JP3139733B2 - チャックスピンドル装置 - Google Patents

チャックスピンドル装置

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JP3139733B2
JP3139733B2 JP07282000A JP28200095A JP3139733B2 JP 3139733 B2 JP3139733 B2 JP 3139733B2 JP 07282000 A JP07282000 A JP 07282000A JP 28200095 A JP28200095 A JP 28200095A JP 3139733 B2 JP3139733 B2 JP 3139733B2
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JP
Japan
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chuck
center
rotation
work
spindle
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JP07282000A
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茂弘 荒井
政治 杉山
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セイコー精機株式会社
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/36Chucks with means for adjusting the chuck with respect to the working-spindle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/19Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving parallel to the axis of the chuck
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/13Angularly adjustable or indexing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/14Eccentric

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複数の加工中心を
備えるワークにつき、その各加工中心周部の高精度加工
に好適なチャックスピンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に回転可能なチャック装置におい
て、ワークに加工中心が複数ある場合には、各々の加工
中心を個別にチャック装置の回転中心に合わせなけれ
ば、各加工中心周部の加工をすることができない。
【0003】そのため、いずれか一つの加工中心の周部
の加工が終了すると、他の加工中心をチャック装置の回
転中心に合わせる必要がある。
【0004】このような合わせ込みの際には、人または
自給装置等を使用して、同一チャックまたは別のチャッ
クにワークのチャッキングをやり直すものとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにワークのチャッキングをやり直すのでは、ワーク
の脱着に時間がかかり、またチャッキングのやり直し前
後でチャッキングのずれが生じ、チャッキング精度に差
異が生じることは避けられず、この差が加工誤差の原因
となる等の問題点がある。
【0006】この発明は上述の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは複数の加工中心を有する
ワークについての高精度加工に好適なチャックスピンド
ル装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は回転可能に配設されたチャ
ックスピンドルと、このチャックスピンドルの先端に設
けられ、かつチャックスピンドルと一体に回転するチャ
ック本体とを具備し、上記チャック本体が、ワークに有
する複数の加工中心のいずれか一つとチャック回転中心
とを一致させて当該ワークをチャックするチャック部を
備えてなる、チャックスピンドル装置において、上記チ
ャック部がワークをチャックしているとき、そのワーク
チャックのままチャック部を移動して、ワークの他の加
工中心をチャック回転中心に一致させるインデックス手
段を上記チャック本体内に設け、上記チャック部の移動
に必要な動力を上記インデックス手段側に発生させるた
めの動力手段を備え、上記動力手段が、上記チャックス
