JP3139775U - 肥料散布機 - Google Patents

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敬士 小笠原
重春 甲地
友之 長畑
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株式会社ササキコーポレーション
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Abstract

【課題】従来の肥料散布機のスペース内に設置可能であるとともに、点検清掃時に不都合とならず、肥料小袋内の肥料をホッパー内に容易に投入できる簡易な肥料投入手段を有した肥料散布機を提供する。
【解決手段】上面が開口されたホッパー2を有し、ホッパー2上面の開口部面23に肥料の小袋を載せることが可能である載置手段5を設けた肥料散布機による。また、載置手段5は、一端を回動支点54として上下方向に回動可能であり、上方に回動させることでホッパー2上面の開口部空間を確保可能である肥料散布機による。さらに、載置手段5は、取り外し可能であることを特徴とした肥料散布機による。
【選択図】 図2

Description

この考案は、肥料等を投入するホッパーを有し、その底部分から肥料を繰り出して散布するトラクタ等の走行車に装着し使用される肥料散布機に関するものであり、特にホッパーに肥料を投入するための装置に関する。
肥料散布機において、散布する肥料をホッパーに投入する場合は、約20kg程度の肥料小袋をホッパー上方の開口部まで持ち上げて袋を開封し投入する。この作業を繰り返すことで散布に必要な量の肥料をホッパー内に確保することになるが、投入する場合にホッパーの開口部端縁に肥料小袋を載せるとともに作業者が支えながらの作業となるため作業が不安定であり重労働である問題があった。この種の問題を解決するための従来技術として実用新案登録第3124471号公報(従来技術1)の「肥料散布機」が開示されている。
実用新案登録第3124471号公報(従来技術1)
肥料散布機は、散布する肥料等をホッパーに投入して作業するため、肥料散布機部分の重量が増加して装着された走行車のバランスが不安定となる。このため、肥料散布機自体の重量をできるだけ最小に抑える必要があるため構造ができるだけ簡素化されて重量の増加が抑えられた構成となっている。従来技術1に開示された肥料散布機は、肥料を投入するときにホッパー開口部において肥料袋の後部を支えるための肥料台を設けたもので、ホッパー後方に延出する支持アームに車幅方向に延びる棚部材を設けて肥料袋の後部を載置する肥料台を設けていて、肥料台はホッパー後方に突設された構造となっている。このため、走行車に装着され移動や旋回する場合等において、周囲への接触や衝突事故等が懸念されるとともに、格納時のスペースも従来に比較し増加する。また、ホッパー内の点検清掃する場合に作業者に干渉し点検清掃作業が行い難いという不都合がある。
このため本考案の目的は、従来の肥料散布機のスペース内に設置可能であるとともに、点検清掃時に不都合とならず、肥料子袋内の肥料をホッパー内に容易に投入できる手段であり、重量増加を最小とした簡易な手段を提供することにある。
上記課題を解決するために、左右方向に長く、底面に複数の肥料落下口が設けられ、上面が開口されたホッパーを有し、該ホッパー上面開口部を開閉する開閉蓋を設けた肥料散布機において、前記開閉蓋が開放状態のとき、ホッパー上面の開口部面に肥料の小袋を載せることが可能である載置手段を設けたことを特徴とした肥料散布機を提案する。
又、載置手段は、一端を回動支点として上下方向に回動可能であり、上方に回動させることでホッパー上面の開口部空間を確保可能であることを特徴とした前記0005欄記載の肥料散布機を提案する。
さらに、載置手段は、取り外し可能であることを特徴とした前記0005欄または0006欄のいずれかに記載の肥料散布機を提案する。
ホッパー上面の開口部面に肥料の小袋を載せることが可能である載置手段を設けたことにより、肥料投入時に肥料小袋を載せての作業が可能なため、開口部面上で容易に肥料小袋の開封も可能であり、安定した投入作業が可能であるとともに、投入するための力も軽減され投入作業が容易となる。また、ホッパー外部に突設した部材を設けることが無く、トラクタ等の走行車に装着したときの作業時や移動時の周囲への突設部の接触事故等が回避されるとともに、格納時においても従来の格納スペースがあれば格納できる。
