JP3140290B2 - コネクタ用端子の製造方法 - Google Patents

コネクタ用端子の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、自動車用ワ
イヤハーネスの接続に用いられるコネクタ用端子の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術によるコネクタ用端子の一例に
ついてその構造を図8に示す。端子1の前部には相手端
子に対する受承部2とばね部3があり、受承部2は基板
4とその両側の側壁5の自由縁を基板4上で折曲して重
ね合わせて形成した天井壁6とで構成され、ばね部3は
受承部2の前端において基板4から一体に受承部2内部
に折り返し形成されている。
【0003】端子1の後部には圧着、はんだ付け等によ
る電線との電気的接続手段である導体加締片8と電線を
絶縁被覆上から機械的に把持する絶縁体加締片9とがあ
り、両者で電線接続部7を形成する。このような構造の
端子は例えば図9のようにプレス機(図示せず)の順送
り加工によって製造される。順送り加工においては、打
抜及びプレス成形加工からなる多工程が、図示されてい
ない上下1組のプレス金型の中に組み入れられており、
金属薄板からなる母材10が金型の間を1ストロークす
るごとに順に送られて行き、工程の最後で成形済の製品
が排出される。即ち、母材10を1台のプレス機を通過
させるだけで、図8に示す形状の端子1に加工される。
【0004】市場におけるコネクタ小型化の要請に従い
端子寸法が小さくなると、ばね部の許容最大撓みが小さ
くなり、特に自動車用として使用した場合、耐震等の耐
久性が低下するという重大な問題が生じる。この問題を
数式的に表現するために、図10において、ばね部3を
集中荷重の片持ち梁と考え、Lを梁の長さ、tを板厚、
Wをばね部3の幅、Fを端子1の接触荷重、Eをばね材
料のヤング率、Dを最大撓み、Sを最大応力とすると、
材料力学に関する公知の公式である式(1),(2)が
適用され、この2式から最大撓みDを表す別の式(3)
が導かれる。
【0005】 D=12FL3 /3EWt3 (1) S=6FL/Wt2 (2) D=2SL2 /3Et (3) ここで上記問題の対策として、ばね部3の許容最大撓み
Dを大きくするには式(3)の関係より次のような方針
が導出される。
【0006】1)端子全体の寸法に対して寸法Lを出来
るだけ大きく取れるような形状にする。 2)ばね部材料として許容最大応力Sの大きい材質を選
ぶ。 3)ばね部の板厚tを小さく製作する。 なお、ヤング率Eの小さな材料を使用することは、ばね
部本来の目的に反することになるから、採択出来ない。
【0007】上記方針のうち、ばねの有効長Lを大きく
取る方法として、ばね部3を図11に示すような巻ばね
形状15に製作することが従来実施されていた。しかし
この方法は、ばね部の構造が複雑で、形状寸法の精度を
安定させるためには高度の技術を要し製造コストが高く
なり、またばね部先端に大きな半径の曲げ部16がある
ため、治具などによるこじりでばねが変形しやすい等の
欠点があった。
【0008】一方、許容最大応力Sの大きい材質を選ぶ
という方法については、このような材料は一般に高価
で、端子全体をこのような材料で製作すると製造コスト
が高くなるという欠点がある。また端子全体を板厚tの
小さな材料で製作すると、端子の後方抜けだしを阻止す
る係止強度が低下するという重大な欠点を生じる。
【0009】そこで従来は、ばね部3のみの材質または
板厚を端子の他の部分と変えて別の工程で製作し、最終
工程で図13に示すように受承部2内に組み込むという
方法が行われていた。しかしこのような2部品構成の端
子の製造においては、図12のようにばね部3のプレス
工程、その他の部分のプレス工程それぞれにプレス機お
よびプレス金型が必要で、その他に組立て機を要し、そ
の設備費がかさむ上にばね部のセット不良による収率低
下等の欠点があった。
【0010】他方、図14の構造ではコネクタハウジン
グaの端子収容室b内において、コネクタ用端子cが可
撓係止片dにより係止されて後抜けが阻止されている。
コネクタ用端子cは受承部eと電線接続部fから成り、
受承部eの後方肩部によって形成される係止部e1 に片
持ちの可撓係止片dにおける係止突起d1 が係合してい
る。
【0011】図15において拡大して示される如く、係
止部e1 には金属薄板の破断面におけるエッジe1 ′が
形成されているので、係止突起d1 に対する係止部e1
の係止代p(係止部e1 の係止突起d1 に対する基部側
接触端であるエッジe1 ′部分から係止突起d1 の端部