ピンドルの外側固定部に取り付けられた固定動力源と、
上記チャックスピンドルの内部または外部に、上記チャ
ックスピンドルと同一軸線上の軸とこの軸を囲うスリー
ブの関係をなし、かつ、チャックスピンドルの回転によ
る連れ回りが防止されて別個独立に回転可能に設けら
れ、この回転により上記固定動力源の動力を上記インデ
ックス手段側に導くドライブシャフトとを備えたことを
特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は動力手段からインデ
ックス手段側への動力の伝達経路中に、この伝達経路を
遮断および接続する断続手段を備えることを特徴とす
る。
【0009】請求項3記載の発明はチャックスピンドル
の回転によるドライブシャフトの連れ回りを防止する、
連れ回り防止手段を備えることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明はインデックス手段
が、チャック部がワークをチャックしているとき、その
ワークチャックのまま当該ワークの各加工中心から等距
離にある点を旋回中心としてチャック部の旋回移動を行
う、旋回機構部からなることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明はインデックス手段
が、チャック部がワークをチャックしているとき、その
ワークチャックのまま当該チャック部のスライドを行
う、スライド機構部からなることを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明はチャック部の移動に
基づき生じる重心移動を修正するためのバランス手段を
備えることを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明はチャックスピンドル
の回転による旋回機構部の位相ずれを防止する、旋回
構部の位相ずれ防止手段を備えることを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明はチャックスピンドル
の回転によるスライド機構部の位相ずれを防止する、ス
ライド機構部の位相ずれ防止手段を備えることを特徴と
する。
【0015】請求項9記載の発明はバランス手段が、チ
ャック部の移動に基づき生じる重心移動を予め見込ん
で、この重心移動を修正する位置に、バランスウエイト
を配設してなることを特徴とする。
【0016】請求項10記載の発明はバランス手段が、
チャック部の移動に基づき重心移動が生じたとき、この
重心移動を修正する方向にカウンタバランスウエイトを
移動させる、カウンタバランス機構部からなることを特
徴とする。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】この発明では、チャック部がワークをチャ
ックしたまま移動し、この移動により複数の加工中心の
いずれか一つが選択的にチャック回転中心に一致する。
つまりワークのチャッキングをやり直すことなく、各加
工中心を各々個別にチャック回転中心に一致させること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るチャックス
ピンドル装置の実施形態について図1ないし図14を基
に詳細に説明する。
【0026】本実施形態においては、図1に示す如く基
準穴H0 とこれに対し異心の2つの穴HA 、HB を有す
るワークWを用い、各穴HA 、HB それぞれの中心を加
工中心OA 、OB とする。
【0027】図2に示すように、このチャックスピンド
ル装置はベアリング等で回転可能に支持されたチャック
スピンドル1を備え、チャックスピンドル1の先端には
チャック本体2が設けられており、チャック本体2はチ
ャックスピンドル1と一体に回転するように構成されて
いる。
【0028】なお、チャック本体2の回転中心はチャッ
クスピンドル1の回転中心に一致するものとし、以下こ
の両回転中心をチャック回転中心O−Oと称する。
【0029】図3に示すように、チャック本体2はワー
クWをチャックするためのチャック部3を具備し、チャ
ック部3は図4に示す如く開閉可能な複数の爪4、4…
(図5参照)から構成され、かつワークWの基準穴H0
を利用してワークWをチャックする。
【0030】すなわち、爪4、4…が外側に開くと、こ
の爪4、4…とこれにセットされているワークWの基準
穴H0 とが当接し、その当接力でワークWのチャックが
なされる。
【0031】このようなチャック部3はチャック回転中
心O−Oに対しオフセットして設けられ、ワークWの加
工中心OA とチャック回転中心O−Oを一致させて、ワ
ークWをチャックすることができる。
【0032】チャック本体2内には、インデックス手段
として旋回機構部5が配設されており、旋回機構部5は
ベアリング600を介して回転可能に支持されたインデ
