JP3140015U - 角度付脱着用穴を持つｃ型止め輪 - Google Patents

Abstract

【課題】Ｃ型止め輪端部に角度を持たせ、その部分に脱着用穴を設け、軸側面より脱着を容易にする。
【解決手段】Ｃ型止め輪１端部に角度を持たせ、その部分に脱着用穴１ａを設け、軸２側面より治具３の先端部３ａを穴１ａに入れ、２つの穴１ａの間隔を広げ、溝に接地させた後、治具３の先端部３ａを側面より、２つの穴１ａより抜くことで軸２に固定される事により、軸２側面部よりＣ型止め輪１を脱着する事が可能となる。
【選択図】図３

Description

本考案は、端部に角度を持たせ、その部分に脱着用穴を設けた、Ｃ型止め輪に関するものである。

軸、または穴よりＣ型止め輪を脱着する際に、脱着穴に対して、軸、穴に沿って工具先端部を平行にする必要があった。

従来、Ｃ型止め輪は対象とする軸、または穴に対して並行に脱着用穴がついていたが、軸、穴を側面より治具又は工具を使用して脱着をする際に、穴位置を確認するのが困難だった。また場合に依っては、工具の先端部角度を使用しなくてはならず、専用工具も必要な場合がある。従って、Ｃ型止め輪の先端部に角度を付け、穴部を設けることにより、確実に側面で穴部を確認する事が可能になり前述の欠点を解決しようとしたものである。

本考案は、従来のＣ型止め輪穴部本体を延長し、その延長された本体に角度を付け、側部から目視確認できる脱着用穴を設けることにより、治工具を容易に入れることが可能となる事で脱着の容易さ、且つ、治工具は従来の角度を持たないＣ型止め輪用を使用できる点で問題点を解決している。

上述の様に、本考案の角度付脱着用穴を持つＣ型止め輪は従来の軸と穴に平行な使用も可能であることは無論、側面側にも脱着用穴を設けたので、側面から脱着作業を強いられる場合、確実に正面で脱着用穴を確認する事ができ、楽に脱着が可能となる。しかも従来のストレート型の治工具のみで脱着が容易になるため、脱着用の装備も軽減され装備費コストを下げる事が可能となる。

Ｃ型止め輪本体を見たとき側面の２つの穴が、従来のＣ型止め輪に対してほぼ垂直に配置される。治工具を２つの穴に差込、広げることで軸から接面が離れる。この状態で脱着が自在になる。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１は耐久性の金属等の適宜素材にて一体化形成されたＣ型止め輪本体、２は対象となる軸、その軸２の２ａはＣ型止め輪１が入る溝部で、３の治具先端部３ａを側面よりＣ型止め輪１側部２つの１ａ穴へ差し込む。

治具３先端部３ａを１ａの穴間を広げるようにしたまま、軸２を通し、軸の溝部２ａ上へ運び、治具３を緩め、溝部２ａへＣ型止め輪１を接地させ、治具３の先端部３ａを２つの穴１ａより抜く。

本考案の一実施例は上述の通り、軸２側面よりＣ型止め輪１が装着する事が出来る。

本考案の実施例を示す斜視図である。 本考案の実施例を示す斜視図である。 本考案の実施例を示す斜視図である。

符号の説明

１ Ｃ型止め輪本体
２ 軸
３ 治具

Claims (1)

1. Ｃ型止め輪本体分割部の端部を延長し、ほぼ本体と垂直に延長部を曲げ、その延長部に２つの穴を設け、対象とする軸に対して側面部より脱着自在としたところを特徴とするＣ型止め輪。

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