また、ホッパー開口部の端縁を載置手段の一部として使用できるため、載置手段の簡素化が可能で重量増加を最小限とした簡易な載置手段が提供できる。
さらにまた、肥料小袋を載置手段に載せて投入する場合、前後方向のみならず左右方向を向けての載置や投入も可能であるため、効率よい投入作業ができる。
載置手段の一端を回動支点として上下方向に回動可能に設けた場合、上方に回動させることでホッパー上面の開口部空間を確保可能であるため、ホッパー内の点検清掃が容易に可能であり、肥料投入後のホッパー内の肥料の片寄りなどの修正も容易に行える。
載置手段を取り外し可能とした場合、取外すことによりホッパー内の点検清掃が容易に可能である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案を実施した肥料散布機の前方よりの斜視図、図2は本考案を実施した肥料散布機の後方からの斜視図、図3は同肥料散布機の側面断面図、図4は同肥料散布機の別実施例である後方からの斜視図、図5は同肥料散布機の別実施例の側面断面図を示したものである。
図1は、幅広のホッパー2の底部より肥料を落下させ散布する肥料散布機の前方よりの斜視図を示したもので、フレーム1前方下部にはロアリンクピン11が、フレーム1前方上部にはトップブラケット12を備え、図示しない走行車であるトラクタ三点リンク機構に装着される。2が散布する肥料を貯留するホッパーで、上面が開口されていて、この上面には開閉蓋3が開閉蓋前方側端部に設けたチョウバン31により前後開閉自在に設けられ、散布する肥料は開閉蓋3を上方に開いて開口部より投入される。
ホッパー2内の底部には、左右長手方向の回転軸を有して肥料を攪拌繰出しするアジテータ21があり、トラクタの動力により駆動される。図示されていないが、動力はユニバーサルジョイントでトラクタPTO軸とホッパー2下方前方に突出させた入力軸13と連結され入力される。入力された動力は、入力軸13が設けられている減速機で減速されるとともに入力軸13と直交する方向のアジテータ21に伝達されアジテータ21を回転させる。
幅広のホッパー2の底面には、左右長手方向に数多の肥料繰出口が設けてあり、底面に当接して設けたシャッター22を左右長手方向にスライドさせることで、肥料繰り出し口の大きさを変化させ肥料を落下散布する。シャッター22のスライドは、ホッパー2前方に設けた操作レバー4の操作により可能であり、ホッパー2前方下方に設けたレバー回動支点44を支点に、操作レバー4を前後方向に回動操作すると、操作レバー4下方他端に連結したシャッターロット43が前後方向に作動し、これの他端に連結されて水平方向に回動するシャッターアーム42を介してシャッター22をホッパー2長手方向にスライドさせる。
レバーガイド41に表示されたシャッター開度目盛を目処に、操作レバー4を前後に回動させて希望する位置に合わせると、シャッターが開度目盛に比例して開き所定量の肥料が落下散布される。
ホッパー2上面の開口部には、開閉蓋3が開閉蓋前方側端部に設けたチョウバン31により前後開閉自在に設けられ、ホッパー2に固着された仕切板32と開閉蓋3との間に回動自在に架け渡された蓋開閉ロッド33により開状態と閉状態とに保持される。蓋開閉ロッド33は、連結ロッド331とスプリング332と回動ステー333により構成されていて、仕切板32に左右水平方向の回動軸により回動自在に設けた回動ステー333回動端側に、開閉蓋3内側に上下方向回動自在にL字状丸棒の一端を連結された連結ロッド331を軸方向摺動自在に連結させ、連結ロッド331端部に設けたストッパーピン334により抜け止めがされている。また、連結ロッド331外周にはスプリング332が巻着されて回動ステー333と開閉蓋3間が離れる方向に付勢され、開閉蓋3の開閉動作途中において回動ステー333の回動支点の支点越えにより開閉蓋3が開放する方向と閉じる方向に付勢保持される。
図2と図3は本考案の第1実施例を示したもので、ホッパー2内の長手方向と直交する方向に複数設けた仕切板32の上端部に、上方が開放したU字状切り欠きを設け、このU字状切り欠き部にパイプで構成した肥料載せバー51をホッパー2長手方向に平行に向け嵌め入れ、上面をホッパー2の開口部面と略同高さ位置とさせ、それぞれの仕切板32に架け渡し、ホッパー2開口部端縁と肥料載せバー51を利用し肥料の小袋を載せる肥料載置手段5としたものである。