ックス軸6を有し、インデックス軸6の先端はチャック
部3の爪後部に一体に取り付けられている。
【0033】インデックス軸6にはその両端間を貫通す
ロッド7がスライド可能に配設されている。
【0034】インデックス軸6の回転中心は、ワークW
の各加工中心OA 、OB から等距離で、かつ各加工中心
A 、OB をチャック回転中心O−Oに一致させる距離
にある。
【0035】本実施態様では基準穴H0 から各加工中心
A 、OB までの距離がそれぞれ異なるワークWを対象
とするため、インデックス軸6の回転中心と基準穴H0
を一致させることができないことから、チャック本体2
およびロッド7はインデックス軸6の回転中心に対し偏
心して設けられている。
【0036】上記のような構成の旋回機構部5におい
て、インデックス軸6が回転すると、各加工中心OA
B から等距離にある点を旋回中心として、ロッド7
よびチャック部3が旋回移動し、これによりワークWに
おいては加工中心OA に代えて、他の加工中心OB がチ
ャック回転中心O−Oに一致するものとなる(図6参
照)。
【0037】チャック部3の旋回移動によりワークWの
姿勢が変わると、当該ワークWの重心が移動し、チャッ
ク本体2全体の重心移動が生じ得るおそれもある。
【0038】このため、図6に示すように、チャック部
3には、その移動に基づき生じる重心移動を修正するた
めのバランス手段として、バランスウエイト9が取り付
けられている。
【0039】バランスウエイト9は、チャック部3の旋
回移動に基づくチャック本体2全体の重心移動を予め見
込んで、この重心移動を修正する位置に配設されてい
る。
【0040】旋回機構部5によるチャック部3の旋回移
動を行うためには、それに必要な動力を旋回機構部5側
に発生させる必要がある。
【0041】このような動力は、図7に示すような動力
手段10により得られ、動力手段10は固定動力源11
およびドライブシャフト12から構成されている。
【0042】固定動力源11はチャックスピンドル1の
外側固定部に取り付けられ、チャックスピンドル1とは
一体に回転しない固定式であり、油圧揺動モータ等から
構成されている。
【0043】ドライブシャフト12はチャックスピンド
ル1内部のスリーブ8内をスライドでき、かつチャック
スピンドル1の回転とは別個独立に回転可能に設けられ
ている。
【0044】ドライブシャフト12の後端側は、平歯車
13、14…を介して固定動力源11の出力軸11aに
接続され、またドライブシャフト12の先端側は、旋回
機構部5側まで延びるように設けられている(図3参
照)。
【0045】固定動力源11の出力軸11aに発生する
動力は、平歯車14、13を介しドライブシャフト12
を回転駆動するとともに、このようにドライブシャフト
12の回転力に変換された形で旋回機構部5側に導か
れ、チャック部3の旋回移動を行うための動力となる。
【0046】図4に示すように、ドライブシャフト12
の先端と旋回機構部5との間には駆動歯車15および従
動歯車16が設けられている。
【0047】駆動力歯車15は平歯車から構成され、ド
ライブシャフト12の先端に一体に取り付けられている
一方、従動歯車16は内歯16aを有する内歯車として
構成され、インデックス軸6の後端に一体に取り付けら
れており、この駆動歯車15と従動歯車16はドライブ
シャフト12のスライドにより係合と切り離しがなされ
る。
【0048】駆動歯車15と従動歯車16の係合および
切り離し動作は、ドライブシャフト12後端側のシャフ
ト駆動シリンダ17により行われる(図7参照)。
【0049】すなわち、係合動作は、シャフト駆動シリ
ンダ17に発生する力でドライブシャフト12の後端を
押圧し、これによりドライブシャフト12を旋回機構部
5側にスライドさせて駆動歯車15と従動歯車16の係
合を行うものとする。
【0050】一方、切り離し動作は、シャフト駆動シリ
ンダ17を反対方向に駆動させ、これによりドライブシ
ャフト12を引っ張って元の位置に戻らせて、駆動歯車
15と従動歯車16の切り離しを行うものとする。
【0051】駆動力歯車15と従動歯車16はチャック
部3の旋回移動時に係合し、また両歯車15、16が係
合すると、ドライブシャフト12の回転力が旋回機構部
5側に伝達され、インデックス軸6が回転する。なおチ
ャック部3の旋回移動時以外は両歯車15、16は切り
離される。
【0052】つまり、駆動歯車15および従動歯車16
は、動力手段10(固定動力源11、ドライブシャフト
12)からインデックス手段(旋回機構部5)側へ動力
を伝達するための動力伝達手段18としての機能、およ
びその動力の伝達経路中において、これを接続および遮
断する断続手段19としての機能を具備する。
【0053】図3に示すように、チャック本体2にはク
ランプ機構部20を有し、このクランプ機構部20は、