までの距離)を大きく取ることが可能であって、可撓係
止片dの突起代q(係止突起d1 の基部から端部までの
距離)を大きく利用することが可能であるが、エッジe
1 ′に形成された尖鋭端により係止突起d1 を破損する
欠点がある。
【0012】図16は、端子cの係止部e2 を折曲板部
により非エッジ化して弧状隅部e2′を形成した構造で
あるが、この場合には非エッジ化により可撓係止片dの
破損の避けることが出来るが、弧状隅部e2 ′により係
止突起d1 に対する係止部e2 の係止代p′が小さくな
り、十分な係止を確保するためには、仮想線に示される
如くに、係止突起d1 を大きくして突起代q′を増大さ
せる必要がある。しかし、突起代の増大はコネクタハウ
ジング全体の肥大化を生ずる欠点がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した点に
着目して為されたものであり、前記ばね部、係止部等の
端子の一部について生ずる問題の対策として、一体構造
の端子における当該ばね部、係止部等のみを局部的に薄
板化することにより解決するようにしたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のコネクタ用端子の製造方法においては、一
枚の金属薄板から端子金具素材を展開状態で打ち抜き、
該展開状態の端子金具素材における相手端子に対する受
承部形成部分の後端部を圧延して圧延薄板部を形成し、
該圧延薄板部を折り返して重合板部を形成し、該展開状
態の端子金具素材を折曲加工して端子金具を形成するこ
とにより該受承部の後端部に該重合板部による非エッジ
化された係止部を得ることを特徴とし、また、一枚の金
属薄板から端子金具素材を展開状態で打ち抜き、該展開
状態の端子金具素材における相手端子に対する受承部形
成部分の前端部を圧延して圧延薄板部を形成し、該圧延
薄板部を折り返して重合板部を形成し、該展開状態の端
子金具素材を折曲加工して端子金具を形成することによ
り該受承部の前端部に該重合板部による非エッジ化され
た端部を得ることを特徴とし、更には、一枚の金属薄板
から端子金具素材を展開状態で打ち抜き、該展開状態の
端子金具素材におけるばね部形成部分を圧延して薄板化
し、薄板化された該ばね部形成部分の外形にトリム加工
を施し、該展開状態の端子金具素材を折曲加工して端子
金具を形成することにより該端子金具に薄板化されたば
ね部を得ることを特徴とする。
【0015】
【0016】
【作用】薄板部による特定機能部分は、ばね部としては
許容最大撓みを大きく保つことが出来、係止部としては
小範囲で折り曲げて非エッジ化出来る。
【0017】
【実施例】図1は本発明にかかるコネクタ用端子の要部
斜視図を示し、従来と同様の構成部分には同一の符号を
用いて説明を省略した。端子1における基板4の前部に
は相手端子に対する受承部2とばね部3′があり、ばね
部3′は受承部2の前端において基板4から一体に受承
部2内部に折り返し形成されている。
【0018】ばね部3′の板厚t2 は、端子1の他の部
分の板厚t1 よりも薄く、これにより端子1の他の部分
の強度の低下を来すことなく、ばね部3′の許容最大撓
みを大きく保つことが出来る。ばね先端部は密着曲げで
折り返され、こじりによるばねの変形が防止される。
【0019】なお、図1には基板4から切り起し形成し
た突起11によって、ばね部3′の過度の撓みによるヘ
タリを防止する構造が表示されているが、該突起11は
省いてもよい。このような構造上の特徴をもった端子を
製造する、本発明に係るプレスの順送り加工の1実施例
を図2に示す。
【0020】金属薄板からなる母材10は図示しない上
下1組のプレス金型の間を1ストロークごとに矢印12
の方向に順に送られ、金型に配置された多段の工程を経
て、所定形状に成形された端子として送り出されるが、
本発明においては上記金型に端子のばね部3′のみを圧
延して板厚を他の部分よりも薄くして圧延薄板化する圧
延工程13を組み入れてある。
【0021】圧延工程13は、金型の一方に設けた図2
において破線で仮想的に示したハンマ17と、これと対
向するもう一方の金型の部分に設けた図示されないアン
ビルとを用いて実施され、プレスが圧下されたときに、
ハンマ17とアンビルとの隙間が、図の斜線で示したば
ね部3′のみを所定の板厚まで圧延薄板化するように配
置されている。
【0022】なお、ばね部3′は圧延によってブランク
工程での巾W1 より外形が拡がるから、仕上がり寸法を
正確に保つためには、圧延工程13の後にばね部3′の
外形のトリム工程14(巾W2 となる)を設けるのが望
ましい。このような端子構造を実現するため次のような