仕切板32の上端部は水平方向に折り曲げ部が設けてあり、この折り曲げ下方に位置する肥料載せバー51にRピン52の差込孔が設けてあり、差し込むことによりRピン52が仕切板32の折り曲げ部に干渉し肥料載せバー51の上方への抜けが阻止される。また、左右2箇所設けることにより、左右方向の移動が固定される。このRピン52を抜くことで肥料載せバー51を容易に取り外し可能である。
肥料載せバー51は前後に複数設けてもよく、また、ホッパー2長手方向と必ずしも平行である必要はなく、肥料の小袋をホッパー2上面開口部面に載置可能に設けてあれば良い。
肥料載せバー51を設けたことにより、肥料の小袋はホッパー2の開口部端縁と肥料載せバー51に支えられ載置することが可能となり、肥料投入が容易に行える。また、肥料載せバー51は、パイプで構成されて断面が円形のため、上方から肥料を投入しても肥料が肥料載せバー51上に残ることが無い。肥料の小袋Aの載せる方向は図2の2点鎖線で示すように前後方向や左右方向に向けて載置が可能であり、立てた状態での載置も可能で、袋の開封も容易に行える。
図4と図5は本考案の第2実施例を示したもので、ホッパー2の上面開口部面に格子状に丸棒で構成された肥料載せ台53が設けてあり、この肥料載せ台53前方端に設けた左右水平方向の回動支点54により後側から上下方に回動可能に構成されている。上方に開放することで、投入された肥料の偏りを均すことや清掃や点検が容易に可能である。
また、肥料載せ台53は、取り外しも容易に可能で、前記回動支点54は、ホッパー2側に固着したパイプ状部材に肥料載せ台53側に固着した丸棒部材を嵌入させて設けてあり、上方に回動し横方向にスライドさせ回動支点54の嵌入部を外して取り外すことができる。肥料載せ台53左右端部の格子状の丸棒の一部がホッパー2内部方向にL状に曲げて設けてあり、肥料載せ台53を閉じるとこの部分がホッパー2開口左右端縁に当接し、左右方向の移動を阻止し肥料載せ台53の外れが防止される。肥料載せ台53を取り外すことにより、ホッパー2の開口部が確保され清掃や点検が容易に可能となる。
ホッパー2の上面開口部面に格子状に丸棒で構成された肥料載せ台53は、開閉蓋3内側に収容できるため外方に突設することがない。また、丸棒で格子状に構成されているため、肥料載せ台53の上面から肥料を投入しても肥料が肥料載せ台に残らないでホッパー2に投入される。
図4図5の2点鎖線で示した肥料の小袋Aのように、肥料の小袋の載せる方向は前後方向や左右方向に向けて載置が可能であり、状況に合わせて肥料の投入が効率よく行える。また、立てた状態での載置も可能で、袋の開封も容易に行える。
この発明は、肥料を投入するホッパーを有し、ホッパー下方から肥料を繰り出して散布する肥料散布機に適用できる。
本考案を実施した肥料散布機の前方よりの斜視図。 本考案を実施した肥料散布機の後方からの斜視図。 同肥料散布機の側面断面図。 同肥料散布機の別実施例である後方からの斜視図。 同肥料散布機の別実施例の側面断面図。
符号の説明
1 フレーム
11 ロワリンクピン
12 トップブラケット
13 入力軸
2 ホッパー
21 アジテータ
22 シャッター
23 開口部面
3 開閉蓋
31 チョウバン
32 仕切板
33 蓋開閉ロッド
331 連結ロッド
332 スプリング
333 回動ステー
334 ストッパーピン
4 操作レバー
41レバーガイド
42 シャッターアーム
43 シャッターロット
44 レバー回動支点
5 載置手段
51 肥料載せバー
52 Rピン
53 肥料載せ台
54 回動支点
A 肥料の小袋

Claims (3)

  1. 左右方向に長く、底面に複数の肥料落下口が設けられ、上面が開口されたホッパーを有し、該ホッパー上面開口部を開閉する開閉蓋を設けた肥料散布機において、前記開閉蓋が開放状態のとき、ホッパー上面の開口部面に肥料の小袋を載せることが可能である載置手段を設けたことを特徴とした肥料散布機。
  2. 載置手段は、一端を回動支点として上下方向に回動可能であり、上方に回動させることでホッパー上面の開口部空間を確保可能であることを特徴とした請求項1記載の肥料散布機。
  3. 載置手段は、取り外し可能であることを特徴とした請求項1または請求項2のいずれかに記載の肥料散布機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021170966A (ja) * 2020-04-22 2021-11-01 井関農機株式会社 作業車両

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