チャックスピンドル1の回転による旋回機構部5の位相
ずれを防止するための手段として設けられたものであ
り、複数のフィンガ21、21…から構成されている。
【0054】フィンガ21、21…はチャック部3の前
面に配置され、フィンガ21、21…の先部はワークW
との当接部として設けられている。
【0055】フィンガ21、21…の後部は溝付スリー
ブ22に接続されており、溝付スリーブ22はガイドブ
ッシュ23に摺動可能に設けられ、また溝付スリーブ2
2のリード溝22aにはシャフト22bと一体のピン2
2cが嵌合し、さらに当該シャフト22bは三角面板2
2dを介して前述のスリーブ8に連結されている。
【0056】このクランプ機構部20においては、スリ
ーブ8が前進すると、三角面板22dを介してシャフト
22bとピン22cが同方向に移動し、このピン22c
とリード溝22aとによって溝付スリーブ22が前進し
ながら旋回し、これによりフィンガ21、21…がワー
クWの表面から外側に離脱する(図6参照)。
【0057】一方、スリーブ8が後退すると、上記とは
逆の動作、すなわちスリーブ22およびフィンガ21、
21…が後退しながら旋回し、これによりフィンガ2
1、21…がワークWを表面から押圧してクランプす
る。
【0058】このとき、フィンガ21、21…のワーク
クランプ力は、ワークWからチャック部3を介しインデ
ックス軸6にも及び、インデックス軸6の回転を禁止
し、旋回機構部5を固定とする。
【0059】つまり、このクランプ機構部20は、フィ
ンガ21、21…によるワークWのクランプを通じてイ
ンデックス軸6の回転を禁止し、ドライブシャフト12
に対するインデックス軸6の位相ずれ防止する。なお位
相ずれを防止するのは駆動歯車15と従動歯車16の係
合をスムーズなものとするためと、加工中のワークの位
置ずれを防止するためである。
【0060】図7に示すように、固定動力源11の出力
軸11a側には、連れ回り防止手段としてギアブレーキ
24が配設されており、このギアブレーキ24は平歯車
14の内側に当接可能なブレーキシュー25を備える。
【0061】このようなギアブレーキ24においては、
ブレーキシュー25を平歯車14に当接させ、その当接
力により平歯車13、14を介してドライブシャフト1
2の回転を禁止し、これによりチャックスピンドル1の
回転によるドライブシャフト12の連れ回りを防止す
る。
【0062】図4に示すように、旋回機構部5のロッド
7はチャック部3の開閉動作を行うようにも構成されて
いる。
【0063】すなわち、ロッド7は上述の通りインデッ
クス軸6の両端を貫通するように設けられているが、イ
ンデックス軸6に固定でなく、チャック部3の爪4、4
…に対し前後に移動できるように配設されている。
【0064】ロッド7の先端側には爪4、4…との間に
固定のスリーブ26が挿入配設され、スリーブ26の内
側にはこれをドライブシャフト12側に引き込むための
圧縮ばね27が介挿されており、またロッド7の後端側
はドライブシャフト12の先端面と対向するように設け
られている。
【0065】このようなロッド7が圧縮バネ27によっ
てドライブシャフト12側に引き込まれると、これと同
方向にチャック部3の爪4、4…も引き込まれ、このと
き爪4、4…はスリーブ26の先端部に押し当てられ、
Oリング45を広げながら開となり、またロッド7がド
ライブシャフト12の先端によって押されると、このと
き爪4、4…はOリング45が窄まることにより閉じら
れる。
【0066】次に、上記の如く構成されたチャックスピ
ンドル装置の動作について図4ないし図6を基に説明す
る。
【0067】このチャックスピンドル装置によれば、図
4に示すようにワークWの加工中心OA とチャック回転
中心O−Oとを一致させて、当該ワークWをチャック部
3にセットした後、チャックスピンドル1を回転させる
(図5参照)。
【0068】これにより、チャックスピンドル1、チャ
ック部3およびワークWが一体に回転し、かつ加工中心
A とチャック回転中心O−Oとの一致した回転が得ら
れ、砥石等による穴HA の内面加工が可能となる。
【0069】穴HA の加工が終了すると、チャックスピ
ンドル1の回転が一定位置で停止し、クランプ機構部2
0によるワークWのアンクランプがなされ、次にワーク
Wをチャック部3にセットしたまま、穴HB を加工可能
とするためのインデックス動作が行われる。
【0070】すなわち、ドライブシャフト12がインデ
ックス軸6の後端に向かって前進移動し、これにより動
力歯車15と従動歯車16が係合し、この両歯車15、
16介してドライブシャフト12とインデックス軸6が
連結される。
【0071】その後、ドライブシャフト12が回転し、
この回転力が動力歯車15、従動歯車16を介しインデ
ックス軸6に伝達され、これによりインデックス軸6が
回転する。