方法を用いた。即ち、端子は打抜、プレス加工等からな
るプレス機の順送り加工によって1枚の金属薄板から形
成するが、順送り加工の金型にばね部のみを圧延して材
厚を他の部分よりも薄くする圧延工程および圧延装置を
組み入れる。
【0023】上記の手段によって構成された端子は小形
の端子の場合でもばね部の許容最大撓みを大きく出来る
から、振動の大きい環境で使用した場合などの耐久性が
向上する。また、ばね先端部に大きな半径の曲げ部がな
いから、治具などによるこじりでばねが変形する危険が
ない。
【0024】さらに、端子構造を1枚の金属薄板から、
打ち抜きおよびプレス加工によって成形する1部品構成
とし、上記工程の分割に基づく設備費の増加、収率低下
等の欠点を解消する。順送り加工のプレス金型に、ばね
部のみを圧延して材厚を他の部分よりも薄くする工程を
組み入れたから、板厚の減少を端子の他の部分に及ぼし
て強度の低下を来すなどの欠点を伴わず、しかも1枚の
金属薄板から端子を成形する1部品構成特有の工程の簡
略、設備費の節約、高収率を保持出来る。
【0025】図3において、Aは合成樹脂製のコネクタ
ハウジング、Bは端子金具である。コネクタハウジング
Aには前後方向に貫通した端子収容室21が形成され、
端子収容室21には前端にストッパー22が設けられる
と共に中間部において片持ちの可撓係止片23が設けら
れる。可撓係止片23の自由端には突起代qの係止突起
24が形成されている。
【0026】端子金具Bは、受承部B1 と電線接続部B
2 から成り、電線接続部B2 には予め電線が接続され
る。受承部B1 において、底板部25に両側板部26,
26を介して重合頂板部27,27′が連設され、底板
部25の先端に折り返し弾性接触片28が形成されてい
る。金属薄板から展開状態で打ち抜かれた端子金具素材
B″において、先づ外側の頂板部27の後端部に内側頂
板部27′よりも後方に突出した圧延薄板部29を形成
し(図4(A),図5(A))、次いで該圧延薄板部2
9を前方へ折り返して重合板部29′の後端部に非エッ
ジ化された係止部29aを形成し(図4(B),図5
(B))、この状態から折曲加工により図3の端子金具
Bを形成する。
【0027】上記した如くに、端子金具Bの係止部29
aは圧延薄板部29の折り返しによって形成されてい
て、弧状隅部を小径化し得るので、係止突起24に当接
する非エッジ化された係止部29aの係止代p″を従来
のエッジ化された係止部に対する係止代p(図15参
照)と略同等に構成することが可能となる。
【0028】図6において、防水型のコネクタハウジン
グA′、マット状防水栓S、防水栓押えカバーC及び防
水コネクタ用端子B′が示され、コネクタハウジング
A′の後端の開放室30に嵌合される防水栓Sには端子
収容室31に対応した複数のシール用挿通孔32が形成
されており、防水栓Sは予め開放室30に嵌合して防水
栓押えカバーCにより固定され、この状態で電線と接続
した端子B′が防水栓押えカバーCの貫通孔38から挿
通孔32を突き抜けて端子収容室31に挿入して係止さ
れる。
【0029】端子B′がシール挿通孔32を拡張しつつ
通過する際に、端子B′の受承部B1 ′の前端のエッジ
部(図示せず)が該挿通孔32部分を損傷してシール性
能を低下させるおそれがあるので、ばね部33を設けた
基板34を除いて、側壁35と上壁36の前端部に前記
同様(図4参照)に圧延薄板部37を形成し、次いでこ
れを折り返して重合板部37′を設けることにより非エ
ッジ化先端部37aを、特に端子を大型化することなく
して、コンパクトに形成する。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明においては、一枚の金属
薄板から打ち抜き、局部的圧延、重合板部形成並びに折
曲加工によりコネクタハウジングの係止部に当接する非
エッジ化された係止部を受承部の後端部において容易に
形成することが出来ると共に圧延薄板部の重合により上
記非エッジ化された係止部を従来のエッジ化された係止
部における係止代と略同等に構成することが可能となっ
て係止代の増大に伴うコネクタハウジングの大型化を避
けることが出来、しかも一枚の金属薄板から端子金具を
成形する1部品構成特有の工程の簡略さ、設備費の節約
により高収率を保持出来る。請求項2の発明において
は、一枚の金属薄板から打ち抜き、局部的圧延、重合板
部形成並びに折曲加工により受承部の前端部において非
エッジ化された端部を特に端子金具を大型化することな
くして容易に形成することが出来、これによって端子金
具を防水栓のシール用挿通孔を通過させる際において該
