリンダ39のロッド39aには支持部材40が
固着され、各支持部材40は昇降部材36に連結され、エア
シリンダ39を駆動することにより、昇降部材36は、実線
で示した非切断位置と2点鎖線で示した上刃37と下刃35
とが協働してコイル材1を切断可能な切断位置とに位置
切換可能になっている。
昇降部材36の後端面には、3組の押圧具41が設けら
れ、各押圧具41の下端には押圧板42が固着され、昇降部
材36が切断位置に切換えられたときには、コイル部材1
は押圧板42により下方に押圧されるようになっている。
尚、符号43は押圧板42を下方に付勢するバネ部材であ
り、符号44は昇降部材36を非切断位置にロックするため
のスクリューシャフト式移動エアシリンダである。
次に、排出装置32について説明する。
排出装置32は、シェアリング切断装置31により切断さ
れたコイル材1をブランキングラインLから排出するた
めのものである。
第2図に示すように、第2フィード装置16のフレーム
20が配設されたフロアFの下流側にはピットP2が形成さ
れ、ピットP2には前後1対のレール50が左右方向向きに
敷設され、レール50には排出ボックス51が左右方向に移
動自在に配設されている。
排出ボックス51にはスクリューシャフト式移動機構52
が設けられ、スクリューシャフト式移動機構52には、排
出ボックス51の上端の開口部51aから斜上方に突出した
ガイド部53aを有するガイド部材53が設けられ、ガイド
部材53は、スクリューシャフト式移動機構52により開口
部51aを略半部閉塞した半閉塞位置(実線図示)と開口
部51aを開放した開放位置(2点鎖線図示)との範囲の
間で位置切換可能になっている。
ピットP2の上流側には、ピットP2より深いピットP3が
形成され、ピットP3には前後1対のレール55が左右方向
向きに敷設され、レール55には、排出ボックス51よりも
大きい排出ボックス56が左右方向に移動自在に配設され
ている。
ガイドフレーム24のうちピットP2に対向する部分に
は、排出ボックス56の上端の開口部56aの近くまで下方
に突出したガイド枠57が設けられ、ガイド枠57の内側に
は、ガイド枠57の後端の開口部57aから斜上方に突出し
たガイド部58aを有するガイド部材58が設けられ、ガイ
ド部材58は、ガイドフレーム24に設けられたエアシリン
ダ59により排出ボックス51の開口部51aの上方を覆う導
入位置(実線図示)とガイド枠57側に退入した非導入位
置とに位置切換可能になっている。
また、ガイドフレーム24にはエアシリンダ60が設けら
れ、エアシリンダ60により上板部材25は、その右端部が
非切断位置にある上刃37の下方に位置した閉位置(実線
図示)と下流側にスライドした開位置(2点鎖線図示)
とに位置切換可能になっており、上板部材25が開位置に
切換えられた状態では、ガイドフレーム24の後端側は下
方に開放状になる。
このように構成された切断装置30の作用について説明
する。
ブランキング装置3において、コイル材1のブランキ
ング加工が行われているときには、昇降部材36は非切断
位置に切換えられており、コイル材1をブランキング装
置3に送給可能になっている。
前記のように、ブランキング装置3において、所定数
の部品の生産が完了し、ローラ搬送装置4によるコイル
材1のブランキング装置3への供給が停止されると、エ
アシリンダ60により上板部材25が開位置に切換えられ、
エアシリンダ59によりガイド部材58が導入位置に切換え
られ、ボールネジ機構52によりガイド部材53が予め設定
された位置に移動する。
一方、上記各部材25・53・58の位置切換えと並行し
て、エアシリンダ22によりメジャリングローラ14が上昇
位置に切換えられ、次に、第4図(c)に示すように、
ブランキングラインLに残されたコイル材1は、その下
流側端部がフィードローラ15の下流側近傍に位置するま
でフィードローラ15により上流側に逆送給され、コイル
材1の下流側端部がフィードローラ15の下流側近傍に位
置すると、コイル部材1の逆送給が停止されるとともに
メジャリングローラ14が下降位置に切換えられる。
次に、第4図(d)に示すように、コイル部材1は、
フィードローラ15により予め設定された長さずつ間欠的
に所定回数下流側に送給され、この間欠的なコイル材1
の送給と同期してシェアリング切断装置31の昇降部材36
が切断位置と非切断位置とに昇降駆動され、第5図に1
点鎖線で示したように、先ず、ブランキング装置3によ
り非直線状又は斜直線状にブランキングされたコイル材
1の下流側端部部分が切除される。このように切除され