【0072】このようにしてインデックス軸6が一定角
度回転すると、ロッド7、チャック部3およびワークW
が一体に旋回移動し、これにより加工中心OA がチャッ
ク回転中心から離脱し、最終的には図6に示すように他
の加工中心OB がチャック回転中心O−Oに一致する。
【0073】以上のようなインデックス動作後に、クラ
ンプ機構部20によるワークWのクランプがなされ、チ
ャックスピンドル1の回転が再開されると、今度は他の
加工中心OB とチャック回転中心O−Oとの一致した回
転が得られ、砥石等による他の穴HB の加工が可能とな
る。つまりワークWのチャッキングをやり直すことな
く、そのまま他の穴HB の加工が可能となる。
【0074】この実施態様装置にあっては、チャック部
3がワークWをチャックしたまま旋回し、これによりワ
ークWの加工中心OA 、OB のいずれか一つが選択的に
チャック回転中心O−Oと一致するように構成したもの
である。このためワークWのチャッキングをやり直すこ
となく、すべての加工中心OA 、OB を次々にチャック
回転中心O−Oに一致させることができることから、チ
ャッキングやり直しの時間と手間を省け、加工時間の短
縮を図れるとともに、そのようなチャッキングのやり直
しによるチャッキングずれもなく、ワークWの加工精度
を高めることができる。なお、このチャックによる加工
方法は、穴等の内径加工に限ったものではなく、円筒等
の外径加工にも容易に応用可能である。
【0075】なお、バランス手段については、図8に示
すようなカウンタバランス機構部28を適用することも
できる。
【0076】同図に示すカウンタバランス機構部28は
重心移動を修正用の重りとしてカウンタバランスウエイ
ト29を有し、カウンタバランスウエイト29はウエイ
ト移動ラック30に装着されている。
【0077】図9に示すように、ウエイト移動ラック3
0はピニオン31と係合し、かつ一対の支持筒32、3
3によりスライド可能に両端支持されている。なお各支
持筒32、33はチャック本体2に取り付けられてい
る。
【0078】カウンタバランスウエイト29を移動させ
るための動力は、図10に示すようにドライブシャフト
12側から得られる。
【0079】すなわち、旋回機構部5の従動歯車16に
はその外周面に外歯16bが設けられており、この外歯
16bが歯車34およびピニオンシャフト35を介して
カウンタバランス機構部28のピニオン31に連結され
ている。なお従動歯車16は内側の内歯16aを介しド
ライブシャフト12の駆動歯車15と係合する。
【0080】このような構成のカウンタバランス機構部
28においては、チャック部3の旋回移動時に、ドライ
ブシャフト12が回転すると、その回転力が駆動歯車1
5、従動歯車16、歯車34、ピニオンシャフト35お
よびピニオン31を介してウエイト移動ラック30側に
伝達され、これによりウエイト移動ラック30と一体に
カウンタバランスウエイト29がスライドする。
【0081】つまり、チャック部3の旋回移動によりワ
ークWの姿勢が変わると、当該ワークWの重心が移動
し、チャック本体2全体の重心移動が生じるが、この重
心移動を修正する方向にカウンタバランスウエイト29
がスライドし、当該重心移動の修正がなされる。
【0082】インデックス手段については、図11に示
すようなスライド機構部36を適用することができる。
【0083】この場合、ワーク1は上述の実施形態とは
異なり、基準穴H0 (図1参照)はなく、2つの異心の
穴HA 、HB を有するのみとし、そして各穴HA 、HB
それぞれの中心を加工中心OA 、OB とする。また、チ
ャック部3についてはバッキングプレート37のクラン
パ38とセット基準部39間にワークWを挟んでチャッ
クするものが採用されている。
【0084】スライド機構部36は、図12に示すよう
にチャック部3を旋回でなくスライドさせるためのチャ
ック移動ラック40を有し、チャック移動ラック40は
チャック部3に一体に取り付けられ、かつカウンタバラ
ンス機構部28のピニオン31と係合するように設けら
れている。
【0085】カウンタバランス機構部28のピニオン3
1はピニオンシャフト35および歯車34を介して駆動
歯車15に直接連結するように構成されている。
【0086】チャック部3をスライドさせるために必要
な動力は、チャック移動ラック40、ピニオン31、ピ
ニオンシャフト35、歯車34および駆動歯車15を介
してドライブシャフト12側から得られる。
【0087】つまり、ピニオン31およびチャック移動
ラック40は、動力手段10(固定動力源11、ドライ
ブシャフト12)からインデックス手段(スライド機構
部36)側へ動力を伝達するための動力伝達手段18と
して機能する。
【0088】上記のような構成のスライド機構部30に
おいて、ドライブシャフト12が回転すると、その回転
力が駆動歯車15、歯車34、ピニオンシャフト35お