非エッジ化された端部により該シール用挿通孔を損傷す
るのを避けることが出来、しかも一枚の金属薄板から端
子金具を成形する1部品構成特有の工程の簡略さ、諸設
備の節約により高収率を保持出来る。請求項3の発明に
おいては、一枚の金属薄板から打ち抜き、局部的圧延並
びに折曲加工により薄板化されたばね部を一体的に設け
た端子金具を容易に形成することができ、これによって
端子金具が小型の場合でもばね部の許容最大撓みを大き
くして振動の大きい環境で使用した場合などの耐久性を
向上させることが出来、しかも一枚の金属薄板から端子
金具を成形する1部品構成特有の工程の簡略さ、諸設備
の節約により高収率を保持出来ると共に、ばね部の仕上
がり寸法を正確に保つことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコネクタ用端子の要部
斜視図である。
【図2】本発明方法による端子製造の順送り加工工程の
説明図である。
【図3】本発明の他の構造についての断面図である。
【図4】(A)(B)は同上の端子金具の展開図であ
る。
【図5】(A)は図4(A)のX−X線断面図、(B)
は図4(B)のY−Y線断面図である。
【図6】防水型コネクタの分解斜視図である。
【図7】本発明の更に他の構造の斜視図である。
【図8】従来の端子を示す斜視図である。
【図9】従来の端子製造の順送り加工工程の説明図であ
る。
【図10】従来の端子を示す要部斜視図である。
【図11】従来のばね部構造の別の例を示す要部斜視図
である。
【図12】従来の2部品端子の製造工程の説明図であ
る。
【図13】従来の2部品端子の構造を示す斜視図であ
る。
【図14】従来の端子係止構造を示す断面図である。
【図15】同上の要部の拡大図である。
【図16】他の係止構造について従来例の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 端子 2 受承部 3′ ばね部 4 基板 7 電線接続部 10 母材 A,A′ コネクタハウジング B,B′ 端子金具 B1 ,B1 ′ 受承部 B″ 端子金具素材 21 端子収容室 23 可撓係止片 24 係止突起 29,37 圧延薄板部 29a 係止部 29′,37′ 重合板部 35,36 壁 37a 非エッジ化先端部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−124385(JP,A) 特開 昭64−43980(JP,A) 特開 平7−263064(JP,A) 特開 平7−65888(JP,A) 実開 昭63−19774(JP,U) 実開 昭50−113879(JP,U) 実開 平1−63077(JP,U) 実開 昭55−29020(JP,U) 実開 平2−64168(JP,U) 実開 平5−59757(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/115 H01R 43/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の金属薄板から端子金具素材を展開
    状態で打ち抜き、該展開状態の端子金具素材における相
    手端子に対する受承部形成部分の後端部を圧延して圧延
    薄板部を形成し、該圧延薄板部を折り返して重合板部を
    形成し、該展開状態の端子金具素材を折曲加工して端子
    金具を形成することにより該受承部の後端部に該重合板
    部による非エッジ化された係止部を得ることを特徴とす
    るコネクタ用端子の製造方法。
  2. 【請求項2】 一枚の金属薄板から端子金具素材を展開
    状態で打ち抜き、該展開状態の端子金具素材における相
    手端子に対する受承部形成部分の前端部を圧延して圧延
    薄板部を形成し、該圧延薄板部を折り返して重合板部を
    形成し、該展開状態の端子金具素材を折曲加工して端子
    金具を形成することにより該受承部の前端部に該重合板
    部による非エッジ化された端部を得ることを特徴とする
    コネクタ用端子の製造方法。
  3. 【請求項3】 一枚の金属薄板から端子金具素材を展開
    状態で打ち抜き、該展開状態の端子金具素材におけるば
    ね部形成部分を圧延して薄板化し、薄板化された該ばね
    部形成部分の外形にトリム加工を施し、該展開状態の端
    子金具素材を折曲加工して端子金具を形成することによ
    り該端子金具に薄板化されたばね部を得ることを特徴と
    するコネクタ用端子の製造方法。
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