たコイル材1の下流側端部部分は、ガイド部材58のガイ
ド部58aとガイド枠57を介してスクラップとして排出ボ
ックス56に排出される。
次に、エアシリンダ58によりガイド部材58が導入位置
から非導入位置に切換えられるとともに、コイル材1は
予め設定された長さ(この長さは、ガイド部材53により
区画された排出ボックス51内の前部空間の前後方向の幅
に略等しい)ずつ間欠的に所定回数下流側に送給され、
この間欠的なコイル材1の送給と同期して上記同様にシ
ャアリング切断装置31が駆動されることにより、第5図
に2点鎖線で示したように、コイル材1が一定の大きさ
に短冊状に切断される。
このように切断されたコイル材1はガイド部材53のガ
イド部53aを介して排出ボックス51に導入され、第2図
に示したように、排出ボックス51の下部に積重ねられ
る。所定回数のコイル材1の切断が終わると、昇降部材
36が非切断位置に切換えられてシェリング切断装置31の
作動が停止されるとともに、ガイド部材58が導入位置に
切換えられ、コイル材1の最後に残された上流側端部部
分が排出ボックス56に排出され、その後、上板部材25が
閉位置に切換えられる。
一方、上記のように、ブランキングラインLに残され
たコイル材1が処理されている間、ブランキング装置3
においては、オートダイチェンジャーにより金型の交換
が行われる。
このように、切断装置30によりブランキングラインL
に残されたコイル材1を簡単にブランキングラインLか
ら除去することが出来、且つこの間ブランキング装置3
において金型の交換などの切換作業を並行して行うこと
が出来るので、切換時間を大幅に短縮して、ブランキン
グラインLの生産性を高めることが出来る。
更に、排出ボックス51に排出された所定の大きさのコ
イル材1を他の部品の生産に供することが出来るので、
コイル材1の有効活用を図ることが出来、コイル材1の
歩留まりを高めることが出来る。
尚、排出ボックス51に排出する短冊状のコイル材1の
大きさを変えることは可能である。その場合、スクリュ
ーシャフト式移動機構52によりガイド部材53の位置を調
整すればよい。更に、上記のようにコイル材1を切断機
5で切断することなくコイル支持装置2に支持されたコ
イル材1を最後までラインLに送給した場合に、ライン
Lに残されたコイル材1を上記同様に処理出来ることは
勿論である。
尚、上記切断装置は自動車の車体部品のブランキング
ラインに限らず、種々の部品を生産するブランキングラ
インに適用出来ることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はブランキ
ングラインの側面図、第2図は切断装置と第2フィード
装置の部分切欠側面図、第3図はシェアリング装置の正
面図、第4図(a)はブランキング加工時おけるコイル
材の送給状態を示す説明図、第4図(b)はブランキン
グ加工完了時におけるラインに残されたコイル材を示す
説明図、第4図(c)はラインに残されたコイル材の逆
送給を示す説明図、第4図(d)はラインに残されたコ
イル材の切断を示す説明図、第5図はラインに残された
コイル材の下流端部部分の切断処理を示す説明図であ
る。 L……ブランキングライン、1……コイル材、2……コ
イル支持装置、3……ブランキング装置、4……ローラ
搬送装置、14……メジャリングローラ、15……フィード
ローラ、30……切断装置、31……シェアリング切断装
置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上流端のコイル支持装置にセットされた長
    尺のコイル材を、メジャリングローラとこのメジャリン
    グローラの下流側に位置するフィードローラなどを備え
    たローラ搬送装置により所定長さずつ間欠的に下流端の
    ブランキング装置に送給し、ブランキング装置でコイル
    材をブランキング加工するブランキングラインにおい
    て、 上記フィードローラの下流側近傍にシェアリング切断装
    置を設け、 上記コイル材の上流側端部がフィードローラの上流側近
    傍まで送給されたときに、フィードローラからブランキ
    ング装置に亙って残されたコイル材を、その下流側端部
    がフィードローラの下流側近傍に位置するまでローラ搬
    送装置で上流側に逆送給し、その後ローラ搬送装置で適
    宜設定される所定長さずつ下流側に送給してシェアリン
    グ切断装置で切断するように構成したことを特徴とする
    コイル材の切断装置。
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