よびピニオン31を介してチャック移動ラック40に伝
達され、チャック移動ラック40と一体にチャック部3
がスライドし、これによりワークWにおいては加工中心
A に代えて、新たに他の加工中心OB がチャック回転
中心O−Oに一致するものとなる。
【0089】その際、カウンタバランス機構部28のカ
ウンタバランスウエイト29は、チャック部3とは反対
の方向にスライドし、チャック部3およびワークWのス
ライドによるチャック本体2全体の重心移動を修正す
る。
【0090】図11に示すクランプ機構部20はスライ
ド機構部30の位相ずれ防止手段として設けたものであ
り、上記と同じくフィンガ21、21…がワークWを表
面から押圧してクランプする構成が採用されている。
【0091】この場合、フィンガ21、21…のワーク
クランプ力は、ワークWからチャック部3を介してチャ
ック移動ラック18側にも及び、スライド機構部30を
固定とする。
【0092】動力手段10については図13に示すよう
な回転動力源41を適用することもできる。
【0093】同図に示す回転動力源41は、チャック本
体2に取り付けたエアシリンダ42とこれに摺動可能に
配設されたピストン43から構成され、かつチャック本
体2およびチャックスピンドル1と一体に回転するもの
として設けられている。
【0094】ピストン43は図8に示すカウンタバラン
ス機構部28のウエイト移動ラック30の端部に設けた
ものであり、またエアシリンダ42は同カウンタバラン
ス機構部28の支持筒32に代えて配設したものであ
る。
【0095】つまり、ピストン43はウエイト移動ラッ
ク30、ピニオン31を介してチャック移動ラック40
に連結されており(図14参照)、またエアシリンダ4
2へのエアー供給は供給通路44を介して行われる。
【0096】このような構成の回転動力源41におい
て、エアシリンダ42が作動し、ピストン43が左右に
摺動すると、カウンタバランスウエイト29とチャック
部3がスライドする。すなわちピストン43の推進力が
ウエイト移動ラック30からピニオン31を介してチャ
ック移動ラック40にも伝達され、これにより双方のラ
ック30、40が連動し、一方のラック30と一体にカ
ウンタバランスウエイト29が、また他方のラック40
と一体にチャック部3がスライドする。
【0097】このようにチャック部3がスライドする
と、ワークWにおいては加工中心OAに代えて、新たに
他の加工中心OB がチャック回転中心O−Oに一致する
ものとなり、またカウンタバランスウエイト29はチャ
ック部3とは反対の方向にスライドし、チャック部3お
よびワークWのスライドによるチャック本体2全体の重
心移動を修正する。
【0098】駆動歯車15と従動歯車16については歯
車でなく双方ともローラにより構成することもできる。
この場合には駆動歯車15を駆動ローラとし、これに当
接して回転する従動ローラを従動歯車16に代えて用い
る。
【0099】また、駆動歯車15と従動歯車16につい
ては歯車やローラでなくプーリにより構成することもで
きる。この場合には駆動歯車15を駆動プーリとし、こ
れにベルトを介して連動する従動プーリを従動歯車16
に代えて用いる。
【0100】ドライブシャフト12については、チャッ
クスピンドル1の内部でなく外部に設けることもでき
る。エアシリンダ42は、油圧シリンダに変更すること
もできる。
【0101】
【発明の効果】この発明に係るチャックスピンドル装置
にあっては、チャック部がワークをチャックしたまま旋
回し、これによりワークの加工中心のいずれか一つが選
択的にチャック回転中心と一致するように構成したもの
である。このためワークのチャッキングをやり直すこと
なく、すべての加工中心を次々にチャック回転中心に一
致させることができることから、チャッキングやり直し
の時間と手間を省け、加工時間の短縮を図れ、しかもチ
ャッキングのやり直しによるチャッキングずれもなく、
ワークの加工精度向上を図るにも好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワークの説明図。
【図2】この発明の実施形態装置の外観図。
【図3】図2に示す装置の前部断面図。
【図4】図3の拡大図。
【図5】図2に示す装置の動作説明図。
【図6】図2に示す装置の動作説明図。
【図7】図2に示す装置の後部断面図。
【図8】この発明の他の実施形態装置の説明図。
【図9】図8に示す装置の断面図。
【図10】図8に示す装置の断面図。
【図11】この発明の他の実施形態装置の説明図。
【図12】図11に示す装置の断面図。
【図13】この発明の他の実施形態装置の説明図。
【図14】図13に示す装置の断面図。
【符号の説明】
1 チャックスピンドル 2 チャック本体 5 旋回機構部(インデックス手段) 9 バランスウエイト(バランス手段) 10 動力手段 11 固定動力源 12 ドライブシャフト 15 駆動歯車 16 従動歯車 18 動力伝達手段 19 断続手段 20 クランプ機構部(位相ずれ防止手段) 24 ギアブレーキ(連れ回り防止手段) 28 カウンタバランス機構部(バランス手段) 36 スライド機構部(インデックス手段) 31 ピニオン 40 チャック移動ラック 41 回転動力源
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−265202(JP,A) 実開 平5−31813(JP,U) 実開 平6−71009(JP,U) 実公 平3−18129(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23B 31/10 B23B 31/36 B23B 16/02

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に配設されたチャックスピンド
    ルと、このチャックスピンドルの先端に設けられ、かつ
    チャックスピンドルと一体に回転するチャック本体とを
    具備し、上記チャック本体が、ワークに有する複数の加
    工中心のいずれか一つとチャック回転中心とを一致させ
    て当該ワークをチャックするチャック部を備えてなる、
    チャックスピンドル装置において、 上記チャック部がワークをチャックしているとき、その
    ワークチャックのままチャック部を移動して、ワークの
    他の加工中心をチャック回転中心に一致させるインデッ
    クス手段を上記チャック本体内に設け、 上記チャック部の移動に必要な動力を上記インデックス
    手段側に発生させるための動力手段を備え、 上記動力手段が、 上記チャックスピンドルの外側固定部に取り付けられた
    固定動力源と、 上記チャックスピンドルの内部または外部に、上記チャ
    ックスピンドルと同一軸線上の軸とこの軸を囲うスリー
    ブの関係をなし、かつ、チャックスピンドルの回転によ
    る連れ回りが防止されて別個独立に回転可能に設けら
    れ、この回転により上記固定動力源の動力を上記インデ
    ックス手段側に導くドライブシャフトとを備えたことを
    特徴とするチャックスピンドル装置。
  2. 【請求項2】 動力手段からインデックス手段側への動
    力の伝達経路中に、この伝達経路を遮断および接続する
    断続手段を備えることを特徴とする請求項1記載のチャ
    ックスピンドル装置。
  3. 【請求項3】 チャックスピンドルの回転によるドライ
    ブシャフトの連れ回りを防止する、連れ回り防止手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載のチャックスピン
    ドル装置。
  4. 【請求項4】 インデックス手段が、 チャック部にワークがチャックされているとき、そのワ
    ークチャックのまま当該ワークの各加工中心から等距離
    にある点を旋回中心としてチャック部の旋回移動を行
    う、旋回機構部からなることを特徴とする請求項1記載
    のチャックスピンドル装置。
  5. 【請求項5】 インデックス手段が、 チャック部にワークがチャックされているとき、そのワ
    ークチャックのまま当該チャック部のスライドを行う、
    スライド機構部からなることを特徴とする請求項1記載
    のチャックスピンドル装置。
  6. 【請求項6】 チャック部の移動に基づき生じる重心移
    動を修正するためのバランス手段を備えることを特徴と
    する請求項1記載のチャックスピンドル装置。
  7. 【請求項7】 チャックスピンドルの回転による旋回機
    構部の位相ずれを防止する、旋回機構部の位相ずれ防止
    手段を備えることを特徴とする請求項4記載のチャック
    スピンドル装置。
  8. 【請求項8】 チャックスピンドルの回転によるスライ
    ド機構部の位相ずれを防止する、スライド機構部の位相
    ずれ防止手段を備えることを特徴とする請求項5記載の
    チャックスピンドル装置。
  9. 【請求項9】 バランス手段が、 チャック部の移動に基づき生じる重心移動を予め見込ん
    で、この重心移動を修正する位置に、バランスウェイト
    を配設してなることを特徴とする請求項6記載のチャッ
    クスピンドル装置。
  10. 【請求項10】 バランス手段が、 チャック部の移動に基づき重心移動を生じたとき、この
    重心移動を修正する方向にカウンタバランスウェイトを
    移動させる、カウンタバランス機構部からなることを特
    徴とする請求項6記載のチャックスピンドル装置。
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